電子限定描き下ろし付き
ヒモ、拾っちゃいました。
朝起こされた時に別の女の子の名前を言ってしまって、家を追い出されるヒモの海(カイ)。
コインランドリーで海(うみ)と出会います。
カイのお顔がいいんですよね。でもうみくんもいいお顔。ふたりが出会うコインランドリーでの目の表情がすごく色っぽくて、これからのふたりがどうなっていくのか感じさせる素敵なアイコンタクトになっています。
カイに住むところがないなら、と自宅に誘ううみくん。ナチュラルボーン・ヒモのカイはラッキーと家に上がり込みます。でも、質素でお金もなさそうな部屋。それでもコインランドリーで落としたエロいパンツと優しいうみくんに対して抱けそうだと布団に入り込んでいくカイ。
でもうみくん、純粋なので身体目的とかじゃないんです。そこがまたいい!!
そんなふたりの同棲生活から物語ははじまります。
男の人が好きだからか、ひっそりとひとりで過ごしてきたうみくんは趣味も友だちもなく誰かと一緒になにかをすることもなかったので、カイと過ごすこと、カイに言ってもらうことが嬉しくてたまりません。その様子がとてもかわいいんだけど、ちょっと切なくなります。
もちろん、うみくんはカイのかいがいしいヒモ力と軽いキスによって自分たちは付き合っているんだと思ってしまいます。それなのに!!!ヒモのカイと恋するうみくんの間にはかくも大きな隔たりがあるんです。
クズ攻めが一度失ったかわいい受けの信頼と愛情をどうやって再び手にするのか!わたしの大好きな展開になってきます。
カイが荒んでいった理由、カイがつれなくなったうみくんに告白する方法、カイの夢の実現、パンツのことなど後半では描かれていきます。すべての回収がうまく描かれていて、さすがみう先生です。萌えが溢れています。
やっと両想いになったふたりのそれぞれの今までの想いと告白。そして、ふたりの初えっち。うみくんだけじゃなくカイもかわいく見えます。ふたりともやっとホントに好きな人と結ばれてよかったね、とつくづく感じられる終わり方でした。
そしてタイトル「ヒモと恋のすむところ」の意味が胸に突き刺さります。本を閉じたらまた読み返したくなります。
みう先生は裏切りません。めちゃくちゃおススメです。
えーーー…すごい好きぃーーー!!
もぅ語彙力赤ちゃんで恥ずかしいんですけど、ほんと、こういうお話し好き過ぎる‼
めっちゃ夢あるBL♡
偶然コインランドリーで出会って勢いで居候開始
一方ゲイで一方ノンケ…しかも女に寄生して生きてきたヒモ体質な優男くん
左右で言えばノンケ×ゲイ、居候(ヒモ)×宿主、イケメン×フツメンリーマン、陽キャ×地味&真面目、年下×年上、、、と、ことごとく接点ナシ!!
そんな2人…接点ナシに見えて唯一の接点がお名前の「海」カイ×うみ、というロマンティックさに萌えのビッグウェーブ到来です(●≧v≦)♡(≧v≦●)
すごくロマンティックだけど過度にはドラマティックではないんです
いい意味で過剰じゃなくって、ふとした瞬間に恋を自覚する…そんな日常感の中で育って行く恋心がすごく好き…♡
あっさりして見えるけど、この2人が恋を自覚していくには十分過ぎるお互いの違いが結局はいい刺激になっているんですよね~ウンウン♪ほんと、納得満足の良き組み合わせ‼
夢見がちな恋ではなくて、こういうゆっくり落ちていく恋の良さに夢があるな~って思う、そんな地に足着いた恋に気付いて行く2人に釘付けです
作品が終わりを迎えて、妄想時間で2人を想う時間が私の楽しみでもあるんですけど、頑張るんだよぉ~‼って少し勝手に心配になるCPも居たりするんですが、この海海CPは何の心配もなくってただただこれからも2人でたくさん幸せを重ねて行ってね♡って楽しい妄想しか浮かばない(♡´∀`♡)
なんか、もぉ、ほんと好き…♡
カイの年齢が21歳と若いのがまたイイのですよ!!
若いからこその気怠さや一生懸命になり切れない青臭さ、、、それがギリギリ許される年齢な気がするんです
そしてこの時期にターニングポイントを迎えた事でこの子は絶対将来有望としか言えない成長を遂げるハズ…!そしてそんなどんどん成長していくカイの側でいつも穏やかににこにこしてるうみくん…♡と…妄想が滾りまくります…ლ(´ڡ`ლ)
私の貧相な妄想に彩りという先生の描かれるその後の番外編とか、、、なんならカイくんの立身出世編なんかを望むのは贅沢ですよね…贅沢だとは百も承知ですが、、、この2人の居る世界にもっともっと浸りたい…!いつかまた成長した2人の幸せそうな姿が見れますように☆彡
お互いを「カイくん」「うみくん」と呼び合う2人…♡
あーーーー可愛かったーーーー(ღ˘͈︶˘͈ღ)
後、単純にカイくんのビジュアルもお洋服センスもかなり好みど真ん中でした♡
修正|白抜き+薄いグレー枠線あり白抜き
絡み描写は多くはないです
多くはないけどなんかすごく生々しさがあってかわいいえっちなんですけど、それもリアルさがあって…!この少ない描写でも十分満足な濡れ場でした///ω///…スキ♡
最初ヒモ?あまりヒモに興味ないけれど幸田みう先生の作品全部大好きだから読むしかない、と思って読んだらあまりに面白くて期待以上です。うみくんが真面目で可愛くて誠実なのに対しカイくんと本当に恋愛まで発展するのだろうか?と思いながら、スムーズに自然に恋愛に発展しました。泣けちゃった…。カイくんそりゃないよ、という場面もありましたが、完全ハッピーエンドで最高です。幸田先生の作品は連載で追っているのですが、毎回緊張感があり胸が締め付けられる場面と恋愛するところの緩急が凄く沼にハマります。まだまだこの作品を続編として見続けたい。物語が終わったけれどもっと先を見たい。この世界にまた1つ名作が生まれました。ありがとうございます。
受けの素朴さがグッときます 。
幸田みうさんの作風も相まって可愛さマシマシ。
がんばれがんばれって応援したくなるのです…!
で。
いろいろ重なって心が折れている攻めなので、
楽な方へ流されてヒモ体質に進化した微クズです。
悪い人じゃないけどデリカシーがないのです。
そのせいで受けが傷ついたりしてシンドイけど…!
攻めに対してイラッとする気持ちもあるけども…!
傷つき萌え属性持ちなので萌えたっていうね。
ええ。個人的に大好物のやつなんで。好きです。
(クズに傷つくの見て萌える私がクズ…)
勘違いやすれ違いが切なく沁みて、
再度立ち上がるまでの物語性がすごく良かった。
幸田みうさんの絵と親和性も高くグッときます。
さてさて。
受け:うみ (海)
なんとなくゲイを自覚してるサラリーマン。
仕事と家の往復で趣味などもなく、
自分をつまらない人間だと思ってて切ない。
お人好しが過ぎて逆に危なっかしく、
ちょこっと天然なのかな?と思う部分もありました。
攻め:カイ (海)
人生うまくいかないことにクサクサした結果、
楽な方へ流されて今や立派なヒモです。
一応本職はあるけど開店休業状態になってます。
女に追い出されて行くアテがないカイは、
コインランドリーで出会ったうみに声をかけます。
ヒモの素質を生かして口説き落として居候に成功。
そんなこんなで一緒に生活を始めたんですが。
とあることがキッカケで、
うみはカイと恋人になれたと勘違いしてーーー。
うみの感情がダイレクトに伝わる物語でした。
自分はつまらない人間だと自嘲するうみが、
淡々と送る日々の中で突然始まったカイとの生活。
帰宅すればご飯を作って待っててくれる。
一緒に映画を見て、一緒に休日を過ごす。
そんな普通の日常さえも、
今までにない刺激に溢れてとても楽しいんですね。
楽しくて浮かれてーーーからの勘違いで暗転。
それまで温かさにあふれた素朴な部屋が
一気に無機質な印象に変わるのがだすがだな…と。
うみの悲しみや心の重さが伝わってきました。
で。
カイはすぐに元通りになると思ってるので、
めちゃくちゃデリカシーがないんですよね。
2人の温度差がなんかリアルで刺さる(;ω;)ウウウ
でもカイはヒモだけど真性クズではないので、
この一件で一念発起して動き出すのも印象的でした。
ちゃんとしないとって改心するの良きなんですよー!
印象に残るといえば
カイが真性クズじゃないなと思った場面なんですが、
うみが差し出した1万円札に一瞬戸惑う"間"ですよ。
漫画として引きが上手い…!
色んな感情にも読み取れる表情なんですが、
個人的にはショックを受けてるようにも見えました。
楽しい時間から一気に現実に引き戻されたような…。
お金を受け取る時はヘラヘラ笑顔に戻るんだけど、
一瞬サッと曇った表情がカイの本質なんですよね。
後半でカイの本職へと話が展開したときに、
この時の何とも言えない複雑な表情が附に落ちました。
自分は何をやっているんだと情けなさもあったのかな。
これはあくまで私が感じただけなんですが、
カイという人間は深掘りしがいがあるやもしれません。
また萌えポイントで推したいのが【本命DT】!!!
めっちゃ良い。
ヒモやってたくせに全然役に立たなくて、
ドキドキしちゃって、ぎこちなくて、
DTじゃないのにDT全開な初エッチの栄養度高し!
ニヤニヤしましたねぇ( ´艸`) フフフ
本命DTからしか得られない栄養ってマジあるわ。
作者様買いです。
コインランドリーで偶然出会ったヒモのカイとサラリーマンの海くん。
平凡でいつも通りな日常に変化が欲しくてカイを家に招き入れることにした海くんの日常BL作品。
イケメンを囲いたいじゃなくて、ただ働いて食べて誰もいない家に帰って寝てまた働くという完全にルーティン化された生活を変えたくてカイを拾った海くんはきっと独りの生活が寂しかったんだろうなぁという気持ちがしみじみわかってしまって、ちょっと切なくなりました。
ヒモが題材の作品って温かく安定し始めた日常がヒモの気まぐれによって急になくなってしまうというソワソワ感があると個人的に思っているのですが、今回海くんがカイがいることを全身全霊で喜んでいたので、頼むからこんな海くんをあっさり捨てないでくれ〜という気持ちでいっぱいでした。と思いきや意外と強気で冷たい海くんも見れちゃったりと想定外の展開もあって面白かったです!!
ヒモを拾うところから始まるシンデレラストーリー作品。幸田先生の絵柄と相まってとても温かい気持ちになる一冊でした!