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囚われのインフェルノ

torawareno inferno

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表題作囚われのインフェルノ

ハーデ
夏生

あらすじ

地獄の監獄管理人×処女のアラサー囚人
悪魔向け娼館で働きたくなければ、お菓子を作れ!!?

義兄への想いから犯罪に手を染めてしまった夏生は、脇見運転をしていたトラックに轢かれてしまう。
気が付くとそこは地獄で、夏生のような囚人は【レナトス】という監獄であり対悪魔用商業施設での労働が課せられるらしい。
その囚人に適した労働が割り当てられるそうだが、なぜかバージンの夏生が送られたのは…娼館!? しかも速攻で悪魔に襲われそうに…!!
そこへレナトスの管理人だという男が現れて――

松基羊が描く、救済系ハートフル地獄BL

【収録内容】
◆囚われのインフェルノ 1~6話
◆描き下ろし

作品情報

作品名
囚われのインフェルノ
著者
松基羊 
媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784575382457

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4.6

(16)

(11)

萌々

(4)

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中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
74
評価数
16
平均
4.6 / 5
神率
68.8%

レビュー投稿数2

ストーリーは面白い。でも主人公にはあまり共感できない。

死後の世界を異世界風に描いたストーリーは、あまりないアプローチかつ独創性があって面白かったけど、主人公……いきなり死んだのにも関わらず、生前の世界への未練や家族への懺悔が真っ先に出ないないなんてちょっと違和感。

義兄への恋慕のために犯罪に手を染めるほど大好きだったんですよね?
義理の両親には深い愛情を与えてもらったんですよね?
自分が死んだことを自覚したら、すぐに思い浮かぶのは大切な人たちのことじゃないのかな。なのに、バージンがどうのこうのって……うーん…そんなに軽い反応ができるものなのか疑問でした。

夏生は犯罪を犯してこの地獄に堕とされた罪の意識が薄すぎるような気がします。恋に盲目になりバカなことをしたのは分かっていても、多くの人たちを不幸に陥れた反省が少ないのはどうかと思う。娼夫になりたくない?随分とワガママな男だと思いました。
そんなんだから義兄につけ込まれて利用されたのかもですね。周りが見えず、独りよがりの愛を満たすために悪事に手を染める夏生の思慮の浅さは愚かとしか言いようがありません。両親が今どうして暮らしているのかを心配もせず、大事に育ててもらった義理の親を悲しませる親不孝者の内面描写が薄っぺらく思えて、死後の世界という重厚感が夏生に対してはあまり生かされていないのがもったいないなと思いました。

バックグラウンドに迫るのは、どっちかいうとハーデの方ががメインでしょうか。過去から繋がる精神的負債の原因が暴かれていくストーリーは、この世界の構造社会と相まって読み応えがありました。
あと、ハーデにそっくりなチビッコはめちゃくちゃ可愛いので必見です^ ^

1

相互救済!

義兄への片想いで犯罪に手を染めた上、事故で亡くなってしまった夏生。
もちろん生前の悪行から地獄行きになるわけですが、送られたのは悪魔向け娼館。
バージンなのにこんなところで…と懇願したところ、管理人であるハーデから自宅でお菓子作りを命じられ娼館から一旦出してもらえることになります。

ハーデがお菓子作りを夏生に依頼した目的は、ネモというハーデ宅で軟禁されている子供をあやすため。ネモがめっちゃ可愛い子なのですが、部屋から出られない。言葉も話せない…とワケアリなんです。

この子とハーデの関係が明かされ、監獄管理人として仕事をしながらもいつも苦しそうなハーデの苦悩もわかってきます。ハーデが無茶なことを考えないように神様も動き出します。

自分の代で世襲は終わらせることになるのかな…というラストと、夏生と出会って、ハーデも救済されて良かったなぁというのと、地獄という場所でありながら(悪魔を除いて)みんな優しくて、夏生が根っからの悪者ではなかったからだろうなと思いました。


3

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