小説

  • 虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3
マンスリーレビューランキング
54

虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3

nijiiro no ishi to akaude no kishi hana furu ouji no konrei

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3

グシオン・ラビ・ゾハール・アレゴエイダス,魔装武装国イル・ジャーナ国王
リディル・ウニ・ソフ・スヴァーティ,エウェストルムの王子でグシオンの妃

同時収録作品虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3

ゼプト・アリ・シャディア,ステラディアースの騎士,27歳
ステラディアース,エウェストルム国の第二王子

あらすじ

生まれた時から肉体が維持できず、繭の中で一生暮らす運命──。けれどその繭が形を保てず崩れ始めた…!? 第二王子ステラディアースの生命の危機に、リディルに助けを求めたのは、お付きの騎士ゼプト。「あの方のためなら心臓を差し出しても構わない」と長年、一途に恋い慕い続けてきた男だ。大切な兄を救うため、リディルは愛するグシオンと共に、決死の覚悟で神域である虹の谷を訪れて…!?

作品情報

作品名
虹色の石と赤腕の騎士 花降る王子の婚礼 3
著者
尾上与一 
イラスト
yoco 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784199011184

マンスリーレビューランキング

54

4.7

(87)

(74)

萌々

(8)

(2)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
15
得点
411
評価数
87
平均
4.7 / 5
神率
85.1%

レビュー投稿数15

ステラ兄さまの幸せターン待ってます。

花降る~シリーズなので、メインはリディルたちであることはわかってはいたのですが...
ステラ兄さまの境遇を見てきたので、ゼプトとの幸せな日常を読みたくて仕方がありません。
繭の中でのやりとりもかけがえのない物だったと思いますが、存分に陽の下で触れ合えるようになったのですから...
そういうお話を期待しながら待っております。

物語としては、1・2巻と続いてきて解決されなかった出来事が、ぐぐっと前に進んだ形でした。
皆と自身の幸せのために、必死に考えるリディルは賢くてかっこいい。
そんな彼の王グシオンは、望みを抱きながらも最後は自身を犠牲にしようとしてしまうくらいに、大きな優しさを持ってリディルを支えています。

お互いを想い合って支え合って、とても良い相性の2人。
息子のヤエルはすくすくと成長していて未来が楽しみ。

きっと続きが読めるのだろうと予感させる終わり方だったので、今からわくわくしています。

0

騎士が想定外

花降る3なので、騎士?イド?「私は文官です!」と言いながら、無理やりバトルに駆り出されるのかwwwなどと思っていました。ステラ兄さまの騎士だったとは!腕を赤くして、主の為に命懸けの忠誠を尽くす。いやもう最高ですね!
もちろん、グシオン王&リディルさまの愛(とバトル)も、良き♡そして今回はキュリ・・・と思ったら・・・
これら、予想外の緊張感、バトルロマンチックファンタジー!さすが尾上与一先生!今回も楽しかったです!そして続きが、楽しみです!!!
・・・そして、小冊子。あのーーー、ステラ兄さまに、説明はきちんといたしましょう。ねぇ・・・ゼプト頑張れ・・・

2

続きを早くお願いします~(人>ω<)

大好きなシリーズなので、続編を楽しみにしていました。
武強国イル・ジャーナの王グシオンと、魔法国エウェストルムから嫁いだ第3王子のリディル。
数々の試練を乗り越え、今では皇太子にヤエルを迎え、仲睦まじく過ごしていた。
そんな時、リディルの兄ステラディアースの唯一の騎士ゼプトより手紙が届く。

魂の膜がなく、儚い存在のステラ。
唯一の住処だった繭が崩壊し始め、助けを求めてきたのでした。

今回はステラ兄様の話なのかな、と思っていたのですが、それだけではなく。
リディルとグシオンを襲った困難と、ステラの繭の再生とを絡め、今回もページをめくる手が止まりませんでした。

ステラの傍で誠心誠意使えてきたゼプト。
彼の献身ぶりがよかった。
あくまで使える側としての節度を保ちつつ、どうしてもその存在を諦められない、という強い想いがいい(*^^*)

もちろん、リディルとグシオンの変わらない相思相愛ぶりも素敵(≧▽≦)

今回もたくさんの好きだなぁ、がありました。
4つの勇気にきゅんですよ。
それぞれに見せた勇気が、らしくて響きました。

魔法使い同士の話し合いにクスリとして、ステラの願いにホロリとして。
ステラとゼプトが抱き合えたシーンは、yoco先生のイラストもあって、感動シーンでした。

まだ解決してない謎があるままだよな、と思っていたら、続きになるのか~Σ( ˙꒳​˙ )
3兄弟で抱き合えるのを楽しみに待ってますね(*^^*)
できれば早めに続きをお願いします~(人>ω<)

4

つ、続きを是非…

大好きな花降るシリーズの最新刊です!
このシリーズ、本当に美しい…情景が浮かびます!映画かアニメのように、頭の中に映像が浮かぶ感じがします。
今回は2番目のステラ兄様のお話でした!
2巻でちょっとだけ登場してましたが、儚くて世間知らずでお城オタクなステラ兄様に会えてとっても嬉しかったです。
イル・ジャーナ皇帝ご夫妻もアイデース皇妃も相変わらずの大活躍…はらはらドキドキして最後まであっという間に読み終わりました!
イスハンがスヴェントヴィト手にしてるから、グシオンも神の心臓手に入れないとなーと思ってたのですが、この展開は…この呪いは…いいのか悪いのか…でも、グシオンのトラウマが軽くなったと思うのでよかったのかなぁ…
ラスト!こ、これはイスハン、期待できるのでは?頑張って!リディル!
ステラ兄様のこの先と、アイデース皇帝ご夫妻のお話も読みたいです!

12

1番難しい魔法

つい先日積んでたこのシリーズを読み始めたらもう夢中になりすぎて夢に出てきました。すんごい世界観。どうしてこのような設定を思いつけるの?と驚くばかりです。作家さんは本当にすごい。
こちらは3きょうだいの2番目のお話。1番この世に生存しつづけるのが難しいから、どうやって留めておくのだろうと思ってハラハラしました。繭って、繭自体が脆いのに、その中の人が更に脆いって怖い怖い。
途中、呪いが発動して大事な子と大事な存在が入れ替わっちゃうところは、何事もなくて良かった…と胸を撫で下ろしました。yoco先生の挿絵が物語の世界観にぴったり合っていて、挿絵が他の方だったらここまでハマらなかったかもしれないなと思うほどです。
グシオンとリディルCPも好きですが、イスハンとロシェCPが1番好きなので、少しでも出てきてくれて嬉しかったです。

11

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP