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続編もとてもとても美しいイリヤがたくさん拝めました!ありがたやー。寿命が伸びそうです。ハーリドも立派になられて、ますますイケメンでございました。
今回はイリヤの里帰りとのことだったので、イリヤとハーリドのツーショットはおあずけ?とやや心が沈みながら読んだのですが、しっかり新婚らしくらぶらぶでして、ついでにイリヤのふるさともご家族も見られて、読みごたえのある一冊でした。どうしたって、イリヤの美しいまつ毛を見ると、ほわあん、と吐息がもれてしまいます。ハーリドに愛されて、ますます美しく輝いていくイリヤさまが今作でも大好きです!
やっと一緒になれた2人でしたが、なかなか簡単には幸せにしてもらえません笑
今回はイリヤの兄との確執
そしてすれ違っていた父との親子関係についに決着が着きました
あぁ、こどものことを思わない親はいないなぁとジーンときてしまいました
そして、なんと言っても最後!!
新しくこれから生まれてくるこどもたちのなんて可愛い事でしょう!!
なんと言っても長男!!!めちゃくちゃパパ似で最高すぎました
まだまだこの2人を見ていたいけど、こどもたちもみたいです!!
上下巻で一旦完結しているためこの『雪花の章』を読まなければストーリーが理解できないという事ではなかったです。イリヤがΩとして誕生しロメリダールで存在しないものとして扱われ、愛されていなかったと思っていたが果たしてそうだったか?後は、上下巻ではイリヤとハーリドが身も心も本当の意味で結ばれたのは下巻のラストだったので、その後の2人の甘いイチャコラが愛でられるところでしょうか。イリヤしか経験がないはずなのにハーリドのイリヤを悦ばせるテクは上がりに上がっております。
キリル王はイリヤが政争の道具とされない為、Ωをラタテ神の御使として大事にされる海を越えた遠いハヌ国へイリヤを嫁がせ、ソーンの妃であるローラの血縁者にはハヌ国の人間がいることから、少しずつΩに対する考え方を変えようとしていた(?)と思われキリル王に疎まれていたわけではなくちゃんと愛されてた。いかんせんキリル王も愛情表現においては不器用で上手く伝えられない性分。誤解は解けてもちょっとぎこちなさが残るもめでたしめでたし。
気になったのは最後、ハーリドとイリヤの子供がお昼寝をしているハリーファ、イクバール、マルジャーナ。あとがきに登場しなかったラナとリズクまでハヌ国家系図で描かれているのは、この子供達が主役の新たなストーリーが今後見られるの‥か?
ザインも死んだものと思いきや、しぶとく生きていて結婚し子供がいたりね‥など色々妄想が膨らみます。
上下巻の続きなので、まずはそちらを読んでからがおすすめです。
裸体から始まる続編は、イリヤの故郷での物語が描かれます。
Ωを迫害する父からの冷たい言葉には胸が痛みましたが、少しずつ変わっていく親子の関係には温かさを感じました。
エンディングでは子どもたちが登場し、未来への希望を象徴するような穏やかな光景に胸がじんとします。
ダルジュの子どもまで出てくるサプライズもあり、幸せな余韻に包まれる締めくくりでした。
えち展開:1回
