Renta!限定版
単話の時、あれ?ここで終わりじゃない?と思ったのが下巻の6話。2人がくっついて終わりじゃない!そう、この作品で一番大切だった上巻1話での榛名のモノローグ。これを下巻でしっかり回収しに来てくれました!
榛名と麻矢は大学生から社会人になり、颯太郎も高校生。色々と分かってきた上で大人2人に素直な言葉を投げかけてきます。2人の周りにいる人たちも、みんな優しい人たちばかりで、まあ現実はこんな環境が珍しいのかもしれないけど、2人の生き方がこういう人たちを引き寄せるのかな、と羨ましくもあります。
麻矢が抱えていたものがポツポツと下巻では明かされていきますが、愛情を欲することと受けることへの怖さがとてもよくわかるように描かれていて、めちゃくちゃ感情移入して読みました。
2人の、家族や愛情に対する言葉が抽象的だったり遠回しだったりで1回では理解しづらい時もあるのですが、そこはたくさんリピートすることで気付きがあったり理解が深まりますので、ぜひ繰り返し読むことをお勧めします!
ちなみに両思い後のえちシーンはもう濃度マシマシでとっっっても良いです!先生の画風って透明感あって繊細なタッチな印象なんですけど、男性の体つきはしっかり男性で、色気もあってとても好きです。
上下巻、切ない流れが多いですが、最後のドでかいハッピーエンドでお釣りが来るくらいの満足感を得られました。
とっても好きだった!!子育てBLなのか?と思ってたんだけどちょっと違いましたね。麻矢が榛名のことが好きなのに踏み出せないあのとき切なかった。手を伸ばせないのはいつか終わることを怖がってしまうというのか…。
榛名が恋に気づいた瞬間からの流れも好きでしたね。ある意味初恋というのかな。下巻で自分から掴みにいく榛名かっこよかった。
颯太郎と麻矢の境遇は似ているようで非なるものだろうけど2人が颯太郎にとって心地よい場所を常に用意し続けているのも良かった。
榛名のお姉ちゃんみたいに榛名はOKだったけど彼女にはキツかった家族との関係もあるし、彼女が築いてる新たな関係の心地良さもあるし、ファミリーの形ってひとつじゃないよなと感じさせてくれる(血縁ではなく自分がつくる家族が家族なんだという面も含めて)すてきな作品でした。
そして先生が描くラブシーンめちゃくちゃ好みでした。身体から何からラインが美しい!!気持ちが通じあってからのしつこいぐらいのセックス、良かった...。2人の結婚式もかっこよく美しく良きものでした✨️
後藤くんはサブキャラとしてカッコよすぎるのでスピンオフをください
下巻は、#6で上巻ラストの回収、あとは後日譚で、登場人物たちのその後をボーナスステージでたっぷり堪能できます。
読後、とても幸せな気持ちでまさにタイトル通りなのですが、まだまだ考察が足りない!
下巻で榛名や麻矢の人物像がさらに深掘りされ、榛名の姉がかっこよかったり、後藤がいいやつだったり、作中が想像以上に賑やかになります。颯太郎が2人に与えた影響についてももっと考えたいのに、好きなキャラが増えていき、魅せ絵や台詞で胸いっぱいになり、エロに酔い、とても1度では回収しきれませんでした…!作者様が散りばめた要素を解明できるまで読み込んで行きたいと思います。
絵の魅力も大きいです。表情や背景、テンポでみせるコマも細かいところまで丁寧に描かれています。(ぜひ絵だけで見返していただきたいです!) 颯太郎を応援する榛名や、ショッピング風景のコマが好きです。カフェに来たカップルや式の参加者たちも、一瞬の登場なのに人柄が想像できて心に残ります。
エロも濃厚です。榛名の激重わんこSが加速しており眼福です。
今1番推せる作品で、未読の方にぜひおすすめしたいです(^^)
エロス度★★★★★★★★★
おやおや。やっと惜しみなく愛情を注げる人を見つけられた幸せ・・・尊くて涙が出てしまいますね。
幸斗と麻矢が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・下巻開幕。
幸斗に惹かれながらも彼から惜しげなく注がれる愛に応える自信の無さから離れることを選んだ麻矢の切なさ、そしてやっと見つけた特別を逃したくない幸斗のめちゃくちゃ重い愛がとても素晴らしかった。
刻が進み、颯太郎から見たふたりの幸せや歳を重ねても変わらない幸斗と麻矢の愛が尊く、たっぷり時間をかけてふたりが濃厚に愛し合う場面は悶えました。
胸アツの下巻。
上巻のおわりはあんなカタチで終わったけど、あのまんまじゃないって知ってた。
知ってたけど、こんな風にハッピーな気持ちでいっぱいになる素敵なエンディングは期待以上でした!!( ˃̶͈̀∀˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
やっと心から結婚したいと思える相手に出会って良かったね。
結婚願望を一心に向けられる本気の相手に出会えることができて良かった。
今度の"結婚して下さいは"、間違いなくこれまでのお遊びみたいなものとは違う魂の響きを感じました。
クリアになった真っ直ぐな榛名の気持ちは麻矢の心を救い、自分自身の心も救ったと思う。お互いに気持ちが通い合った瞬間は、なんとも言えない多幸感で満たされました。
7年後の時間の経過は、思わぬサプライズ。
大きくなった颯太郎と、榛名と麻矢の3人家族のホコホコ感がとっても良いです!
上巻のときは女性と結婚して家庭を持って、子どももいてのビジョンが榛名にはあったと思うけど、女性と結婚してなくたってちゃんと夢が叶ってる。デレデレしてる榛名と、ツンデレの麻矢のラブラブっぷりがとっても素敵でした。
2人の間にちょこんと収まっている颯太郎の存在感もいい^ ^
やっぱりこの3人の絵面は見ていて安心感があるなぁとホッコリ。既に家族として完成してる3人の自然体な家族の風景がこの上なく最高でした。