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過保護で甘え上手な虎神様×けなげな社畜な青年 ◇限界社畜生活から幸せと溺愛がたっぷりすぎる愛され異世界生活へ◇
小説


ブラックな社畜生活から一転、異世界で癒しの日々を送るというユニークな設定が魅力のBL小説です。
限界まで仕事に追われていた主人公・巴が、ある日突然異世界に飛ばされ、そこで金を司る獣人の虎神・グンロンと出会います。
異世界では畑仕事をしたり、のんびり過ごしたりと、日常がガラッと変わることで巴の表情も柔らかくなり、その変化を眺めるのが楽しいです。
グンロンも仕事の重圧に疲れた存在で、二人の距離がゆっくり縮まっていく様子はほっこり。切なさや激しい展開よりも、 “癒されたい時に読んでほしい” ほんわかストーリーです。
異世界×獣人×恋、というちょっと変わった組み合わせが気軽に楽しめる作品でした。
主人公は限界社畜。
24時間対応に追われ、仕事を辞めたくても退職届を握りつぶされる、なかなかないほどの限界っぷり。
エナジードリンクとともに召喚された異世界、目の前には同じくクマを作った限界社畜(神様…)
そりゃ共感しちゃうよ。
自分が元気になったら、目の前の社畜の生活を整えてあげたくもなるよ。
気持ちがわかりすぎるから。
そして癒された社畜は、助けてくれた相手を好きになるのも必然。
一見シュールな社畜meets社畜ですが、
生活の大切さ、みんなの協力や事前準備のありがたさ、もぐらの可愛さを教えてくれる。
そんな癒しの1冊です。
社畜と元社畜の癒し愛…!ひたすらかわいくって、もうほんっとにかわいくって!かわいかったな…とほんわかしました。
序盤は巴くんの社畜っぷりに心が痛くなります。つらい。心も身体も悲鳴をあげ、限界を迎えそうなそんなとき、異世界へ召喚されます。「元気がでるもの」として。飲んでいたエナジードリンクといっしょに。
異世界へ行ってからの巴くんは生き生きのびのびと暮らしてて!よかったなぁ~とほのぼのしました。
心優しく世話焼きな巴くん、「元気がでるもの」を欲していた、異世界側の社畜さんのお世話を焼き始めます。かつての自分を見ているようでほうっておけないと。
それからゆっくりとふたりが心を通わせはじめて。かわいらしい恋模様をにやにやと読ませていただきました!
サブキャラたちも個性豊かで。物語を賑やかに彩ってくれて。出番がちょっぴり少なめなのが残念なくらいです。
終盤に登場する光り輝くあのお方にはめちゃくちゃ笑わせていただきました!好きですw
かわいくって癒されるお話でした。おもしろかったです!元世界のあの上司は呪われてしまえばいいのに!
今回は金を司る虎の神様と社畜なSEのお話です。
攻様に異世界召喚された受様が異世界に馴染み
攻様の隣に幸せを見つけるまでと本編後日談を収録。
受様はコンサルタント職を希望で就職しますが
入社4年目で人材不足の保守部門異動となり
システムエンジニアになります。
元来争いが苦手で推しに弱い性格もあって
面倒な客対応を押し付けられる様になり
朝早くから帰宅した夜中まで働き続ける環境に
嫌気がさして3度退職願いを出していますが
課長には体よくあしらわれていました。
やっと面接を取り付けた日にも
課長は急な客対応で受様との約束をドタキャンされ
この日を数えて待った受様は絶望に沈みます。
夕食も食べることなく帰宅したアパートで
冷蔵庫に沢山摘まれたエナジードリンクを手に取り
「頑張るあなたへ、元気をチャージ」という文字を撫でて
目を閉じたまま勢いよく飲み始めると
瞼の向こうがチカチカして突然足元の床が無くなって
宙に投げ出される感覚に陥り・・・
投げ出された先は木の床で
波打つような金髪の筋骨隆々とした美丈夫が
呆然と佇んでいたのです!!
この私が失敗したただと? そこなる者、すまない
突然立派な体躯の男に頭を下げられた受様は
尻もちをついたまま身を跳ねさせます。
果たして受様の身に何が起こったのか!?
五神の筆頭の攻様と異世界召喚された受様の
中華風界渡りファンタジーです♪
この美丈夫が今回の攻様で金を司る虎の神様です。
この世界は魔法が存在し、五行で成り立つ獣人達の世界で
この世界を想像した天帝の手足となる五体の神が
世を統べているというのです。
しかしながら200前に土の神が消失して以来
攻様達はその不在を埋めるために働き続けていて
限界を感じた攻様が「元気の出るモノ」を召喚しようと
したところ受様が呼ばれたというのです Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
よく見ると攻様の目の下には濃いクマがあり
社畜だった受様にはお疲れモードの攻様に
いたく同情してしまうのですよ。
魔法のない世界に受様を返す事は難しく
受様が攻様によって引き出してもらった獣性は
もぐらで受様多岐にはちょっぴりがっかりですが
蔦沢先生のイラストが可愛いので読者的には良き♪です。
攻様宅の居候となった受様は
元々好きだった畑仕事に精を出すようになり
徐々に世界に馴染んでいくのですが
土の神が失われた世界に界渡りした受様が
もぐら獣人と判った時点でワクワク急上昇♡
仕事に対する真面目さや他者に対する優しさ等
いがいと似た者同士の攻様と受様が恋仲になるまで
楽しく読ませて頂きました (^-^)/
BL小説でもぐらがキーアイテムとして出てきたのは初めてでは・・・まじでモグラです。びっくりしたのですが、読んでみましたら、可愛くてお話としてどんぴしゃでした。可愛い系統のお話が本当に良いなあと思った一冊、本編290P+床のお話30Pほど+あとがき。
保守担当のシステムエンジニアとして真っ黒ブラック、社畜生活を送る巴。毎日限界だけど、ある日エナドリを飲んでいたと思った次の瞬間、まったく知らないところにぺいっと放り出されます。目の前にいたのは耳しっぽ付の神様で・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
異世界ビンインを守る五神のうちの3人、天帝、ビンインの人間たちぐらい。
サブキャラで目立ったのは特になかったでした。
++ 攻め受けについて
攻めは神様なんだけど、他の神様がさぼりぎみなので、ご苦労されているんですよ、なんか涙ぐましい。目の下にクマ作っちゃって、風呂も入らず(魔法でキレイにしちゃう)、飯はカ●リーメイト的物体で補い。そのためしっぽの毛並みもぼさぼさというありさまです。
受けは人の好さというか押しの弱さで、社畜になっていたですが、異世界行ってからは健康そのもの!良く寝て、良く働き(主に畑仕事)、美味しいものを作って食べ、あー健康的!そんな生活に攻めを巻き込み、攻めをどんどん健康的にするという、おかんな様子から、だんだん大きな猫に懐かれて・・という感じでした。
特筆するべきはもぐら。受けの獣性がもぐらだったわけで、もぐらになっちゃうんですけど、あああまあ可愛いこと!!!いやんなっちゃったら土の中どんどん潜っちゃうんですよう、あーもう可愛いったら!
あと攻めがリアル虎ちゃんになるんですけど、その腹毛などをもふりたい気持ちになりましたねえ。先生、そういう描写がほんとに最高。
そんな攻め受けの恋話でした。可愛かったなあ。
