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ルコちゃん天使の様で最高でした♡
東海林さんがお世話したくなるのも解るなー
でもまさか東海林さんもルコちゃんに依存してるとは思わかなったので、共依存で最高でした!
ルコちゃんから離れて自立させようとしたの辛かっただろうな…
胸がきゅうきゅうして痛かった…
最後はハピエンでほっとしました。
もっと東海林さんとルコちゃんの絡みが見たかったー
初めての時に痛がってたから、東海林さん以外とはセックス出来なくなる位に慣らされてトロトロになっちゃうルコちゃんが見たかったなー
ルコちゃんのお陰で儚げな男の子好きを自覚しました!笑
べーったりひっついている依存系カップルが好きで、そういうカップルがいないかなぁ・・と探していた時に見つけたのがこちら。
「きみがいなけりゃ息もできない」
いいねー、このタイトル、あなたがいないと死んじゃう感満載で♪とウキウキで読み始めました。
ところが読み始めて驚き。
え?!これ付き合っているカップルの話じゃなくて、幼少時からの腐れ縁同士のお話なの?少々嫌な予感。
小3で出会って、それ以来、高校3年間はブランクがあるけど美大で再会してもう8年。
普段はスーツでパリッと決めた画廊勤務の東海林も、ルコちゃんに目薬さしてやったり汗疹のパウダー叩いてやったりとオカンの如く、日常生活からルコちゃんの漫画の仕事がピンチになった時も含めて何から何までお世話しまくっている。
ルコちゃんもそれこそ赤ん坊レベルで(下の世話はしてもらってないけど)世話を受けている。
もうそこには無償の愛しかなくて正直付き合っていないのが本当に不思議でならないんだけど、ルコちゃんは愛だの性だの(なんせ27になるまで自分でしたこともなかったらしい)意識するには精神的に幼すぎる訳で、そんな状態のままずっと許して甘やかしてしまった東海林が責任を感じて、なんとルコちゃんの事を思って突き放しちゃうんですよ。
(ルコちゃんの精神年齢の幼さは中学生の時に自殺した従姉妹の影響が絡んでいると思われる)
ただのラブラブバカップル漫画だと思って手に取ったのに、読み始めて感じた嫌な予感がここで的中・・・
突き放しっぷりも半端じゃなく、隣の部屋から引っ越して、おまえにはうんざりだ、と面と向かって言って、女といるところを見せつけて結婚を否定せず・・・しかも女の代わりがお前にできるか?と言って迫る。
それまでの尽くしっぷりから180度豹変しちゃってるので、いくら心を鬼にして本心ではない・・というのは判っていても見ていてかなり辛かった。
それからのルコちゃんは仕事を頑張ったら、きっと東海林も見直してくれると思って仕事に頑張るのだけど追い討ちをかけるような出来事があり、もう心身ともにボロボロになったルコちゃん。
もう・・・辛い・・・・。見てらんない。
でもその後の空気のようにいて当然だった東海林が、自分から求めないと得られない存在だという事にようやく気づいたルコちゃんが思いをぶつけるシーンに感動!
その後は、ただただ甘くて、今までのものっすごい東海林の愛情(執着)がようやく報われて良かったねぇぇぇの一語に尽きます。
最後に少しだけ末期的バカップルとなった二人も描かれているけど、当初の目的はそこだった訳でもっともっとここの部分を読みたかったなぁ。
そして再読する時は、途中の擦れ違いシーンは読んでて辛いのですっ飛ばそうと思います・・・。
漫画家のルコちゃんは自分のことが何もできない困ったちゃん。
子供がそのまま大人になった感じです。
可愛いんだけどとにかくヘタレ(笑)
そのルコちゃんを世話する、幼馴染の東海林。
ルコちゃんとは正反対にいつもスースをバリッと決めて仕事もできちゃう男前。
この対照的な二人がお互いに依存しまくってます。
甘ったれのルコちゃんもさることながら、東海林の甘やかしっぷりも尋常じゃありません。
でもすごくバランスが取れているふたりだから、読んでいる方も優しい気持ちで見守れちゃいます。
二人が幸せならこんなカップルもありかもしれませんね。
丸ごと一冊ひとつのストーリー。
いやぁ、「二木」くんは特殊人物ですねw
マンガを描く、という能力には長けているわけですが
それ以外がダメ。
いや・・・ダメと言う言葉では当てはまらないっすね。
ダメというレベルじゃない(笑)
でも東海林が居るからいいんですね、それで。
元々、東海林本人も「俺のせい」と言うくらい
東海林の甘やかし続けた結果ということなんで
責任とって世話してるわけですし。
近くに居たら、許せないレベルの人物ですが
読んでいる分には、面白かったですw
ホットケーキ食べたい…。
生活力皆無なマンガ家ルコちゃんと幼馴染みの保護者:東海林。
クールガイ東海林が弱音を吐いた果てに本音をこぼす。
ずっとずっと好きだった相手に抱き締められながら。
それまでルコちゃんのことが好きで好きすぎて辛かった東海林の姿を見せつけられていたからこそ、1ページまるごとの想いを遂げた場面に涙が出てしまいました。
東海林は意図的に無表情にしていて、いっつもイライラしてるように見えますが、だらしないルコちゃんに対してはギャンギャン叱責したりしません。
ダラな部分も受け入れてルコちゃんが、伸びやかに進めるように宥め、引き上げる。
これは相手を信じているからできることなんですよね。
でも、東海林が攻でリードしてるはずなのに主導権はルコちゃん。
そのルコちゃんには恋なんて概念はないです。
東海林は自分にとっていなければならない存在。
東海林がいなければ自分自身すら存在する意味がない大切な存在。
ただそれだけ。
ただそれが一番、胆(きも)なんですが(笑)
そんな感情を抱いているのに、その熱の名前を知らず、また『愛』と名前をつけるような子ではないんですよね。
ふわふわと東海林という酸素を吸い込みながら呼吸をする不思議な子。
…いい年した大人に、子って(笑)
そんな認識ですから愛だの恋だのの甘酸っぱい描写はないです。
それでも私は気持ちを持っていかれてしまう。
東海林の想いがルコちゃんに届いたことにぐっときてしまう。
ルコちゃんの壊滅的生活力のなさに眉をひそめてしまう人もいるでしょう。
どこがいいのかわからない、とため息をつく人もいるでしょう。
そんな彼が東海林がいなくなってから、わけのわからない閉塞感にあえぎながら『いっちょまえになれば東海林が戻る』と信じ、作り手として直面した困難に自ら立ち上がる姿を応援せずにいられません。
ルコちゃんは周囲の編集者やファンにも恵まれています。
これも作品を通してルコちゃんを信じているからこそ。
ルコちゃん以外はみんなパワフルww
彼の作品をパクった裏切者すら微妙に恥を棄てきれていないところがいい。
リアリティとかけはなれた世界の彼らに『東海林みたいなヤツいるわけない』と気持ちのどこかで呟く。
しばらくして、もう一言、くわえる。
彼らの輝きを眩しく感じてしまうリアルな世界で「よかったね、バカップル」と。
最後まで自分が必要とされてることに気づいていないルコちゃんの甘えっぷりにニヤケがとまらない東海林が滑稽で、恋ってこんなもんだったかね?と遠い記憶を引き出しながら、彼らに負けない甘さの蜂蜜たっぷりのホットケーキを食べたくなりました。