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好きな作家様。『食べてもおいしくありません』は大好きな作品!こちらはそのスピンオフ。
単行本の発売を心待ちにしていました♪以下ネタバレあります。電子で197ページ。
こちらスピンオフなので、『食べても〜』を未読の方は、世界観の把握が難しいと思います。
電子書籍で『【無料】『食べオニ』シリーズ読本 ~「食べてもおいしくありません」・「食べちゃだめなのにおいしいです」試し読み~』という無料の読本が配信されています。世界観の説明や数話試し読みがありますので、前作未読の方におすすめします。
『食べても〜』はオニ×ヒトですが、今回はヒト×オニ。主人公二人は前作には出てこない新キャラです。(確か出てないはずですが記憶違いでしたらすみません)
巨ツノと噂されながらも実は極小ツノの3年の大喰(おおばみ)(受)。そのことが2年の赤石(攻)にバレると、「俺は巨ツノにできます!食べてください」と言い寄られて…というお話。
前作と同様体格差CP。
受けの大喰は硬派な感じ。赤石に食べて食べてと迫られても、倫理観、自制心で押し止まろうと努力します。
一方赤石は、なんとか自分を(性的に)食べさせて大喰の巨ツノを出そうと、あの手この手で迫る、策士攻めでしょうか。常にニコニコしながら大喰を追い詰めるところ、腹黒さも感じますw
前半は、赤石が自分を食べさせようと大喰を言いくるめようとし、大喰はツノのためにヒトを食べる(=求愛)なんて間違ってる(まともな子だ〜)、とかなり頑張って抗おうとします。この二人の攻防がかなり面白いですw
ただ赤石がなぜそんなに大喰のツノを出したいのか、理由がなかなか説明されないので、だいぶ「なんで?」が付きまといました。(「舐めたい」とは言ってるけどなんで舐めたいのか謎で…)
ヒトはオニにとってすごく甘くて美味しいので、大喰がその誘惑に抗い続けることはできず(だって赤石がその匂いで誘惑してくるからw)、指から始まりとうとう口を食べて…と徐々に食べる行為がエスカレートしていきます。前作同様、口を食べる(=ディープキス)がじゅるっじゅるでエッッロいです。
大喰は赤石を食べるようになって、赤石を好きになるんですが(食べる=求愛なので、必然的に好きになっちゃったかな)、赤石は大喰のツノに執着してるのか、大喰自身に執着してるのか、少々わかりにくい感じも受けます。初めはツノにだけ執着してたみたいですが、後半では大喰に絆されて、しっかり大喰自身に執着します。ちゃんと両想いになってよかった〜。
終盤で赤石がどんなヒトなのかの説明が。日和とはちょっと違っていて興味深かったです。
そして赤石がツノに執着する理由も!やっと出てきたw
前作の攻め穂高は大喰と繋がりがあり、ちょっぴり登場します。
後書きに、「ヒトオニは描いてみたら思ったより難しかった」とのお言葉が。確かに『食べても〜』よりもストーリーがちょっと複雑に感じました。前作の穂高の方がわかりやすい執着攻めだったし。
とはいえ最終的にイチャイチャになって、赤石もなかなかの執着攻めだったので、本作もとても楽しめました!あと先生らしいコミカルさで、今回もクスクスしちゃう楽しい作品でした。
ラストはキリの良い終わり方でした。続編あるかな?
電子 ライトセーバー(白抜き)修正
濡れ場数回。ゾクゾクするような濡れ場描写のせいか、白抜きでもあまり物足りなさを感じません。画力でしょうか。
「食べてもおいしくありません」を読んでいなくても楽しめる作品になっています。今回は人間×鬼になります。
大喰は巨ツノと評判だけれども実は豆つぶサイズのツノ。そんな大喰に「人間を食べれば巨ツノになる」と近づいていくる赤石は、鬼ばかりいる世界ではあまりいない人間でした。
なにかとかまってきて、抱き付いたり自分の指を食べさせたりする大石から漂ってくる甘くおいしそうな匂いに我慢できない大喰。そんな大喰のおいしく赤石の指やプリンを食べる顔がめちゃくちゃかわいいんですよ。赤石もそんな大喰の顔を見てすごく幸せそうです(たぶん性的に興奮してますね)。
鬼にとって「食べる」ことは最大の愛情表現なので、大喰は赤石に「食べていい」と言われても一生懸命我慢するんですが、赤石の匂いを嗅ぐだけでメロメロになっていきます。
そんな大喰に真砂という巨ツノが同じ巨ツノだからと言って突っかかってきます。真砂は当て馬ほどの設定ではないのですが、ふたりが近づいて好きな気持ちに気づくきっかけになるキャラです。
大きさの勝負をしたいと迫ってきた真砂に対して、なぜか赤石がムキになってツノを見せる約束をしてしまいます。そんなふたりのわちゃわかちゃを見て、巨ツノの真砂に赤石の人間の匂いがおいしそうだとバレたくないと大喰は思います。ここから大喰の好きという気持ちがあふれ出てきます。
山田2丁目先生の描く受けはほんとにみんなチョロいですよね!ちょっと自意識過剰なところもかわいくて愛おしい!!そんな受けをめちゃくちゃ執着してドロッドロにしちゃう攻めの囲い込みのおもしろさ。今作も赤石が1話の初対面からベッタベッタの執着を見せてきます。本人はツノにだけ執着しているつもりだけど、かわいすぎる大喰の魅力に実はまんまとハマっていきます。
そしてふたりは巨ツノを出すためにえっちをするのですが、最初は赤石がリードしてかわいく恥ずかしがっていた大喰がだんだん鬼らしくなっていきます。赤石が攻めで大喰が受けなんですが……。さて食べられちゃったのは人間?鬼?どちらなんでしょうかね!
そこからふたりの気持ちがだんだんと溢れ出してきて、バカップルまっしぐらの展開になってきます。楽しくてかわいくてこれぞ山田2丁目先生のラブコメでした。
2度目のえっちはもうたまらないです!ふたりがデロデロで大好きいっぱいのかわいいえっちにあなっています。ほんとに期待を裏切らない楽しさでした。ぜひお楽しみください!
食べてもおいしくありません、のスピンオフということでね、大変期待して待っておりました。
食べてもおいしくありません、を読んでいなくても読めるけど、読んでいないと世界観というか、鬼と人の関係性とか、食べるという行為の価値観のあたりの理解が難しいと思います。
んでその辺理解出来ないと面白くないのかも、と思うので、是非元のお話読んで欲しいなぁ。だって食べてもおいしくありませんのカプが大好きなのよ。アホチョロの日和とド強い巨ツノの穂高が最高すぎるのよ!
て違う違う、今回は旧カプとは反対、人間攻で鬼が受です!
巨ツノと噂の大喰くんの素敵なツノを見てみた〜い!という攻の人間、赤石くん。正直変態かな?ツノへの執着が強すぎて、何でそこまで受の大喰に拘るのかよく分かんないなと思っておりましたが、まぁそれは置いといて、とにかく受のツノが見たいという欲求がすごいのです。
しょっぱなは無理矢理受けの口に、人間である美味しい自分の指を突っ込みます。
美味しい指にしゃぶりつく大喰くんがすげー可愛いのよね。すげースケベなのよね。もうトロトロ。
顔真っ赤にして指をしゃぶる受はもう擬似フェでございます。ありがとう。
このカプは攻めが押せ押せ!
愛があるのかないのか?よー分からん。
けれど、とにかく大喰のツノは大好きすぎて、ツノを出させる為に自分を食べろとグイグイ押しまくる赤石の猛攻!!そこが個人的M心に刺さりまくりました。
美味しい美味しい赤石くんの、口や指、アレやコレを上の口でも下の口でも食べちゃう大喰〜もうひたすら可愛くてね〜気持ち良さそうでね〜最高スケベ!!!
食べることは愛すること、っていう鬼にとってはそういう捕食行為を重ることで、大喰はどんどん赤石が好きになっていっちゃうんだなぁ〜フヒヒ。
オススメポイントとしましては、とにかく優しく見せ掛けた、実はオラオラ攻め赤石。それに最高に煽られ蕩けちゃうMな大喰。強引な攻が好きな方には刺さるよ!
何かスケベで可愛いカップルが爆誕し、食べてもおいしくありませんの世界はいつまでも飽きません!また日和と穂高も見たいし、赤石と大喰も見たい!
続きをこれからも待ってます。
山田2丁目先生の鬼シリーズの別のお話!
鬼の受け様が主役の物語でした。
今までは人間側が主役で鬼に食べられる的な感じだったので
今作はどうなんだとうとウッキウキで読み始めますと
鬼サイドも良い。
いや、かなり良い。
鬼の受け様と人間の攻め様。鬼なのにメロメロになっていくの姿は
とても可愛かったです。このシリーズはもっと読みたいな。
ツノを出す練習をしていたのにいざ見せるときは、嫌がる攻め様。
独特な独占欲だけどそこがいい。
やはり大きな攻め様が受け様をすっぽり包む描写はいいな。
個人的にこちらのスピオフのほうが好きです。
大喰のツノを愛する赤石と豆ツノコンプレックスの大喰。
赤石がサイコパス気味なのかなーと思っていたのですが、自分の気持ちに鈍感なただのDKでした。かわいすぎる。
そして赤石がツノにしか興味ないと思って勘違いしている大喰くんもこれまたかわいすぎる。
勘違い同士なのに本能で赤石と物理的にくっついたりするときにトロットロになる大喰くんもとてもかわいいです。よだれでるって序盤に2回くらい言ってて心臓つかまれました。
二人とも素直に気持ち伝え合ってそのうえでエチとかあるので、モヤつきポイントが少ないのが好みでした。
少しだけ穂高くんも出てきますが、従兄弟という設定…!片や巨ツノ、片や豆ツノ。オニの遺伝も複雑なんですね。
