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表題作はきだめに恋

山鹿 健兒
やけっぱちの無職,29歳
芝崎 比呂
コンビニ店員,23歳

その他の収録作品

  • Love scene.
  • カバー下漫画

あらすじ

寒空の下、掃き溜めに捨てられていたのは――ヤバい男!?
「ほっとけ」と捨て鉢な男に対し、ビビりながらも放っておけない比呂のとった行動とは―?
強面やけっぱち無職×健気不器用フリーターの
ゾクドキ?奇妙なふたり暮らしスタート…!?

作品情報

作品名
はきだめに恋
著者
はなぶさ数字 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
NUUDE COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784864425100
4.2

(216)

(117)

萌々

(55)

(29)

中立

(10)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
22
得点
902
評価数
216
平均
4.2 / 5
神率
54.2%

レビュー投稿数22

まさに相互救済の物語

受けの比呂くんは元看護師でコンビニバイトをしながら脚本家目指して一人暮らしをしながら頑張っています。
ある日アパートのゴミ捨て場で寝ている攻めを助けたことで知り合います。
どう見てもそっち系の怖い人の山鹿さんは最初こそ比呂くんを怪しく思い懐きませんが、だんだんと癒されて仲良くなっていきます。
山鹿さんは夜職スカウトの会社を失い、比呂くんは資格まで取った看護師の仕事にむいていないようで退職をしています。
お互いに欠けた部分を補うような同居が始まります。
夢のためにコンビニバイトで頑張る比呂くん。夢が叶い順調だったのに途中でダメになってしまった山鹿さん。過去を清算するために比呂君の家を出る選択をします。
ラストのお話の運び方など素敵なシーンが沢山あり涙が出てしまいました。
どんな状況でも前向きに進もうとする真面目な性格の人が幸せになるって、読んでて気持ちが良いものでした。

0

何度も読み返してます

はなぶさ先生の漫画はほぼ読んでますが1番好きです
X(Twitter)で、この作品のキャラのこともあげてくれてるので、読んではほのぼのしてますが、作品じたいはほのぼの系ではありませんw
ゴミ捨て場で拾った男を看病してからの流れから2人の生活がはじまって、お互いの存在がでかくなっていく過程がすごく丁寧に描かれていると思います。
読み終わったら表紙裏を読んでからの、先生のX(Twitter)をみたら、あたしが、ほのぼのしますと言った意味がわかると思われます!
……ネタバレ書いてしまいそうになるのでこの辺で

0

本当に最高

ここまでグッと来たのは久しぶりです。

出会いはBLあるあるの道端にイケメンが…ですが、そこからの攻め・山鹿さんと受け・比呂くんの過去や背景の描写がこの作品の魅力だと思います。それぞれの過去に重なる部分があって、そこからお互いが支えになるようなめっちゃいい関係だなーと思いました。

あと、元々電子単話で追ってて、単行本になったのに最近気付いてやっと読んだんですが描き下ろしめちゃくちゃ大好きです!!!!!!!濡れ場もあるし比呂くんのコンテストの結果もわかるしめっちゃ興奮した 大好き マジで読んでくださいこんなレビューしか出来なくてすみません

1

補い合って、繋がる

寒空の下ゴミ捨て場に落ちていた山鹿は、もうそこで死んでもいいとさえ思っていたけれど。
偶然それを見つけて拾い助けたヒロによって救われて、投げ遣りだった人生をまたやり直していくような展開になっていました。
とは言ってもふたりが出会ったことで道が拓けてまるっと幸せ!みたいな単純なストーリーではなく。
過去から今に繋がってきたそれぞれの道を辿ってようやくふたりは交わっていく、そんな深さがあって惹き込まれました。

山鹿が何を考えているのかわからないというのを抜きにしても、ひとりでずっと突っ走ってしまっているヒロ。彼は変わることができるのだろうか?と最初は心配になってしまったけれど…
でもヒロはすごく真っ直ぐに色々なことと向き合っているだけなんですよね。
不器用で上手く自分を表現できずに空回ってしまっているけど、でもそれはダメなことじゃないんだと山鹿が認めてくれたことで彼は強くなれたんだろうな。
ヒロもまた山鹿をことを認めて真っ直ぐに信じているので、傷を舐め合うのではなくてお互いにダメな部分を補い合うような関係になれたのだなと思いました。

ゴミ捨て場に横たわっていた時は目に光がなくて、誰のことも信じないし必要としていないという顔をしていたけれど。
最後には柔らかく微笑んで愛おしそうにヒロを見る、そんな山鹿の変化が見れたのも嬉しかったです。

0

pixivもチェックしてみて下さい

はなぶさ先生お初でしたが…良かっっっったぁ!
攻めの山鹿が大変ド性癖に刺さりました。
よくまぁ、こんな難しい人物を組み立てられるなと感心します。

出会いは、ごみ捨て場。
ここで皆さんピンと来ますね?
落ちてるな…と。ヾ(・ω・ヾ)ハイハイ、拾って飼い慣らして絆されてハッピーエンドですね?と。
先ずは警察でしょう?と。
違います、イヤ結果的に拾うんですけどヒロなりの葛藤そこに至るまでの山鹿の描写。
違和感無くグイグイ引き込まれました。

で、拾った後の山鹿の行動、言動。
え?…?
冒頭から謎が深くて大好物でした。
このねぇ、眼が死んでて何考えてるか分からない山鹿が妙な色気が有って、ミステリアスで本当に好みで、はなぶさ先生は山鹿のキャラクターを骨にしてストーリーや他キャラクターを肉付けしたんじゃないかな?って位、魅力的。
だけど、ふとした優しさ素直さ実直さを然り気無く感じられる。
何度も言います、いや言わせて最高でふ。

ストーリーが進むにつれ、夢敗れた男と夢追い男。山鹿からヒロへの言葉の刺は自分にも突き刺さる。
そうか…そんな事が…と凹むよりも、キャー19歳のケンちゃん幼い、可愛ー!笑顔眩しー!眼が輝いてるぅ!いやぁもっと見せて欲しかった!(シリアス台無し)

多分ヒロ君と私って気が合うと思います。
私もカッチリ着込んだ山鹿ってカッコいいと思うし、バーテンとか超似合ってるし、ホットケーキの作り方私と一緒だしな。料理は強気。

でね、アザラシを描き下ろしに一コマ、カバー裏に有るのがユーモアが有って好きでした。
シリアスもコメディも描けるんですね。
アザラシ代表は、ごまちゃんorしろたんの2代巨頭ですけど匹敵する可愛さです。
本当に可愛いの。
滅茶苦茶癒されるの。

ぬいぐるみとか出してくれないかな。
で、皆様!
pixivをご覧下さいよ!
刮目せよ、アザラシパラダイス。
個人的に饅頭(豆大福?)の流れが好きです。
あの急ですが、私、饅頭こわいんですね。
あー饅頭こわい。
ヒロ君に似た饅頭こわいな。
あー饅頭続編こわいな。
(もっと見せてお願い!)

0

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