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表題作極甘社長と迷える子羊

佐神英人,舞台俳優兼事務所社長,29歳
桜川宙,俳優,18歳

あらすじ

子役出身で現在は手応えのないオーディションや配信者の真似事ばかり。儘ならぬ日々に自暴自棄になりかけていた宙だったが、ずっと憧れてきた舞台俳優・佐神の事務所へ引き抜かれることに。宙を《原石》だと情熱的な瞳で語る佐神は、適切な環境とレッスンを与え、努力が真っ当に報われる場を整え、なにより「愛されること」を手ずから教えて……?

作品情報

作品名
極甘社長と迷える子羊
著者
高峰あいす 
イラスト
榊空也 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784344852082
2.7

(7)

(0)

萌々

(2)

(2)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
16
評価数
7
平均
2.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

『溺愛社長と怖がりな子猫』のスピンオフ作品

挿絵買い。

『溺愛社長と怖がりな子猫』のスピンオフ作品です。
『溺愛社長と怖がりな子猫』では嫌な子だった宙のお話です。
『溺愛社長と怖がりな子猫』を読んでいなくても理解は出来ますが
読んでいるほうが楽しめるのでは?と思いました。


『極甘社長と迷える子羊』を読んで、宙には宙の苦労があったことをひしひしと感じました。
宙の今までの生活は辛いことがとても多くて
胸が痛くなるシーンが多いんですけど
英人をはじめ、マネージャーや海咲が宙に優しくて
その優しさがあったから最後まで読むことが出来ました。
そこが無かったら悲しくて読み切れてなかったと思います。

タイトルに『極甘』と付いていたので、とても期待していたのですが
英人の甘さが宙に真っすぐに伝わらず、
英人がスパダリでもあるし、ヘタレでもあるので
もどかしさを沢山感じる内容になっていました。


最終的にはハッピーエンドなのですが
個人的にはもっと甘々な二人の様子が見たかったなぁと思ったので
『萌』評価にさせて頂きました。

0

印象変わるかと期待しましたが

スピン元の「溺愛社長と怖がりな子猫」が合わなかったので購入するのを迷ったんですが、一応続き物だと思って購入してみました。これをキッカケに印象が変わるかもと期待もありました。

前作では受けの望の性格とか、2人のすれ違いが好みじゃありませんでした。そして、そもそもの宙の記憶があまりありませんでした。

ただし、こちらの作品の方が宙が真面目過ぎる性格でちょっと迷走はしてましたが、それを見張り早めに訂正して導く人物が周りに多く居たので、スピン元ほど苛つく事がありませんでした。

けれどもその分攻めの佐神の良さが伝わって来ずに、クサイ台詞を言う俳優のイメージしか無かったです。実家が大きな力を持ち祖母が業界の重鎮らしいですが、そのハイスペックさが活かされる場面が何処にも無かったのが原因だと思います。

宙も愚かな面がありましたがそれは年齢と生育環境もあったと思うから我慢出来ましたが、佐神は仮にも社長なのに脇が甘く思ってた通りの結果にゲンナリしたんです。

また、佐神が昔演じた役の台詞を言う場面が何度かあるのですが、宙は感激してるみたいですが読んでる方はこそばゆくなるだけでした。読んでみてやっぱり自分には合わないと確信しただけです。たぶんですが高峰あいす先生と私の萌を感じる部分が違うんだと思います。

芸能界物の面白さが伝わって来ないのも原因かなと感じました。芸能界らしい事が偏ってて残念でした。先にスピン元のお話があるからしょうがないと思いますが、時系列を重ねないで全てが解決した後の宙の再出発の内容で充分だったのではないでしょうか?

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迷える子羊

榊先生だったので購入。「溺愛社長と怖がりな子猫」で出てきた義弟の宙のお話でした。がっつりあっちと絡んている気がするので、健気子猫、迷い子羊などがお好きな方はペアでお読みいただければよいのでは。本編200P弱+19P+あとがき。やはりどうしても宙さんが苦手でして申し訳ない評価にしました。うーん。

オーディションで宝石の原石と感じられる宙に出会った佐神。オーディションは出来レースであるため宙は落とされてしまいます。色々調べてみるとあまり良い状況ではないようで、どうしても自分の事務所に移籍させたくなり・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
受け母、海咲(事務所の先輩アイドル)、攻め祖母(事務所会長)、事務所関係者少々。

++攻め受けについて

攻めはイケメン実力派俳優さんで、実家は金持ち。宙の秘めたる能力に惚れこみ→恋愛面でも惚れるという感じなんだと思います。ただお仕事できてきゃあカッコいい♡というよりかはキラキラ世界のカッコよさがちょっとあったかなという印象。がんばって受けさんを守ろう育てようとしているのはいいんですけど。

受けさんがわからん。クソ母親に育てられ物事の善悪ってちゃんと分からなくなっていたってのは、うん、同情するんだけどね・・・前作の受け(義理兄)をヤバイ奴らに差し出すなんて警察沙汰になりかねないことに協力してしまった?のがうーーーーーーーーーん。善悪判断がちゃんとできない未成年はちゃんと守らないと駄目だよねとは思うものの、いや頼む、どこかでちょっと思いとどまって誰かに相談してくれれば・・・と感じて、あああと頭を抱える気持ちです。

受けがぐるぐるしてて筋が通っていない子に感じられて、ちょっとダメだと感じた一冊でした。時系列が少し入れ替わっている部分があったのも、苦手だったです。先生申し訳ありません!

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