電子限定おまけ付き
紙本も予約してますが推し作家様なのでまずは電子で
出張ホストしながら大学生活を送る翔太
舞台がやりたいのに違う仕事に迷う俳優、昴
友達の付き合いで見た舞台に1人だけ惹かれる俳優が…
まさかの出張ホスト先で出会う2人。
こんなの拗れる未来しか見えないけど、それがまた私は大好物なんです!
仕事の昴輝と素の昴のギャップ、エロ可愛さ、仕事の悩み…そんな昴に惹かれるし自分の将来も考え直す翔太にこのままバレなければなぁって
そんな訳はにはいかず…
昴の身バレが友達からダブりでもらったアクスタってとこがオタクにはめちゃツボりました(笑)
マイ先生はよくエロに辿りつけないって言われたりすけど、しっかりエロもあります!
翔太の溺愛と昴の可愛いツンデレに爆萌です!
篠崎マイ先生の今月の新刊(『恋をしたいわけじゃないけれど』)が大好きで、
何度も何度も読み返しています。
そんな先生の新刊。Renta!さん先行配信で拝読しました。
出張ホストをする年下大学生×若手俳優というカプのお話。
(※紙本(+Renta!以外の電子ストア)の発売・配信は
10月24日〜とのことです☺︎)
なんでも要領よくこなせてしまう年下大学生攻めの「変化と成長」が
著しい...!そして眩しい!✨
恋に落ち、受けの”拠りどころ”になりたいと奮闘する姿に
グッときてたまらなく萌える一冊でした。
出張ホストバイトをする大学生・翔太(攻め)。
ある日、友人に頼まれ何の気なしに観劇についていった劇場で、
一人の若手俳優に目を奪われます。
その後、出張ホストの依頼で向かった先にいたのは、
なんとその俳優・昴(芸名は昂輝)でー
と、BLとしてはある種”お約束”の展開から始まる本作。
だけれど、その後の攻めの”気付き”と成長が半端なく...!
なんでも器用にそつなくこなし、求められる”自分像”に合わせて
柔軟に生きてきた翔太。
それは間違いなく彼の強みではあるのだけれど、
”やりたいこと”と”求められること”の狭間でもがき苦しむ昴の姿を見て、
自由に変化する自分の芯のなさ、薄っぺらさに気付くー
なあなあにしていた将来のことを真剣に考え始め、
行動に移して変わってゆく翔太に、好感度がググッとアップ!⤴︎
恋愛面で「うまいなあ...!」と思い強く印象に残ったのが、
アクスタの板の硬さ・冷たさと、実際に昴の体に触れて感じた
柔らかさ・暖かさを比べる描写です。
みんなが「浅川 昂輝」としてしか知らない昴の、
誰も知らない”リアル”を自分が知っている、という優越感と
「客と出張ホスト」以上の関係になれないことへの落胆、焦り。
そんな複雑な感情がワンシーンにぎゅっと凝縮されて
ダイレクトに伝わってきて、切なさに胸締め付けられました。
(余談ですが、友人にもらった昂輝のアクスタを
「こんな板」と言いながらしっっかりもらって帰るシーン、
そして黙って見守る周囲の人々が内心ツッコミ入れてるところ、
クスッと笑えて楽しかった(*´艸`)❤︎)
「昴さんの逃げ場所になりたい」と決意し変わってゆく翔太の姿は頼もしく、
そしてどんどんワンコみ増していく姿が可愛らしく(尻尾が見える)、
好感度爆上がりでした◎
一方の受け・昴の方はなかなかに拗らせていて、
実は一度目に読んだ時には彼の苦しみを深くは理解できなかったところも;
2周・3周とじっくり読むことで、100%とは言えずとも彼の心の内を理解し
寄り添いたい、という気持ちが生まれました。
ゲイである自分、周りから期待される「自分像」とは違っている自分でも
堂々と立っていられる場所。
「舞台」とは彼にとってそういう場所で、それで良いと思っているはずなのに。
どこかでやはり、”本当の自分”を誰かに見てほしい、
愛してほしいーと願ってしまう。
不器用でツンとしていて(エッチの時にはたまらなく可愛くなるギャップ、
翔太がメロメロになるのもよく分かります( ̄∀ ̄))、
弱さをひとりで抱え不安定な昴。
そんな昴への、翔太の「甘やかし」が!!
最っっ高に甘くて優しくて頼り甲斐があって、
読んでるこちらまで救われるようでした✨
初めは体から甘く溶かされた昴。
やがて心もがっちりホールド、とろとろにされて幸せそう・:*+
素直じゃない昴が可愛くて、頬をツンツンしたくなります(*´∀`)σ)д`*)笑
初対面の時、翔太が咄嗟に嘘をついたことが発覚、
途中切ないすれ違いも生じますが、、
そんなすれ違いさえ、結末を見れば恋のスパイスだったかもね!!と
思ってしまう。
「攻略対象」の客が「本気の恋」の相手に変わり、
見事な変化を遂げる攻めがあっぱれ!な一冊。
美麗すぎる先生の作画にもうっとり、酔いしれました✧*。
(その後の二人のお付き合い編、イチャイチャ編も
いつかどこかでがっつり見たい〜!!)
★修正:真っ白系...ライトセーバー(電子Renta!)
※一部挿入されているシーンでは見えてる部分にトーン修正もあり