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表題作不意打ちの春雷 上

梅山 蓮
高校2年生
八鳥 椿
高校2年生

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

梅山蓮と八鳥椿は小学生の頃から高校に上がった今までずっと一緒だった。

椿の隣は蓮の特等席で、特別好ましい存在で
可愛いと噂に聞くだけの顔も知らない女の子よりずっと。
だからといって、だからこそ、この距離感を失いたくなかったから、
椿からの告白を受け入れられることはなかった。

「だって、お前は俺の友達だろう」

それなのに蓮はあろうことか椿に恋をしてしまった。
そして、ようやく気付くことになる。
自分が椿に求めた“友達”という関係が
椿の諦観と覚悟で成り立っていたということに。

作品情報

作品名
不意打ちの春雷 上
著者
黒井つむじ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784866696546
4.4

(142)

(93)

萌々

(30)

(16)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
17
得点
635
評価数
142
平均
4.4 / 5
神率
65.5%

レビュー投稿数17

激ぴゅあド執着!!!

幼なじみのピュア高校生BL、青春!!

特筆すべきは、主人公・梅山くんの“無自覚な好意”と“独占欲”。
傍若無人とも言える鈍感さで、長年椿くんを振り回してきた様子が、たった数ページでバッチリ伝わってきます。

しかも梅山くん、モテるイケメンなのに「友だち」の椿くん一筋!
本人は無意識でも、読者には伝わりすぎる執着ぶりがたまりません…!なんて残念なイケメン!!

本編の梅山目線でも彼の想いは充分伝わりますが、書き下ろしの湯川くん目線の短編がさらに秀逸!
第三者から見ることで、2人の特別な関係が浮き彫りになっていて、「これはもう友だちじゃないだろ…」と確信せざるを得ません!

梅山の成長物語としても胸を打ちますが、同時に、描かれていない時間の中で椿くんが抱えてきた葛藤や切なさまで想像できてしまい、胸がぎゅーっと締めつけられました。

上巻は、すれ違いと拗れがピークのまま終盤へ……
最高のもどかしさで下巻へ突入します!!!

ピュアって、いいなぁ…

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No Title

今まで読んだ幼なじみblベスト5には入る気がする、、、

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不意打ちに対する正解はなにか?

表紙のびっくり顔に興味をひかれました。

親友DKの無自覚ナチュラルいちゃいちゃ良かったですね。しかし本編はほぼお互い気まずく、意識しすぎたり落ち込んだり。

親友だと思ってたら告白されたお話。
すごーく丁寧にじっくり二人の気持ちやお互い戸惑ったり、いつも通りいつも通り!なところとか描かれてました。

ひきこまれはしましたが、うーん、もうお腹いっぱいかな?
何が正解なのかな?告白されたときに即答せずに考えてみるって言うべきだった?

親友を失う問題。

0

どちらの気持ちも分かる

 親友から恋人になるのって難しいよね、という高校生もの。椿は蓮の恋愛的好意をまったく信用していないようですが、告白されてから相手のことをそういう目で意識し始めて、実際に相手に恋をしてしまうことは往々にしてありますよね。告白されなければそんな気も起こらなかったといえば、確かにすぐ立ち消えてしまいそうな頼りない気持ちに思えるかもしれない。ずるいと感じるかもしれない。それでも、恋の始まりはこうでなければなんて決まりはないので、始まったんだと自覚したなら蓮には臆せず突き進んでほしいと思います。テンポも良く笑えるシーンもたくさんありましたが、片方が告白した後の関係の崩れ方の描写は割とリアルに描かれていたんじゃないでしょうか。

0

幼馴染、距離感0

幼馴染、両片思い、距離感0、無自独占欲、私の幼馴染カプで萌えてしまう要素がてんこもりでした。
攻めの蓮くんが椿のこと特別すぎて同級生にも付き合ってるのかと思われるレベルでイチャイチャ。
でも、それを友達って言う。
梅山蓮、なんて罪深いんやーー。
しかも、告白してきた受けの椿に友達だろって言っときながら距離置こうとする椿に一緒にいないとさみしいってなったり、感情のままに椿を独占したがったり。振り回されてる椿可哀想よ!って思ってた矢先に不意に椿に向ける恋心自覚して椿に振られる蓮くん。そして、泣く蓮。
ここで蓮がんばれ!って気持ちにさせてくらるこのストーリー展開。両思いなのになかなか引っ付かない。早く引っ付いてーって気持ちとザマァという気持ちと折り重なって面白い。
上下巻同時発売してくださっているので上巻の両片思いで終わっちゃうモダモダをすぐに解決してくださるのもありがたいです。

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