【究極の魔族BL短編集!!】

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表題作スイート・ナイトメア

丸村
嘉島の元部下
嘉島重充
栄養ドリンク開発部係長,魔族

同時収録作品無灯くんのおいしい悪魔1、2

無灯
委員長,鬼
夢野奏汰
高校生,獏と人間のハーフ無灯,委員長

同時収録作品なりそこないのけものたち1、2

古西彩斗
バンピール
リオ
ゴブリン

あらすじ

ある日、人口が増加しすぎた魔物が人間界に移住し始めた。人間と魔物は共存という道を選び、それから●年後──

■case.1「ミツバチ」
インキュバスの遠縁にあたる嘉島は、製薬会社で人間のエネルギー(精)を集める“ミツバチ”として働いている。ノルマが達成できず風俗街を彷徨っていたところ、元後輩の丸村を見つけ、無理やりホテルに連れ込むけれど…?
■case.2「無灯くんのおいしい悪夢」委員長×夢喰い
■case.3「なりそこないのけものたち」混血吸血鬼×ゴブリン

計3作を収録した魔族BL短編集!

作品情報

作品名
スイート・ナイトメア
著者
イイモ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス リンクスコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344854307
4.2

(53)

(24)

萌々

(18)

(10)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
222
評価数
53
平均
4.2 / 5
神率
45.3%

レビュー投稿数10

巻末に4コマ漫画あるよー!

地球に魔族がやって来て共存しているという世界観のお話です。3組の魔族カプが登場します。

イイモ先生こんなテイストのお話も描けるのですね。どのお話も良かったですぅぅぅぅぅ。

本編、描き下ろし、4コマ漫画、電子限定の1ページ漫画、全て良かったですー!中でもイイモ先生の4コマが読めたことに感激しましたー。

※シーモアで読みました。修正は白抜き。

1

盛りだくさん!

イイモ先生の漫画は作家買い必須なんですが今回は同じ世界観のものをいろんなCPで見れたのでとても満足感が強かったです!個人的に好きだったのはインキュバスおじさん受けの作品と、あとのゴブリン受けの作品でした。インキュバスおじさん受けのものが表紙になっていたので、てっきり他よりお話と思いきや、一番短かったです笑
えろもほどよく入ってくるとこの世界観ならではシチュエーションもたくさんあって、とても設定もこっているのが伝わってきました!

1

ハートフル!

魔物と人間が共存する世界ということでいろんな魔物が登場!

おじさんサキュパス×人間
堅物鬼×ギャル夢喰い
人たらしな吸血鬼亜種×きゅるきゅるゴブリン

特異体質に振り回されつつも
その体質やコンプレックスも良い感じに活用される結果になってて面白かったです!

どのお話もコメディのような店舗良い掛け合いが楽しくて可愛い!
楽しいだけでなく、苦悩や葛藤のほんのりシリアス要素やハートフルな場面にグッときました!!

文明は進化してないって設定も細かくて楽しかったです!

オムニバスですが、ひとつひとつが濃くて、蕩け具合が最高でした!!

1

無灯くんの〜が好き

あの夢の内容を知られて、普通に接して、それどころか次々新作を一緒に見てくれる…訳ないだろ〜と思ったら、違う夢だと思っていたのね
なるほど〜
でも、好きな人に自分の意識では操作できない夢を共有するって、なかなか勇気ある行動だと思うのだけど、その辺は気にならないのね
自分の見る悪夢はソレに決まってるて思ってた。そんくらい長年の悩みだったのね

夢野くんは自分が犯される映像を甘い味と同時に摂取することでなんか性的な間柄になりたくなってしまった?愛されているみたいだから良いんだけどね

人類が堕落して平成初期くらいの文明で止まってるってけど、そうじゃないと適応できない魔族とかもいそうだなとも思いつつ、自分は昔の人だからかあんまり違和感なかった

1

色んな魔族達の恋模様

イイモ先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
ファンタジー 3
エロ 3
魔族 3
な感じだと思います。

今作は表題作併せ、3作品が同時収録されています。

20××年、魔族の人口増加により、人間界に移住し始めてから数百年後。今ではすっかり魔族も人間社会に溶け込み生活していた。製薬会社で働く嘉島さんは、人間のエネルギーである精を集めなくてはいけないのだが…。

表題作は、会社の元後輩で人間の丸村さん×インキュバスの嘉島さんのカプです。

人間のエネルギー集めのノルマが達成出来ていない嘉島さんは、風俗街で会社の元後輩の丸村さんと出会い「今だけこいつを俺にくれ」と精を貰おうとするのですが、なかなか上手くいきません。
インキュバスではありますが遠縁で、しかもインキュバスとして生活していた訳ではないので経験もない状態です。なので結局、丸村さんを気持ち良くさせるより、嘉島さんの方が気持ち良くさせられちゃいます。

因みに人間エネルギーは厳密には精力エキスみたいで、絞り取った後は、精気バンクの端末に触れると回収されます。服も着たままなので、再び体内から精力エキスを搾り出すようなエロ展開はありません。

他にも、人間と獏の混血で、人の夢を食べることが出来る高校生の夢野くんが、無灯くんの夢の中で、自分が抱かれていることを知ってしまったり、新しく仕える魔族を探していたゴブリンのリオくんと出会った混血吸血鬼の彩斗さんだが、眷属を作る気はなくて…。

あとがきでもイイモ先生が書いていますが、コメディ寄りなので、悲しい描写は殆ど無く、どの魔族も人外感はあまり無いですが、様々な魔族の攻めも受けも楽しめるので、是非とも読んでほしいです。

1

それぞれの魔族の特性がおいしい。

人間界に魔族が流入して、ある程度混血が進んだ世界。
同じ世界観で3カップリング。それぞれの登場人物に繋がりは無し。



『ミツバチ』
元同じ会社の先輩後輩。先輩がインキュバスの遠縁。

標準体型のおじさんインキュバスが快感に悶える姿が大変おいしかった。
人の精力に反応して淫紋が変化するってえっっちだなぁ。
ところで会社が主導してノルマ課す「ミツバチ」って法的・人道的に問題はないのだろうか。なんかちょっとブラック企業の香りがするよね。



『無灯くんのおいしい悪夢』
高校クラスメイト。
委員長の無灯(人間?)と夢野(獏と人の混血)

無灯に嫌われていると思っていた夢野。出来心で無灯の「悪夢」を食べたら、自分が無灯に抱かれていてビックリ。
夢を食べる描写が幻想的で素敵だった。
このあとの展開がすれ違いコントみたいで面白かった。

ベッドシーン(布団だけど)は体格差を存分に堪能できて最高だった。無灯の本当の姿とてもかっこいい。
「鉄アレイ」とか「今日死ぬのかな」とか本気で物騒なのもよかった。
後半はちゃんと気持ち良さそうだったので、回数こなして夢野がもっと慣れた状態のえっちも見てみたかった。



『できそこないのけものたち』
花屋の彩斗(ヴァンパイアと人の混血)と新たな主を探しているリオ(ゴブリン)

この作品は、もっとコミックス一冊くらいかけてじっくり描いて欲しかった感じがする…
ストーリー性のある話なので圧縮されてるのがもったいないような。でもビジュアル面は申し分なく良かった。

リオの言動や行動は、本心本音と種族の使命感によるものが混在していて、意図的な嘘や無自覚な想いも混ざるので読み解くのが難しかった。

彩斗は彩斗でなに考えてるのかよく分からなかったし、ヴァンパイアと人の混血についても具体的に出来ること出来ないことが明示されないままだったので、クライマックスでバンピール云々言われてもポカンとしてしまった。(とりあえずロマンある存在なのは感じた)

清水のことももっと知りたかったな…。彩斗との出会いとか、なんで一緒に居るようになったのかとか…



3作品とも、「ここが最高!」と言える部分はありつつ、もう少し読みたかったなとも感じた。
世界観がしっかりしているので、この一冊だけと言わずシリーズが続いてくれたらいいのになと思う。
もっと色々な魔族を見てみたい。

2

めっちゃ面白かった〜〜〜!

イイモ先生って癖の強い作品のイメージがあったのですが(『イノセント』とか)、モブみたいな見た目のキャラクターが主人公のお話が大好きな身としては、『無灯くんのおいしい悪夢』がとても気になってしまい、ファンタジーもあまり得意ではないにも関わらず衝動買いしてしまいました。

そして、読んで大正解でした!

表題作も面白いし、お目当ての『無灯〜』も期待以上で大満足だし、(失礼ながら)お目当ての話は読んだので読まなくてもいいかなぁと一瞬思った『なりそこない〜』も読んでみたらすごく面白くて。

ばりばりのファンタジー設定ですが難しくなく適度に軽くて読み易いのでオススメです!

2

魔族と人間が共存する世界 3CPのオムニバス風BL

好きな作家様。特に「悪癖」が大好きな作品。
本作も試し読みがすごく良かったので購入しました。

魔族と人間が共存しはじめて数百年後の世界が舞台。関連のない3CPのオムニバス風。全体的にコミカルな作風。短編と中編なので、ネタバレ少なめでレビューします。

【ミツバチ】短編
ちょっとヘタレな男前攻めと年上おじリーマン受け。
攻めの丸村は、ガタイのいい年下敬語攻めで好きなタイプ。
受けの嘉島は、固そうなおじさんリーマンが、濡れ場ではグズッグズになるのが大変エロい!
真面目そうな丸村が、濡れ場で開き直った後は、雄みとSっ気が出てきて、執拗で絶倫なのがまたエロい!!羽根にキスするのエッチだな〜。
短編だけど、CPもストーリーも濡れ場も一番好きです。書き下ろしも甘々エロで最高!
もうちょっと長めに読みたかったかも。

【無灯くんのおいしい悪夢】中編 
DKカプ。初めは受け攻め逆だと思ってました。
夢野のお顔が可愛い♪獏(バク)と人の混血で夢を食べるって設定、面白いな〜。
無灯は夢はドエロなのに、健気でピュアでちょっとヘタレで可愛い。
二人とも細めだなと思ってたら、フタを開けたら体格差カプで、濡れ場での攻めの雄みに大変萌えました♡

【なりそこないのけものたち】
中編。他2編より切ない作風。
花屋の吸血鬼×拾われたゴブリンのお話。
攻めの彩斗がすごい美人で嬉しい驚きでした!先生の作品では珍しい美形♪
ただ内容はちょっと自分にはハマりませんでした。
彩斗がリオに惹かれて抱くシーンの心情の変化がいまいちよく理解できなかったし、リオが彩斗を好きになる過程もよくわからなかった。
ストーリーも自分にはちょっと難しかった。
とはいえ彩斗が美しくて目の保養でした。あと希望を感じるラストもよかった。


各話短いながらもしっかりした世界観とストーリーで、やっぱりイイモ先生はストーリーテラーだな〜、と改めて感じさせられました。
3作目はあまりハマらなかったけど、全体を通して楽しく拝読できました。  

電子(coicomi) 白抜き修正かトーン修正
(体位などで局部を隠す描き方がメインなので、修正は少なめ。それでもエロエロだからすごいw)

5

割とあっさりなストーリーかなと

悪癖でファンになり
完全に作家さん買いさせてもらったので
期待が高すぎてしまったのかもしれないですが

魔界から移住してきた魔物と共生する
人間社会という設定は面白いんですけど

ストーリーはどこかあっさりしていて
2人はすぐくっついて、そこからグッとくる
展開があまり感じられないように思いました。
起承転結の転が弱めといいますか…

絵は相変わらず魅力的で、トロ顔は最高でした。
1話目のミツバチのオジのインキュバスとか
可愛かった…

とにかくイイモ先生の作品は、
ファンタジー性が高くて大好きなので
また次回作はどんな作品を描かれるのか
楽しみにしてます!

2

三者三様、魔族も色々♡読後はほっこりじ~んと余韻に心があったかくなります (ღˇ◡ˇ*)♡

3組のお話しが読めるオムニバス形式です
世界観は魔族と人間が共存する世界のファンタジーな日常
作風はコミカルな雰囲気がベースですがキュッと切なさを感じられる所もあったりして三者三様の楽しさが詰まった1冊です

1冊で3組のお話しなのでそれぞれのCPのお話しはそんなに長くはないのですが短さを感じる事も一切なく、しっかりそれぞれのCPと魔族の特性が楽しめる濃さがありました♡

尚、世界観は共通していますがそれぞれのCPの繋がりなどは描かれてません
「スイート・ナイトメア」という1冊の中に「ミツバチ」「無灯くんのおいしい悪夢」「なりそこないのけものたち」という3つのお話しが収録されています
表紙は「ミツバチ」のお2人です

簡単に3組の紹介を…♪
「ミツバチ」
元会社の部下と上司
人間×魔族
こちらの魔族はインキュバス
更に年の差ありです
先生のあとがきのお言葉を拝借しますと受けのインキュバスが「企業戦士インキュバスおじさん」です←属性が濃すぎて笑っちゃいましたwww
コミカルさとほのぼの感が溢れていて作品の導入部分として落ち着いて読めます
インキュバス設定ですがエロが激し過ぎる事もなく読みやすいです♡(でもヤッテますよ♪)

「無灯くんのおいしい悪夢」
高校生同士のお話し
魔族同士で組み合わせは鬼(極卒)×獏と人間のハーフ
受けの夢喰いが珍しい設定で面白かったです
すごくかわいらしくて応援したくなる2人‼
攻めの鬼設定もまたドキドキが潜んでいるので二面性が大変おいしかったです♡
えち度は標準ですが鬼化した時と普段のギャップが良きスパイス!

「なりそこないのけものたち」
バンピール×ゴブリン
出た…!!!バンピール…!!
ものすごい個人的な話ですが、ほんとつい最近覚えたばかりの「バンピール」‼早速ここで再会です♪(バンピールは吸血鬼と人間の混血)

今回のお話しの中でダントツに好きだし心に残ったお話しでした
ちょっとうっすら涙してしまいました…
攻めのバンピールの想いがとても深く、穏やかで、、、
そんな彩斗(攻め)のルーツを知った時にその「愛の源」を知れたようでもっと彩斗が好きになっちゃいました
もぉこのお話しの裏の主役はこの(私的に)源認定のお館さまのおじいさま・・・
深い深い愛に胸が打たれました
あと、彩斗の黙っていれば美人さんなのに、、、というチョッピリ残念加減もすごく愛らしくてツボりました( ´3`)~♡

レビュー冒頭にも書きましたが、ほんと1冊に3組のお話しが詰まっているのに各話、各CPのお話しが丁寧でページ数(220ページ弱)以上の読み応えでした!
そして何より読後の余韻が心地よい(*˘︶˘*).。.:*♡ 
私は朝に読みましたが、1日の始まりにも1日の終わりにでも、、、いつ読んでもきっとすごく気分が良くなる1冊だと思います

修正|白抜き基本、あとは直接描写をしない体位や行為も交えての描写です 性器の大コマは白抜きなんですが細かい所は白抜いてない事もあって意外と修正が目立たなくて結構良かったです

7

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