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先生買い。評価が難しい。全く好きなキャラではないんだけど、絶対忘れないんですよね。それで萌2にしました。人間のエグさというか、深ーい穴を見せてくださって、どうしても覗いちゃうんです。そんなお話という印象です。きらきらイケメンとのうふふきゃっきゃ話が好きという方は回れ右されることを強く推奨します。
お話は2002年、2004年、2013年に発表されたお話3編と各々の後日談という構成。
1.ハッピーライフ
「期限切れの初恋」が好きな方だったらいいのかも?と個人的には思いました。
不潔な人は苦手なので、カップルに萌~なんてことはミリも無いですが
お話を読んでいて、最後は「はーこうくる?」と先生に負けた感じがした
お話です。3編の中で一番好き。
2.CURSE
研修生と外科医のお話。ホラーテイスト。
外科医が全く、ひっくり返っても、絶対好きになれないタイプで、
すいません、「クソ」です。
なんでこんな奴に惹かれるんだ・・理解不能。
3.大人の玩具
エロイ。やっぱりホラーテイスト。このお話のキャラはキライとか
好きとかはないですが、いやなかなか。エロとじ❤艶ってアンソロジー本に
収録されたお話ですが、はい、ずっと滴ってます。
はーどっからKISS30っていうタイトルが出てくるんだ。こんな3編で(笑)
タイトルの「KISS」の意味が全くわからない。
KISS感ありましたか……?
萌えみよりホラー寄りの続編に、すみません……私の好みからは大きくハズれました。
スタンダードにBLを楽しめるのは1本目の「ハッピーライフ」のみ。
「CURSE」「大人の玩具」は好みが分かれるストーリーだと思います。
前作の「HUG」のときと同じく三編構成で、それぞれにその後のストーリーが付いたカタチで計6本のストーリーが収録されており、後半のストーリーにいくにつれてドロドロです。
「ハッピーライフ」もBLの中ではちょっとクセ感あるけど、あまりみないストーリーと、どんどん苦手なタイプに絆されていく君島の心の揺れ動きが面白い。潔癖で完璧主義の君島と、ズボラで鈍臭い高梨との真逆にあるキャラクターの動かし方が上手いのはさすが木原先生ですね。振り回されるのも、やかましい男の存在にも、いつしか側にいないと落ち着かなくなってくる君島の心理描写にすっかり引き込まれました。
KISS感があるかないかは置いといて、トップバッターの作品としては申し分のない読後感でした。
で、問題はその後の2つ。
「CURSE」と「大人の玩具」は、テイスト的には「世にも奇妙な物語」風の系統が強く、前者と後者ともホラー寄りでしかもメス堕ちに至るという、何とも奇妙な後味で終わるのが複雑な読み感でした。
「CURSE」の方は、自信家で性悪のクズ医者への制裁の側面もあり、ザマァと思いつつも、裏で手を引いていた優男の研修医の計画性にゾワリ。自分の生に執着する先輩医師の恐怖感を、呪いの神託によってコントロールしていく追い詰め方がエグいです。でも一応そこには攻めの愛情が見え隠れしているぶん、ラブ的には成立しています。
結果的には攻めの手の平で転がされた男の哀れな末路を目の当たりにした物語でしたが、その後の2人の様子をみると……うん、まぁこれも幸せの1ページなのかなと。だいぶ歪んだ執着心ですが( ̄▽ ̄;)
対して、「大人の玩具」はエロメイン。複数レイプもので、度重なる行為により快楽堕ちしていく男に新たな性癖を植え付けたエンドには軽く衝撃でした。剃毛は私の趣味じゃないので萌えきれずに終了…。
まぁ、変化系や特殊系、キワモノ系が好きな方には堪らないストーリーだと思います。完全に「KISS」の範疇を超えてる展開の不気味さは私にはしっくりハマらずでした。
作品のタイトルが「KISS」でなく、「OCHI」(落ち・堕ち)なら納得したかな。3本の作品をトータルで判断して、「中立」評価にしました。
30周年2作目。
木原音瀬先生はやっぱり面白いです。
ハウスクリーニングと汚い男。だらしなくて仕方ない、でも犬のように懐いてくる男と四角四面的な真面目で綺麗好きの男。重なる部分がなさそうな寧ろ不快とまで思っているのに、いつの間にか情が移っていて。じりじりとした、当人すら気づかない愛情のようなものが形作られていく様子は読んでいて面白いです。汚い男を綺麗にするだけ(特に好きなわけでもない)の入浴シーンとか印象に残る箇所が多くて、ついつい読み返してしまいます。
2作目の平凡で取り柄のない造形、プライド高くて性格悪い、こんな酷い受け、インパクト強過ぎて笑みが出ちゃいます。飽きられずに買い殺されるのかボロ雑巾のように捨てられるのか、手に入れたものへの執着がすごいらしいので死ぬまで一緒なのかな。ぞわぞわして面白いです。
挿絵も好きな作家なので、本当に購入して良かったです。
『HUG 30』に続く3部作の中間、2作目のこちら。
びっくりするほど面白い…!!!
読書中も大興奮、読み終えた直後の今も、興奮冷めやらず。
前作同様、3作品とそれぞれの書き下ろしが収録されています。
中でも2作目が強烈。一番”木原節”を感じるお話でした。
いいところ一つもなし!なモラハラ・パワハラ医者受けと、ド執着腹黒攻め。
呪い!ホラー!と思いきや…
と、続く書き下ろしでのタネ明かしに「やはり!!」と唸る。
読後感は全然良くなく(すみません)、絶対忘れられないインパクトのあるお話です。
以下、3編それぞれのお話について感想を...
◆「ハッピーライフ」
このお話が、個人的に萌え度一番高めでした!
ルーズでだらしなくて無責任な情けない攻め×人生設計しっかり真面目君、だけどちょっと変わり者系の受け。
ハウスウリーニング会社が舞台のお話です。
フケを放置していてお風呂は4日に1度入ればいい方、なんて不潔すぎて絶対嫌!!
と、読みながら咊佐(わさ・受)と一緒にイライラしていたのですが、、、
なんで、なんで!?
読みながらだんだん高梨(攻)が可愛く思えてきちゃってどうしよう。
クリーニングの依頼主×担当者という関係から、なぜか再会して
お仕事紹介→同居容認→犬容認(!!!)→恋人関係、容認(!!!?)と、
あれよあれよという間に絆されてく過程になんだかもう、笑いました。
無責任で最低な顧客により押し付けられたダルメシアンの名前が
「君島(受けの名字)ダルメシアン」になるところ、我慢できずに吹き出しましたꉂ(๑˃▽˂๑)
座右の銘がまさかのカタカナで「ハッピーライフ」な史郎・32歳に呆れ返っていたはずなのに、読み終える頃には彼が愛おしくてたまらなくなってます。
ただただ堅実に生きてきた咊佐の人生に飛び込んできた、異星人(のような)攻め。
同居が解消されホッとしたはずなのに、数日後いてもたってもいられず
高梨とダル(ワンコ)のもとへ足を向けちゃう咊佐の気持ちに大共感。
読んでいる自分もなんだか寂しくなったりして、完全に高梨に心つかまれていました。
高梨の不器用さ、情けないところが最高に可愛らしいのです...
ラスト一文がまた、最高に素晴らしかった。
恋だの愛だのを知らず、重要だとも考えていなかった咊佐の心情がいかに大きく変化したか、ドカン!とダイレクトに伝わってきました。
このお話、大好きです。何度も何度も読み返してしまうと思います・:*+.
◆「CURSE」
もーーーー昼寝シアン先生が扉絵ご担当、というのがぴったりすぎる!!!!
ドドドドドドド執着攻め。
でもって、「ど」の付くクズ受け。
研修医を虐め抜く時田(受)に、ある日占いサイトで予言された「呪い」が次々と
襲い掛かりー
というお話です。
受けが本当に人でなしのろくでなし、クズでございます。。
研修医への言動、人間性が酷すぎて読んでいて吐き気がしてきたほど..
でも3つのお話の中で、間違いなく一番インパクトあります。
一度読んだら忘れられないと思う。
用意周到に絡みとられ囲い込まれても、ちっとも「気の毒」に思えないクズ受けですし、懲らしめられて、結果皆ハッピー!(なはず)なエンディングに「はあ…すごい話だ...」とため息が出ました。
読後感は正直良くはないのですが、「さすが木原先生」と唸らせる力を感じるお話でした。
いやーーーー...すごかった...
◆「大人の玩具」
こちら、思った以上の「エロエロ」度合いにびっくりーーー!!
ほんのり微ホラー…というか、ミステリーでしょうか。
学生時代の後輩×先輩、後輩からの片想いのお話なのですが、
複数プレイ・陵辱あり。剃毛プレイもあります。頭まで綺麗に剃られる展開にビックリ。
けれどもその真実は…?と、書き下ろしで微妙に明かされる「まさかの?」と思い当たる可能性が面白い!!
桐谷(攻)にとっては僥倖…でも、なんで付き合えたの?といまだ不思議に思ってるところにクスっと笑っちゃいました(*´艸`)
思わぬところから転がり込んできた幸運!✨
坊主頭の甚一(受)も書き下ろしでは桐谷との甘イチャが幸せそうで何より。
「エロ特集」で書かれたという一作、納得のえちえち度でした。
===
4月刊行の記念本3作目も、本当に本当に今から楽しみでなりません。
そして最後になってしまいましたが、木原先生商業デビュー30周年おめでとうございます✨
やはり最初にお伝えしたほうがよいのかなと思うのですが、読む人を選びますww極北村の皆様いらっしゃいませ!
第一弾より極北感強めな印象、まさに"THE Far North"でした。ところが、するする読んじゃうんですよ。面白いから!!!こんなにヘンテコな(←褒めてます)愛の(?)かたちを、こんなにも読み易く表現しちゃう作家さんってちょっと思い当たらないというか、もう本当に極北BL界隈(というジャンルがあるなら)オンリーワンかつナンバーワンですよね!
今回もキャラクターのクセがツヨツヨでその設定に魅了されました。一般的なラブストーリーでは絶対主役にならなそうなちょっと異常性のあるおじさん&お兄さんたちが、最終的には違和感なくラブ案件になっている木原マジックが炸裂しています。幸せのかたち(と性癖)は人の数だけあるんですよね。
個人的に一番好きだったのは、2話「CURSE」です。萌えっていうかめちゃ笑いました。爆裂に人間性がダメダメな主人公が、しょーもない罠にひっかかってあたふたしている様子が滑稽というか愛おしいというかw、普段の振る舞いがヤバいだけに痛快にすら思えて、ほんっと笑えるんですよ…。でも最終的には割れ鍋に綴じ蓋ラブ!コミコミさんのおまけSS(攻め視点!)はぜひ読んでほしいんですけど、想定外の糖度にニヤケが止まりませんでした。
3話目はタイトルからしてエロいんですけど、実際ひたすらエロいです。なのに設定の面白さ(可笑しさ)がエロを凌駕していて爆笑してしまいました。なんだったんだ…ジャパニーズエロエロホラーです。付喪神が長年の片想いを実らせるお話っていう認識であってますか?!物は大切にしないとね。
というわけで、私は読み終えるまでに何度も笑ったので「笑神2」とかいう評価があればそれにしたかったのですが、ないので「萌2」にしました。
