電子限定描き下ろし漫画付き
「こんな顔、知らない――」
もう本当に最高でした!
凛に対する翔太郎の笑顔がもう本当に可愛いすぎて癒しでした!
凛が記憶喪失になり、それから翔太郎と色々して(^^)仲良くなりとても幸せな感じ...だけど、昔の出来事など思い出したりするうちに記憶喪失の凛じゃなくて本当の凛を知り、記憶喪失の凛のときよりもっと仲が深まった二人をみて、とても幸せになりました。
記憶喪失ものでもこれは良い記憶喪失ものでは?
あのトゲトゲした凛が昔はあんなだったんだね〜。冒頭の二人の様子からこりゃどうなるんだ?と心配してたら。
凛のやりたかったこと言いたかったこと、ずっと我慢してきたのが切ないです。
親友…。親友で一心同体だけど恋人にはなれなくて。
それが!記憶喪失になったら!
なんて賢い子なんでしょう!
二人の考え方の違いも言語化して認識できて良かった良かった。
ただひっかかるのが、元々大好きな親友を恋愛の意味でも一瞬で、俺も好きだったんだ!と思えるところでしょうか?
でもこんなに独占欲を持たれて恋人冥利につきますね。
幼なじみで小さい頃からずっと一緒で絶対離れることなんてなかった凛と翔太郎
ルームシェアしていくうちに、彼女が出来たりセフレが出来たりで、すれ違っていくなかで、ふとした喧嘩で、凛が記憶喪失になった っていうところからの始まりなんだけど、この はじめまして、親友 ってタイトルの意味が前半と後半で変わってくるのがかなり面白かったです。
記憶喪失で、翔太郎のこと忘れてて はじめまして、親友 だったのが....
凛(攻め)のかなりの激重愛 × 親友と一心同体で2人でひとつだと思っていたある意味無自覚激重愛の受け
親友 幼なじみ ルームシェア すれ違い 激重愛
かなりの要素が詰まっているのにも関わらず、話はとても読みやすくて、個人的には本当に本当に大好きな作品になりました。
凛が女遊びするようになったのも、翔太郎が彼女作ってしまって、自分が翔太郎の恋愛対象に入らないと気づいて、その悔しさや悲しさや苦しさで、忘れたいからやけくそのようにいっそ嫌われるようなことをしたらこの気持ちも忘れるだろうかと思ってしていたと...
かなり重くない??重すぎる...って思ったけど、翔太郎も同じくらい重い感情を持っていてそれがまた良かった....
幼馴染でずっと一緒にいる二人が大学生になりルームメイトとして同居してます。
けど凛がいつも怒ってます。なぜ?
翔太郎を見る凛の目つきの悪さと不機嫌な態度は良い。すっごい好きです!
心の闇を感じるし、まぁ執着愛拗らせてんだろなーって読んでて分かるんですがどうやって解決するんだろうと期待しながら読みました。
ある日部屋で転んだ翔太郎に押されて頭を打ち、凛が記憶喪失になります。
記憶喪失になり最近の不機嫌な態度は消え、以前のように優しくて甘い性格に大変身します。
そんな凛に魅力を感じてしまう翔太郎。
あー、どうなるのか分かっててもドキドキしちゃいます。
子供の頃の二人の姿が描かれてる絵は、ぷくぷくちゃんで可愛いかったです!
凛が同居している家にセフレの女の子を連れ込んで始まっちゃいそうなシーンがあります。
試し読みにあるので苦手な方はご注意ください。
溺愛執着攻めが愛してやまない受けのことをどろっどろに抱く姿も大変見応えありだったのですが…
個人的には、どちらかというと絡みのあるシーンよりも、幼馴染+記憶喪失という題材を木田先生がどう料理するのかを全力で楽しみました。
ルームシェアまでする仲だというのに、なぜこんなにも凛は翔太郎に対してそっけない態度なのか?
序盤からこれはもう絶対拗らせているやつなんだろうなと分かってしまうのですけれど、そこからの記憶喪失展開がひと捻りあるものでおもしろかったです。
うーん…あれよあれよとほだされてあっという間に体を許してしまった翔太郎には少々疑問がわくこともありました。
ですが、大きな体で翔太郎大好きっぷりを全面に押し出してくる、あのそっけなさはどこへやら状態の甘えたな凛がかわいらしかった。
そう、すごくかわいいんですよ。
凛から毎日全身にこれでもかと浴びせかけられる好意の数々に、昔はこんなふうにべったりだったなあと過去を懐かしみながら徐々に惹かれるも、気持ちの高まりとともに翔太郎の中でネックになっていくのが凛の記憶喪失。
やっぱり記憶喪失ものって、いつ記憶が戻るのか・戻る前の記憶はどうなっているのかが1番気になるところですよね。
いったいどこなんだとわくわくしながら読み進め、いつから凛が記憶を取り戻していたのかがわかった瞬間の「あそこか〜!」となるあの気持ち良さ!
序盤で感じていた疑問が一気に解決していく爽快感と、どうしようもなく健気で一途な凛にグッと胸を掴まれて持っていかれます。
攻め視点の過去の描き方がまたずるいんだなあ。
こんなの好きになってしまうじゃないかと、翔太郎以外はゴミくらいに思っていそうな拗らせた一面と健気・執着・溺愛・甘えんぼがMIXされた凛に終始惹かれるばかりでした。
幼馴染ものだからこそ、記憶喪失ものだからこそが光る話運びが上手く効いている作品だと思います。
スタンダードな設定をひと味違う味付けで読んでみたい方や、愛情が重ためな攻めがお好きな方はぜひ。