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3Pが苦手なので、表紙から、読むのをずっとためらっていました。1巻は読んでたから気にはなっていたのですが…。結果として3Pではなかったけど、一棒二穴ではあったので惨敗です(笑)
特にもやもやが残るのは、主人公である金指にまだラブが見えないからでしょう。これではタチ専のキャストと変わりありません。義務であり、仕事のために二人の天才と寝ている金指。どっちを?どっちも?好きになるのかなぁ?まだ分からないですね。
あと、金指の思考がメインで話が進んでいくので、それを読みながら理解し、話についていくのが大変です。壮大なミステリー小説のようでもあり、著者はかなりのストーリーテラーであると感じます。でも長い、くどい、怖い(笑)
今後の展開は、やっぱり三人で、ということになるんですかね~。はぁ、読み出してしまったからには結末が気になりますが、博愛もW愛も好みではないので、できれば主席二人がくっついて、金指は新たな恋人を作ってほしいなぁ。なんて思ってしまいます…。
改めて、主席たちの異常な頭の中身を感じました。執着でしか愛を表現することができないのかな?この人たちは(笑)金指がその辺りを教えてあげるのかしら?もう三人でなら、どうとでもしてくれ(笑)
でもでももしかしたら!何か私も納得のいく結末が待っているのかもしれない!その期待を込めての中立評価です。ホントはこの巻だけなら趣味じゃないですが、連載途中なのでまだ分かりませんよね。
2巻!!!
1巻で出てきたかませ犬だった1巻の主人公の元カレが2巻の主人公
攻めが主人公になるって結構BL漫画でないのでこれもまた新鮮斬新。
かませ犬としてほぼ外の世界(いうなればニュアンスは海外)からわざわざ召喚され、1巻の2人を引き裂くことができなかった危険な思想の美人が受けです。
表紙の左側の金髪美人
この金髪美人の思い付きで人間としての価値がレアになってしまって
しかもそのレア度を生かして表紙の緑眼鏡とおせっせして来いって
金髪美人に命令されます。
攻め主人公のものの考え方や、姿勢が世渡りうまくておもしろい。
それに金髪美人受けがずぶずぶになっていく様とそうなってしまっては困る約束を右側の緑眼鏡としてしまった攻め主人公…
絶妙な3各関係と、各キャラの心情の変化が面白い面白い・・
あまりにも構成がしっかりしているし、心理戦なところもあるのですがその漫画的表現がうますぎる。マジで。
あんまり「うっわこの漫画漫画の描き方うま…」とか思ったことないけど、頼長大先生はマジでそのセンスを持ってる。
あと絵好きすぎ(これは個人的な好み)
エッチなところも十分に面白いです。
1巻買ってよかったなら即買え!!!!!!!期待は裏切らん!!!!!!!!
3巻が楽しみすぎて出るまでこのつらい社会でも死ねない理由ができます。
死ねない。絶対最終巻迎えるまでに死んだら心残りになってお化けとしてさまよう。
そうすると腐女子の背後にひっそり現れるしかできない。そんなのたまるか。
マジでおすすめです。
頼長先生にも貢ぎたい。作家買いしていこうと思う。
前作シュガードラッグで恋に敗れた2人、陽介くんと玉森さんのスピン?のような感じで始まります。最 金森さんの行動にはドキドキさせられますが、陽介くんの様々な言動でいつのまにやら金森さんはワガママネコちゃんのように可愛く変貌…(*´꒳`*) 金森さんを妄信的に愛する東間さんまでもが陽介くんを気に入ってしまって、、この先が気になり過ぎます!作品の世界観がよく練られていて、何度も読む返すたびにハマって行きます。まさに甘美なドラッグ状態。他にはない作品だと思います。
1巻も相当おもしろかったけど、2巻はさらにおもしろかったです。
マッドサイエンティストとも呼べる研究馬鹿とねじが足りない、多すぎる、頭のいい人たちがわんさか出てきます。
キャラクター1人1人が強烈過ぎてまずそれがおもしろい。
1人1人、それぞれ違った魅力、かっこよさ、ヤバさがあっておもしろい。
ほんわかしてるかと思ったら、当たり前のように人が死んでたり、死なせたエピソードが出て来たりするのもおもしろい。
それぞれの笑顔、裏や表、深層心理がほの見える笑顔がまた強烈で、笑顔で話す内容じゃない、ってことも多くて、ぞくぞくします。
1巻でも2巻でも実験、でセックスという流れになります。
実験でセックス!大真面目に実験でセックス!
それも、ものすっごい世紀の実験なのが強烈です。
使い方次第では世界をどうにかできちゃうような実験。
それを動かしているのがぶっ飛んだ研究者たちなのですが、事件だったりセックスだったり話だったりを通して、パートナーとの関係が変わっていきます。
ここでまたおもしろいのが、恋愛関係、または恋愛関係もどきになっていく過程でも、研究者たちのぶっ飛び具合が変わらないところです。
安っぽいラブストーリーのように、出会いを通して変わっていい人になった、とはいかないのです。
そうなったら魅力半減以下なわけですが。
エッチシーンの表情、動き、細いのに柔らかさがある肉っとした感じが、とても色っぽいのも魅力です。
出てくる人たち、みんな尋常じゃなく頭がいいから、エッチの前後でも、その行為に夢中になってわけわからなくなることなどなく、いろいろ思考しているのもおもしろいです。
主席研究者の面々が、そのうちの1人の悪戯によって、それぞれカラフルな髪色になった設定があるので、3巻はカラーページがある仕様になっているといいなと思います。
この作品をシリーズ化する竹書房、信頼できる。舞台設定はしっかり作られてて面白いし、1巻は大ヒットながら、BLで長期連載ってなかなか珍しいですから。さらに続くってのは興味深いです。
この1冊はあまりBLっぽさがなかった。それでも面白いのがまたすごい。作者ご本人も巻末で恋愛にもってくまでに1冊使ったとおっしゃってるし。生きるか死ぬかばっかで甘さが全然ないですね。そしてまともな研究もしてるんだかなんなんだか。根っこの陽介死んでた可能性が高いってところを思うと自分の倫理センサーが鳴ってしまうけど、絶妙なところで終わったので続きを買わないわけにはいかない。楽しみです。