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表題作ロマンチックバージョン

綾瀬高司
26歳、フリーのITエンジニア
栗原淳史
23歳、医療部品メーカー社員

その他の収録作品

  • FORELSKET(書き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

玉砕覚悟でした告白をあっさり受け入れられ、綾瀬の恋人になった淳史。不思議とうまくいっていたけれど、誰とも長続きしないと言う彼と付き合って一年、タイムリミットが気になり始め……? 付き合ってるのに、片思いみたい――。切ないロマンス。

作品情報

作品名
ロマンチックバージョン
著者
安西リカ 
イラスト
羽純ハナ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784403526312
4.4

(100)

(64)

萌々

(23)

(11)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
16
得点
447
評価数
100
平均
4.4 / 5
神率
64%

レビュー投稿数16

No Title

来るもの拒まずなバイの綾瀬と、大学生時代に勇気を出して告白し念願の彼氏(本人曰く次のコートが来るまでの使い捨てコート)になれた地味な栗原のお話。

前半栗原視点、後半綾瀬視点で話し手が変わります。
地味な男が一途に健気に思い続けた結果、誰でもいいと思っていた攻めの気持ちを変えて大切な事に気づかせる…という王道ストーリーですが、栗原のあまりにも卑屈な自分への自信の無さが気になって少しイライラしました。綾瀬の事を思うあまり(+自信のなさ)自分の気持ちを何も伝えていないのは栗原も悪い所あるんじゃないかな…と。
特に後半、綾瀬視点になってからは仕事都合で会えなくなったり、かと思えば家に突然来たり。栗原視点だと綾瀬が振り回しているようですが、十分栗原も同罪でお互いにあまり話し合えていないカップルだなと感じヤキモキしました。

ただ、綾瀬が自分にとっての大切な存在に気付けて大事にしたいと思えるようになった心の変化は素敵でした!
また後半の綾瀬による初Hの回想シーンと喧嘩後の仲直りHの栗原のフェラシーンがとても可愛かったです。

1

安西先生最高!

現代ものです。安西先生曰く「特にこれといった特別な事は起こらない、いつものお話」との事ですが、その丁寧な心理描写に心を掴まれ、揺さぶられます。
容姿が良く存在感もあり憧れの綾瀬と、3歳年下でいてもいなくても同じだと自分を評価する淳史。短期間で恋人が変わる綾瀬がたまたまフリーの時に告白し付き合える事になった淳史。期間限定の恋であろうとタイムリミットを恐れつつも好きを募らせていく様子に涙涙でした。淳史目線の前半も良いですが、綾瀬目線の後半が特に良い。めちゃくちゃ良かったです。
現代もの、切ない系大好きな方には絶対ハマると思います。オススメです!

0

来るもの拒まず去るもの追わずな恋人




温度差の激しいカップル


ダメ元で告白したらあっさりと付き合うことになった社会人2年目の淳史(受け)。
たまたま恋人枠が空いていたから付き合うことになっただけのため恋人になった綾瀬(攻め)から好かれている実感はないまま早一年。
一年以上もったことがないという綾瀬なのでいつ別れようと言われるかとどきどきしています。
そんなとき、淳史の職場に中途採用の年上の後輩(湯沢)ができます。湯沢に教わることも多く急速に親しくなり、反対に綾瀬とはすれ違いが続きます。


綾瀬が私にとっての地雷男すぎてで読み進めるのをどうしようかと思いました。
温度差のあるカップルなので、矢印は淳史から綾瀬からしかありません。(途中から変わっていっていたとしても見かけ上は)
週末には綾瀬の家に行くけど、淳史が遊びにきても綾瀬は仕事をしたりスイミングに行ったりとセックスする以外は好きなことしてる。淳史はその間掃除したりご飯作ったりストック作ったり映画見たりやはり好きなようにしていて、通い妻かよって感じ。
すれ違いと言っても、今まで綾瀬に合わせていたのが、仕事関係で合わせることが難しくなったってだけ、あくまでも合わせてるのは淳史。

追いかけるのに疲れて身を引いてその存在の大きさに遅まきながら気づいてザマァの後元サヤっていう話を前読んだなーと思いながら読んでました。
それよりは大分マシだったけど、それでもなんでこの人が好きなんだろうと思わないではいられません。

二人が幸せだからいいのかな。
恋人らしいこと何にもしてない。
デートもすることなくて、外出するのは食事だけって恋人なのに寂しすぎる。
誕生日プレゼントは本人望んだとはいえ料理グッズだし。
それを綾瀬の部屋に置くならそれはプレゼントじゃないと思うんだけど。
せめて、それとは別に淳史のためのものも買うとかなんかないのって、どうにもこうにも読んでてネガティブな方向に向いてしまいます。

色々あって、ちゃんと綾瀬が意識して二人で生きていくって流れになったのは良かったと思います。ちゃんと淳史のためのプレゼントも用意できるようになったし。
片方だけの献身では絶対いつか破綻する。

綾瀬が淳史と別れたくなくて勇気を振り絞った時は、あの時恋愛初心者の淳史がどれだけ頑張ったかわかってほんとよかった。

とはいえ、私はこんな男嫌だなー
二人の矢印が同じくらいになってやっとスタート地点に立ちました。
二人の相性は良いようなのでこれから二人で幸せになって欲しいですね。

とはいえ、もっと酷い人間がいたので。
あの時咄嗟に綾瀬を頼り、綾瀬がちゃんとそれに応えられて良かった。あれがなかったら絶許だった。
お話の流れは面白かったけど、綾瀬がもう少し恋人としてちゃんとしてたら良かったんだけど。
すれ違いも常に受け身の綾瀬が動けば防げたことだし。

高評価の中、ネガティブなことばかり書いてしまいました。

1

不器用で拗らせ攻めの覚醒

安西先生の「別れる理由」が好きで、読み始めました。

まさかこんな特徴もない自分と、爆イケ綾瀬が付き合えるとは思っていなかった淳史。
いきなりホテルに誘われても、憧れの人といることができると舞い上がってしまう淳史。
淳史のこの気持ちがよくわかる。
綾瀬に面倒だと思われたくない、ほんとに付き合ってるのか確認してしまう気持ち、共感しながら読んだ。

ところが、綾瀬ターンに入ると、実は綾瀬も淳史のことが好きなんだとわかってその不器用さにビックリ。
淳史の匂いが好きな綾瀬。素直で、かわいい淳史に惹かれていたことがわかる。

綾瀬は向けられる好意を受け止めるだけで、常に受け身。
不器用、喧嘩を避けて、のらりくらりと、これまでの恋人たちと付き合ってきた。
それだけ気持ちが入った恋愛をしてこなかった。
でも淳史に対して、やっとやっとこれまで付き合ってきた人たちとは違うと気がつく。
そこからの綾瀬の猛攻がよかったです!

1

恋に目覚める

安西リカ先生の作品7冊目です(数えてみた)
ディアプラスさんからは31冊目だそうです!
いつも優しい気持ちになれる作品をありがとうございます
羽純ハナ先生のイラストも素敵です!かきたてられる~~~
攻めサマが爆イケ。どこに行っても必ず視線を集めるのはすごいですね。
しかもバイ。受けちゃんの悩みも倍ですw

告白初日→初めてと知っててヤッてもすぐ解散
よく今までそれでやってこれたね?という残念な攻めサマ。
淳史が続いたのは、初めての恋愛でよくわからなかったから?そして今までの子たちと違って自信がないから..?と読めてしまうのがちょっと切ないです。
綾瀬の顔以外どこがよかったのかな、と思っていたのですが
湯沢が言い寄ってきた時に気づくのです
口先だけでなく、綾瀬がちゃんと淳史と真摯にむきあっていたことに。
この感覚のおかげで、拒絶反応で身を守れたのがすごく良かったです。ワーッてなりました(語彙皆無)

そして綾瀬視点になり、それまでぼんやりしてた彼の輪郭がしっかりと見えてきます。
見た目と生い立ち故に自分から動かないようになった綾瀬。
何もしなくても食べ物にありつけていたから自分から狩りにいく武器も言語も要らなかったのね⋯。
綾瀬が自分からいかないと!と本能的に気づき
これが恋なんだ!とわかるシーンが爆萌えポイント。
ヘレンケラーみたいな。ウォーターーーー!みたいな。
非常階段一気駆け上り、あな愛しや恋愛童貞の目覚め‥!
「翻訳できない世界の言葉」この本とても好きだったのでまたワーッてなりました(二度目)

そこからは言葉足らずなのがとても可愛い攻め様に読めて。
見た目派手だけど中はフツー、そこが淳史とも好相性なのがわかります。会話も微笑ましい。
淳史のかけがえのなさに気づけて本当によかったです。
幸せにしてやっておくんなまし。

2

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