Renta!限定&電子限定おまけ付き
『保坂さんと三好くん』の上巻と同日発売になった下巻。
もちろん続きものです。上巻から読まれてください。
上巻で登場した保坂さんの元カレ・玖木さん。大手ファッション会社のCEO。
ベリ子さん作品ではテッパンですね。最高に嫌な、それでいて超気になるナイスな当て馬さんです。彼が下巻で、とにかく二人を引っ掻き回します。
年末商戦の宣伝で、保坂さんのブランドを身に着けた三好くんの写真を起用したいと持ち掛けてきて―。
というのが下巻の軸でしょうか。
大勢の人の前に顔を出すことにトラウマがある三好くん(「ジャッカス!」参照)。その三好くんがモデルとして顔を出すということの意味。
その過程で、三好くん、そして保坂さんが導き出した答えは―。
えー。
下巻もですね、保坂さんが、
クソほどカッコいいです…!
何なの、あの人。
最高過ぎて、最強すぎて悶絶。
どこをどう切り取っても、カッコいい。
それは、三好くんのことを本当に愛しているからなんだな、って。
三好くんは保坂さんのように大人になろうともがいています。
それは、上巻から変わらず一貫して。そして、その「大人になる」というのが、今作品のテーマなのかな?と思いました。
ただ年を重ねる、という意味ではなく、大人になる、という、その意味は。
正解はないと思います。
人それぞれの価値観で良いと思うのです。
保坂さんにとっての「良い大人」。もう、十分なっているよなー、と思いました。
そして、そんな保坂さんに良い意味で影響を受けた三好くんも。右往左往しながら、紆余曲折を経ながら、彼らがたどり着いた答えが、読んでいて胸にストンと落ちてきた気がしました。
表紙がまた素晴らしいです。
三好くんが、エイヤッとばかりに目をつぶって保坂さんの胸に飛び込む上巻。
二人で向き合って、笑顔でほほ笑む二人の姿を描いた下巻。
二人の距離を端的に描いたイラストだなあ、としみじみ拝見しました。
ワタクシ、ベリ子さんの描く、優男の攻めさんが「男の顔」になる瞬間が大好きでして。きっと私だけではなくって多くの腐姐さまの萌えを鷲掴みにしていると思いますが、もう、今作品の保坂さんの男の顔に何度KOさせられたか分かりません。危うく萌え死させられるところでした。
しかし保坂さん、39歳ですと…?
どんなアンチエイジングをしてらっしゃるのか。部屋でマッパで人目を気にすることなく素の自分でいることか?たとえ盗撮されていると気づいていたとしても。
いやいや、保坂さんの方が一枚も二枚も上手でしたね。
でもそんな保坂さんを掌で転がす三好くんが最強ってことですかね。
濡れ場も、エロいのに爆笑させられました。
指一本の件とか、「キュン」に殴られるシーンとか。めっちゃ笑えるのにきちんと萌える。皮膚一枚すらも、邪魔だとばかりに。何もかもさらけ出して、どんな姿も、どんな自分でも受け入れてもらえるという信頼と安心感がきちんと描かれているから。
萌えあり、愛情あり、笑いあり切なさありの神作品。
今作品を一言で言い表すのであれば「最高」。これしかない。
玖木さんのお話も読んでみたいな。ベリ子先生、どうぞご一考を!
上巻から引き続きー
三好の拗らせが炸裂し、もはや保坂の努力だけではどうにもならず、
迷走しまくっていた恋の行方ですが…
最後の最後は保坂の粘り勝ちでした!
どれだけ突き放され逃げられようと、変わらぬ愛情を注ぎ続け2年…
やっと、やっと!三好と想いが通じあい、正真正銘の恋人同士に!!
上巻では拗れに拗らせまくりだった三好もこの下巻では
勇気を振り絞って一歩を踏み出し、いい雰囲気になる二人ですが…
そんなとき、保坂の元カレからの卑劣な嫌がらせが!
メンタル弱な三好はもろにダメージを食らってしまうものの、
すかさず三好を庇ってくれる保坂のイケメン彼氏っぷりよ~(,,> <,,)
そして、三好の分もがっつりかたき討ちしてくれる辺りも格好いいのです!
普段はふわふわしている保坂のキリっとした表情のギャップ!
本当にこれで39歳?まさしくギャップ萌えの塊でした♡
一度は元カレの挑発に屈して再び逃げてしまう三好でしたが、
保坂の底なしの愛情に触れて、盗撮の真実と保坂への想いを
告げる覚悟を決めるのでした。
ほんとここまで長かった…。
ただただ、保坂の忍耐力を褒め称えたい気持ちでいっぱいです。
どこからどう見たって好きなくせに、気持ちを認められるまでに
上下巻分もかかってしまって散々焦らされてきましたが、
保坂の幸せそうな笑顔を見たら全部吹き飛んでしまいました。
保坂さん、おめでとうー!!!!!
三好はどうぞ永く保坂の底なし沼な溺愛に浸って下さい。
そこからは待ちわびたイチャ甘&エロ突入!
恋人モードになると途端に攻めみが増しだす保坂にドキドキが
止まりません(* ´艸`)
一方で三好の受けって可愛いの?ちゃんとエロい雰囲気になれるの?
という不安もありましたが、いざそのときになってみると予想外に
可愛いらしく、保坂の理性を破壊するには十分でした♡
念願の初エッチも初々しくて、甘え上手で、意外に色っぽく///
回数を重ねるごとにエロ開花してゆく予感がプンプンでした!
既に三好にデレデレな保坂ですが、こんなのもっとメロってしまうわ!
その後、三好母にゲイであることを打ち明け(というか既にバレてた)、
親公認の恋人同士となった三好と保坂。
長らく焦らされてきただけに、人目も憚らず手を繋ぐ甘~い二人に
ここまで待ってよかった…!と喜びもひとしおでした♡
贅沢を言うならもっと二人のイチャ甘がみたかった!
そして、同棲編も読んでみたいです!
最後に当て馬の玖木とその恋人が登場していましたが、
もしやこれはまたまたスピンオフフラグ…だったりするのかしら?
ホワホワしているんだけどストーリーの紡ぎ方がやはり見事で読ませる!独特のテンポが気持ちいい感じです。癒された。三好くんが保坂さんの純度100%の真っ直ぐな愛情を真正面から受け入れる覚悟をする過程がとても自然に描かれていて入ってくる。無理くり展開ゼロ(三好くんは上巻で謎の行動には出ているが)でだんだん好きが漏れ出す三好くんにきゅんでした。保坂さんは大人だ、こういう真っ直ぐな愛情と大事なものをがっちり守る感、カッコつけない感、自分ができることを押し付けない感が大人だな〜って思いました。最後のえちが本当に素敵、保坂さんがすっごく優しく三好くんを抱くのにはあ〜ってなりました。素敵な素敵な漫画でした。上下巻という長さも二人にちょうどいい長さでした。
エロシーンがエロかったです!
15ページ以上で慣らすところから丁寧…そしてエロい…盗撮もうまく使っているとこが、流石ですね。
保坂さんはイケメンでした。撮影シーンはもう凄いの一言です。
めっちゃハッピーエンドです。
玖木さんが、悪役過ぎてヤバい…一番最後の玖木さんのシーンは登場人物達とまんま同じ感想で、清々しかったですが(笑)スピンオフも読みたいです。
猫のハルちゃんも可愛かったです。
全裸でハルちゃんがtn…にじゃれつかないか心配ですが…。(うちの猫達は布団から足がはみ出るだけで襲ってきます…)
紙本購入
修正は白短冊です。
「ジャッカス」のスピンオフ。
克己にちょっかいを出していた素直になれない隠れゲイの三好くんが、先生だった克己の彼氏の友人保坂さんにちょっかいを出された、その続きです。
表紙がすごくいいですよね。
上巻で三好くんが勇気を出して保坂さんの元へ飛び込んだ後に、ふたりが見つめ合っているラブラブ様子が!もういいですよね!!
お姫様と王子様。キスをして永遠を誓ってください!って感じです。
スカーレット・ベリ子先生の作品の中では一番かわいくて読みやすく、みんなにおススメしやすい作品になっています。
【下巻のお話をします】
三好さんの「邪魔するならかかってこいよ」って顔、ああ、やっぱり保坂さんはただの優男じゃないな、ベリ子先生の描くカッコいい戦う男だなってうっとりしちゃいます!
保坂くんも少しずつ自分でがんばって行動をしたりして成長していきます。更衣室で保坂くんからキスするシーン、すごくよかったです。その後のふたりそれぞれの赤面も。
がんばっていたモデルもうまくいくと思ったら玖木の戦略によって過去の映像をさらされて怖くなってしまった三好くん。がんばりたいという思いと、無理させたくない保坂さん。
結局、かっこいい保坂さんの大勝利になるけど、またこれがきっかけで三好くんは子どもである自分と保坂さんの「100%愛情」に気づきます。
盗撮していたことをバラして保坂さんに振られるつもりだったのに、バレていた衝撃。保坂さんの三好くんへの愛はとてつもなくデカかった!と読者も三好くんと共に知るわけですよ。
これはもう、抱かれるしかないですよね!!
どんなに甘えても、すべてさらけ出してもすべてを受け止めてくれる保坂さんの愛情に素直に大胆になれる三好くんもまた男前!
ふたりの初エッチは最初から最後までじっくりと読むことができます。いや~、長い!15ページかな?こんなに長いとは思ってもなかったです。三好くんのはじめてを丁寧に描いていただいて感謝です。
だいたい、20歳も離れているのだから対等である必要はないんですよ。
ただ今の自分ができることを精一杯やれば、それがかっこいいんですよ。ちゃんと受験を勝ち抜いていった三好くんはかっこいい。
ケツの穴までさらせば…ってベリ子先生らしい表現だけど、玖木への最後の言葉はすごくよかったです。三好くんの宣言。
保坂さんの元カレの玖木が最後までいい当て馬をしてくれます。とてもプライドの高い人なんだな、と少し可哀想になっていたのに…
最後に「おいおい!いい彼氏いんのかよ!」というオチまであります。
あの性格の悪さはまたベリ子先生のキャラならではですね。
三好くんが最終的に保坂さんに甘えられてホントによかったです。
ベリ子先生の作品では珍しく!このほさみよのふたりはずっと安定してこのまま愛をはぐくんでいくんだろうと安心で終了しました。