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表題作夜明けの唄 4

アルトノウル
18歳,エルヴァの世話をする青年
エルヴァ
26歳,海の化け物と闘う巫子

あらすじ

「アルトとふたりならなんでも乗り越えられる気がする」

レティたちの目的、領主の思想、
踏みにじられてきた覡の献身…。
次々と明らかになる事実に傷つくエルヴァだったが、
どんな時もまっすぐに愛してくれるアルトを信じ、
もっと深く繋がり合いたいとアルトに触れるのだった。

そんな中、双子覡の片割れ・ラウナはアルトに問う。
黒海にも襲われず、墨痣を癒やすあなたは
何者なのか、と…。

アルトの一途な想い。
その根底が揺らぐ、乱高下の第4巻。

作品情報

作品名
夜明けの唄 4
著者
ユノイチカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED
シリーズ
夜明けの唄
発売日
電子発売日
ISBN
9784910526416
4.2

(331)

(204)

萌々

(61)

(30)

中立

(21)

趣味じゃない

(15)

レビュー数
42
得点
1375
評価数
331
平均
4.2 / 5
神率
61.6%

レビュー投稿数42

私的には神作認定以外ありえなかった

テーマが深い。作者が何を描こうとしているのか、シヨンのセリフを通してだんだんと分かってきました。

新月まで初セッのお預け食らったアルトの顔が怖いww
キスもちゃんとしょっちゅうしてるし(しかもエルヴァからも!しかもベッドへのお誘いもー!)
エルヴァが嫉妬もしてるし、ちゃんとBLしとるのよ。それがすごくえぇのよ(しみじみ

「なんですか男『らしさ』って」「姿・形・性格 み~んな色々」
「無理して自分を受け入れなくてもいい」「その分俺が愛しますから」
道徳教育っぽいと嫌がる人もいるだろうけど、私には刺さりました。だからこそ この作品が好きです。

<注意点>
・子供が可哀想なことになるエピソードあり(海に顔を沈める・ニナの妹を父親が海へと…)
・未遂ですが、過去にエルヴァが庭師に "何か" をされたような描写あり

結局まだ
 ①黒海の化け物がそもそも何なのか
 ②なぜこの島にだけ現れるのか
 ③なぜ覡が常時6人存在するのか
 ④一体誰が何の目的でこのシステムを構築し、運用開始したのか
などなど、さっぱり分からないままです。
実際は人の出入りはあるので厳密には違いますが、まるで北センチネル島みたいですね。
「未来と過去が混在した、海が持ってる記憶情報」がキーワードなら、未来も見えるってことですよね。
この点は今後どう関わってくるのかな?
白人参をわざわざ英語の「パースニップ」でなく仏語の「パネ」と呼ばせているのは、もしかして仏語圏?
でもアルトノウルがアイスランド系の名前なので、その辺り?
いやさすがに寒いな…違うわ。

マニエリがスシュカにまさかの片想い?もし実現したら可愛いCPですね~。
あと「起きてたね~」がすきw

0

過酷な運命に、息を呑んだ

や…もう本当に目が離せない展開すぎる!!!

3巻で加わった現代要素に「うーーん…」となっていましたが、巻を追うごとに増す面白さと謎、ミステリー要素にページを捲る手が止まらず。

それにしても、それにしても、アルトの正体…!!
アルトと一緒に衝撃を受けて、ああああ…ってなったよー。。

ニコニコ笑顔、大型わんこで尻尾ふりふりではないアルトの姿を見るのは辛い。

想い合う二人が引き裂かれる未来がどうしても見えてしまう4巻、ラブが進むかと思いきや、まさかの展開に。

いわゆる”萌え”を感じるシーンは数少なかったかもしれないけれど、他の追随を許さないほどの読み応え、物語の重厚さに満足度100%でした。
ということで、文句なし!の「神」評価です。

でも、、5巻を読むのが怖いなあ( ; ; )

1

最後のページまで目が離せない展開

新しく判明した事実もあれば、謎もあり…最後のページまで目が離せない展開でした!

隠れエルヴァ様の従者になった気でいるから辛いお顔をされてるとアルト早く寄り添ってあげて…って思ってしまいます。
5巻また一波乱ありそうだし…とりあえず次の新月が待てない最後です笑笑

好きなシーンは、実は起きてたマニエリの顔www
甘い時間の裏側公開めちゃくちゃ笑いました。でもその時には黙ってあげてたマニエリってこういう事に関しては大人で理解あるなぁ…と笑笑
エルヴァ様が見ちゃった動画の投稿元が『FromRED』さんなのもツッコまずにいられなかったです笑笑
なんちゅーものを投稿してるんだって気持ちと、よくやった!(ガッツポーズ)という気持ちw
これがきっかけでエルヴァ様の中で男同士でもいいんだって気持ちが生まれた気がするので、結果オーライ!!

1

流れ変わったな

ずっとファンタジーだと思っていたので、急に現代要素が入ってきたときは、少なからず衝撃を受けました。
ただあとがきを読むと、先生は当初からこのストリー構想だったとのこと。
帯の宣伝文句は、先入観を生むのであまり煽りすぎないようにしてほしいですね。

衝撃を受けはしましたが、ストーリーは本当に面白い。
全く予想のつかない展開なので、わくわくがとまりません。
物語が大きく動き出した4巻。そういうものなので仕方はないのですが、眼窩が真っ黒なのはちょっと怖さを感じました。
恋愛要素は少な目でしたが、だからこそいちゃいちゃが光ってきます。
特典で2人の絡みを摂取する必要はありますが...

BLといえば恋愛要素必須な空気感があり、それを自分自身も求めて読んでいるところはあります。
けれど、ストーリーが重厚かつ恋愛要素も盛り込まれているというのは、他ジャンルでは溢れているものですから。
BLジャンルの新たな道として、このまま完結まで突き進んでいただきたいです。

1

シリアス度が増していく

 シリーズ通してがっつりファンタジーに振っていて、3、4巻は特にこの世界の謎解きの部分に割かれていたなぁという印象です。BLの絡んだファンタジー作品を求めている方にはぴったりだと思います。この4巻では3巻に続き新たな事実が分かり、島の外の人間や黒海に振り回されてきた島の人間たちや覡が本当に気の毒でした。某漫画との類似性は4巻でも感じましたが、まあ許容範囲かな。アルトのルーツも判明し、せっかくエルヴァの気持ちが前進したのに、2人の間に暗雲が立ち込めたところで終わってしまいましたね。お互いを支え合ってなんとか乗り越えて欲しいです。

1

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