運命の赤い糸が見える編集者×新進気鋭作家のエモーショナルラブ。

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焦がれた糸を結んでおやすみ

kogareta ito o musunde oyasumi

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表題作焦がれた糸を結んでおやすみ

百合野 慎二朗
新人編集者
本庄 悠
新進気鋭の人気作家・31歳

その他の収録作品

  • 「焦がれた糸を結んでおやすみ 描きおろし」15ページ

あらすじ

新人編集者の百合野は、運命の赤い糸が見えるという不思議な力の持ち主。
友人たちの恋愛相談に乗りつつも、自身の運命の相手に想いを馳せていた。
そんなある日、新進気鋭の人気作家・本庄の担当を任されることに。
気合を入れ、挨拶の為に訪れた本庄宅で世界は大きく変わる。
突如現れた百合野の小指に結ばれた赤い糸は、本庄の小指にしっかりと結ばれていて──!?

「こんなにかわいい人、他にいないって思ってます」
運命の赤い糸が見える新人編集者×新進気鋭作家のエモーショナルラブ


■収録内容
・「焦がれた糸を結んでおやすみ」story.1~story.5…COMICフルール掲載作品を加筆修正
・「焦がれた糸を結んでおやすみ 描きおろし」15P…描きおろし

【story.1~story.4は2023年に「Spicy Whip」レーベルにて配信された「聞いて極楽見て運命」を改題・加筆修正したものです。重複購入にご注意ください。】

作品情報

作品名
焦がれた糸を結んでおやすみ
著者
内海ロング 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
フルールコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784046846839
4.6

(64)

(42)

萌々

(19)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
12
得点
295
評価数
64
平均
4.6 / 5
神率
65.6%

レビュー投稿数12

運命に相手を探して

今回は新人編集者と人気作家のお話です。

赤い糸が見える攻様が担当作家の受様の指に糸を見て
戸惑いながらも恋を実らせていく本編と
本編後日談短編を収録。

この世には見えないものが見えたり
聞こえない事が聞こえしまう不思議な力を持つ人がいて
都市伝説のようにも言われますが
攻様は運命の赤い糸が見える目を持っています。

攻様は出版社の営業部に勤務していましたが
この度、作家担当する書籍部に移動となり
繊細な心理描写でラブストーリーを書く
年上の男性作家を担当する事になります。
彼が今回の受様です♪

受様は何考えているかわからない人ながらも
筆の早い超優良作家で早速挨拶に行きます。

受様宅を目指していくうちに攻様は初めて
自分の指先にリボンのような赤い糸が現れ驚きますが
現れた無精髭を生やしたオッサンの受様が
その人と知って呆然としてしまいます。

現担当ともに打ち合わせをしたはずですが
攻様はその内容を覚えていないほどでしたが

受様は電話嫌いで自宅で打ち合わせが基本だそうで
次の打ち合わせは甘いものを手土産に
攻様が1人で向かう事になります。

しかしながら迎えた受様は
手土産のケーキを食べながら攻様を見ていたと
思ったら突然爆睡するのです!!

たまたま疲れていたのかと思った攻様でしたが
次の訪問でも爆睡されてしまい!?

WEB配信作を改題目加筆しての書籍化で
赤い糸の見える攻様と心の声が聞こえる受様の
ファンタジックな恋物語になります。

1話は攻視点で
赤い糸が見える攻様事情を絡めての
受様との出会い編となりますが

2話で受視点となり
受様が攻様の前で爆睡した事情が見えてきます。

実は受様は他人の心の声が聞こえる質で
同じ耳を持つ祖母からはいつか現れる
声の聞こえない人が運命の相手だと言われます。

それが受様野心の支えだったのですが
31になっても未だに運命の相手は現れません。

夫々が運命の相手を待っていて
出会った瞬間に相手こそが運命と判るのですが
年の差のある同性が運命の人だと言われても
素直に受け入れられないですよね (T^T)

運命を信じたくても信じられない2人が
どうやった距離を縮めていくのかドキドキ&ワクワク
楽しく読ませて頂きました♪

読み進める事で意味深な感じに改題されたタイトルが
きらめくお話になったなと思いました (^-^)/

0

可愛い〜

出版社勤務の運命の赤い糸が見える百合野が営業部から異動したのは、小説家の担当編集。
未だ自分の赤い糸は現れておらず、理想の相手を妄想中です。

担当作家さんへの初訪問時に自分の指に極太な赤い糸が現れ、ドキドキしながら扉を開けると…髭の生えたおっさん、本庄悠の指と繋がっていました。

本庄は、人の声が聞こえてしまう能力持ちで同じ能力持ちの祖母から運命の相手の声は聞こえない。と教えられていました。

お互いに運命と分かっていてもモダモダ…。

そして、糸ではなく…これは、赤いリボン。
見える、聞こえる…の特殊能力持ちの運命の相手同士故の極太かな??

2人共とても可愛いかったです。
特に好きな顔は、百合野の悔しがっている時の口です。
ほんと、わかりやすい(笑)

0

真冬の朝に飲むコーンスープみたいに温かい

片方だけなら読んだことあるけど意外となかった、両方とも能力持ちのお話。こういうの読んでみたかったんですよね^^
小さい頃から自分の意志とは関係なく周囲の心の声が聞こえてしまう本庄さん(受け)。生々しい心理描写が評判の新進気鋭の人気作家ですが本人曰く「そりゃそうだよ。聞こえるんだから」

片や百合野くん(攻め)は「運命の赤い糸」が目視できる特別な目を持っています。そんな二人が出会って・・・というお話。
それまでの境遇から 一人で生きていく術を持ち、
社会と繋れるくらいの必要最低限のコミュ力はあるが自己評価はそんなに高くはなく、自らの幸せなど最近は ほぼ諦め気味で
そんな態度が攻めの庇護欲を刺激し続け、最後は
包容力・溺愛攻めに絡めとられちゃったって印象です。

百合野くんが作中で語ってた出会いたがってた運命の人。
「仕事ができて ちょっと抜けてて
自分の前だけでゆるゆるになって
俺がいなきゃっておもわせてくれる」人。
なんだかんだ叶えられてて この上なくハッピーエンド!

0

ゆっくり進んでいく「運命の恋」にキュンとする

先生の『右手に見えますのが、俺の彼氏でございます』がとても好きな作品。こちら1話試し読みが大変面白かったので読んでみました。電子で235ページ。以下少々ネタバレあります。

運命の赤い糸が見える新人編集者の百合野(攻)。担当となる人気作家の本庄(ヒゲおじ)(受)の家を訪れたところ、本庄と自分の小指が赤いリボンで結ばれていて大ショック!そして本庄も何やらおかしな様子で…というお話。

1話で本庄も何か挙動不審だと思ったら、こちらもとある能力を持っていた!w
でもかなり生きづらそうで不憫…。
初めは寝不足で酷い人相だった本庄が、百合野と一緒だと平穏で幸せそう。
でもいきなり「一緒に寝てくれ」はアウトだわww

本庄、ヒゲおじなんだけど、ニコッて笑顔がすごく可愛い。百合野も一緒に過ごすうちに絆されてきちゃうのちょっとわかるw

授賞式出席のため、ヒゲを剃ってスーツを着た本庄がシュッとして素敵!(笑顔も可愛い♡)
(私はヒゲ受けは好みではないので、このままヒゲなしの方がよかったかもw)

百合野はノンケらしいのに、どんどん本庄に惹かれていく。ちょっとチョロい感じだけど、百合野の言う通り「これが運命」ってことかな。初めは本庄を不審がって百合野だけど、懐いてきたら大型ワンコになって可愛いw
 
本庄も優しい百合野に惹かれはじめて、後半は両片想い状態に。百合野は自分はただのノイズキャンセラだと思っちゃうし、本庄は百合野の優しさは仕事だからと思っちゃう。じれったい〜。

そしてとうとう百合野が赤い糸を信じて行動を!「とびきり可愛いひとに」と本庄を見つめるシーンや、「こんなにかわいい人 他にいないって思ってます」 と言うシーンに、ズキューーン!!でした♡
本庄、確かに照れちゃう赤面顔が可愛いんだけど、やっぱりおヒゲはなくてよかったかなw

本編はえっちなしで、描き下ろしで初めての濡れ場。ちょっとSっ気のある百合野が色っぽくて良きです♡ 本庄も真っ赤でカワユ。初めてなので挿入無しなのはリアルでした。でも最後までする濡れ場が見てみたい!ぜひ番外編を描いてほしい!w

ヒゲ受けはそんなに好みではないですが、本庄も百合野も可愛かったです。そして恋がゆっくり進んでいくストーリーも素敵で面白かったです。
終盤で両想いになったので、もうちょっとイチャイチャする二人を読みたかった!
二人のイチャコラ満載の番外編、ぜひ読みたいです!

シーモア ライトセーバー(白抜き)修正(濡れ場少なめで修正も少なめ)

2

まごうことなき“運命の相手”

“運命”で繋がる二人がロマンチックストーリー。

新人編集者の百合野には運命の赤い糸が見えます。

いつか現れるであろう自分の運命の相手を待ち続けてきた百合野でしたが、
ある日、担当を任されることになった小説家・本庄の小指に
自分の運命の糸が繋がっているところを見てしまいます。

夢にまで見た運命の相手が髭面の陰気なおっさんだとわかり、
落胆を隠せない百合野でしたが…。


“運命の赤い糸が見える”という特殊能力をもっている百合野ですが、
不思議な力をもっているのは彼だけではないのです。

なんと本庄もまた“人の心の声が聞こえてしまう”という特殊能力もちでした!
けれど、彼の場合は聞きたくもない心の声が延々と聞こえてくるという
不思議な力のせいで万年寝不足という悩みを抱えていました。
ただ、百合野の声だけは聞こえず+周囲の声までかき消してくれる
ノイズキャンセリング機能付きという運命の相手ならではの現象が。

そして、百合野が近くにいるときだけ久々の静寂を手にした本庄から
添い寝するよう頼まれてしまう百合野。

事情を知らないだけに最初のうちは本庄の突拍子もない申し出に
戸惑いっぱなしの百合野でしたが、無防備で無邪気な素顔に絆されてゆき…
途中からは髭面のおっさんが可愛く見えてしまい陰で悶絶する百合野が
微笑ましすぎてムフムフ笑いが込み上げてきました( ´艸`)

そんな百合野には一向に気付いてくれない本庄ですが、
彼もまた一緒に過ごすうちにお人好しで献身的な百合野に惹かれてゆき、
彼に想いを寄せるように。
恋を自覚してからは初登場時では想像もつかないようなピュア乙女っぷりに
不思議と可愛く見えてきちゃいました。


本庄も百合野も能力は違えど、
特殊能力のお陰で互いが運命の相手であることはわかっているのに、
相手の気持ちだけはわからないゆえになかなか一歩を踏み出せず、
じれじれさせられっぱなしでした!

そんな恋に不器用な二人なので、本庄の祖母のフォローなしには
進展はなかったかもしれません。
おばあちゃん、ありがとう…!

恋人同士になってからは年下の恋人を甘やかしまくる百合野と
そんな彼氏に身も心も委ねちゃう可愛い本庄にほっこりさせられました♪

0

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