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小説
待ちに待った5巻。
もちろんリドリーの王への道のストーリーも面白いのですが、リドリーとシュルツの関係もずっともだもだしていて気になっていたので、ようやく少し進んだ感じがめちゃくちゃよかったです。シュルツのなんだかんだ強引なとこ、好きですね…(同じ作者の某騎士を思い出します)。
加護が効かなくなったシュルツにリドリーはどうするのか、続きが気になります。
神シリーズ5巻目。もう5巻か!頑張るリドリー、まだまだ決着つかず、4巻ほど「リドリーかっこよ!」と唸ったところが無かったので萌にしました。(カラー挿絵はめちゃんこカッコよい!)お話自体というかシリーズ通しては間違いなく神なのだし読みやすいし、小説読んだことない方、是非。めっちゃ面白いです、太鼓判100ぐらい押します。タイトルはリドリーが「このままでええんか・・」と悩む様子があったので。ええ訳ないやろ。
めでたく皇太子になったベルナール(=中身はリドリー)。妃選びが決着ついていないある日、候補の一人クロエが毒により倒れるという事態が発生し・・・と続きます。
攻め受け以外で新しく登場した方は・・・
活躍した方はというべきか?シャドール(リドリーの護衛)、ミミル(アルタイル公爵養女)でしょうか。クロエとナディア、結構好きだったんだけどなー。そうですね、2国にまたがる話だし、登場人物多数ってのが、初めて読む人には大変かも。めっちゃ楽しいからするする読めるとは思いますが。
++良かったところ
ミミルかなあ。いきなり抜擢されて、皇帝やら皇后やらと対面するんですよ。義父や義兄(=キラキラ護衛騎士エドワード、大好き♡)にそっと支えられているとはいえ、あの凶帝の前に立つなんて!できなーい!
ほんと頑張りました。魔物わらわら出てきて怪我人多数な時に、ぶっ倒れるまで治癒魔法で頑張って。根っからの善人としか思えないですね、この子は。リドリー絆されないかな(BLでは無くなってしまうけど)。いい子なので是非良い方とくっついてほしいっ
その他の推しはニックス(正体不明、ようわからんがリドリーをサポートしている)。胡散臭いという四文字で出来ているようなキャラ。今回ニックスの挿絵が1枚あるのですがガチで「THE胡散臭い」な容貌。最高です。この方の正体がいつ分かるのか、めちゃくちゃ楽しみにしています。
王道BLだとシュルツを応援しないといけなんでしょうけど、その他の推しやお話自体が楽しくって、ワクワクするシリーズです!
今作も凄く面白かったです。寝る前にちょっとだけ読むつもりが、ページを捲る手が止まらずに気が付けば最後まで読んでました。やはり夜光花先生は天才ではないでしょうか?
あの親父(皇帝)とのバチバチも凄く面白かったですが、シュルツとマッドのリドリーを巡る争いもドキドキしながら読みました。段々と展開が早くなって来てるような気がします。
ベルナール皇太子の婚約者選びが思わぬ方向で決着してしまったので、この辺りの匙加減がBL作品として絶妙だなと感じました。リドリーとベルナールがいつ戻れるか分からない状況で婚約者はないですもんね。ただベルナールが元に戻る気が無いのが心配です。
そして魔女のことがかなり分かって来てましたが、魔女はあの人だと勝手に思ってるのですが、魔女の子どもがどこに行ったのかが凄く気になってます。
あとがきでラストに近づいてるとあったのですが、あと2冊くらいでしょうか?早く結末が読みたいけど終わって欲しくないとも思ってます。読んだ後も妄想が止まりません。www
皇太子の座についたリドリー。皇帝との対決はさらに危険度を増しています。加護の秘密や危うさ、妹や側室達の待遇のこと、竜のフレイの可愛さ、魔女の過去の事、シュルツとの関係やマッドとの三角関係。盛りだくさんで、読み終わった今満腹状態なのに、もっと続きが読みたい!夜行花先生のファンタジーって最高に楽しい!と思える5巻でした。また1巻から読み返しながら次を待ちたいと思います!
ストーリーは言わずもがなワクワクハラハラする展開が盛りだくさん。続きが気になるのですが、リアルタイムで追っているのが楽しいので悩んでる方にはBL的展開に動きがあった今が買い時と勧めたいです。
婚約者騒動に意気消沈で不憫なシュルツ。でも、ようやくリドリーとの関係(認識?)に少し変化がやってきます。BL的にもおいしい展開がありました!
ちなみに口のみですが、マッドとの描写もありますので、攻1人としかじゃなきゃダメ!という人は要注意です。
少し前から頑張っているマッド。危険なだけな奴隷かと思いきや、思いの外ドキッとするやさぐれ攻でした…!少しの文章でアリかもしれないと思わせてくれました!笑
BL作品のはずが、巻数が増す毎になぜか女性キャラクターに魅力を感じてしまうのだから不思議です。
どんどん皇后さまのことが好きになっていってしまうなあ。
主人公・リドリーが、最高に切れる頭脳とあの手この手を使って敵国内部で活躍する姿にスカッとなれるこちらのシリーズも5巻目。
当初の目的は、元の姿に戻り母国に帰りたいがため。
自分のことだけを考えて動いていたはずが、どうしても滲み出てしまうお人好しゆえなのか、はたまたよく頭が回りすぎるからなのか?
リドリーが動けば動くほど、次第に意図せずとも力を貸してくれる味方が自然と増えていく様はなんとも気持ちが良いです。
読み手側がこう感じているのだから、きっとリドリーももう完全に敵国だとはいえないくらいには愛着がわいてしまっているのではないでしょうか。
VS皇帝に加えて婚約者問題…と、途中までは前巻の方がおもしろかったかななんて思っていたのですが、中盤以降の畳み掛けるような展開がおもしろくって…!
これだから夜光花先生のファンタジー作品は読むのがやめられないんですよね。
あちこちにこの先が気になる種をまきつつ、1冊の中で必ず「なるほどそうくるか!」ななにかがグッとくるというのかな。おもしろかったです。
物語のキーとなる魔女の謎も分かりそうで分からない絶妙な塩梅で描かれていて、今後が楽しみでなりません。
もちろん国の膿である打倒皇帝も!
肝心のBL部分に関しても、物語の展開と比べるとゆっくりではあるけれどほんの少し前進しましたね。
ただ、現状ではどちらかというとBL要素よりもストーリーを楽しみにしてしまっている節がありまして…
これはリドリーのキャラクターが、少々気の毒なくらいシュルツを食ってしまっている状況が続いているからなのかもしれません。
シュルツとの洞窟でのシーンはやや唐突に感じてあまり萌えられなかったものの、シュルツにだけ加護が効きにくい理由を知ったリドリーのこれからの反応が気になります。
そして、ただのやばいやつなのかと思っていたマッドがちょっと予想していたよりも良質なやさぐれ加減で、妙に癖に刺さる言動をしてくれて非常に困りました。
終盤のあのたった数ページですっかり持っていかれてしまった…
シュルツの真面目で一途な忠犬っぽさとは異なる色と背景を持った彼は、この危うい三角関係とリドリーの心をどう引っ掻き回してくれるのか?
やっと動き出してくれそうな恋愛面にも注目していきたいです。