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表題作スキとキラキラ

宮内蒼,女装趣味の高校生
井口博之,かわいいものが好きな高校生

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

人気インフルエンサーのイベントに参加した井口は、隣にいた美人な女子がなぜか気になる。 見れば見るほど、顔が中性的な同級生の宮内が頭をよぎり、 追いかけてその正体をつきとめると、頭をよぎっていた本人である宮内だった。 驚きつつも、同じ可愛いものが好きな友達ができた井口はそっけない宮内に懐き、学校でも積極的に絡んでいく。 宮内と話す機会が増え、女装姿の宮内と一緒にデート(?)に行ったり、誕生日を祝ったりして徐々に距離を詰めるが、宮内に対して純粋に”可愛い”と思う気持ちや、自分以外の人が女装の秘密を知っていることにモヤモヤする気持ちは、友達としての「好き」じゃないかもと悩み始めーー?

作品情報

作品名
スキとキラキラ
著者
会川フゥ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ジーオーティー
レーベル
picn comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784823605680
4.7

(56)

(43)

萌々

(11)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
13
得点
265
評価数
56
平均
4.7 / 5
神率
76.8%

レビュー投稿数13

ほんとキラキラしてた…DKいいなってなりますよ❤︎

久しぶりに、DKカプの話を読んで
最近まで読んでいた、大人の恋愛ものとは違う
混じりだけなし、真性ピュアっピュアな光に
洗われた気持ちになったのをきっかけに
個人的に、DKのブームがきてる今日このごろ。

今月は2冊目になるDKもの。
初読み作家さんでしたが、やー良かった❤︎

もう毎日が新鮮で、何かある度に
気持ちが揺れて壊れやすいようにみえて
簡単に希望とか信じられちゃう
なんか、無謀で無敵で、
二度と来ないのも知らずに無防備で。

そんな日々を、そのまんま描かれていて
そのアオハルを存分に味わって萌える
贅沢な感じ。
若さって正義だよなぁ…なんかそんな言葉
あったようなーを思い出してました笑。

学校とは違う場所で出会う2人。
それだけでも、特別な感じがするんですよね。

また、ハッとさせられる瞬間が
日常の中から切り取られるように
描かれていて、すごく良かったです。

好きかどうかを確かめるキスが止まらないとか
初めて女装しないでデートした水族館で
手が触った時の2人のカオとか
複雑な感情が滲み出ててグッときました。

ここでまた、レビュータイトルに戻るんですけど、
ほんとピュアでキラキラしてて、いいなぁ

DKモノのこちらの作品、おすすめです❤︎

0

可愛い〜

会川先生の描く受け毎回ドンピシャなんですよね〜。
けどこの作品は最後の大人になったところの情事前後を見ないと、あんまり明確には受け攻め分からなかったです。
それになんだか本当に最後の最後まであれ?女装くん受けか?と思ってたので井口くん受けでホッとしました〜
二人のえちが見たいと思うもきっとこの一冊で完結っぽいので、また新作楽しみにしてます(=^・^=)
それと会川先生の作品と言えばストーリー重視なイメージがあり今回もそうだったので、毎回いろんなお話を楽しみにさせてもらってます

0

自然体のキラキラ

カワイイが大好きな男の子たちの自然体なキラキラに心があったかくなるような素敵な作品でした。

あんまり意識したことがない同級生と、”推し”を通じて仲良くなって、相手を知れば知るほど、もっと仲良くなりたくなっちゃうっていう、いたってシンプルでありふれた成り行きに見えるんですけど、そこにたくさんの”尊い”が溢れていました。愛だ恋だのと露骨に騒ぎたてずに、一緒にいると”嬉しい”から好きなんだなっていういう素朴さにキュンとしてしまいました。

好きなものにまっすぐで素直なキラキラくんたちに加えて、周辺キャラたちの人間性の良さが印象的で、What a wonderful world♪なのでした。こんなに穏やかで優しいコミュニティがあったらみんな生きやすいんでしょうねぇ…。

描き下ろしで描かれる社会人になった彼らの日常は、読者にとってご褒美みたいな内容だな〜と思いました。短いし地味なんですけどw、変わらず好きなことを続けながら仲良くしている姿をみて幸せな気分になれるので…。

ちなみに、スケベはないんですけど、こちらの作品情報にはしっかりと私の印象と同じ左右並びだったので、なんだか嬉しくなってしまいました。

3

キラキラの青春

コスメ(メイク)をきっかけに急接近する、男子高校生2人のピュアな青春ラブストーリーです。

女装やメイクが好きな学生...というキャラクターは今までの他の作品にも登場していると思いますが、今作は一味違います。
何より、女装やコスメを趣味とする男子高校生:宮内が自信を持ち堂々としており、周りの人達(親や友人)もそれを咎めたり否定したりしません。

不器用だけれど優しい人達に囲まれて、2人が自分たちの気持ちに気付いていく過程に胸があたたかくなります。

ちるちるでは受け攻め表記がありますが、作品を読む限りではどちらとも取れるような表現で、それもまた良いなあと思いました。女性装に女性役割を付随させない気遣いを感じます。

また、2人が選んだ職業も良かったです。昔の...平成の作品ならモデルとメイクアップアーティストになっていただろうな〜と思いますが、この等身大さが、自分が学生の頃に出会いたかった本かもしれないなあとなんだか寂しいような嬉しいような気持ちになりました。読んで良かったです。

0

好きなことに正直な少年たちが眩しすぎる

メイクやコスメが好きな井口くんと女の子のカッコが好きな宮内くん。好きなモデルのイベントで偶然出会った同級生の2人が好きなことに向き合いつつ距離を縮めていく姿があまりにも眩しくてすごく良い。

とりあえず井口くんの彼氏力が高すぎる。純粋にこういう人と付き合いたいな?とBL読んでて思ったの初めてかもというレベルでめちゃめちゃ良い人。これは世間に見つかったらモテるぞ〜〜

そして宮内くんは宮内くんで男装女装関係なく見惚れてしまうくらい美人。そして標準装備でデレ多めのツンなのが良い。褒められると素直に嬉しそうなのも、人のこと信用したらオープンなのもとても可愛い。

拗れることなく順当に距離を縮めてすごく自然体で心を通わせた関係性になったのもよかった。
描き下ろしで大人になった2人を見ることができたのも最高でした!!井口くんBAになったのも相変わらずコスメ趣味にしてる宮内くんもとても良い。何より受け攻め明確にしないのが想像広がって大満足なラストでした!

4

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