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作家買いということもありますが、「元カレが教育係」というパワーワードに惹かれ、ワクワクしながら手に取った本作。実生活では元サヤなど考えたこともありませんが、BLにおける「二度恋に落ちる」展開は大好物。用法を守れば、2人の関係の唯一性をぐっと強めてくれる神設定だと思います。
海野先生といえばのお仕事ものですが、今回はプリンティングデバイスメーカーが舞台。攻めは、どちらかというと普通の人間くささを感じる人物で、ロマンス詐欺に遭ったトラウマを抱えています。人生の一番悪い時期に受けと出会ってしまったがゆえに、すれ違ってしまった2人。真面目で面倒見がよくしっかりものなのに、どこか不器用でスキのある攻め様。実在したら、気づいた時には沼オチしてそうで、「ガチ恋製造機」というのも分かります。このタイプ、動物にめちゃめちゃ懐かれるタイプだと思うw
受けはまっすぐな性格の体育会系で、好意を隠さないワンコタイプ。攻めと一緒にいる時の、しっぽ全振りみたいな様子がとても可愛らしいです。不器用な攻めとワンコ受けという組み合わせ自体も意外性がありますが、物語の軸がどちらかというと攻めの成長に置かれている点も珍しくて印象的です。
手強いインターンの存在や、昇進試験にまつわる課題を2人で乗り越えていく展開は、お仕事ものとしても読み応えがあります。この2人がいる営業部の担当になって、ずっと眺めてたいですw
受けは部活でキャプテンを務めていたリーダータイプなので、将来的に攻めを追い越していく可能性も感じさせますし、逆に攻めが昇進をきっかけに覚醒し、頭角を現していく展開もあるな。。。と妄想が捗りました。
二度恋に落ちた2人の絆はとても強く、しっかりと人生を共に歩んでいってくれるだろうと感じられました。
海野先生のお仕事ものは、自分の職場の隣の駅あたりで起きてるラブストーリーのような、距離感の近さが魅力です。
タイミングが悪かったとしか言えない惨状からの元サヤ
新入社員として配属された営業部で教育係として真人(受け)につけられたのは2年前に別れた元カレ正臣(攻め)でした。
一瞬目を見開いた正臣でしたが、初めましてと無表情に挨拶され、真人も知り合いだったとわからないよう淡々と正臣の指導を受けることになります。
が、正臣の指導は懇切丁寧で理人のことをよく見ており、真人がやらした盛大なミスもカバーしてくれたりと、真人は昔心の奥に押し込んだ恋心がまたゾロ顔を出してくるのに困ってしまいます。
二人は2年前マッチングアプリで知り合い恋人になります。
真人はゲイであることを意識してから初めてできた恋人である正臣のことを純粋に慕っていたのですが、タイミング悪く正臣は結婚詐欺に遭ったばかりで猜疑心全開だったため真人を信じられず、壁をつくって真斗を好きにならないようにしていました。
結局正臣の塩対応で別れ話が出て、衝動のままに別れてしまい、速攻全ての連絡手段をブロックししたため、後で正臣が後悔して連絡を取ろうとしても取れない自業自得な状態になって、今に至るのです。
二人は元サヤになるのか。
ずっと打診されていた正臣の昇進試験はどうなるのかというお話でした。
海野先生にしては珍しい、両視点のお話です。
それでこれまた珍しく、特殊な癖とかない普通の二人(ウジウジ系の攻めと陽キャな受けというちょっと珍しいくみあわせではあるけど)です。
海野先生ということで、あらすじも何も確認せずに読み出したのですが、自業自得(攻めの)で別れた二人が元サヤになるパターンの話でした。
自業自得の元サヤは読まないように自衛してるのですが失敗しました。少し辛口の評価になってしまってるかもしれません。
そもそも正臣ですが、結婚詐欺師に騙された直後にあの対応はわからないでもないけど、そもそもマッチングアプリに登録する精神状態ではないと思うのです。誰が来ようと信じられないのですから。
好みだったから死ぬほど後悔したようですが、全く同情できません。
巻き添え食った真人が可哀想です。
真人は結局これが元で作中でもぐるぐる悩むシーンが多くあります。
正臣と付き合ってなければ絶対になかったことだと思うと、罪深い。
でも、真人のようなひとは、あっさりとそんな事情を知ると自分も悪いとか言っちゃうんですよね。
過去に別れた男なんて、別れた時点で全て捨て去ってるので、再会したところで再燃することはないと思うたちなので、元サヤのお話は理解できないのです。
何か事情があってとかならまだわかるけど、恋人だった時の正臣の対応は人としてどうなのかと思う。
真人は社会人になってその忙しさを実感して、そんな中相手してもらって悪かったみたいな反省してたけど、絶対そんなことないと思う。
昔のことを思っては理人が反省するのがすごく嫌で仕方なかった。
ヘタレ攻めはよくあるけどこんなにウジウジしてるお話はなかなかない。どうにも正臣のが好きになれません。いい人だけど恋人にはしたくない。
それに比べて、直人はきっと出世するだろうと思います。
だてにキャプテンやってない。上に立つ人間に必要なことを入社までに経験してきているので、どこまで行くのか楽しみなくらいです。
真人を見てると、入社する前になんらかの集団で実績を積んで、それが就活での自己アピールになるのはこういうことなんだなとふに落ちました。
正臣と出会わなかったら、真人はこんな性格にはならなかったと思うと、どうにも二人の元サヤはモヤモヤしました。
出会ったときが社会人と大学生、再会したときが新入社員と教育係、これ、歳上なだけじゃんて気がしちゃってちょっと楽しみきれなかった
仕事での劣等感に別れた恋愛でのエピソードで励まそうとするって、ヤバい
瀧川の引き出しが恋愛絡みしかないのがちょっと歳上甲斐がない
後半の昇進試験に躓いている辺りとか、直人のアドヴァイス、読者もみんな思ってるからさ、なんか…歳上なだけだな?て思っちゃうよ
強豪校ではないとは言えキャプテンの経験値とそもそもキャプテンやれる器って結構大きいよな
結構年齢差あるけど、直人の方がやれるやつて感じするから、瀧川は結構おじさんになってから置いてかれる問題に直面するかなぁ
衰えと、そもそもの頂点の高さの違いと、その頃までに絆が構築できてれば良いのかなぁ
優しいとかそう言うのが惚れられポイントなんだから、そこが変わらなければ大丈夫なのかな
あとインターンの学生のこと、終わってまで関わることある??
悪いやつじゃないって思える点特になかったから、迷惑な奴に変に目をかける二人組に見えてあんま良くは見えなかった
タイトル通り、新入社員として入社したら元カレがまさかの教育係で…というやつです。
別れた理由によっては、なんだそいつ?!そんなやつとヨリを戻す必要はない!!となるけれど、攻め視点があることによって納得いく仕上がりとなってました。
超〜未練たらたらだし、まぁ、それなら受けとくっつくのも許してやる!ってな感じです。
すれ違いまくるかなと思ってたら、思っていたよりも難なく元鞘に戻ったのは雑誌掲載作品だからですね。
受けのキャラが非常に好ましかったです。
わんこ味もありつつ、でもサッカー部の元キャプテンということで指導力もあり、老若男女魅了されちゃうんでしょうか。嫌いって人いないと思う。
後半の書き下ろし部分、ストレス感じました。
というのもインターンがやってくるんだけど、こいつがナメた態度で腹がたつのなんのって………!!!
じっくり読むとインターンの毒を喰らいそうだったので、斜め読みに……。
後半ようやく改心してたけど、そもそもあいつ改心するようなタマかぁ?
雑誌掲載時、めっちゃ好きだったお話(,,> <,,)
発売を楽しみに待ってたんです。
受様は、社会人1年生の鹿島。
攻様は鹿島の教育係となった先輩、瀧川。
再会した2人が、過去の思い出を回想しながら進むお話。
最初は鹿島視点なので、過去の瀧川の恋人としてどうよ( ˘・з・)な対応ぶりに、なんだコイツ!とぷりぷりヽ(`Д´)ノ
でもそれが瀧川視点になると、そんなトラウマ抱えてたのか、と一応は納得。
しかもめっちゃ未練たっぷりで後悔しきりだし( *´艸`)
お互いに相手の立場になってみて初めて気付けた反省と後悔。
2人の誠実さと相手への好きが、とても心地よく読後感がいい(≧▽≦)
特に鹿島はいい子だわ~、大好きだよ(*^^*)
書き下ろしのクセ強なインターンのお話。
私はインターンというものをした事も受けた事もないので、どのような態度が普通なのかわかりかねるのですが、ここまで仕事をなめくさった人がいるのか!?とびっくり。
それぞれまた成長ぶりを見せてもらいました。
特に本当に鹿島が素直で考え方とか態度がとても気持ちよく、何度でも言っちゃう♡
大好きだよ~(,,> <,,)
2人の恋のお話だけでなく、お仕事BLとしても、とても読み応えのあるお話でした(*^^*)
私も社会人としてがんばろー
