【電子限定かきおろし漫画付】限定特典と割引が充実!
そんな、常識ではありえない設定から始まるこの作品。
研究者は害虫駆除の研究をしているはずなのに、なぜかΩに協力を求めて…読んだ瞬間「えっ!?」と驚きました。
物語はコメディのように始まりますが、徐々にお互いの過去や心の闇が見えてきて、しっかりと感情に刺さる展開に。
それぞれが「自分は欠陥品だ」と感じながらも、少しずつ関係を築いていく姿にじんわりと温かさを感じました。
重すぎず、暗すぎず、「救い」があるので
暗めなストーリーが苦手な人でも、安心して読めると思います。
えち展開:4回
発情期関係なくフェロモンダダ漏れのΩの凪は、その体質のせいでクソなαに絡まれやすい。
自身を「欠陥品」と呼ぶほど、生きずらさを感じて27歳まで生きてきた凪に、街でクソαに絡まれていたところ、研究者だというαの都田から研究に協力してほしいと名刺を渡される。
よく分からないけれど、都田の押しの強さに了承した凪。
わざとフェロモンを撒き散らして都田の前に出たが、むしろ都田は凪のフェロモンを褒めちぎり、、、?!!
という冒頭。
凪はこの特異体質、都田は家庭環境による生い立ちによる、それぞれ自分自身を欠陥品と思ってここまで生きてきました。
けれど、出逢ってしまったことでそのエラーの要素が、凪にとっても都田にとっても自己肯定感爆アゲ要素となっていきます。
というか、とくに都田がノンデリのクセにめちゃくちゃいい人で、凪のエラーだと思っていた部分を機転利かせて、ポジティブ要素に持っていく頭の回転の良さよ!!
凪同様、まりあげはもたしかに頭のいい人って言い換え上手だよなあ、、
と、感嘆した所存でございます。
が、しかし、、、
やはり当て馬的存在は出てくるわけで、、、
エリートΩで、ドクターの成島が登場。
エリートαな都田には、同じくエリートΩがお似合いだと思った凪は、身を引こうとします。
ですが、ノンデリだからこその真っ直ぐな都田の求愛が功を奏すわけで、、、
読んでいて、こういう男が幸せにしてくれるし、一生に幸せになれるんだよね、、、///!!
と、ラストの迎えに? 行くシーンでスタオベしました。
ということで、こちらのレビュータイトルでは、相愛というか、ふたりにとってはそれぞれオンリーワン(英語不慣れですみません…使い方違うかもですが、ニュアンスで伝わっていたら幸いでございます!)の存在だという意味で綴らせいただきました。
唯一無二なオメガバ、ノンデリだけど受けに対しての愛は実直すぎるほどクソデカ感情を持つ攻めがお好きな方に、オススメの作品です!!
オメガバ作品の中でも見た事がないタイプのΩ体質を持つ受けの武藤
彼の体質を自虐としてエラーとしています
武藤の性格が凄く好きでした
自身のネガティブな面に対して卑屈にならず腐らず、その上兄貴肌な所がとても人としての魅力を感じます
そんな武藤にノンデリ気味に絡んで行く攻めの都田がまたおもしろい!!
天才というよりも奇才なタイプで周りとは馴染み難さを感じます
だけどそこはかとなく感じ取れる隠れスパダリ感!
他の人には分からなくてもお互いがお互いにだけ感じ取れる魅力
そんな所が表現されてるのがとても良かった
しかもこの魅力となってるのが実は本人にとっては「欠陥」と思ってる所だったりするので、それはもう丸ごとの自分を見てくれて、分かってくれて、求めてくれてるってすごく大きな出来事で大事なきっかけとなる
こういう出来事を通してキャラの性格を見せてくれるのがとても好みでした
人間ドラマのあるオメガバが好きな方にはとても読み易く、また新鮮さも味わえる1冊だったと思います
作者様初のオメガバース作品との事ですがとても読み易かったし興味深く読めました!!
初めましての作者さんだと思ったら、サトニシ名義の現代色里艶小噺が既読でした。
今回のオメガバ作品、唯一無二感のある攻めで大変よかったです。
バース系作品の好きなところは、作者さんによってアレンジが自由自在な部分。
今作は、フェロモンがダダ漏れでしまう特異体質なΩの武藤が害虫駆除の研究をしている都田と出会って自己肯定感が上がるお話。
よくある設定としては、Ωのフェロモンは発情期に匂いが放出されて周りのαを狂わせてしまうんだけど、今作の武藤は常にフェロモンが出てて、αを狂わせる程ではないけど、ナンパなα達からビッチな匂いさせてるんだからやらせろと絡まれる。
例えるなら女性が下着姿で街を歩いてる感じなんだそう。そりゃ軽く見られるよね。
でも、そんな扱いをされるのはヤだから腹を立てて暴力で対抗し高校中退。
27歳の今は、フェロモンが出ても支障があまりない職場(αが少ない、屋外で匂いが篭らない、マスクをして作業をする)の解体業の会社で働いてる。
自分は欠陥があるから誰とも番わない、一人で生きていくんだと思ってたら出逢っちゃいました。
研究オタクな都田に。
今まで自分の体質でイヤな目にしか合ってこなかったのに、素晴らしい!と大絶賛してくれる都田。
害虫駆除の研究に役立つかもしれないから貴方の体質を調べさせて欲しい、協力して欲しいとお願いされて嫌な気はせず協力する事に。
モルモット扱い?!と悪意に取る事も出来るけど、あまりにも純粋で熱意のあるお願いだったから絆されちゃったんだろうな。
研究目的でいろんな検査をする為に何度も会ってるうちに親密になっていく二人。食生活に無頓着でカップ麺やジャンクフードばかり食べてる都田を見兼ねてご飯を作ってあげる武藤。
胃袋ガッチリ掴みにいくやん。
料理をしない母親、兄と比較されて両親から評価されず家庭の愛に飢えていた都田。手作りの家庭料理、会話をしながら一緒に食事をする大切さを武藤に教えられる。
言葉と態度で武藤の素晴らしさを恥ずかしげもなく伝えてくる都田に心はどんどん惹かれていく。
優しいしジェントルマンなのよ。
発情してとんでもないフェロモン放出してる時でも自分の欲を我慢して冷静に保とうとしたり、思いやりのある言動したりすんの。
研究者って、人の気持ち考えられないコミュ障タイプとして描かれがちな気がするけど、都田は違うんだー。
顔がいいし、性格もいいし、愛情表現めっちゃしてくれるし言ってくれるし最高のαなんよ。自分の研究に対しては思わず饒舌になるオタク気質なところはあるけど。
お互いが満たしあえて、この二人最高の組み合わせだと思うんだけど、この作品では運命の番については記載がない。運命の番って関係性はないのかな?
特別感があって好きだからちと残念。
でも、ここまで武藤の匂いを好意的に捉えられる都田は運命の番みたいなもんよね。
好きなオメガバース作品がひとつ増えました。
電子で購入
白抜き修正
斜め上いく切り口で出会うΩとα、
新しいものを読んでる!と感じました。
一瞬表紙は服従関係かな?と思ったけど
全然そうではなく。安心してよめるオメガバですー♡
自分を欠落品とやや自嘲的に思っている
発情期以外も常にフェロモンが出るΩの武藤。
この武藤がガテン系で強くて男気があってイイ!
やさぐれ気味の武藤に
その体質を虫の研究に使いたいと言ってきた
αの都田がまた変わっててオモシロイ。
え、虫?て言った?
(虫そんな出てこないです!ご安心を)
一問一答真面目に口説くサイエンティスト都田
武藤の体質を貴重だと評価。
ここがすごく熱烈で面白い。
研究材料を褒めてるのか武藤自身を口説いてるのか‥。
熱烈なアプローチに真っ赤になって
腰砕ける武藤が可愛すぎます。
最後の検査中にヒートしてしまい意図せず結ばれてしまいますが
これはエラーで起きてることではない、と言い切ってくれる都田の真剣な気持ちがわかります。
すぐに確かめ合いエチするのも素敵なんだ。
学会の最中にヒートを起こした武藤をかばい
会場に理解と協力を仰ぐ都田とてもかっこよかった
武藤に惹かれたのは匂いではなく
一目惚れだったと告白。
五感全てが魅了されて、これからも惹かれ続けるて..。
もう一直線なんです、武藤への気持ちが最初から最後まで迷うことなく!
ささくれた武藤の気持ちが懐柔するのがわかる。
自分のことには劣等感を抱いているけど
相手のことは優れていると思えるふたり。
お互いにとって特別なら幸せと思える二人に優しい気もちになります。
真面目なαとしっかり者Ω、めちゃくちゃ好きだ..。
読了後多幸感オメガバでした。
科学者だけどマッチョなのがたまらない
✩白抜き
