電子限定おまけ付き
「君に恋するはずがない」スピンオフ作品。
ロマンス篇で登場した水野と目黒のお話です^^
シリーズ未読でも問題無く読めるかな~と…。
ちょいちょい登場する北大路が気になる方は、
是非スピン元へGOしてくださいヾ(*´∀`*)ノ
(キラキラ王子様×硬派王子様で良きですよ~~~!)
さてさて。
ロマンス篇で目黒への片思いを拗らせてた水野。
特に告白などするつもりはなく、
遠くから見守ってトキメキだけ味わえたら満足。
目黒と"恋愛"をするつもりは毛頭ありませんでした。
そんなある日、2人で飲んだ翌朝、
隣に寝ている目黒&えっちした数々の痕跡が…!!
動揺しまくる水野でしたが、
目黒からはお試しで付き合う提案をされてーーーと展開します。
目黒のイメージは人懐っこいワンコだったけど、
帯にロールキャベツ男子と書かれてるんですよ。
最初ピンと来なかったけど読んで納・得☆
スイッチ入るとド攻め顔+ちょい強引+肉食攻めなんですッッ!
これは古の少女漫画に出てくる強キャラやん…!
有無を言わさない強引さにトキメクやつやん…!
普段とのギャップえぐくて惚れるやつやん…!!
須坂作品の中でトップオブ攻め様と書かれてたけど、
確かに。スイッチ入った時のド攻め顔は新鮮でした。
ただ目黒はちょっとチャラい感じもあるかな…?
恋愛慣れしてて、コミュ力も高く、とても前向き。
ワンナイトラブもあっけらかんとしてるし、
何事もポジティブに進めるところとかノリの軽さが垣間見えるというか。
で。一方の水野は目黒と真逆なんですね。
とてもネガティブだし、恋愛は苦手で敬遠してて。
そもそも自己評価が低く"平凡な男"を自称してて。
(美人系イケメンの自覚がなくてビックリ)
おためしのお付き合いに対しても、
常に"いつか別れる未来"しか見えてないのです。
目黒はいつか離れてく前提で物事を考えてて…。
水野は自分の魅力をわかってないんですよー!!
そんで自分への自信の無さは、
目黒の気持ちを信用しきれないことにも繋がる。
話が逸れますが……。
少女漫画好きのベクトルも北大路と違って、
・北大路→キャラに自己投影してキュンキュン
・水野 →壁から第三者の恋愛でキュンキュン
って感じで楽しみ方が違ってる気がする。
(※あくまで個人的解釈です。たぶん水野は壁派)
多少影響があるのか、告白の流れも含めて
水野の恋って独りよがりなんですよね(;ω;)
自分で納得して、自分の中で完結させちゃう。
自分をすぐフェードアウトさせようとするもどかしさがありました。
そんなこんなで身体から始まったお付き合いは
中々進捗は芳しくなく厄介で…(;´Д`)
そんな中でチャラかった目黒のマジ恋覚醒や、
一人で完結してきた水野の恋の変化などなど、
関係が少しずつ進化していくのが良かったです…!
ちなみにきれいに終わっていましたが
まだ課題がある2人なので続編決定してるそう。
(核の部分は根本的にかわってないもんな…;)
(水野、自分に自信なさすぎてマジもどかしい)
両思い後も前途多難な2人を見守るのが楽しみです。
神以上の評価がつけれないのが悲しい
短期間に二周目おかわりしちゃいましたけど
噛めば噛むほど美味しい。
そして絵が美しい。
好きのベクトルが逆転するのが
めちゃくちゃ性癖なんですが
他に好きな人ができたら
そっちいってもらってもいいですからねー
みたいな事言ってたくせに
振られて
もう一度付き合って!って必死で縋るあたり
若干の攻めザマア感を感じたのは
私だけでしょうか…。
設定に入ってないんだなぁ。
自覚してからはどんどん
目黒くんの水野さん愛が加速していきそうで
続きが楽しみです!
巻き込まれて勝手に当て馬にされてた北大路さん(笑)
次巻は絡みもあるんでしょうか。
「きみに恋するはずがない ロマンス編」のスピンオフ。北大路が大阪支社に出張していたときの同僚・水野と目黒のお話となります。
ロマンス編で既に水野と目黒の関係性や、水野の片想いについて十分に触れていたので、今回の2人のストーリーについては話がすんなり入りました。なので、トキメキ編を事前に読んでおくと、一層ストーリーが頭に入ってきやすいと思います^ ^
こちらの2人の恋愛は一筋縄じゃいかない難しいものがあって、拗れた片想いと伝わらない想いに、はー…もどかしい!ってなりました。
水野(受け)は上司で30歳。
目黒(攻め)は部下で24歳。
どちらも成熟した大人の男なのに、恋愛には弱いっていうか…まぁダメダメです。そこに共感が持てるかどうかで評価が変わる感じかな。私は、どちらにも共感できなかったです。
水野の方はですね、とにかく女々しい。少女漫画好きなせいなのか、苦しい恋愛に対して身を引くことが美徳だと思ってる節があります。付き合うきっかけはまさかのベッドイン(セックスなし)からですが、好きな人と付き合えたアドバンテージにそこまで消極的になる理由が意味わかりません。
付き合っているのに苦しい思いをしてばかりで、楽しくデートをしても結局"別れ"の未来をいつも意識してる彼に、しっかりしてよと思うばかりでした。
そして目黒。運命の人ってなんやねん。
運命の人が現れるまで付き合いと別れを繰り返すだって…?こちらも相当にややこし思考。
運命の人を相手に求めてる段階でもうアウト。大事なのは、"運命かどうか"じゃなくて、"運命にするかどうか"なんだよ。
目黒にとっての運命の人かどうかを交際期間中ずっと審査されてるみたいで、そりゃ水野も目黒との交際に不安になるってもんですよ。こんな漠然とした理想の相手像に、これまで振り回されてきた交際相手たちに同情しちゃいました。
"運命"とかややこしいこと言わないで、ただ好きだから付き合うで良かったのに。水野とは別の次元で、こちらも恋愛不器用さんなことを大いに理解しました。
そんな彼らの恋模様でしたので、すっきりするようなしないような…の曇り空。恋心が噛み合っていなかったのが焦ったかったです。
上司と部下のリーマンものだし、しかも上背がある水野の方が受けという絶対的萌え要素を引っ提げたストーリーだったけど、共感できなかったのは少々残念。少女漫画でキャラ変するところとか、水野の楽しい個性を全面に出してくれたらもっと楽しめたのになと思いました^ ^
ちなみに、今作では北大路は水野の恋愛相談役として友情出演。すっかりマブダチと化した2人に何気にほっこりしました♪
『君に恋するはずがない─ロマンス篇─』に登場した水野のお話です。
シリーズ未読でも問題ありませんが、スピン元では仲良しな目黒と北大路にモヤモヤする水野が見られます。
恋愛に臆病な水野が目黒と一線を越えるなら酒の力を借りないと無理ですよね……!!とストーリーに引き込まれ一気に読んでしまいました。
目黒はどうやって水野を運命の人だと判断すれば良いのか分かってないし、水野はいつか別れるなら今別れようとするしで、すれ違う二人に終始ハラハラしっぱなしでした。
一応両想いになったものの、まだ水野の秘密も明かせていません。
二人の物語としてはまだまだこれからなので、今から続編が楽しみです!
シーモアは白抜き&白刻み海苔修正でした。
照れて恥ずかしがる水野がとても可愛かったです!!
「君に恋するはずがないーロマンス篇ー」にチラチラ出てきた大阪支社のわちゃわちゃ可愛い系男の子といった感じの目黒。
その時はわたしの目には傍役にしか見えずすみません、今回こんなにも雄々しく引力強め男子だったとは!
新たな萌えを発見した次第でなかなか美味しかったです。
部下の目黒に片想い中の水野、どうやってくっつくのかと思っていたらなんと酔っ払ってなにがなんだか分からないままカラダが先にくっついちゃったとは、、(あ、入ってはおりませんっ)
その後の水野のネガティブ、ペシミストなプラス乙女チックな混乱ぶりも妙にハマりました。
時々登場する東京の北大路にも「水野さんってこんなに面白い人だったんだなぁ…」と思われています。
目黒も雑食系肉食系で軽くて明るい、で恋愛経験豊富なのは自分だけの運命のひとを探しているから!
ってここもロマンティックというか乙女チックというか、、
でも探す原因となった子ども時代はそこはかとなくほの暗い。
目黒の内を露伴のヘブンズドアーで視るとするならば(なんのこっちゃ分からないかたごめんなさいっ)
何重にもページがくっついていて捲りにくくなっていそうです。
えちシーンは意外にも?エロかったです。
わたしはいつも須坂先生に強めエロは求めないのですが、最近良い意味で裏切られていますね。
目黒がグイグイくるところと水野が心臓バクバクヘタってしまうところがなんともバランス良くてエロいんですよ。
紙本、白短冊。
けっこうブツは描き込まれている印象です。
やっと恋人同士、付き合い始めた目黒と水野。
続篇も始まるようでとても楽しみなお話がまた増えました。
タイトル、「水野忍の理想の恋愛」ですがどっちかというとこだわっているのは「目黒大智の理想の恋愛」なんですけどね。