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小説
シリーズ一気読み。無我夢中です。
気になっていたステラの巻。
ステラやロシェの生い立ちや現状を知ると
どれだけリディルが健やかなのかわかります。
赤腕の騎士というタイトルがセプトのことだとわかり
「絶望せずにいられたのはゼプトのおかげ」という箇所で涙しました。
ステラの生い立ちとゼプトの出会いでダダ泣き。
yoco先生の絵でまた泣く。(先生の作品は宝..)
イルジャーナの跡継ぎ問題も考えさせられました。
BLだからこそ切実な問題。
だけどお茶を濁さないのがすごい。
(前作も思った..)
尾上先生は恋愛だけでなく
政治、戦争、しっかり書かれているから刺さる。
前作に引き続き神の心臓をとりに行く。
四人(ヤエルも!)の
想い合う気持ちが神に受け入れられる箇所でまた
涙…誰も自分じゃなく愛する誰かのためなの。
よよよ..。そりゃ神様も許すて!
神の心臓のおかげでグシオンの武器問題解決。
ヤエルの雷王パワー満タンで跡継ぎ問題解決。
ステラの身体の外殻の形成ができて問題解決。
それでも余った欠片をみてリディルの息が止まる。
「ロシェの身体もこれで作れるのではないか‥?」
(それだーーーーーーーっ!)
希望の光に満ちた未来予想にて幕をとじました。
わーーーーっ
おとぎ話てきには本当の本当に
「めでたしめでたし」だった!よかった‥
この巻でみんな救われた感がある。多幸感!
この巻で終わりなのでしょうかね⋯。
・ロシェの体の顕現でニッコリ
・イスハン大喜びでイチャラブ
・ステラとゼプトのイチャラブ
は読みたいよーーーーっ!
恐らく読者全員の切望かと⋯。
・イド&カルカもちょっと気になるw
はあ..永遠に追っていたい作品になりました。
前巻に続き、今回もメインはリディルとグシオンの冒険譚でした。そこに、リディルの兄である第二王子ステラディアースとその傍使えの騎士ゼプト、リディルとグシオンの養子であるヤエルが絡んできます。
兄のステラディアースは生まれつき体が病弱すぎて、第一王子のロシェレディアの作った繭の中でしか生きられません。その繭が壊れかかっていて、永久に壊れない繭を作るためには『神の心臓』なるものが必要でした。また、刺客に狙われたグシオンが呪いを復活させる呪いをかけられて、満月のときにだけ化け物になる呪いが復活したため、『神の心臓』の呪いの力によりそれを抑えつける必要も生じます。そのため、グシオンとリディル、ゼプトの三人で『神の心臓』があるとされる虹の谷に向かいました。グシオンが呪いを受けた際に梟のキュリもそれを受けていて、復活した過去の呪いによりキュリとヤエルの中身が入れ替わっていたため、実際はキュリの体を借りてヤエルも同行していたことになります。
「四人分の勇気を見せてみよ」というのが、神様が提示した、石を持ち帰るための条件だったので、結果的にヤエルがいて助かります。
四人がそれぞれ勇気を見せたため、無事に神の許しを得て『神の心臓』を持ち帰ることができました。繭ではなく、ステラディアースの体を作ったので、彼は部屋の外にも出られるようになります。
今回もハラハラドキドキが連続する展開でお話は面白く読ませていただきましたが、ステラディアースとゼプトの関係は恋愛よりも主従の絆という感じで、グシオンとリディルにも、特に恋愛面での波乱はなかったので、萌えや切なさとしては少し物足りなかったです。
グシオンが刺客に襲われたのも、国を乱して戦を仕掛けようという感じでもなさそうで、グシオンの呪いを復活させるためだけに刺客がポッと出た感じだったので、ストーリー都合に思えてしまいました。
キュリが過去に入れ替わりの呪いをかけられていて、それが復活したせいでヤエルと入れ替わったという推測も、それを疑うエピソードやどうやってその呪いが解かれたのかは書いてなかったので、唐突に思えました。
個人的には、中身がキュリのヤエルに側近コンビのイドとカルカが振り回されているのが、今回の一番の萌えポイントでした。
花降る~シリーズなので、メインはリディルたちであることはわかってはいたのですが...
ステラ兄さまの境遇を見てきたので、ゼプトとの幸せな日常を読みたくて仕方がありません。
繭の中でのやりとりもかけがえのない物だったと思いますが、存分に陽の下で触れ合えるようになったのですから...
そういうお話を期待しながら待っております。
物語としては、1・2巻と続いてきて解決されなかった出来事が、ぐぐっと前に進んだ形でした。
皆と自身の幸せのために、必死に考えるリディルは賢くてかっこいい。
そんな彼の王グシオンは、望みを抱きながらも最後は自身を犠牲にしようとしてしまうくらいに、大きな優しさを持ってリディルを支えています。
お互いを想い合って支え合って、とても良い相性の2人。
息子のヤエルはすくすくと成長していて未来が楽しみ。
きっと続きが読めるのだろうと予感させる終わり方だったので、今からわくわくしています。
花降る3なので、騎士?イド?「私は文官です!」と言いながら、無理やりバトルに駆り出されるのかwwwなどと思っていました。ステラ兄さまの騎士だったとは!腕を赤くして、主の為に命懸けの忠誠を尽くす。いやもう最高ですね!
もちろん、グシオン王&リディルさまの愛(とバトル)も、良き♡そして今回はキュリ・・・と思ったら・・・
これら、予想外の緊張感、バトルロマンチックファンタジー!さすが尾上与一先生!今回も楽しかったです!そして続きが、楽しみです!!!
・・・そして、小冊子。あのーーー、ステラ兄さまに、説明はきちんといたしましょう。ねぇ・・・ゼプト頑張れ・・・
大好きなシリーズなので、続編を楽しみにしていました。
武強国イル・ジャーナの王グシオンと、魔法国エウェストルムから嫁いだ第3王子のリディル。
数々の試練を乗り越え、今では皇太子にヤエルを迎え、仲睦まじく過ごしていた。
そんな時、リディルの兄ステラディアースの唯一の騎士ゼプトより手紙が届く。
魂の膜がなく、儚い存在のステラ。
唯一の住処だった繭が崩壊し始め、助けを求めてきたのでした。
今回はステラ兄様の話なのかな、と思っていたのですが、それだけではなく。
リディルとグシオンを襲った困難と、ステラの繭の再生とを絡め、今回もページをめくる手が止まりませんでした。
ステラの傍で誠心誠意使えてきたゼプト。
彼の献身ぶりがよかった。
あくまで使える側としての節度を保ちつつ、どうしてもその存在を諦められない、という強い想いがいい(*^^*)
もちろん、リディルとグシオンの変わらない相思相愛ぶりも素敵(≧▽≦)
今回もたくさんの好きだなぁ、がありました。
4つの勇気にきゅんですよ。
それぞれに見せた勇気が、らしくて響きました。
魔法使い同士の話し合いにクスリとして、ステラの願いにホロリとして。
ステラとゼプトが抱き合えたシーンは、yoco先生のイラストもあって、感動シーンでした。
まだ解決してない謎があるままだよな、と思っていたら、続きになるのか~Σ( ˙꒳˙ )
3兄弟で抱き合えるのを楽しみに待ってますね(*^^*)
できれば早めに続きをお願いします~(人>ω<)