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今回は花屋のバイトとモデルのお話です。
攻様が特殊な病を患う受様の秘密を知った事で
受様の家庭事情に巻き込まれてしまう顛末と
恋人になってからの後日談を収録。
大学生の攻様は花屋でバイトをしていますが
撮影所へに注文品を届けに行って
廊下に花が落ちている事に気づきます。
最初は届けたブーケの花かと思いましたが
ちょっと変わった香りがして戸惑っていると
締っている撮影所から人の声が聞こえます。
扉を開けて覗いてみましたが
真っ暗で誰もいないかのように見えますが
壁際で蹲る人影を見つけます。
彼が今回の受様です♪
受様は「1人になりたい」と言いますが
どう見ても具合胃が悪そうで近づくと
彼から甘い花の香りが漂ってきて
廊下で拾った花が落ちている事に気づきます。
受様は花を手にした攻様に驚いたようでしたが
なんと花は受様から生み出されていたのです!!
「見るな」と花に覆いかぶさる受様を見て
攻様は人に見られたくないのかと
つい花を食べてしまいます。
それでも花はどんどん受様から生み出され
攻様は受様の掌や首筋から出てくる
花を食べ続け・・・
WEB掲載作をまとめての紙書籍化で、
花憑き病を患う受様と秘密を知った攻様の
ファンタジックな恋物語になります♪
受様は世界でも症例が少なく
存在を知る人も少ない花憑き病です。
疲れたり感情が高ぶりすぎると
身体から花が芽吹く病で
受様は大学受験を控えた頃に発病します。
治療法もわからず完治した例もなく
モデルの受様が花憑き病と知るのは
マネージングしているいとこだけです。
受様が花を見られたと知ったいとこは
受様をマネージャー補佐として
身近に置く事で秘密を守ろうとします。
攻様は受様の秘密を暴くことなく
マネージャー補佐として受様を助けていき
攻様のまっすぐな愛情を受様が受け取り
2人がいい感じの雰囲気になっていきますが
受様は同じ病を患う叔母に執着し
監禁していた叔父に執着を示されていて
徐々に見えてきた叔父の影にハラハラ&ドキドキ!!
叔父の脅威が払われ2人が恋人になるまで
楽しく読ませて頂きました (^-^)/
攻様が躊躇なく花を食べちゃうシーンは
けっこうびっくりでしたが
大型ワンコ攻とクールビューティ受が大好物なので
攻様の見えな耳や尻尾に絆される受様が
たいへん美味でした♡
あぶく先生の新刊!楽しみにしておりました。
人外…を得意とされているイメージが強かったので今回は一体何が!?とワクワクしながら拝読しました。
今回は『花憑き病』という身体から花を生んでしまうという病気を扱ったお話!!これまた癖な内容を詰め込んでくれたな〜!と嬉しくなりました。
二次創作界隈で『花吐き』という花を嘔吐する描写の作品は読んだ事があったのですが、こちらは身体のあちこちから出血する描写こそないものの肌を突き破るように生まれ落ちます。
人によっては気持ち悪いと思うかもしれませんが、マキさんがモデルで美しく線が細い男性なので、そんな彼から生まれる花の催淫効果もあって生み出す様子は扇情的で美しく感じました。
また、木村くん♡最初からマキさんの生み出したお花をパクンっと食べてしまって興奮して…とグイグイくる彼に警戒しながら読んでいたのですが、んも〜!そんなの全然心配しなくていいぐらいTHE☆光属性な忠犬ワンコ君!で、マキさんに対して誠実であろうという真っ直ぐな気持ちが気持ちいい子でした!
本編ではエッチ無しなピュア路線な所も推せます。(あぶく先生のえち激しいので笑)
どちらかというと不憫なマキさんの境遇にそっと寄り添ってくれる存在ができる素敵なお話なので、本編の清い関係(擦り合わせはしたけども笑)で終わってくれたのがより木村くんの株をあげたな!と思います(*^^*)
描き下ろしは最高〜なえちえちが待っています♡
電子白塗り
身体から花が咲く奇病「花憑き病」に悩まされているモデルのマキ。その花には催淫効果があり、花憑きを利用し搾取しようとする輩から逃れるためひた隠しにする生活。
そんなある日疲れから仕事場で発症してしまい人気のない場所へ逃げ込むも、花屋のバイトで配達に来ていた勇星に見つかってしまい⋯。
勇星はずっと前からマキに憧れて崇拝していて、実は過去の2人には繋がりも。その一途で邪心のない想いでマキを守ろうとする忠犬ワンコぶりが、とても真っ直ぐで頼もしい。
身体から花が溢れるのが実に美しくエロティックで、思わず食べてしまった勇星も食べられたマキも昂ってしまうのがたまらない〜。
マキに執着する叔父の気持ち悪さと勇星の光のような存在が対照的で、勇星のその純粋な想いが際立ってマキも自然に惹かれていったのがよくわかる。
深い愛と安らぎの場所を得られて本当に良かった。2人のラブラブなエチも最高!
あぶく先生新刊!
今作は雰囲気がグッと雅やかでした。
麗しい表紙、試し読みでゾクゾク⋯ッ!タイトルも素敵です。
ほぼ過去作は拝読してますが一番色香漂う受けだと思います!
マキくんが本当に美しいです。
生き辛そうですが、理由がわかれば納得。
身体から花が咲き乱れるという奇病。
だけれどもこの描写がなんとも美しい⋯!
体質に苦しむ姿さえで美麗です。
魔性というか、こんなの惹かれないほうが無理では?
側にいるいとこが何も感じないのが逆に不思議でした。
「花盗人」は罪にならない。風流の意もあり、この作品では勇星を指します。
閉ざされたマキの心をだんだんと開かせるのが
花のほころんでいくのを感じさせて憎い..。
出会ったときからマキを想い続けて、花屋のバイトまでして、一途すぎる勇星。
マキの身体から咲きこぼれる花を食べてしまうシーンは、私には倒錯というより陶酔と感じました。
とても色っぽくて最高⋯!
描き下ろしまで我慢しちゃう勇星偉すぎです。
むしろ我慢が辛かったのはマキのほう..?
あぶく先生の幅広いお話の引き出しに感服しました。
あとがきに先生が「長年描いてみたかった題材」とあり、温められていた今作を読めたことがとても嬉しいです。
インタビューでは「まだ他のお花の子も描きたい」とのことで
こちらはいつでも準備万端でお待ちしております。
これ以上に百花爛漫になってしまったらどうなってしまうのか⋯楽しみです!
「舐めたら怒られるんだろうな..いつか舐めよう」
うん、そうしよう
電子修正☆白抜き
モデルのマキは“花憑き病”という奇病に悩まされていました。
それは極度の疲れなどにより身体から花が咲いてしまうという稀少な病。
ある日、過労が原因で撮影中に花憑き病を発症してしまったマキは
花屋のバイトとして撮影スタジオを訪れていた大学生の勇星と出会います。
身体から花が咲くところを勇星に目撃されてしまったマキは
勇星にバラされてしまうことを恐れますが、
後日、マネージャー補佐として再会し…。
“花憑き病”という設定がロマンチックで面白かったです。
マキの奇病を知っても支えようと献身的な勇星のワンコみにも
キュンとしてしまいました。
はじめはツンとしていたマキが勇星に心を許すようになると
見せる甘えただったり柔らかな表情もギャップたっぷりで
可愛らしかったです。
また、当て馬?でもないけれど、“花憑き病”に心を囚われ、マキの叔母、
そして、マキをも自分の元に閉じ込めてしまおうとする叔父の存在が
怖かったです…。
