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ブルー・シーサイド・ドロップ 上

blue sesaide drop

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表題作ブルー・シーサイド・ドロップ 上

清(仮)
都会から来た大学生
寛太(仮)
田舎の中学生

その他の収録作品

  • 単行本版限定描き下ろしイラスト
  • 単行本版限定描き下ろし2P漫画

あらすじ

暑い夏の日、寛太(かんた)は海でおぼれていた清(きよし)を助ける。
その人は男の先輩にフラれて、都会からやってきたのだという。

フラフラしてふざけた大人だが、寛太はどうしても清のことが気になってしまい……。

海、山、空。
友情、恋愛、世間体。

自然あふれる狭い港町で展開する
大学生と片田舎で育つ高校生の、青春群像ストーリー・上巻。
清と寛太の日常描き下ろし漫画も収録。

作品情報

作品名
ブルー・シーサイド・ドロップ 上
著者
日月ニチカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
MUGENUP
レーベル
エクレアコミック
発売日
電子発売日
ISBN
9784434356018
4.2

(13)

(6)

萌々

(4)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
55
評価数
13
平均
4.2 / 5
神率
46.2%

レビュー投稿数1

出会い編

『ロング・ディスタンス・ロマンス』が好きで、
その前日譚にあたると聞いて迷わず手に取りました。

時間軸は上記の作品で登場する二人が出会った過去へと遡ります。
それぞれ寛太は中学生で、清は大学生。

港町で暮らす中学生・寛太はある日、海に落ちた大学生の清を助けます。
これが二人の出会いでした。

当時寛太には同級生の彼女がいましたが、
異性の恋人よりも同棲の先輩に惹かれている自分を自覚しつつありました。

そして、同性に対して抱いてしまうドキドキや欲望が“普通”とは違う
ということも既に知っていた寛太。

周囲の“普通”に馴染めず、息苦しさを感じていた寛太が
唯一素直になることができたのがよそ者の清でした。

清もまた恋愛対象は同性であり、
生きづらい“普通”の世界からはじき出された青年でした。

ずっと憧れてきた相手に失恋し、友人も居場所も失い、
港町にやってきた清。
そんな“自分と同じ”清の前でだけは本当の自分でいられる寛太。

今のところはまだ二人の間には恋愛感情ではなく、
年の離れた友情のようなものが芽生えつつあるに留まります。

なんだか寛太の彼女の周辺の空気が不穏で嫌な感じ。
一見大人しく見え、寛太に言わせると“優しい”彼女ではありますが、
周囲の目を気にして寛太との関係を強引に進めようとしていたり、
控えめな中に傲慢さが見えたり、本当に寛太自身のこと見えてる?
と疑問に思えてくる発言がちらほら。
こういうタイプがある意味、一番質が悪かったりするんだよなぁ…。

あと、間が空いたからなのか短編時に比べると少々画風が変わられていました。
ただ、中学生と大学生というまだ初々しい時期の二人を描いたお話と思えば、
可愛らしくなった現在の絵も逆にしっくりくるような気がしないでもないかも。

1

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