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表題作はじめての春のうた 下

(攻め受けなし)戸上一
高校2年生、16歳
(攻め受けなし)箕野詩
高校2年生、16歳

その他の収録作品

  • 現代文小テスト 箕野(カバー下)

あらすじ

夏休み中に誕生日を迎えた戸上は、箕野がお金を貯めてお祝いの準備をしていたと知る。感謝を伝えられないまま二学期が始まり…

作品情報

作品名
はじめての春のうた 下
著者
イシノアヤ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リイド社
レーベル
SPコミックス mimosa
発売日
電子発売日
ISBN
9784845868735
4.5

(27)

(18)

萌々

(6)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
12
得点
123
評価数
27
平均
4.5 / 5
神率
66.7%

レビュー投稿数12

No Title

表紙と試し読みを見て、これは当たりの予感しかしない! と思って買って読みましたが大当たりでした。

高校2年生の戸上と箕野の日常を描いた漫画です。画面の隅々まで絵がかわいいです。よくある学生BLに見えるのですが、なかなか独特な内容でした。

殊に戸上と箕野の距離感の絶妙さ。端的に言うと近すぎず遠すぎず、だけどお互いに想い合っているのは確からしい。という感じなのですが、BL作品でここまでそれを徹底しているものは珍しいのではないかと思います。

明確にBLだと分かる描写がないと嫌だという方には向かないと思いますが、これを恋愛と呼べるか呼べないかのギリギリの距離感にドキドキしたい方にはおすすめです。

1

平凡だけど理想の日常

イシノアヤ先生は絵がとても好きで、ここ数年で知ったので過去作を追っかける日々でしたが、新作刊行に心踊りました。
単話も読んでましたが、単行本化は待望でした。
戸上がいいやつはいいやつなんだけど、八方美人ていうより箕野には特別優しいところが可愛いかったです♡
二人をつなぐアイテムたちもかわいらしいものばかり。
特に劇的な何かは起こりませんが、平凡な日常だけどお互いを思いやるシーンのひとつひとつが尊くて暖かい気持ちになります。
イシノアヤ先生のペンのタッチが大好きで背景も丁寧で台詞のないシーンも素敵でした。人物の動きが柔らかいところも良いです。
コミコミの小冊子は読むべきと個人的には思います。

3

藤澤先輩のお話も見たい

箕野は戸上にこれは恋だよって教えられたら、そのまま受け入れて喜びそう
今はただ戸上のことが大好きって思っているね
と言うか、いつまででも戸上のこと大好きってだけで行けちゃいそうだね
戸上はもう判ってるんだろうけど、どうしたいのかまではないからこのまましばらく行くのかな
少しずつお礼言ったり、親しみを言葉で表したりしだしてるけど、こう言うのって、ちょっと出したら全部出ちゃうみたいなものじゃない?戸上が関係性を変えるんだろうなって、そんで変わったのに変わらないんだろうなって予想しちゃう
藤澤先輩と生徒会長の仲も、なんか良さげな感じで、少しの描写で人柄や関係性が伝わるようで流石だなって思った
藤澤先輩、戸上と箕野のことカップルとみなしてるよね?マメに連絡する方と思ったとか、友達の想定では言わないよね?
藤澤先輩んとこは互いにマメじゃないんだな?!
はじめての春のうた
本当、タイトル素敵
はじめての春のうたって感じのお話だった

2

【俺は戸上がどこにいたって見つけられるんだぜ(箕野)】


エロス度☆

おやおや。季節は巡り春に回帰していくふたりの青春の物語・・・懐かしさを感じる情景に心が震えました。

戸上と箕野が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・下巻開幕。

文化祭や修学旅行と学生のイベント、とてもキラキラとしていますね。

クラスが違うからなかなか箕野と会うタイミングができなくて寂しさを感じているような戸上や箕野との〝いつか〟の約束、箕野の無自覚な言葉やなかなか見れないレアな笑った顔に釘付けになったり・・・・・・少しずつ大人の道を進んでいくなかで変わるかもしれないふたりの可能性、とても尊いですね。

0

邪道な見方ですみません!!(先に謝っておくスタイル)

ネタバレと公式さんとの解釈違いになってしまうかもで大変恐縮なのですが、、、

このふたりは、戸上×箕野かあ、、
などと上巻では考えていました。
おかん系しっかり世話焼き攻めに、ぼんやり受けちゃんかあ!
良き組み合わせじゃない♪などと、呑気に。


ちるちるさんのページでもそうですね。

けれど!!
ラストで3年生へ進級したふたり。
また新たな春が巡って、まさかの箕野の身長が、グンと伸びて戸上と視線がほぼ変わらなくなっていた姿に、
え?!
え?!!
これってセカンドシーズンあったら、ワンチャンcp逆になる可能性あったりする?!!

背が高くなった箕野×しっかり者大学生な戸上など、、
という穿った見方をしてしまったまりあげはをどうか許してください。
でも、その可能性…ちょっと見てみたいと思ったんですよ、、、

あまりにも本編の、「恋」と名をつけるにはもどかしいほどのふたりの感情と未来に可能性を感じました。
いや、でもね。

このお話のいいところは、ガチガチのcpとかじゃなくて、一緒にいることが当たり前で。
他の友達も大切だけど、ちょっぴりどこか他のヤツらより特別だよ、という関係性に萌えを感じると言いますか!!

そして、ちょいちょいふたりともが、無意識にお互いのことを特別視してる発言がまた萌えます♡


カバンにつけたキーホルダーもそうですし、
修学旅行のお土産のエピソードもそうですし、
箕野の誕生日プレゼント&卒アルの件もそうですし、、、

ずっとこのままで。
けれど、春が巡るたびにまた少しずつ特別な感情を抱いていく。
そんな尊いお話が続いていきそうな余韻が最高だった下巻でした。






2

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