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表題作魔女の犬 1

飯田夏美
荒くれ専門の何でも屋,20代
浅倉啓悟
ヤクザの会長のひとり息子,犬の魔女,20歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:CP紹介

あらすじ

「じゃあ、俺を雇えよ。対価は――…」

荒事専門の何でも屋を営む飯田夏美は常に刺激を求め、退屈な日常を過ごしていた。
そんな時、銃で撃っても死なない不気味な男たちに追われる謎の青年、浅倉啓悟と出会う。
啓悟と彼の置かれた環境に興味を持った夏美は啓悟に接触を図るが…?

暴力を渇望する狂犬×すべてを復讐にささげる男
前作『魔女と猫』ヒール役二人の前日譚開幕――!

作品情報

作品名
魔女の犬 1
著者
黒井よだか 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
&.Emo comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784796416580
4.7

(149)

(124)

萌々

(19)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
22
得点
709
評価数
149
平均
4.7 / 5
神率
83.2%

レビュー投稿数22

ページをめくる手が止まらない。

まず何よりかなりグロいのでそういう描写が苦手な方は本当に要注意な作品です。
でもそういうのが平気な方はぜひ読んでほしい。

前作「魔女と猫」でとにかく厄介で脅威な敵だった2人(主に夏美が)の前日譚にあたる今作。前作はメインの2人が人としてはまともだったのに対し今作は倫理的にまともなのが啓悟しかいないのでヤバさ増し増しな感じですが、その分スリルも爽快感もたまりません。

正直過去BLで出会ってきた中で個人的に夏美が一番ぶっ飛んだキャラだと思います。痛みに強すぎるというかどうしようもないことに揺さぶられないメンタルとかどんなピンチ(物理的)も楽しんでしまう精神力とか、自分にとって楽しいことしかやりたくないという芯の強さとか一体どんな人生を歩んできたらこんな人間が育つのだろうとシンプルに疑問に思いますが、ここまでとんでもないやつが誰か1人に執着したらどんな風になるんだろうと楽しみで仕方がありません。

ここまでの世界観を作り描き上げてしまう先生に脱帽です。タイトルの響きから受けるファンシーな印象とかけ離れた残忍で複雑な世界、救いを必死に求めてしまうような辛くてでも美しい世界観に圧倒されます。
彼らが行きつく先を知ってるからこその過程、楽しみにしてます!!

7

めちゃくちゃ面白いです

「魔女と猫」のスピンオフです。

復讐のために悪魔(のように強い男)と契約した魔女と、魔女の犬(使い魔)になる悪魔のプロローグ。

スピンオフですが、こちらの作品だけ読んでも楽しめるように描かれていました。
時系列で言うと「魔女の犬」→「魔女と猫」になります。

前作未読でも楽しめると書いたのですが、前作から読むと少し未来の彼らや残機数を知って読むことになるので結末をハラハラしながら楽しむことができますし、あちらでは敵側です。

未読の方は、本作がお好みに合えば是非読んでみてください。

一言でこの作品を表すなら、ダークファンタジーバイオレンスバトルラブ(ラブはこれから)。

そんな作品読んだことありますか?

私は前作で「こんなBL漫画初めて!」をいただいたのですが、本作もアクションシーンの迫力と筆力が素晴らしかった。

ラブシーンもとってもお上手なんですけど、そちらは次巻乞うご期待!



前作で受けた印象とはまた違う2人を知ることができました。

夏美は前作ではぶっ飛んだ戦闘狂の印象が強かったけど、兄貴肌で優しい面も知れたし、啓悟は想像していたよりずっと真っ直ぐで可愛かった。

2人のバディ感好きだなー!

ネタバレになるので知りたくない方は読まないでほしいんですが、夏美の左足が義足だったなんて前作では全然気づきませんでした。

何があったのかも気になるし、この足でこんなにバカ強いなんて...魅力がまた1つ増えてしまった。

私はスピンオフの方が好みなことが多いんですが、こちらも例に漏れずかもしれません。



「どう生きて、どう死ぬ?」

彼らの生き様と最悪の魔女への道程、楽しみで仕方ありません。

4

暴力+ファンタジー+BL=完璧な面白さ!

好きなもので埋め尽くされている!楽しい!
次も絶対に買います。正直今まで気になりつつも絵が怖い感じなので手を出さずにいましたが、もし同じように感じてる方がいらっしゃったら「もったいない」です。

暴力、血、喧嘩、裏切り、組員、ファンタジー、魔女。全部好き。
ネジぶっ飛んでる夏美がいい。狂/闘犬って感じで怪我や死ぬことより、今生きている退屈さに耐えられないタイプです。燃えかす?過去に何かあったせいでそんな性格になったのかもしれません。左膝下が義足なのも関係あるのかなぁ。すみません、スピン元読んでない者のレビューです。
義足設定をしっかりエピソードにからめてきたりするのが上手い。ずっとノンストップで読者を飽きさせません。
夏美サイドに居る仕事仲間の褐色、黒髪の彼女も頭良さそうでカッコいいです。
啓悟くんは1人で逃げていたところ夏美に出会い契約を結ぶんですが、仮はキス。
本契約はしっかり体をつなげなくてはならないみたいで、この1巻ではまだキスまでです。
そういうシーンが2巻にあるんだろうなぁと期待して待つのって、結構楽しいですね。
5話と描き下ろしで約206ページありました。

2

刺激が欲しい方に是非

筋肉!バイオレンス!ちょっとシリアス!!
暴力、血の流れる表現ありますが、気の強い真っ直ぐな男(受)が筋肉、暴力、闘いが大好きな男(攻)に少しずつ心を開いていく過程がたまりません!
攻めが、まあ〜頭がキレるし、世話焼きだしでギャップもたまりません。あっちのレッスンも最高ですよ。完結してないお話しですが、続きが楽しみですし、ずっと続いて欲しいくらい引き込まれます。
あと、バトルシーンの構図や、意志を感じる表情など、よだか先生の本領が発揮されております。

2

大好きな世界観。

『魔女と猫』を読んだときから、主人公たちの敵として登場した二人のことが気になっていたので、彼らのストーリーを読むことができてとても嬉しいです。しかも続きもの!
『魔女と猫』よりも過去の時間軸なので啓悟がすごく初々しさがあるというか、夏美に翻弄されてしまうような部分も多くてびっくりしましたがめちゃくちゃ可愛くて最高でした!!
ストーリーは不穏でヒリヒリしますが、ドキドキなシーンで続いているので2巻がとても楽しみです。

2

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