【電子限定特典付き】限定特典と割引が充実!
1巻の続きです。
高井くんは、かっこよくて男の人からも女の人からもモテるバンドマンのカスミさんと順調にお付き合いしているように見えたけど、本気で恋してるという感じがいまいちしないなと思っていたら、やっぱり別れることになって。
カスミさんは高井くんのことを本気で好きになってくれていたようだったし、滅茶苦茶素敵な人だから本当につらい(特に私が)…!
でもそれから高井くんは以前から少しだけ関わりのあった氷室くんという凄く気になる人が見つかります。
本人はまだ自覚していないし、正直これが本気の恋愛になるのかな?という所で2巻は終わります。
ずっと麗人で連載を追っている作品なので、続きが楽しみです!
エロス度★★★★★★★★
第2巻。おやおや。2度目の人生にて初めての恋人ができて恋愛を満喫する中身四十路の大学生・・・かわいいですね。
バンドマンのカスミと恋人になった颯太が恋人同士のするSEXを初めて体験する場面がとても印象的で、カスミとも良好な関係に見えたのですが颯太はどこか達観しているというか、〝恋〟してるのではなく〝恋愛〟を体験している感じが強かったですね。
カスミ視点の回想が挟まれてからのあの展開に驚かされたり、氷室との関わりで颯太の人生がさらにどう変化していくのかがめっちゃ気になります。
高井と香住さん、これからゆっくりお付き合いが始まるのかと思ったら、付き合って2ヶ月後、体の関係アリの状態から始まったのでびっくり。
でも読み終えてみるとこの時間経過の表現はたうみ先生の計算だったんだなと思いました。
あえてこうなんだろうなと。
なので、察しがいい人はこの時点でこの恋の行方を察するのかもしれません。
香住さんが好きだな、魅力しかないなこの人。
白衣で現れるのも、オフモードな眼鏡姿も、こっちが「まじかよ」って思う照れた顔にもキュン。
優しいし、高井の喜ぶことを理解して喜んでくれる顔を想像して行動してくれる。
モテると好奇心で~とか気まぐれとか起こす人もいるかもしれないけど、香住さんはちゃんと高井のことを好きだし、恋してくれている。
私の萌えポイントになりますが、行為中に指にゴムを付けて慣らす描写ありでした。
直でもいいけど、この描写がある作品って丁寧で嬉しい。
そして勿論ゴムもつけます。
あぁぁ~香住さん好き!って端々でなるんですけど(私が)、高井の香住さんへの気持ちは恋ではなくて...。
未来を見据えた人に思い出として終わりを見据えながら会話されたショックはどれほどか。
香住さんはモテるけど恋愛経験は2回しかないんです。
きっと数え切れないくらい付き合ってはいるんですけど、彼にとってそれらは恋愛ではなくて。
完璧だけど完璧じゃない、初恋を引きづって生きているのもなんかよくて...引きづっていながらも、ちゃんと高井に2度目の恋をしたんですよ。
高井が香住さんにはそれだけ魅力的だったってことです。
人の喪失感と絶望感を私は汲み取れるだろうか。
私が槇尾だったとして、高井の変化に気づけるか、槇尾は気づいているのかと考えるとすごく難しいことだと思う。
そこを嗅ぎとれるのは香住さんが喪失感や絶望感を味わったことがあるからこそではないかと思うんですよね。
高井が初恋をして恋愛して彼氏を作ることは勿論気になります。
それは勿論なんですけど、正直私は香住さんのことが気になって仕方なくて...いい人と出会って欲しいよ.....(ショボショボ)と思って...いたら───!!!!
2度目の恋が失恋になったのは残念だけど、安心できたので悔いはなし。
幸せになってね香住さん。
高井は切り替えが早いよ、失恋ってもっと重くのしかかると思う。
氷室くんのことは気がかりだけど、自らの傷が疼いてそれどころじゃない心境でさ...でももう氷室くんの心配でいっぱい。
でもこの自分本位さは...
2巻目後半にして恋の予感───!
恋愛漫画なのに恋をするまでこれだけ時間をかける作品って貴重。
この世界の槇尾は、高井が飲みの席で千賀くんとの機会を作ったのをきっかけに千賀くんと仲良くなっていて、前の人生の時に選んでいた広告代理店から音楽関係に就職先を変えていました。
基本的な歴史の流れは前の人生と同じようなんですが、高井の行動で高井の人生だけでなく周りの人生も変化していて。
しかし、これは平行世界。
未来が変わっているわけではなくて、これがこの世界の現実。
大筋が同じだからうっかり未来が変わったと履き違えそうになるけど、頭を柔らかくして読まないといけません。
香住×高井がお好きな人は、よかったら電子描き下ろしも読んでみてください。
悔いはないと書いたんですが、これを読むとやっぱり名残惜しさが込み上げてきます。
そのカップラーメン一生忘れないよね。
恋って難しいですね...お互いにいい思い出になってくれるだろうことが救い。
恋愛的に好きじゃなくてもそのうち好きになれるかもしれない人と付き合ってみて、愛されてるなと感じてそれなりに幸せだったりするけど、本当の居場所じゃないと感じたりしますよね。
本作はそんな、ゲイであることを隠して結婚した結果、奥さんに刺されてしまった四十路リーマンが大学生時代に戻ってしまうBLです。
<好きポイント1:先が読めない展開>
始まりから2巻の終わりまでことごとく先が読めない。自分の人生を後悔してもう一度やり直す系の話って数多くありますけど、たうみまゆ先生の巧みなストーリーテリングのおかげで、派手な事件が起きるわけじゃないのにぐいぐい引き込まれます。
<好きポイント2:主人公の憎めなさ>
主人公の高井は、客観的的に見たらゲイ隠してて男と不倫して奥さんに刺されるっていうわりと最低なやつなんですけど、なんか嫌いになれないキャラクターなんですよね。なぜかってたぶん反省してるから!あと良いやつだから!今回はいい人生送ってくれよっていつのまにか応援している自分がいます。
続きが楽しみです。
※エロシーン※
あり(攻め以外との行為あり)
※注意※
続きものです。でも、とにかく面白いBL漫画探してるって人は読んで後悔しないんじゃないかな。
1巻から2巻まであっという間に読んでしまいました。
まとめてのレビューになります。
まず、初っ端から妻に殺されてしまう主人公の颯太。
死んだ後に現れた謎の男に他殺の権利として、好きなところからやり直しが出来る旨を告げられます。
ちなみにやり直しとありますが、世界軸が違うそうです。
やり直しは大学生からで、今回は自分に正直に…と颯太は思った様に行動していきます。
そんな姿に惹かれたカスミと付き合うことになった颯太。
バンドマンのモテモテ男のカスミが、とにかく良いやつで私は大好きです。
このまま幸せになってくれぇ〜と祈るように読み進めたのは、颯太の気持ちが不安定だったからです。
題名は、「彼氏が欲しかった」なのでカスミと言う文句のつけようがない彼氏が出来た事は万々歳なんですよね。
でも、颯太は彼氏はもちろん欲しいけど、恋がしたい。
そして、恋する相手はカスミでは無かった。
カスミから別れを告げられて、失恋した。と颯太が思っていますが、ううううーん、颯太ぁ、失恋とは少し違うと思うよ…となりました。
もう本当にカスミの事を思うと切ないです。
カスミは、とんでもなくモテるけれど自分が好きになる人からは好きになって貰えない。
人生で2回しかない恋愛経験なのに2回とも…。
最後に初恋の人と再会していたので、是非幸せになって欲しいです。
相手は初恋の人でなくても良いので、とにかくカスミと相思相愛になる人。
カスミの物語も読みたいです。
もう2巻はカスミの事で切なくていっぱいいっぱいになってしまいました。
気持ちを切り替えて…これから颯太は氷室とどうなるのか、続きがとってもとっても楽しみです。
表紙のカラーが、緑とピンクには何か意味があるのかな…。
個人的にはあまり好みではなかったので少し残念でした。
