おまけ付き電子限定版
4巻は尚が襲われた後の篠宮家、学校生活、不倫していた父の登場と大きく3つに分かれて描かれています。
まず篠宮家。相変わらずまーちゃんの尚ファーストな行動は変わらないのですが、裕太と堂々と尚との関係を話したり薬を飲ませる…のに口移しで水を飲ませたり。もう全く隠さなくなりましたね笑
ここまで来ると同じ弟で尚に恋慕も抱いている裕太が不憫すぎる笑笑
怪我が治ってきて学校にも戻るようになった尚。モデルのMASAKIが送り迎えしてくれる状況に学校中が噂でもちきりでしたが、尚の友達達は変わらず仲良くしてくれて尚と一緒にいてくれていい子達だなと思いました♡
そしてまさかの実父登場…。これ以上兄弟達に苦しい思いをさせて欲しくない…。不倫相手も出てきて不快しか感じないシーンでした。
……が!!
まーちゃんの、弟や家族に対しての思いがちゃんと彼の言葉で話されていて(その前に尚への愛を伝えるシーンも!!)やっと彼の本心が聞けたなとジーンときました。
あ〜もう何事もなく背徳感にまみれたイチャコラだけ見たいのに…平穏であって欲しい泣
うわーーーーこれでもか!!と痛くてダークで苦しくてたまらなかった
3巻までの展開を経て、こちらの最新刊、ほぼ初めて兄・雅紀視点で語られる心情と
「好き」の言葉に…
あ、、、あ、、、あまいっ…!!
と甘さを感じてしまった自分。
ここに来てシリーズで初めて、「萌え」という感覚を味わった……
だいぶ感覚がバグってるなという自覚はあります。
それにしても、「二重螺旋」というタイトルのなんと秀逸なことか。
二重螺旋=DNA=兄弟間の背徳愛を示していることは明確ですが、
この二人に関わる人物たちもいつの間にか螺旋の渦に巻き込まれ絡みとられ、
底なしの沼に共に落ちていくーー
そして「性愛」と「家族愛」、二つの愛のラインの間で揺れ動く雅紀とナオ。
色々な要素を抱えて絡まり合う二重螺旋、この背徳感と”この先どうなっちゃうの!?!
というハラハラ感に、またしてもページをめくる手が止められず、でした。
はあ…
これ、一体どうなったら&どうしたら所謂「ハッピーエンド」、幸せな状態に持っていけるのか、
まっっっったく分からない!!!
たとえこの二人が二人だけの愛の世界で幸せに生きていくことになっても、
周囲の人々は、、
なんて考え出して、うーんうーんと唸ってしまいました。
ほぼお話の中から消えていた日の父親もとんでもない登場をし、
何やらきな臭い匂いをプンプンさせたまま終わった4巻。
うーーーん、既に5巻が待ちきれないよー…!
原作小説、手に取っちゃうか?どうするか?…悩んで&迷ってます。
はぁぁぁ~~~♡めちゃ良き新刊でした!!
怒涛のメロドラマ的な展開に右往左往しながらオロオロして読んでいるシリーズです
どこまでもある意味”ドラマが過ぎる”展開なのですが、だからこそ楽しいし、この世界にトリップさせて下さる円陣闇丸先生の作画の引力が『カ ン ペ キ ‼』
ウットリしちゃう幸せ時間(ღ˘͈︶˘͈ღ)
前巻がだいぶヒリヒリ展開でしたし、まーちゃんとナオちゃんの間にも確実な溝があって、、、全く安心し切れない感じでしたが、、、???!!!
この巻、、、!!!!!
とうとう、、、????
まーちゃん視点が炸裂です (੭ >᎑<)੭‼
今までのドキドキとは質の違うドキドキが味わえる4巻♡
ナオちゃんがまだまだ追い付かなさそうなのが、またナオちゃんらしいのですが、、、w
そんな所も含めて読者の立場としては大変楽しい展開です
個人的には裕太がこの巻に来て急激に可愛く見えて参りました♪
ぶぅぶぅ言いながらせっせとお掃除したり、桜坂の存在にビビッてナオちゃんの後ろに隠れちゃう内弁慶さとかがめちゃ萌えてしまい、、、勝手に桜坂にその内懐く未来を妄想してしまいました(〃ω〃)ホゥ~…♡
終盤に来て父のトンデモナイ登場の仕方に驚きましたし、 (。゚ω゚) は?!の連続で、、、
父も不倫相手の女性にもムカムカ感情しか湧かないけれど、、、٩(๑`н´๑)۶
一体何がどうなってこんな事に、、、???と気になってしまうのも否めない。。。
これからの篠宮家、、、続きが気が気じゃありません、、、な終わり方
それでも、やっぱりまーちゃんの気持ちをしっかり確認出来た事は大収穫の4巻、間違いなしでした٩(♡ε♡ )۶
コチラのLOVE方面でも続きが気になって仕方ありません♡
5巻、ゆっくり楽しみにお待ちしております‼(前倒しなどはいついかなる時でもウェルカム|꒳˙*)チラッ♪
スリリングな展開がどこまでも続くこの作品。
心臓がいくつあっても足りないだよーーー。
すごくイヤなことばかりが起きていくけど、直接的だったり間接的だったりの違いはあっても全部篠宮家のコミュニティの中で起きてる問題なことが驚きです。暴漢だって、直接的には関係はないにしても、元を辿ればクソ父なわけだし。
本来なら家族って安らげたり落ち着ける場所にも関わらず、篠宮ファミリーに限っていうとそれが逆。濃厚で複雑で厄介な家族間のドロドロ模様が、巻を追うごとにヒートアップしていくところが非常にやるせない……
一応全員が血の繋がりのある家族なわけで、どうしてこうも壊れていくのか……。
今巻クソ父が非道なことをやらかして醜い失態を曝け出すシーンがあるけど、これがホントにクズすぎて目も当てられない。顔つきも完全に悪役に堕ちきってます。
不倫相手の彼女も彼女で、健気で優しそうな雰囲気出してても、家族崩壊に一枚噛んでる当事者であることは間違いないのに、被害者ヅラとは図々しいにも程がある。妹の件もあるのに、やはりそれなりの女性なのだなと思いました。
まーた父が何かしようと企んでるところで終わります。
頼むからもう大人しくしといて欲しい……この父親には、情とか何もないのかしら。
共に楽しく暮らしていた時期もあっただろうに、この父がここまで狂った理由は何なんだろうか。
早めのご退場を願うばかりです。
事がどんなに悪い状況でも、雅紀の毅然とした態度と尚人の凛とした美しさは神々しく映ります。ストーリーと絵の調和力が抜群に素晴らしく、小説の世界観を壊してないのがすごい。
2人の恋愛模様はなかなか落ち着くところにはないけど、熱の昂るシーンには何度もゾクリ……気持ちの面でも強く深く結び合っていく2人が最高でした。
家族でもあり恋人でもある2人の微妙で複雑な関係がこの作品の面白さ。今後の展開も色々ありますが、しっかりと見届けていきます。