デジタル版限定特典付き
第5巻。
おやおや、少しずつ椿に対する胸の高鳴りが増えていく悠兄の変化が尊いですね。
2人の仲を少しでも進展させようとした比嘉のお節介の末に悠兄の言葉がきっかけで椿が怒ってしまったり、大好きな悠兄に対して怒ったり殴ったりしてしまって激しく後悔・落ち込む椿もめちゃくちゃ可愛かった。
というか、すでに2人は相思相愛みたいな感じなので後は椿が大きくなるのを待つばかりというもどかしい関係性がグッときます。
TO DOリストや罰ゲーム、添い寝やプリクラなどイチャイチャな2人が可愛すぎて11連勤の疲れも吹っ飛ぶ癒しでした。
椿×悠
純粋でありながら真剣な愛情を悠に注ぎ込んでいる椿。
そんな椿に優しくておっとりしている悠。
小学生と高校生という今しかない学年差が最高で、
普通の日常の中に2人の特別な瞬間が散りばめられていて、
一つ一つ宝物みたいにキラキラして、
その瞬間が少しずつ恋の空気感を漂わせて、キュンとせずにはいられない!
ついに椿への気持ちに気づいている悠、
弟みたいな存在だったのに、
恋愛になりそうな隙間の恋ドキに抗えない照れ照れ具合が絶妙で萌える!
悠のためにいい男になりたい椿の一途さと、
そんな椿を温かく見守る悠の尊さ、
そして椿が大きくなるのを待つというじれったさが感じられる中、
その可愛らしさが溢れる待つ時間がこの作品の最大の魅力と言えるでしょう!
連載も追っている作品なのですが、本になるとおまけや描き下ろし、イラスト多めでお得な今作。
相変わらず本当に可愛い2人ですね〜
ずっと変わらぬ2人でしたが、最近の2人には少し変化もあります。
椿は好きの気持ちをきちんと自覚していて悠も自分も椿に特別な感情があることに気づいています。
とはいえ相手は小学生なのでね、それ以上のことはありませんが、ドキドキしたりするシーンはなかなかいいなーと思います。
基本は可愛い日常のバタバタを楽しみつつ、恋愛要素が増えてる気がします。
この作品はどこかのタイミングで椿の年齢がぐーっと上がってその先までたどり着くのか、タイトル通りの今のままなのか…
椿の成長後予想は先生も描いている通りにちゃんとイケメンなのでその先にたどり着くとただのBLですからね。
それは思い描くだけでまだ今を楽しむのが良いのかもしれません(悠兄の心境と同じです)
小学生と高校生だから決して進展しなくても良いかなぁと思ってました。でも椿の真剣な気持ちだけは真摯に受け止めて欲しいとも願ってました。前巻でようやくお互いの認識の違いに気が付いた悠がジタバタするのが今巻でした。
「ショタおに」のもだもだ感を愛する私でも、作中の悠のとある一言にはかなりムカつきました。あんな無神経なことが良く言えるなと、いくら悠が天然でも許せなかったので今回は神評価にしませんでした。
それでも椿は前向きで他人を思いやる事が出来て良い子でした。椿が成長してモテまくって悠がヤキモキして苦しめば良いのにと意地悪なことを思ってしまいました。(成長する事は無いだろうけど)
それと椿の同級生がウザくてダメです。応援しなくていいから消えて欲しい…。悠の同級生だけでオッケーですから登場比率を変えて欲しいです。
椿の気持ちは揺るぎないのだから悠の心理描写を増やして欲しいです。ちょっとは反省して前向きになったけど、まだまだ足りないです。
また必ず次巻も購入すると思いますが、椿の思いと同じくらいに悠の気持ちが育ってることを願ってます。
あとがきで、中山先生が描き始めてから4年くらい経ってると書かれていてました。
もうそんなに経つんだあ! という驚きとともに、 椿と悠兄の関係性って、椿が大人にならない限り、BがL的関係にはなれないだろうから、このままのじりじりとした、椿が悠兄のことを一方的に大好きパターンで進むのだろうなあと思っていました。
が!
が!!
今回!ようやくほんの少しだけお話に進展がありましたね驚!!
まさかの悠兄、椿への「好き」を自覚しましたね!!
でもやはりそこはショタおにです。
年齢を理由に、もう少し大人になったら、、、と心のなかで呟いております。
そこは曖昧に濁し続ける感情だと思ったので、個人的にはびっくりです。
そして自覚した途端、椿へドキドキしまくりな悠兄が可愛かったです。
タイトルがショタおにですが、時々悠兄の妄想のなかや、空きページに掲載されていた大学生椿など、大きくなった椿と悠兄がBがLしてるお話を普通に読みたいなあと思ってしまいました。
まだまだお話は続くと思いますが、今回の5巻で「好き」を自覚した悠兄が、微々たるものだと思いますが、ここから恋の相手としてビシビシ椿を意識していく姿を見られるのがとても楽しみです!!
ちなみに、ちゅーぷりで照れる悠兄かわいかったです///!
次巻も楽しみです!!