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表題作真昼の月 中

辰巳剛士・ヤクザの若頭・27歳
神崎秀一・元マル暴刑事・30歳

その他の収録作品

  • 妄執

あらすじ

違法駐車の持ち主捜査依頼が秀一に舞い込む。持ち主はすぐに見つかるが、車内に血痕を発見し、殺人事件へと発展してしまい…。
出版社より

ヤクザの若頭・辰巳剛士と、マル暴の元刑事・神崎秀一は情人関係にあった。辰巳との関係を絶ちたいと望んでいた秀一だが、自分の居場所をつくってくれる辰巳の存在を、徐々に受け入れてゆく。辰巳の計らいで調査事務所を開くことになった秀一のもとに、初仕事が舞い込む。依頼は放置車両の持ち主捜査という、簡単なものだったが、車内で血痕が発見され、事件は殺人へと発展する。犯人捜査を始めた秀一は、辰巳の部下が関わっていると知り―。

作品情報

作品名
真昼の月 中
著者
いおかいつき 
イラスト
海老原由里 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
シリーズ
真昼の月
発売日
ISBN
9784344813182
4.6

(16)

(11)

萌々

(5)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
75
評価数
16
平均
4.6 / 5
神率
68.8%

レビュー投稿数3

名作です!


名作です。
古き良き作品といいますか、とにかく名作です。
元祖ハードボイルドって言いたくなります。

攻受ともにキャラがカッコいいです。男前です。潔さとプライドのバランスが最高。

ヤクザ若頭×元刑事
ってのも萌えです。

脇キャラも素敵。

ネタバレはなしにします。

読後には、
いおかいつきさんのHPで真昼の月の短編が読めるので、それ読むのをオススメします。
面白いので♪
興奮がなかなかさめませんよ(笑)


2

秀一はいつまでクーデレでいられるのか

上巻に続き、中巻も面白かったです。
登場するメンツのキャラがいい!

上巻から続いていた事件も無事解決し、秀一の仕事も徐々に増えていきます。
にしても、一民間人になった秀一が扱うにしては
殺人事件がらみなど厄介な事件が多いですね。

二人の関係はというと
辰巳と秀一の関係は契約以上のものになってきているのに、相変わらずそっけない態度をとる秀一が逆に良いです。
辰巳の機嫌を損ねないでほしいとハラハラする舎弟たちはの方が大変かも(笑)

後半では辰巳の893としての冷酷な性格が現れます。
普段秀一の前で見せる姿とは違っていて新鮮でした。
そんな辰巳にたいして、正義感の強い秀一は・・・

いいとこで下巻につづきます。

2

少し残念

《真昼の月3》初めての調査依頼で殺人事件に首を突っ込むの巻。高遠息子と辰巳の過去の因縁はいいとして、暴力団追放運動は余計だった気がする。それより、組長が高遠父にどんな非道なお返しをしたかが読みたかった。辰巳が、ヤクザ物でよくある冷酷に見えて人情に厚い舎弟思いな任侠の人でないのが新鮮。かなりヒドイ人なんだけど、暴力が快感とかいうのでないからかな、さほど嫌なかんじはしない。
《真昼の月4》関東のヤクザから追われる女性の依頼。その関東のヤクザが関西への進出を目論んでいて、辰巳にも絡んでいるという話。起承転結の転結は次巻。事件の顛末とあわせて秀一と辰巳の関わり合いも方とか、読んでいてどんどん引き込まれてしまった。秀一くん、ほんっとに女に甘い。そして辰巳は鬼。その鬼の諸々の所業が秀一の抱える事件をさっさと解決させて自分以外に意識を向けないようにするため、という、秀一中心主義なところがツボ。

2

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