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しかめっつらテディ・ダーリン 期間限定パパと助手

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表題作しかめっつらテディ・ダーリン 期間限定パパと助手

藤堂 崇臣
34歳、笑耶の勤める玩具メーカーの顧問税理士
河合 笑耶
28歳、大手玩具メーカーの企画デザイン部所属、ぬいぐるみデザイナー

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

玩具メーカー「サニースパイス」のぬいぐるみデザイナー・笑耶はたまに社内ですれちがう厳しい顔の税理士・藤堂が小さな姪と甥たちを預かると知り、なりゆきで手助けを申し出るが……? 生真面目男×しっかり者、ほっこりラブ・リレーション!

作品情報

作品名
しかめっつらテディ・ダーリン 期間限定パパと助手
著者
間之あまの 
イラスト
八千代ハル 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784403526336
4

(21)

(9)

萌々

(6)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
82
評価数
21
平均
4 / 5
神率
42.9%

レビュー投稿数8

キュンキュンホッコリワールド♡

作者買い

ものすごくキュンキュンして癒されました!
大好きな八千代ハル先生の挿絵との相乗効果で、
キュンキュンもホッコリも増し増しでした♡

攻め様のお姉さんが緊急入院してしまい、急遽お子ちゃま2人を預かることに。
でも、タイトルにもあるように「かわいいものを見るとついしかめっ面になってしまう」攻め様に、子どもたちはちょっぴり怯えてしまいます。

そこに現れるのが、優しい受けちゃん♡
子どもたちに寄り添うような受けちゃんの姿に、攻め様はどんどん惹かれていきます。
そして受けちゃんもまた、攻め様のしかめっ面の理由を知り、その表情すら愛おしく感じるようになっていく――という展開でした。

子どもたちが本当に可愛くて癒されました♡
八千代先生のイラストで、その可愛さも倍増です!
一緒にキッチンに立つシーンや、ベッドで寄り添って眠るシーン、抱き枕みたいにくっついて眠る姿にもキュンキュン...!

癒し・子育て・キュンキュン・甘々な作品が好きな方に、とってもオススメです!

2

眉間のシワにもたくさんの種類




期間限定のお世話係


玩具メーカーのぬいぐるみデザイナーの笑耶(受け)は以前一緒に仕事をして今産休中の松浦が幼い子供二人を抱えて体調不良になっているところに出くわします。
緊急入院になってしまった松浦(旦那さんは海外出張中)の子供達(愛花6才、蓮3才)をひと月預かることになったのは松浦の兄で笑耶の会社の顧問税理士をしている東堂崇臣(攻め)でした。
いかにも子供慣れしてなくて威圧感のある崇臣に怯える子供達が心配になった笑耶は臨時パパとなった崇臣の助手に立候補します。
子供達に懐かれ、最終的に崇臣のマンションで一緒に過ごすうち、どんどん崇臣のことを可愛いと思う自分に気づいてしまいます。




笑耶

東堂崇臣


みやーくん
おみさん


可愛いものが大好きでそれを否定しない家族のおかげで、好きを仕事にしたゆいぐるみデザイナーの笑耶。
会社で会うレアキャラで理想の人として認識していた崇臣とは顔見知り以上ではなかったけれど、そしていつも顔を顰められてたから(これが全ての元凶で子供にも怯えられるし本人も治したくても治らない)好かれてないと思ってたけど、子供慣れしてない高臣と子供達が心配で手伝いを申し出てしまうのです。

子供達が本当に天使で可愛くて、子供だからわがままも言ってちゃうけど、両親ではないから気も使っていて(だからストレス性の熱も出してしまう)、こんないい子たちがひと月楽しく預けられたことが本当に良かった。
そんな中で、モグラ叩きのように潰していた崇臣への好意をちゃんと認めて、子供優先だけどアピールしようと思う笑耶の見かけと真逆なやんちゃな感じが好きです。
二人ともが理系脳なので情緒がないのも楽しい。
告白なんでなんとも色気のない。
でも、堂々と裸を見たら後でおかずにする自信があるって言っちゃう崇臣には笑えます。
子供達がいる間はキスだけで我慢。
でも、熱を持った体を覚ますためにするのがクラゲごっこって(笑)

二人が両思いになって、子供達を無事父親に引きわたしてからの崇臣の溺愛具合はすごいです。そばで見てたら甘々すぎて砂吐きそうですね。
きっと、妹夫婦が目撃者になってくれそうです。

子供達の「みゃーくん」「おみくん」呼びが本当にかわいくて可愛くて。ニヤニヤしながら読んでました。

すぐ顔を顰めてしまう癖のある崇臣の眉間の皺の具合で今の気持ちを推しはかれるようになった笑耶すごい


崇臣は両親が忙しいせいで、昔の価値観ガチガチの祖母に育てられたことで、可愛いものが好きなのにそれを表に出せなくて、可愛と思うと顔を顰める癖ができてしまい、甥っ子姪っ子に怖がられてたのが気の毒でした。
気にしなくて良いとおそらく母も妹も言ってたけど治らなかったのが、少しづつ改善してきたのは良かった。
男だからとか女だからとかという育てられ方をした割には、ちゃんと説明されて納得すれば実践できるひとです。
お姉ちゃんだからと我慢しなくていいといえる平等に接していけるところもまた良き。

0

好きを受け止めて大切に育ててよう

今回は顧問税理士とぬいぐるみデザイナーのお話です。

受様が家族の都合で甥と姪を預かる事になった
攻様の助けとなり、攻様と恋仲になるまで。

受様は可愛いものが大好きな
玩具メーカーのぬいぐるみデザイナーです。

受様は眼鏡をしていてもわかるくらい童顔ですが
ぬいぐるみ部門のサブリーダーを務めており
見た目通りのほわわんとして性格ではありません。

イラストレーター兼漫画家の『ニース絵日記』の
ロップイヤーの試作3号を完成させたため
社内デザイナーのキャラの試作0号を作っていたら
気合が入りすぎて昼休憩が遅くなりました。

お腹をさすってエレベーターを待っていたら
扉が開いて乗っていた顧問税理士と目が合います。
彼が今回の攻様です♪

攻様は硬派な美形でかっちりした三つ揃いのスーツが
似合っていてデザインとフォルムが受様好みなのですが
話した事はないのに目が合うといつも
なぜか不快そうに眉をひそめられてしまうのです

今回はお腹が鳴って照れ笑いをしたら
またも彼の眉根がぎゅとしつつもミントタブレットをくれ
お礼を言うとさらに眉根を険しくされて
受様の中で謎は深まっていくばかりです。

やっと昼食をとって戻った受様は
他メーカーとのコラボぬいを制作した時の担当者が
自社のプレイルームを訪ねてきたところに遭遇します。

彼女は大きなお腹で2人の子供を預けに来ていて
受様は気になって退社時にプレイルームに行ってみると
まだ2人とも預けられていたのです。

実は彼らの母が緊急入院になったそうで
代わりの迎えを待っていたのですが

彼らの父は単身赴任中で
伯父のだった攻様が引き取りに来ますが
大柄で圧が強い攻様はコワいと思われるのです。

見かねた受様が子供達に同行するのでが・・・

強面な攻様と可愛い受様の期間限定同居で始まる
ラブコメディになります♪

受様は攻様と子供達のために
攻様宅に同居してお手伝いをすることにします。

最初の夜に
攻様が眉を寄せてしまうのは"可愛いもの"を見たの癖で
攻様の祖母による何気ない「男なのに」という言葉で
男に似合わない可愛いものが好きなのは良くないと
可愛いものを見るとしかめる癖がついたと教えられます。

時代的に祖母の悪意のない押し付けもわかってしまうし
期待に沿おうとする攻様も気持ちもよくわかり
優しさの負の連鎖を感じたのですが

攻様は可愛い受様と子供達と過ごす事で
今までにない視点を得ていき
可愛いを素直を表現できるようになっていき

子供達もそんな攻様の変化を受け止めて
変わっていく正しい優しさの連鎖が広がっていく様子は
さすが間之先生!! と思わされる展開で

攻様が無事に妹の入院期間の子育て代打を完遂し
受様と攻様が恋人になるまでとても楽しかったです♪

可愛いはいつだって正義ですよね (⁎˃ᴗ˂⁎)

4

子育ては親育てでもあるんです

可愛いと溺愛をふんだんに詰め込んだ、間之あまの先生ワールドにホッコリと癒される作品です。
お子ちゃま2人を含めた表紙の4ショットが素敵ですね。1か月の間に馴染んだ"4人家族"の雰囲気がよく表れているなと思いました^ ^

急遽預かることになった藤堂の姪と甥の子育てを通して、子育てスキルも恋する想いも育んでいくストーリーとなっています。不慣れな子育ての中、まるで新米夫夫のように2人で協力しながら子どもたちのお世話をしていく姿が一生懸命で愛情深くて、子育て本としても読んでためになる情報がいっぱいでした。
何が面白いっていうと、コワモテイケメンの藤堂の対人スキルのあまりの低さ。特に、"かわいい"ものを見ると瞬間的に仏頂面になってしまう彼の反応は、子どもたちを怯えさせたり、嫌われてると誤解させたりと、ちょっと厄介な癖です。
実はこれ、可愛いものを見て我慢してる時の顔。心の中では可愛いものにテンション上がってるのに、怖がらせてしまうなんて残念すぎますが、そこには可愛いものを好きな自分を否定された過去のトラウマが関わっているので、うーん…ある意味仕方ない事情でもあります。

そのことを踏まえると、一応子育てのお話ですが、ジェンダー論のお話とも絡み合ってるので、読みどころが多いのもこの作品の面白さの1つだと思います。
男らしさや女らしさ、可愛いものは女の子、カッコいいのは男の子、といった押し付けは良くないんだと。男の子だって可愛いものを好きで良いんだと諭す笑耶の言葉に救われていく藤堂に、ちょっとずつ変化が生まれていくのには思わず嬉しくなりました^ ^

子育てを通して救われる思いもあったし、成長する変化もあった。子どもたちを育てているようで、"親"としても成長させられてるんですよね。
笑耶に教わりながら、ちゃんと子どもたち目線で寄り添うようになっていく藤堂の成長ぶりには拍手でした。その変化をちゃんと子どもたちが分かっていて、最初ビクビクして怖がっていたのに藤堂に心を許していくのも良かったです。

何はともあれ、藤堂が笑耶を見るといつも怖い顔になってしまうカラクリが解けたことにホッとしました。笑耶にガン飛ばしていたように見えたのは、実は可愛いと心の中で思っていたということですもんね。あー…実に厄介…でも面白い(笑)
お互いの距離をグッと縮めることになったプチ同棲生活も、子どもたちが笑耶にすごく懐いていたから出来たこと。子どもたち〜…グッジョブ!!
こんな機会でもなければ、笑耶に対して謎のガン飛ばしをするだけの税理士さんポジで終わっていたと思うので、色々と起きたミラクルに感謝ですね^ ^

クールな顔して大好きな人にはめちゃくちゃ甘いっていう藤堂のギャップが素敵でした。溺愛あまあまのスパイスがちゃんと効いていて、子育て中でもしっかりと想いを深めていく2人の恋愛模様を最後まで堪能いたしました。

3

No Title

間之あまの先生の新刊♡安定のほっこり癒されラブな物語で楽しかった✨️
崇臣さん、愛すべきしかめっ面。ギュッと眉間に皺を寄せてしまうけど優しい人なんだよね。彼の姪甥を期間限定で預かるところにみゃーくんがお手伝い。

みゃーくん不思議な魅力がある子でした。可愛らしいけど洞察力も高く、デキる子でしたねぇ〜。子供たちがふたりのいい懸け橋になってくれたかな☺️

他の作品とのささやかなクロスオーバーもにっこりします。久しぶりに読み返そうかな。

0

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