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小説
タイトルに違わない、滝沢晴先生の溺愛攻めもの。
もう、もう、萌えて萌えて萌えて萌えて仕方なかった〜!!!床をゴロゴロ転げ回りたいくらい、萌えを噛み締めました(о゚д゚о)ン♡
以下、ネタバレありのレビューとなります↓
交通事故で亡くなり、愛する妹が楽しんでいたBLゲームの世界の悪役令息に転生した受け様、ルイ。
悪役令息になりきり、その役を演じきることでプレイヤーである妹、マナミの危機を救っていくのですが、気付けばなぜか表情筋の動かない辺境伯、チェスターの婚約者候補に。
これが「隠しキャラの辺境伯ルート」であることに気づいたルイは、妹と彼をくっつけるため、彼に嫌われて婚約破棄されようと努力を始めます。
しかしどんな悪口も態度もサラッと受け流されてうまくいかずー
と続くお話です。
もうですね、このお話の最大の魅力は、攻め様チェスター様です。断言。
表情筋死んでる攻め様なんですが、ルイからの助言もあって、非常〜〜〜に、ありがたいほどに、言葉を尽くしてくれるんですよ!!
そのセリフの数々が、どストレートでドストライクなんですわ…//
ルイ同様、私もチェスターに攻略されたわ。。(喜)
悪役を演じているルイに対しての、
「人格と行動がちぐはぐな君から目が離せない。だから側にいてもらわなければならない」
とか、
「(ルイが)何に怯えているのかは知らないが、私がすべて打ち消してみせる。そうしているうちに、きっと君は私に絡め取られる」
とかとかとか!!
どうぞ遠慮なく絡め取っちゃってください、と生首を差し出したくなります…
どの場面をどう切り取っても「カッコいい…・:*+.」しか出てこない攻め様に、完全ノックアウトされました。
電子専門で115P挿絵なしの、短いお話なのですが。
萌えがこれでもか!と詰まっていて、興奮と幸福感に包まれました✨
ぜひ、ご一読を (*´꒳`*)
最近よくある乙女ゲームに転生するお話(好きです!)ですが、今作は主人公がヒロイン(前世の妹)のために、胸を痛めながら悪役に徹して、意図せずみんなから愛されていくストーリーです。
攻の辺境伯が表情が動かない人なのですが、悪役令息な主人公の受を密かに溺愛してるのが萌えポイントでした!周りの人たちもいい人ばかりで、悪役を演じているのに良い人が滲み出てしまうツンデレのような受が大切にされて楽しく読めるお話でした。
短めのお話ですので、さくっと何か読みたいなーという人にもおすすめです!
チェスターの名言に萌え殺される〜!!
新感覚乙女ゲーム転生悪役令息ものですね。一気読みでした。
途中まではなぜチェスターは年に2回くらいしか王都に行かないのにルイを?
と疑問で。
それにルイの悪役令息に徹するのも痛々しく動機も弱く感じて…。
しかし読み進めていくと!!
んもう読者を乙女に変える素晴らしい物語と、くすっとくる文章と、萌え殺す気か?なチェスターの台詞と。
チェスター!あなたって人は(泣)
無表情で有能で大人で情熱的な僕のチェスター!最強だよ!最強の攻めがここに、だよ!
絡め取られましたとも!私も!
面白かった!
自分を犠牲にして妹(マナミ)を守ったり悪態ついて罪悪感に苛まれてるルイは健気で優しい。
そんなルイの真の姿を見抜いたチェスターに拍手。彼自身が印象で誤解されるタイプだからこそルイを理解できたのかな。今この瞬間の想いや今を生きる大切さをルイが受け入れて良かった。表情の変化が少ないチェスターだけどルイを大事に想ってるのが伝わって嬉しくなりました。
周りの使用人の皆さまも良い人達でほっこり。
この2人なら互いを高め合っていけるはず。心弾む作品でした。
9月後半に販売される紙本は予約していたんですが、電子専門書籍も販売されると知り迷わず購入しました。
作者買いでしたが短編だった為か、いつもの滝沢晴先生の良さが足りなくて駆け足に終わった感じがしました。
今ハマってる設定で楽しみだったんですが、ルイの妹のキャラであるマナミに対しての思いに共感出来なくて参りました。溺愛しててもそこまでしてあげなきゃならないの?って疑問に思ってしまったんです。だってルイをはじめ皆はその世界で実際に生きてるんですから。あくまでも妹の望むゲームの結果に拘るルイに焦ったく思いました。
そんなルイが本当は心優しいと知って大事にするチェスターには凄く萌えました。
辺境伯領民に慕われる彼のファンにさえなりましたし、彼の城で働いている使用人とか凄く魅力的なんです。
短いながらも完成度の高さは流石の滝沢晴先生だと思いましたが、ただやはりいつもよりちょっと駆け足だったかなと思ってしまったので萌にしました。
それと12ページの6行目なんですが「気の理由は」は「人気の理由は」だと思います。
あと22ページの6行目ですが「王都追放のになった」は「王都追放になった」だと思いました。最後は129ページの8行目から9行目にかけてですが「忠告もよそこに」は「忠告もよそに」かな?