電子限定カラー
少しずつ君が染みてくる
日々を丁寧に生きたり、気になる人が出来て段々と距離が近くなって行って
華美な事がなくたって、その生活を自分なりに大事に楽しんでいる事の幸福
他人には分からなくても良い
だけど、分かって欲しい人がちゃんと居る
亡くなったおじさんから譲り受けたお家で生活をする事で見えて来たそんな生活の片鱗
ちゃんとそこの気付いて、自分に置き換えて考えられてる直の余白のある生き方がとても素敵に見えました
そんな直にどんどん心惹かれる木綿
彼もとてもチャーミング
好感度の高い2人と可愛いしかないワンコ
少しだけ恋への進み方にニュアンス頼りな感じはしたのですが、そこも含めて作品の空気感として感じる事が出来ました
この辺はデビュー作と言う事で、先生の作品の読み方や傾向もありそうなので、そういう個人的な好みも含めて・・・シンプルに!好きかどうか?!を評価に込めてみました!!
作画は、普段手に取るタイプではないのですが、逆にすっごく印象に残るテイストで次巻もきっと目に留まると確信しました☆
イラストテイストな画風のせいか、
漫画を読んでいるというよりどこか絵本を読んでいるような
読み心地でした。
陶芸家の直は生前親しんでいた伯父が亡くなった後に、
伯父が遺した家に引っ越して暮らすことに。
伯父の家は古く、雨の日には天井から雫が滴る始末で、
ある雨の日、雨漏り修理に木綿という青年がやってきて…。
その日以来、なぜか直の元にちょくちょく訪れるようになった木綿。
最初は年若く、遠慮のない木綿との距離感に戸惑っていた直でしたが、
次第に彼と一緒に過ごす時間が居心地よくなってゆきます。
木綿の連れてきた犬・ろくろを飼うようになり、
二人と一匹で散歩をする風景はのどかで温かさが胸に広がりました。
柔らかな作風からなんとなく友達以上、恋人未満な感じで終わるのかなと
思っていたのですが、意外にもがっつりお互いの胸に踏み込んでいました。
互いの想いを確認し合った後は直の親にも挨拶をしたり、
木綿が直に将来を見据えたお付き合いであることを伝えるシーンも。
その中で木綿が口にした
「付き合って結婚してって周りのやつらみたいにー“フツー”に」
「なんで俺らにはできないのか全然わかんねーけど」
という台詞に胸をぎゅうっと締め付けられました。
そうだよね、なんで彼らにだけその“フツー”が許されないのか…と。
いつの日か、直と木綿にも“フツー”の将来が叶えられる日が
やってきますように、と願わずにいられませんでした。
穏やかながらも二人の恋が育まれてゆく過程に胸がきゅっとしたり、
表情が緩んでしまったり、ほっとしたり、心に沁みわたる1冊でした。
タイトルと黄色いお表紙が印象的な今作。
明日美子先生も帯に寄稿されていたので、期待膨らんだ一冊。
陶芸家の伯父亡きあと、その小さな家に越してきた霧島。
ある日、雨漏りを直すために、伯父の知り合いだという木綿という青年がやってきて、、、
という冒頭。
全編が、この霧島と木綿+保護犬のろくろの三人にフォーカスされた恋と日常のお話です。
霧島はとくに、陶芸家という職業を母に否定されており、伯父の家での生活も反対されております。
が、木綿の言葉で霧島は救われていく、救済BLでした。
そして、犬のろくろも大事な登場人物で、ふたりの仲を常に取り持ってくれるなど、この特有の空気感を創れる庭田先生って、いったいナニモノ?!!
普段、どんな世界を見て生きてらっしゃるの?!!
と、驚きました。
終盤、いなくなったろくろのあのシーンから、ラストまで。
霧島の心の変化が誰の目にも明らかなほど、如実に現れている場面が登場するのですが、
ホントに木綿と、ろくろの存在が、霧島という人間を柔らかく、良き方向へ変えたんだなあという愛のカタチに、読んでる者の心にほわっとなにかが灯ったような、温かくなった読了感は、自然と笑みが溢れました。
クラフトさんは、この手のハートフルなお話を描かれる作家さんを見つけてくるのが、本当にうまいですね✧
ちなみに個人的に、ろくろのあの人形? ちょっとほしいです笑
また、タイトルの「あめ」も、とても効果的な場面で降っており、最近の作家様方のセンス、本当にすごいなあと思う次第でした。
まず、絵に引き込まれました。ぐりとぐらの世界がシックに大人になったような。ほかでは見ることのできない、柔らかくてさり気ない、優しい絵。シンプルな絵なんだけれど、繊細。全然上手く表現できないんですけど、心地よい、唯一無二の世界。
そして、背景にたゆたう雲のような、ゆったりと温かい物語。劇的な展開や事件がある訳ではなく、甘い言葉を囁くでもなく、徐々に無理なく自然に進む物語。帯にあった「少しずつ君が染みてくる」っていうのが本当にしっくりきました。タイトルから、降ってきた雨が土に染み込んで、植物を育てていくように、二人の関係が進んでいくんだなあと思いました。
最後の描き下ろし、特に好きです。煙草の煙がゆるゆると漂う穏やかな月夜。寒くもなく暑くもなく、適度な湿度を感じます。これからの二人の、明るい未来を暗示するような月明かりの場面、ほんとにほんとに好きです。
庭田羊々先生、次の作品も楽しみに待ちます、ありがとうございます。
正直に言います…冒頭でわざわざ言わなくてもいいかも知れないけれど、、、でも!私のような読者がもしかしたら、、、居なくもない⁈かも知れない、、、??ので、、、言います
私…新刊チェック時には表紙の作画でスルー…してました。。。
そして、、、この判断を大きく悔やむ事になりました…。゚(゚´Д`゚)゚。
ので、、、!!!
是非、作画のテイストで一旦保留をされた方がもしも居ましたら、、、
とにかく先ずは<試し読みをして見て下さい>!!!
試し読みでの導入部分で配された言葉のリズムの心地良さ、選ばれた言葉のハマり具合、更に挿絵のように言葉に添えられた作画?作画に添えられた言葉?、、、そのどれもがピタっとしっくり来ていてスッと一瞬で作品の世界に入り込みます(ღ˘͈︶˘͈ღ)
まるで絵本を読んでるような、声に出して読んでみたくなる滑り出しです
いやぁ~。。。これでデビュー作とは、、、
いやはや、、、参りました…‼でゴザイマス(@_@;)
淡々と、たんたんと…日常を描きながら進みます♪
取り立てて大仰な事をクローズアップするような手法ではありません
でも、静かな湖の水面に1滴雫が落ちて、湖面に水紋が描かれていくように…作品の輪郭と本質が読み手の中にじんわりじんわり広がっていきます
作中で窓辺に並んで座る2人を見た女性が
「なんか いいわね あなたたち」
と声を掛ける1コマがあります
この言葉が本当に似合うんです
ーーなんか いいーー
すごく、そう思う(´ ˘ `*)
センスのいい言い回しやインテリジェンスを感じる小難しい言葉が並んでる訳でもなく、本当に必要な選び抜かれた言葉が並ぶ事で唯一無二の空気を生み出して、、、
うん(ღ˘͈︶˘͈ღ)なんか、いい…!
って思わせてくれて自然と”ふふ”っと笑顔になれる1冊でした✿
雨上がりの空気をすぅ~っと吸った時に感じるペトリコール(←雨の後に土っぽさを感じる匂いの事です)を想起させるような作品✧
きっと折に触れふふっとふと、思い出す1冊になると思います
あとがきを拝読し、先生が描かれたいとした世界がしっかり読者に届いていたと実感し、本当に表現者としての巧さを感じました
さらに、、、
帯を敬愛して止まぬ明日美子先生がお寄せになってると知り、、、
是非帯を拝見したい!と思いました(近日中に本屋さんに足を延ばしてみたいと思います!在庫、あるかしら…?ちるちるさん、、、書影に是非帯付き画像をお願いします…‼)
少し仄かに覆う切なささえも潤いに、、、
とても自然で、心地の良いリズムが響く1冊でした(ღˇ◡ˇ*)
読後に改めて見ると、、、
この温かな表紙がめちゃくちゃ〝いい〟!!
ほんと、、、審美眼の無い野郎ですょ…ワタシは。。。( ̄▽ ̄;)反省しますッ‼
次回作を期待したくなる先生のデビュー作!
本当に素晴らしかったと思います.。:*✲
修正|描写としてはキスのみ(•ө•)♡で不要な朝チュンスタイルなのでエロ度は”なし”と言うより少な目かな…?
