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表題作不浄の回廊

西条希一,24歳,中学の同級生
天野歩,24歳,霊感アリのちょっと天然

あらすじ

中学の頃から想い続けた相手は、不吉な死の影を纏っていた――。霊能力を持つ歩(あゆむ)が引っ越したアパートで出会った隣人は、中学の同級生・西条希一(さいじょうきいち)。昔も今も霊現象を頑なに認めない西条は、歩にも相変わらず冷たい。けれど、以前より暗く重くなる黒い影に、歩は西条の死相を見てしまう。距離が近づくにつれ、歩の傍では安心して眠る西条に、「西条君の命は俺が守る」と硬く胸に誓うが…!? 
出版社より

作品情報

作品名
不浄の回廊
著者
夜光花 
イラスト
小山田あみ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
不浄の回廊
発売日
ISBN
9784199005046
4

(206)

(85)

萌々

(68)

(42)

中立

(8)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
34
得点
831
評価数
206
平均
4 / 5
神率
41.3%

レビュー投稿数34

無自覚溺愛サイコーです。

面白かった~♥️
このシリーズ作品の最新作が出て、読んでみたくなり集めたので、次巻がどんなお話か楽しみ。
中学時に出会い~社会人になってからの再会もの。で、霊が視える主人公の歩(受)と黒いカゲをまとった西条(攻)のお話。心霊ものだけど、怖くないし、わかりやすいので、万人にオススメできる。

ストーリーも面白いのに、Rシーンもストーリーのテンポが崩れることなくちゃんと入ってて善き。
(訳あって)恋人を作らずワンナイトラブを楽しんでたノンケ攻めが受とが一番良いっていう(ノンケ攻めの良いとことも入ってて)
無自覚な恋愛感情をちゃんと持ってて溺愛攻め要素もあったり。言葉は冷たいし誰彼構わず容赦なくはたくけど、そこがまた、カゲがあって芯の強さもあって、西条カッコいいな。スパダリ攻めの要素もありそうなんだよな~、夜光先生の攻めキャラの中で好きランキング1位
おバカ受?というのか、真正直で不器用な受がかわいい。胃袋を抑えるあたり、意外とあざとい(笑)それが良い。でも料理はできるけど、ノー天気だし生活力大丈夫か?と思ってしまうけど、ちゃんと一人暮らしはできてたようで、それとも電気とかの手続きは父がやったのか?
歩の母、気になるな。

0

しっかりホラーだけどコミカルで甘々

ホラーBL好きで色々読んでますが、内容はちゃんとホラーで満足です!歩と西条くん、歩のお父さんとのやり取りが基本コミカルなので、そんなに暗くもおどろおどろしくもなく、楽しく読めました。
歩がまたすんごいピュア天然な子犬って感じで、めっちゃ可愛い。。そんなだからクールで現実主義な西条くんとの会話が凸凹で、そのアンバランスさに思わず笑ってしまう事が多々ありました。ホラーで笑えるってなかなかレアです 笑

歩ですが、結構弱キャラで明らかに守護対象って雰囲気だけど結構頑固で、なにがなんでも西条くんを守る!という強い決意と行動力があり、そこにも好感がもてました。ただ弱々しいキャラは好みじゃないので。
西条くんは結構口の悪いツンツンなキャラですが、後にくるデレが甘くて良いです!あとは色んな感情や意見を清々しいほどにハッキリ言ってくれるので、変にモヤモヤすることがなく、終始気持ち良く読めたなと思います。

ホラー描写はしっかりホラーで、途中ヒヤッとする展開もあって、ホラー好きとしても満足する内容な上に、二人のキャラもとっても魅力的で、もっともっと二人の物語が読みたいなと思える一冊でした!

3

面白かった!

以前から気になってたこちら。
ものものしいタイトルと「オカルト」というところにビビってて中々手が出せなかったけど、セールになってたので読んでみたら面白かったし全然怖くなかった!
「不浄の回廊」というタイトルは担当さんにつけてもらったそうだけど、なんかタイトルで損してると思いました。

歩(受け)は霊感持ちで、同じクラスとなった西条(攻め)の背後に真っ黒な何かが見えてしまうんだけど、中途半端な能力なので除霊はもちろんその正体すらつかめない。
そして、数年後に再会するんだけど、西条の背後はますますヤバイものへと化していて……。

この真っ黒なものの正体は何か?そして何故そんなものが?という謎とともにお話は進むんだけど、なんせ歩がぽやーんとしてるんで、どうしても脱力系のゆるいラブコメ路線になってしまうんですよね。
「一人になりたくて来たんだよ(だからお前はあっち行け!)」と邪険にしても、「そーなんだー(一人になりたいだなんて西条君はニヒルでかっこいいなぁ)」と感心すらしちゃうようなアホの子。

そして、西条は歩をうざいうざいと言いつつも、他人が歩のことを粗末に扱ったりうざいと言うと怒ってしまうようなタイプ。
西条はかなり捻くれてて手強いんだけど、そこにも理由があります。

そもそも一匹狼で誰も寄せ付けない西条が、歩だけは身近にいることを許すというだけで特別なんですよねー。
そして、そういう歩のアホで能天気なところに救われてるんだろーなぁってわかるんですよね、読んでて。

他人を拒絶して生きてきた西条は「好き」という感情がわからないと言うんだけど、「お前の匂いは、今まで会った中で一番好きだ」とか、「(単なる欲望処理ではなく)お前と無性にしたいって思うよ」とかさ、もーそれが「好き」ってやつですよ〜って読んでてニヤニヤしまくり。

おまけに最後には「10年くらいしたら、」と言うんだけど、西条の中では10年先も一緒にいるの確定なんだ(!)と。
ナチュラルに重いことを言ってて最高。
もうめっちゃ萌える。

古い作品だけど、人気があるのも納得です。

4

ホラー ギャクだった

不浄って、なんのことだろうと疑問を深く突き詰めないで読み始めたら、
才能未開花の除霊師が、黒い不浄物霊を背負った美男の同級生に恋をする話だった。

気になる黒い影を背負った同級生の霊の正体を探ろうとして、憑依されてしまい、
倒れて、学校に行けない不安定な状態になってしまった主人公の歩。
その同級生、西条とは縁があるらしく、一人暮らしを始めたアパートの隣人。
西条には、黒い影の他に奇妙なストーカー貞子が付き纏う・・・この貞子の生霊が怖い。

ホラーだったら、読まなかった。
歩がいくら面白いキャラでも、弱いから除霊も浄化もできないで襲われている。
まだ夏ではないので、寒くて笑えない。

0

受けをウザがるくせにギュッ♡てしてる攻めにめっちゃ萌えた///

タイトルから硬質なお話かと思いきや
キャラクターの性格なのか、攻めと受けの相性のせいか、
ラブコメの印象が強く残る作品でした。

オカルトものは(ビビりなので)ちょい苦手。ドキドキ。
でも読みたい気持ちに抗うことが出来なかった…!
なぜならば攻めの設定が現在欲してた+゚。*ド性癖*。゚+だったから。

攻めは受けをウザイウザイと鬱陶しがるくせに、
自分以外が受けを馬鹿にすると怒り出す系です(∩´///`∩)
ウザイと言いながら受けをギュッと抱きしめてキスして、
ウザイと言いながら(攻めの希望で)一緒におねんねですよーーー!

そう、今こういうのが読みたかったの。
受けが何しようと「俺の知ったこっちゃねーよ」とシカトするくせに
いざ受けに危険が迫ったら全速力で駆けつけて「危ないだろ!馬鹿野郎!」とね。
助けながら怒る攻めって良いですよね!╭( ・ㅂ・)و ̑̑ (↑このシーンは例え話です)

この作品の攻めは受けをウザがる割には甘め寄りでした♪
「ウザイ」と言うのは良くも悪くも裏表がないということなんですね。
なので思ったことは割とストレートに口にします。

エッチがしたくなれば「したい」と誘うし、
めちゃくちゃ気持ち良いという言葉もスラリと何度も言う。
(攻めがすごく気持ちよさそうな描写が多かったw)
受けがつくるご飯はかなり美味しいらしく何度も褒めてました♪

不運な家系で人生投げ出してやさぐれている割に
なんだか憎めさもあり萌えツボにギュンときますヾ(*´∀`*)ノ

受けは霊能力の持ち主で実家の稼業もそっち系。
この能力のせいで中学3年途中から青春ドロップアウト状態です。
ゆえにかなり世間知らずでおっとりのほほんとした受けでした。

個人的にアホッ子受けは好きなんですが、
この受けは気の抜けるような語尾を伸ばす話し方や職場での仕事ぶりに若干イラッと…(。_。;)
うーん、ウザイと言われても仕方ない節は確かにある…かも…。

けれど攻めをなんとか助けたくて奔走する姿は純粋に良かったです!
ある程度力を付けた今の自分に出来ること。
たとえ攻めに嫌われようとも精一杯のことはする。
不器用ながらも頑張る点はキュンとくるものがありました。

ストーリーの本筋自体は、
先祖代々の呪いやら生き霊やら禍々しさもありシリアス寄りかな。
けれど攻めと受けの性格が場を和ませてコメディーのほうが勝ります。
その上、受けのお父さん(強い霊能力者)の頼もしさがハンパないっ!(爆)
霊的な怖さもお父さんが居ればなんとかしてくれるだろうという安心感で読んでましたw

評価は萌え×2か神か悩むな…。
攻めも受けも考えたら即行動であけすけなところが恋愛的なキュンを削いでる気がしないでもない…。
でも楽しく読了で設定には萌えまくりでした。

神寄りの萌え×2で♪ヾ(*´∀`*)ノ

2

一生懸命な愛は強し!

読み終わった感想第一声としては、
好みじゃないキャラなのに、面白かった!でした。

攻めの西条君は節操なし(だった)し、
受けの渉君はうじうじウザい!
とにかくやなヤツー!ってな感じなのですが、
西条君には彼なりにそうなる理由があり、
渉君はウザいながらも一生懸命で、
他人の事ばかり考えているいいヤツなんです。

キャラ的には、
私は二人ともノーサンキューのタイプなんです!
なので、読んでいて違和感バリバリなのですが、
どこか気持ちよく読めてしまう。

それは、最初はそうでもないのですが、
後半になるほどに、愛が溢れてくるからなのかなと。
とにかく渉君は文句を言いつつも一途に西条君を想い、助けるし、
西条君は彼なりの理由で渉君を受け入れていく。

私にはそんなにコメディーには読めなかったのですが、
言われてみるとそうだったのかな?と。

そして、にゃんこが元気になって良かった!
ホントに良かった!

最初はちょっとキャラに馴染めなくて躓きそうだったのですが、
読み終わってみれば面白かったなと。
挫折しないで無事に読破で、評価は「萌×1」で!

0

ウザいと可愛いは紙一重

霊能力がある歩が一人暮らしをしたアパートの隣人は中学の時の同級生・西条。
西条は中学の頃から悪い気を持っており…。

と、オカルト感ある今作ですが、怖くありません。
それもこれも、歩のキャラがボケボケさんだから(笑)
歩可愛いんです…!アホの子程可愛いというか。
天然で素直でちょっと頭足んなくて。
歩のキャラは苦手な人居るでしょうが、私は歩が愛おしいタイプでした。

対して西条はイケメン・ヤリ◯ン・俺様です。
ノンケの西条が徐々に歩に惹かれていくんですが、「好き」の類の言葉を言ってくれません。
歩は素直だから「好き」を簡単に言うんですがね〜。

物語としては、最終的に頑なに霊の存在を認めない西条に取り憑いた霊(生き霊)を祓うんですが、それまでの過程が少しドキドキしました。

夜光先生作品の中でも、今作はかなりお気に入りです。
俺様ツンデレ(デレ少々)な攻めと天然な受けがお好きな方にはオススメしたいです。
ホラーやオカルト苦手だとしても怖くありませんから(笑)

5

オレ様デレ攻めと天然アホっ子受け。怖くないオカルト

ずっと読みたいと思っていた夜光花さんの作品。
タイトルから緊張感のあるサスペンスもの?と思っていましたが、読んでみるとコメディっぽさすら感じる軽いオカルトテイストのお話でした。
オカルトというのは、主人公の歩(受け)に霊感があって、攻めの西条君の背後に女の生霊やもっと大人数の黒い念の塊が見えるから。
歩の霊感はまだ弱くて、見えても祓えないんです。一方西条は物凄い霊感嫌い。だから歩は一人であたふたと空回り。
歩はぽわーんとした性格でド天然のいい子。西条にもあっさり好きって言ったりして。
胃袋も掴まれて、西条も段々心を許していき『お前、ちょっと俺にキスしてみ』なんて言い出す。ちょっとした気まぐれから、Hもできそう、してみない?と進んで……
結局、今まで女性には不誠実だった西条は、自分に一途で可愛い歩(童貞処女)には段々甘々のデレデレに。
生霊問題も、歩の体当たり的対決に西条も来てくれて、一件落着。
西条からは『一緒に暮らすか?』の言葉も出て、涙涙の歩です。
Hシーンは多め、結構こってり。西条がねちっこく攻めてます。

2

読んでて楽しいあまあまカップルでした

「不浄の回廊」って、ハリーポッターに出てきそうな石畳の…
みたいなのを想像してたのですが、全然。
ちょっとコメディタッチの、楽しく読める幽霊ものでした。
幽霊ものは基本ダメなんですが、
ミステリー性も薄く、幽霊への描写も少ないので、
これなら私も読めるというものでした。
とにかく2人のやり取りが読んでて楽しい。
漫才みたいっというのとは違って、
一生懸命な歩と、
人間関係や生に執着しておらず性にもユルい西条が変わっていくのを
劇的な何かが起こるのでもなく、
とにかくテンポ良くどんどこ進んでいく感じ。
こっちもそれが楽しくて、どんどん読んじゃって、
あっという間に読み終えてしまいました。

とにかく主役カップルがお似合いです。
受けの歩は、霊媒師の父の影響なのか、
社会生活に影響が出てしまって、
中学卒業迄通学出来なかった程、霊の力に影響されてしまう体質。
なのでなんとか中学の卒業証書は手にしたとはいえ、
霊の力に影響を受けないよう家で修行?していたので、
とにかくすれておらず、子供のままに近い。
言葉使いも「すみません〜」とか「いたーい」等、
お前は子供か!と言いたくなるちょっとイタイ、
普段の私なら足蹴にしたくなるようなタイプ。
けどそれに対して西条君が
「少女漫画か」とか「キモい」と情け容赦なくつっこんでるので、
読んでてちょっとそれも楽しいし、
ちょっとスッキリしちゃったりしたりして。
普段の生活でもそういう悪気ないのは解るけど、おいっ!とツッコミたくなる衝動はあるので、
今回は西条君が代わりにその衝動を解消してくれる感じ。
で、読んでて歩に対しても和んでくる。
とにかく歩は言葉使い同様、子供のようなまっすぐさがあって、
計算なんて言葉は彼には皆無というより無理なのでしょう。
素直で明るくてポジティブ。
その歩の魅力に西条が心臓バスバスやられて、
で、「しょうがねぇなー」と言いながら、歩にほだされてく感じ。
それが読んでて楽しいんだなー。
自分で読んでて今回自分にびっくりしたのが、
初めての夜に歩が
「西条君…気持ち悪いよぅ…」なんて言ってまして、
「何が『よぅ…』だ」と普段ならちょっとドン引きってなりそうな所でもう歩が可愛く見えちゃった所。
その歩にどんどん攻めてく西条がいて、ドキドキしてしまって、
「あーよくわかんねー」と言いながら、
なんだかんだと歩が可愛いくてしょうがない西条になってくのを見てるのが、読んでて楽しくってしょうがなかったです。
甘々の話が嫌いって訳じゃないんですけど、
私にはこの2人ははまったみたい。
この歩に対して西条がいるから成り立つみたいな?
ま、結局私はツンデレが好きって事なのかな。
夜光花さんの思うツボでありました。

こういう関係性って他でもよくあるけど、
とにかくこういう受けって読んでて好きになるかどうかにかかってくると思うので、
そこを好きになれるかどうかが、今回読んでて楽しいかどうかだろうなと思います。
でも今回、お話が歩視点から書かれており、
歩が歩なりに考えて一生懸命行動してるのが解るし、
しかも西条が呪い殺されるかどうかで、万人に理解してもらえない状況が話の発端だから、
歩の行動に共感出来るし、
イラっとするけど「しょうがねぇなー」と…私は歩、好きでした。
また西条もかっこいいし、やっと「好きだな」と思える人が出来て良かったなと。
「10年後に(好きって)言ってやる」って、なんなんすか、それ。
照れてんじゃないよ、まったく。
お前さんも傷ついてるんじゃないよ、まったく。
読んでて可愛い、あまあまカップルでありました。

後イラストも良かったですね。
綺麗でかっこいい系でありました。

ミステリー性はそんなになく、
2人の可愛いやり取り、そしてベッドシーンも多めといったお話。
次巻もあるんですよね。
次は2人の共同生活が始まってるはず。
今から読むのがすごく楽しみです。

1

オカルトラブコメ

不浄:けがれていること
回廊:建物を取り囲むように造られた廊下
…と、なんだか物々しいタイトルですが、オカルトラブコメとも言うべき読みやすい作品でした。適度なオカルトに適度な濃厚エロス。とても面白かったです。

天然受ってあまり好きではないのですが、歩は若干アホな子ちっくな面がありつつも西条に対する独占欲や性欲もしっかりあって安心して読みました。そして、西条がデレていく様子に激萌えでした!なんだかんだ言って歩にメロメロな彼は理想的なツンデレ攻だと思います。

肝心のオカルト展開も起承転結がハッキリしていて良かったです。続編が楽しみだなー。

1

タイトルで損してると思うのは私だけ?

タイトルの物々しさと表紙絵のシリアスなイメージで、
敬遠していた本作。
いざ、読んでみたら、意外とライトで拍子抜けしてしまいました。

いや、べースは決してライトじゃないんですよ。
でも、歩(受様)のド天然さでシリアスが薄まってる感じですね。
だいたい、あれだけ挙動不審だったら、
私が西条(攻様)だったら、ドン引きですよ。
でも、なんだかんだで許しちゃう西条。
実は、歩のことすっごい好きでしょ?
と突っ込みたくなります。

引っ越しをしようと話すラストシーンでは、
あまあまでくすぐったくなります。
自分の命に執着しない西条が未来を語った件では、
不覚にも泣けてきてしまいました。
いざ、続編へ!!

2

不遇を不遇と思わない前向きさがいい

霊能者の家計に生まれた歩と、何か良くないものに取り付かれている西条。
分類するならホラー?という感じなのですが、怖いお話でなく、明るくコメディなノリも味わえます。

歩が気の抜けた性格をしていてシリアスなのにどこかシリアスになりきれなくてよかったです。頑なに霊を信じないし、お祓いを嫌がる西条も冷たいかと思えば本当はすごく優しい。魅力的なキャラだと思いました。

歩は一般的な家庭で育っておらず、霊にとりつかれたり、そのせいで大変な目にあったり、高校にも大学にも行けずバイト生活・・・と人から見たら不遇かもしれませんが、やたら脳天気で健康に生きられて素晴らしい!てところが見ていてとても気が抜けるというか、どんなにギスギスした心をもっていても緩んでしまう。
周りから一歩引いて生きてきた西条も懐に入れてしまうのもわかる気がします。

西条についてる良くないものを歩が払い落とすお話なのですが、歩が有能な霊能者かというとそうでなく、七転八倒し、親に助けを求め…と、けっこう情けない感じです。それでも一生懸命。

誰にも心を開かなかった西条が歩に心を動かされていく様がこのお話の魅力じゃないかと思います。
もっと怖い感じのほうが個人的には好みだけど、怖いもの嫌いな人にはホラー過ぎす、ちょうどいいくらいかな?と思います。
表紙を見て思い描いたようなシリアスさはあまりなく、安心して読めるお話です。

西条が結構女性に対し真摯でなく、わりと節操がなく、そのへんが西条に取り付いているものの原因にもなっているので、少し自業自得感があったのと、西条についてるものの原因究明を歩は結局最後は親に頼るのですが、本末転倒なオチだったので拍子抜けしてしまいました^^;

中学のときから10年、ずっと助けたいと思っていたのに結局解決がものすごくあっさりしていたのも。もう少しお祓いものとしては凝った内容だとよりよかったかな、と思います。
よくある恋愛ものと違って、ちょっと不思議なお話を読んでみたいときにはオススメだと思います。

1

ツンデレ攻めらーゔvv (≧∀≦)キャッ

夜光花先生の人気作品ってだけで購入してみたんですが。
・・・ヤダ何コレ。
ワタクシの大好物のツンデレ攻めじゃナイデスカーーーーー!!(驚喜)


西条(攻)は顔良し、頭良しときた、粗野なクール系キャラ。
んでも、シモにルーズ。(゚ー゚;A
そんな相手を陥落させるのはやっぱりおバカな子なんですよね。
おバカもちょっと斜め上いく感じで。笑
他の姐様もおっしゃっておりましたが、歩(受)は深層の令嬢並みの
世間知らずデス。笑

家系の闇に捕らわれている西条は人と関わることを嫌い、
最初こそ歩を疎ましげに扱っていたのですが、あっという間に猪突猛進な
歩にほだされていく過程がすごく滑らかでいいです。
それこそ自分からキスやセックスをしてみよう、と提案するくらい。笑

「好き」という感情がどういうものか分からない西条が
歩に対して“可愛い”と思い始めてからのデレ具合がもう最高なのですっ
ツンデレ受けがデレだけになると若干萎えるのですが、攻めがデレに溺れるのはたまりませんっっ
しかも軽く無自覚デレなんですっ。
自分のことを好きじゃないならエチはしない、という歩に対して
「好き」かどうかわからないと言ったそばから

『 …お前の匂いは、今まで会った中で一番好きだ 』

なーんて言い出すんですよ?
もはや告白ですやーーーん。笑
ま。この告白のおかげで歩は懐柔されてエッチにこぎつけるんですけどね。

初エッチの最中に西条のモノを見て『 お…お父さんのみたい… 』なんて
ド天然のKY発言が炸裂してふいちゃいましたが。笑
ちょっとずつ西条に慣らされてく歩が名前で呼んでほしいとねだったときは
断り、挿入後に歩と密着した瞬間に耳元でそっと『 歩… 』
なーんて囁いちゃうとかさー。
おぉぉう。これぞツンデレ攻め! ドSとはちょっと違う飴、鞭(というほどでもないけど)、の応酬ですね♪

エチシーンのエロエロしいことこの上なく、肌を重ねるごとにエロ度もUPしていき、
そのたびごとに西条が甘い言葉を歩に降り注ぎます。
んが。そのたびに西条の語彙力のなさが露呈します。笑

『 すげぇ気持ちいい… 』
『 歩…中に出していい…? 』
『 お前とやるの、気持ちいいよ 』

をほぼ同形で繰り返します。( ̄w ̄)プッ
塾で教えてるの国語じゃないよね…?と心配になります。笑

しかも繰り返し、といえいば、
エチシーンで歩がイクと同時に西条も毎度(3回も!)歩の中ではててしまう件は
またー?と思わずにはいられません。
いや、えろいからいーんですけど。。
ほんとーに歩の身体がえろいんだなぁと実感できますけど。笑

胃袋を捕まると同時にナニも捕まっちゃったんですかね。(//∇//)キャー
ホント、歩にめろめろのとろんとろんですよ。こりゃあ。


心霊モノを織り交ぜつつ、生命の危機(?)に陥ったりいろいろ盛り込まれ
その都度歩が一人で悶々と悩み、暴走しますが、西条は以外と冷静に
盲目的に歩を好きでいるんだなぁと思います。
頑なに目に見えない心霊等を信じない西条が最終的には歩が言うことだけは
素直に聞くというラストも、デレっぷりの最たるモノです。笑
個人的な好みですが、

『 えっちなことは…好きな人としかしちゃいけないんだっけ? 』

と言ってデコチュー → 唇 → 抱き寄せ、のくだりは
本人じゃないですが

『 少女漫画か、っつーの。バーカ 』

です。えぇ。ほんとに。
でも超きゅんきゅんしたぉーーーーーーーーーー。ヾ(≧∇≦*)〃キャーv
こーゆーベッたべた大好きだ。笑


いやぁー、私の萌えツボを押しまくる西条に終始やられっぱなしでした。笑
西条視点では書かれてはいないものの、ちゃんと台詞と行動で
想いが伝わってくるので安心して読めました♪
夜光花先生の作品はこういうコメディ調の方が好きみたいデス。
(あまりこーいうのは書いていらっしゃらないみたいですけど・・・)

更に。小山田先生による背面座位エチシーンはたまりませんっ(*´д`*)ハァハァ…
歩のうっすら涙を浮かべながらのエチシーンが見事に再現されているのでぜひ本編でご確認を。笑


@@ 追加 @@
すみません、神にしてたのになぜか萌×2になってました。
ので、修正しました。

5

ねぎま

ココナッツ様

き・・危険な目にあわせてしまってすみませんっ。笑
好みの攻めがボキャ貧だったもので思わず熱が入っちゃいました。
( ̄▽ ̄*)アハ
ご無事だったでしょうか。。。

他にもコメディ系があるんですね~。ご紹介有難うございます♪
続き分は先日読み終わったので、「それが愛なのさ」にトライしてみます。ヾ(≧∇≦*)〃

ココナッツ

ねぎまさま

こんにちは、ねぎまさま。
ねぎまさまの熱いレビューに思わず家人の前で笑ってしまい、危険度80%でした。
夜光さんの作品であとコメディテイストですと、この続きか、あとは『それが愛なのさ』辺りでしょうか。女装が大丈夫ならばですが(^^;;

アホだけどキャピってない受け

夜光花さんのドロドロな作風からは意外な、明るくちょっとコミカルな甘ーいお話しでした。
基本的な文章の力はそのままで、むしろこういう作風の方がすっと読めるなあと思いながら最後まで一気読みでした。

しかしやっぱり”霊”が色々出てくるのは夜光さん。受けの子は父譲りの霊視能力があり、基本的には超世間知らずのうぶな明るい子ですが、少し落ち込むと取り憑かれて大変なことにもなってしまうという設定。ちっちゃくてもっさりしてるけどいつもニコニコな受け、歩くん。

一方攻めは霊など見えないものが大嫌い。その他の面も何から何まで受けと対照的で、あまり人付き合いはせず孤高の存在だけど、すっごくイケメンで女遊びも派手。

アホの子受けとクール攻めはよくあるCPですが、受けのアホっぷりが世間知らずの軸にのびてて、全くキャピついてないのがよいです。DTは当たり前、AVも見たことない超ウブな子で、アホというよりは深窓の令嬢に近い。これだけ純粋だとクール攻めもカウンターパンチ浴びまくりで、やられちゃいますね。あと、歩くんがお料理上手で胃袋がっつりつかんでいるのが強み。

そこに霊能力がからんでくるのが夜光先生ならでは。攻めが重い霊にとりつかれているのをなんとか救おうと受けが奔走します。

最後まで飽きさせずよいCPでした。続編に期待です。

2

オレサマ参上

丸ごと一冊がひとつのストーリー。

う~~~ん。
攻めサマは良かったです!
良かったんですが!・・・時々受けの歩くんの
ネガティブ思考が、いやぁ~な気分にしてくれまして(^^;
しかししかし、かと言ってずーっとネガティブでもない。
頑張って良い方向に考えてるなぁと思うときも有り・・・。

少々ニガテ目な受けくんでしたが、
オレサマな攻めさまが、なかなか楽しく
そのおかげで読めたかな・・・と感じる一冊でした。

続編を読むのを、少々躊躇しましたけれどねw

0

人を呪わば穴二つ

夜光花先生、気が付くとこの方の本を選んでいると言う感じでお気に入りのひとりです。
「霊現象」的なものも好きなので面白そうと思って手に取りました。

歩は幼いころから人には見えないものが見える体質だった。中学3年で同じクラスになった西条には黒い影が常に付きまとい、歩は気になって仕方ない。
歩は影の強い力の影響で意識を失い、それ以降学校には行けなくなる。
それから数年後、24歳で初めて一人暮らしをすることになったが、隣人はなんと西条だった。西条は相変わらず影を背負いその影はますます力が強くなっているようだった。歩は西条への恋心も自覚しどうしても西条を助けたいと思うが…

歩が中卒で社会経験が乏しい設定なので、納得できる部分はあるのですが、なにしろ年齢にしては幼過ぎ天然で乙女!で、前半は引きそうになりました。
でも、とにかく歩は純粋でひたすら好きな西条を救いたいだけ。
ただそんな歩に対して西条も最初は鬱陶しいだけで、霊的なものにも拒否反応があってなかなか歩が手を差し伸べられる状況にはなりません。

歩のお父さんは元僧侶で今は裏稼業で祈祷師的なことをやってます。そのお父さんのアドバイスがなんというか助けてるのかおちょくってるのかと言うのがちょっと面白く、結果、ちゃんと助けてくれるのですが。
そんな父にさらっとカミングアウトしちゃってさらっと受け止めてるしw

俺様な西条も「好き」という言葉は意地悪く言わないものの歩のことが大事で仕方ない様子がかわいいです。
後半になるにつれて歩が力がないなりにも必死に行動するところは胸打たれます。ほんのちょっと大人になれたのかな?いや、かなり幼いけどw

歩が憑いて?いれば西条も呪いから守ることが出来るようでこれからはずっとふたりで歩んで行くのねと安心のハッピーエンド。
続きはらぶらぶ生活が見られるとのことなので購入決定です。

1

そんな歩に癒される

サスペンス調じゃない・執着攻めじゃない・甘い恋愛模様が漂っているという意外性を味わえて、夜光さんの有名作なんだけど嬉しい掘り出し物を見つけたかのようなラッキーな感覚。

かつての同級生、西条との再会をきっかけに好きだって自覚が育っていき、ちゃんと相思相愛の上でエッチまで楽しめる関係になっていく様子が重苦しさを感じさせずにテンポ良く読めた。
そもそもは西条が纏っていた黒い影とかの心霊絡みのトラブルが発端になった訳だけど、そちらのほうも生霊の正体が気になって最後まで興味を引っ張てくれた。

先にいろいろなレビューから主役はアホのこ受けと見ていたので読んでいる途中に苛ついてこないかが心配だったが、歩については子供っぽい純朴さを残していて可愛いじゃん!!と気に入った。

西条も中学卒業前に会わなくなった歩の事を亡くなったと勘違いしていたのは、自分に纏わりつく影のせいと気に病んでいたのかも知れない。
再会してほっとしたと同時に初心な歩に癒され、いざ抱いた時に垣間見たエロ可愛いギャップに嵌っていったのだろうなぁ。

それにしても歩の父ちゃん、いいキャラだわ~。
息子が男に夢中でも始終飄々としているのが堪らない。
「お前ホモになったんか、しかし面食いだなぁ」って親子のやり取りを読んでいて、「突っ込みどころ、そこっちゃうって!!( ゚Д゚)」ってなってしまった(笑)。

1

受けに萌えられなかった。

可愛い受けもおバカ受けも天然受けも大好きなんですけど、歩君は駄目でした…
うざ可愛いということなので、歩君の場合それらの属性とはちょっと違うのでしょうか。
特に序盤で多く見られた、「○○でー○○なんだー」とセリフの語尾が伸びる所にいちいち引っかかってしまいました。
読むテンポをぶったぎられ、この調子が続いていたら流し読みになっていたと思います。
西条君に夢中ということなのであまり触れられていませんでしたが、能力者としてやっていく自覚とか、家の跡を継ぐ気概みたいなものがあるのかもよく分かりませんでした。

攻めの西条君はもっとデレが少ないと思ったのですが、優しさや感情の柔らかさが結構感じられたし、彼独特のデレやどうデレるのかが一番の見どころだと思いました。
自分が歩君をうざいと思うのはいいけど、他人が歩君をうざいと思うことは許せないとかたまらないです。
貞子も貞夫もどんとこいな強さ(しぶとさ?)も凄く頼もしくて格好良かったです。

もっと軽い気持ちで読めば良かったのですが、受け属性が好みだったしストーリーに引き込まれていたので引っかかる所がどうしても気になってしまいました。
続編も手元にあるのですが手が伸びにくいです。
夜行花さんの作品は初めて読んだのですが、これが作家さんとの相性による所じゃないことを切に願って他のシリーズも読みたいと思います。

1

エロい可愛い!

歩がエロくて可愛い!しかも、アホの子!

小山田あみ先生のイラストが好きなので、小山田あみ先生のイラストじゃなかったら不浄の回路には出会ってないと思いますが、歩が可愛いくて大好き!

小山田あみ先生のイラストがエロい!
乳首責めも盛りだくさんでめっちゃ、良かったです(*´ω`*)
そんなに乳首で感じるんなら、乳首だけでイかせてあげて!
とマジで思いましたよ。

西条君、良い迷惑だなwと思いながら読んでました。
それでも、歩が大好きな西条君!
これからも、ちゃんと手綱引いてあげてね♪

13

最強のパーさん

ネタバレなしで書きます。

夜光さんの作品ですしタイトルからいって「重そうー、暗そー」と思いがちですが、まったく真逆でした。
夜光さんてこんな感じの物も書かれるのかと、驚きました。

受けの歩は父親ゆずりの霊能力があり、それが原因で中学が最終学歴の24歳。
そのせいでスッカリ箱入りの世間知らずになってしまったため、父親から一人暮らしを命じらた。

攻めの西条(つい歩風に『くん』とつけたくなりますな)は、歩の中学の同級生。
今は塾講師を真面目にこなしつつ、女を食い散らかす毎日。
霊なんていねぇ!というスタンス。

歩が西条の隣に引っ越してきたことで再会しますが、歩は西条が未だに背中へ黒い影を背負っていることに驚愕します。
中学時代の歩は西条の黒い影が気にかかり、霊視をしすぎて自分がドツボにはまって登校できなくなるということをやらかしていました。
同じ轍は踏まないというのが常識ですが、歩はいわゆるパーさんなので、今度こそ自分が西条を助けると息巻いております。
ある意味最強のパーさんです。

西条が歩に惹かれたわけは胃袋掴まれたせいなのか、それとも賢い男なので自分みたいなタイプは同族嫌悪なのか…
いずれにしろ、西条自身も昔の歩を覚えていたので何かしら心に残るものがあったのかもしれません。

歩の父親が、妙に男臭くて魅力的。
わたしはこっちが読みたいけど…歩がいるんだから無理ですね(汗

心霊的な話ではありますが、その方面は他の夜光さんの作品と比べたらかなり薄いかと思います。
えっちはいつものごとく、濃い目ですが(苦笑
なので、万人受けしそうです。

6

「好き」の代わりに伝える台詞

これは自信を持ってお勧めしたい1冊です。

ネタバレです。

読み始めは、純真無垢で天然チャンで、一人では何も出来なさそうな受けが受け入れられず(←駄洒落ではありません(^_^;))うなりながら読んでいたのですが、数々のエピソードを経るうちに、歩(受け)がしっかりした常識を持ち、料理上手で自活力のある、きちんとした子だということが分かってきます。

これが希一(攻め)の心の声で全てを言わせてしまうのではなく、歩の性格が見えるエピソードがひとつひとつ丁寧に書かれているのがとっても良いんです!
読んでいるうちに歩を大好きになってしまうと思います。

隣の部屋の歩の想い人、希一は、代々男子の寿命が短い家系に生まれ、本人も背中にどす黒い霊魂を載せており、希一自身の寿命もあとわずか。
そのことが、霊感のある歩には分かってしまいます。

それを必死で訴えようとする歩ですが、霊感商法アレルギーの希一に一喝され、すごすごひき下がります。
希一のもともとの孤高感、やさぐれ感は、つけ込むスキや甘さのないリアルなもので(後半でその理由が分かります)人物描写がすごく巧いと思いました。

希一のために出来ることは何だろうと考える歩には、自分の好意を突っぱねる希一を責める気持ちはこれっぽっちもありません。
自分の差し出す手を取れば、霊能力で霊を鎮めることが出来かも知れないのに、などと思い上がった気持ちもありません。(むしろ読み手の私がそう思ってしまいました☆)

そして憑いている霊本体に一人で会いに行く歩。
命をかけて堂々と霊と対峙する歩は自信に満ち溢れ、大切な人を守りたいという何かキラキラしたものに包まれているようで、読んでいても大変まぶしく感じました。

そしてラストに大切なカードが何枚も切られます。
実はあの時はこうだったんだ、という過去の事実や、希一が「好き」の代わりに歩に伝える大切な台詞。
感動のダメ押しとでも言うのでしょうか。ぜひ実際お読みになって確かめて頂きたいです。目頭が熱くなること請け合いです。私はボロボロ泣いてしまいました(;_:)

希一が、ボケボケの歩の頭をポカっと叩いてしまうやりとりは、二人とも可愛くて大好きでした。
エロもがっつりですが、むしろなくてもお話が成立するような完成度の高さと深い感動があります。
読んだ後、歩に心を浄化してもらったような、暖かな読後感が残りました。
小山田あみさんの、イメージぴったりのイラストを含めて、神評価です。

7

意外過ぎる!

読んでる最中、や、夜光さんだよね?と何度も表紙を見返しました。
主人公の歩があまりにも天然無垢で幼くてかわいらしいんだもの。
冒頭中学生の話だったので、このままだったらどうしようという杞憂はすぐに払拭…されはしたけど、大人になっても変わらずの歩(笑)
そんな歩は霊感体質で、同窓生の西条に憑いている禍々しいものをなんとかしたいとじたばたするわけですが、いやもうなんというか、世間知らずでぽやんとしてるし、西条の言葉をお借りすると「パー」だから(笑)…パーて。ちょっと読んでるこっちもイライラするシーンもありました。
でも西条の胃袋をしっかり掴むことができるほど料理上手だし、なかなか家庭的でいい子。パーってほどじゃないし一生懸命だし…いやでもBLだからこそ許せる可愛さかもしれません。
見た目ももっさいということですが、これが小山田さんの手にかかると、けっして美形じゃないけど適度に可愛いのがすばらしい!イケてない人はちゃんとそれなりで、でもブサイクじゃないってとこが。
オカルト的な要素もいい塩梅で面白かったし、濡れ場はとことんエロかったです。

3

おもしろかったっ!

正直苦手な作家さんで、数冊読んだ後ず~~~っと避けていたのですが、この作品はコチラでの評価がとても高いので、読んでみました!

おっ、面白かった~~~っ!

怪談とか苦手なのですが、これは全然おどろおどろしいところも無く、スカッと読めました。

実は前半部分は読みながら、若干イラッとしてたんですよね。
ここでの皆さんのレビューを見ていると「受けが良いっ!」ってのが多かったんですが……、「良いかコレ?」って感じでスッキリしないというか……。

だって、ホントにイラっとするんですよ、この受けちゃん!
天然とKYは紙一重だけど、歩はどう贔屓目に見てもKYだし!
お馬鹿ちゃんは好きだけど、アホの子も好きなんだけど、歩はそれを通り越して足りない子みたいなんだもの。
(いえ、木原さんの「秘密」みたいに最初っからそういう設定なら大好物なんですが!)
特に西条と再会してからの歩はホント「人として色んなものが欠けすぎだろ」と思っていたのですが……。

あれ?いつの間に可愛くなっちゃったんだろ?
ちょっと! 可愛いですよ、この子!

私が丁度イラッとするのと同じタイミングで、西条が「イラッとした」とか「むかつく」とか言って歩を(おそらくグーで)殴ってくれるので、もう歩はこういう子なんだとすんなり受け入れられたのかもしれません。

取り憑かれてからの行き過ぎた行動も、霊媒体質ってことだけじゃなくて、この素直な性格も大きな要因なんでしょうね。

けど、私がこのお話で一番好きだったのは、歩父です!
あの豪儀なおっさんが昔いじめられっ子だったとか、信じられない(笑)
適度に放任なのも、金でしか動いてくれないのも良いっ!

おっさんの修行時代とか読んでみたいです。
坊主の中での修行……、ハーレムじゃないか?
いや、結婚してくんないと歩が産まれないんだけど……。

5

受けキャラがいい!

2が出たので本編おさらいをば。
これは何と言ってもキャラ勝ちでしょう♪
”霊能力のある青年”とか”不吉な死の影”などという文面に、おどろおどろしいものを期待すると、思いっきり裏切られてしまうのでご注意を。
そして、ラブコメなのか?と思えるような受けちゃんの性格と、不遜でヤンチャな感じの攻めのキャラが、まるで漫才コンビのようで、夜光さん作品にしては珍しいのも特徴かもしれませんね。

霊が見える歩は、中学の時背中に黒い影を背負う西条君と同級生でしたが、あまり霊視しすぎたせいで、色々な負の念を背負いこみ過ぎて、学校へ行けなくなりとうとう中卒で、良い意味で世間ずれしていない、天然でボケっとした大人になりました。
そんな歩が父親に独り立ちしろと放り込まれたアパートの隣の住人が西条君で、また彼に関わることになるのです。

全く霊とか超常現象を信じない西条が、一見乱暴な口調と態度で歩に接するものの、それは段々とツンデレにww
恋愛とか性とか全く無縁で過ごしてきた歩をちょっと弄ったら、思いがけずツボだったんでしょうね(笑)
歩の餌付け作戦も功を奏して、エチも含め最後には結構はまっちゃってますよ、西条。
題名に似合わず楽しいお話でした。
ということで、2 で二人のその後になるのですね♪

1

来月~続編が出ると聞いて引っ張り出し読み返しました~\(≧▽≦)/♪

中学の同級生で再会もの♪
塾講師 西条希一 × 霊能力をもつ 天野歩(最終学歴中学卒)

中学3年生のときに同じクラスになり(席も歩の前が西条) 
西条の背に見える黒い影(いいものではない)が気になったのと
西条の容姿もいいし頭もいいのに人と関わりあいを持とうとしない事が気になりいつも見ているうちにいつしか好きになっていた歩。
だから、何とかして西条と接点を持ちたかったし黒い影を何とかしてあげたかったけれど
歩にはまだそんな力はなく・・・反対に自分が体の調子が悪くなったのと薄まっていた能力が強く現れるようになり学校復帰も社会復帰もできなくなった為に父親の元で生活するようになってしまった。
そして、24歳になった歩は、父親に一人暮らしをするように言われ引越したアパートの隣人は中学の時の同級生西条だった。しかも、西条の背の黒い影はあのころのまま変わらず見えた歩は、今度こそ西条を助けるために奮闘します。

と、、、、、、、こんな感じなストーリーなので霊だしオカルト的?怖い系?なんて思って読んだのですが、主人公の歩がもうっほんととろくてど天然で楽観的性格なので楽しく読めました♪
特に西条との絡みはもう何とも言えず・・・西条が時々何かムカツクと歩をポカッと叩くんですがその気持ちねぇ~よく分かります(笑)
甘い感じはないの~?なんて心配も要りません。エロさも(回数も)夜光花さんなので決して裏切りませんよ♪
小山田あみさんのイラストも超っ~素敵です♪

歩に絆されて?恋人同士になった二人は、同居(同棲)しようという所で終わってましたので、その後の二人の生活がどうなっていくのか気になっていたのでほんと続編決まって嬉しい~♪
西城は相変わらず歩に振り回されて歩は天然プリッを大いに発揮していると思うと思わずにやけてしまいます(´ε` *)

Chara Birthday Fair 2009 でチラッと同居半年後の番外編読めましたが、ほんとっ期待を裏切らない二人でした(笑) ラヴラヴで~♪
エチの相性も最高みたいで歩の初めての男は西条だし~ちなみにチューも♪
歩はもう西条好みに開発されまくりです~(*/∇\*)
やっぱりいい男を捕まえるには、胃袋握ったもん勝ちなのかしら~(笑)

3

ウザカワイイ天然受け

女は使い捨てだし、性格は悪いし口も悪い。だけど、顔がカッコイイという攻めです。
そういう冷たい攻めが辛辣な言葉で受けを罵りながらも、放っとけねえなって感じで、彼なりに優しい態度を取られるのに凄く弱いです。
ウザカワイイ受けも、もれなくセットでついてきます。

塾講師・西条希一(クール系で口は乱暴だけど、意外に単純)×霊能力を持っている歩(アホっ子天然素直受)
あらすじはおどろどろしいので警戒しながら読んだのですが、少女漫画に出てくるような心霊・ホラー漫画程度の怖さです。
心霊現象一切無視の現実主義のクールな西条と天然な歩なので、基本的にシリアスにならず、安心して楽しく読めます。
『僕が君を守る!』という真剣でハードで切ないティストを期待すると期待はずれになるので、そこだけはご注意。

高校の時から西条に黒い影を見ていて、それが気になっていた歩。
偶然にもアパートで隣同士になって、今度こそ守りたい……という感じな話です。

クールで言葉は辛辣な西条ですが、その皮肉や文句が通じないからか歩には優しいです。
優しいと言っても、普通の人が聞いたら、泣いたり怒ってしまうレベルです。
歩が天然でアホな子なのでそれが通じないので、絶妙な組み合わせな二人です。
天然受け特有のあざとさとかウザさがないのが、すごくよかったです。
可愛いから好意に鈍いとか、危ない目にふらふらあってしまうとか、そういう感じの天然ではないのです。
とにかく必死に精一杯に西条を守ろうとしたことが、元々の常識が人からずれているからピント外れに見えるだけなんです。
でも、歩が女の子だったらウザい事は間違いないので、体型もぷにぷにした所がある男なので可愛いと思えるのかも。
西条もいいキャラしていて、二人のキャラクターがよかったです。

西条の黒い影に謎を残したのは、あえての続編フラグなのかもしれないと、そこに期待しています。

エロ:★4 無理矢理なしなので、安心です。ラブラブエッチが多くて、大満足です。
総合:★4 キャラもよく話もよかったので、西條の黒い影についての謎が残るのだけが気になります。

キャラ文庫創刊12周年記念 Chara Birthday Fair 2009 バースデーフェア小冊子
不浄の回廊 番外編『わがままだけど愛してる』
本自体の発行が前なので、この作品で番外編が出るとは思っていなかっただけに嬉しかったです。
一緒に暮らしはじめた記念日を祝う歩で、3か月は早すぎると思って、一応、半年待ったのに、西条からウザいと怒られて。
これだけで、歩のウザカワイイが伝わってくる感じで、相変わらずな様子に笑みが思わず零れます。
それでも西条の角がちょこっと丸くなった感じでラブラブなエピソードだったので、ファン的に大満足でした。

4

なんだこの可愛さは・・・

私は、たいてい本の後ろの「ストーリー紹介」を読んで買うか買わないか決めるのですが、普段なら買わなかっただろうなと思うのがこちらの作品。だって、絶対怖くて暗い話だって思っちゃいますよ~!
でも実際は、霊の話は多少あるものの、最後まで楽し~く読むことが出来ました!夜光花さんの普段のイメージからは、ちょっと離れた感じの作品ではないでしょうか。

主人公の歩は、霊感のある男の子。一時期全くそういうのが見えなくなっていたのですが、中学3年の時に一緒のクラスになった西条という少年についた黒い影を視ようとして意識を失ってから、再び能力が戻って来ます。しかし、普通の生活をすることが困難になり、教室に戻れないまま中学を卒業。勿論高校に行くことも出来ず、霊能力者である父親の手伝いなどをしながらずっと家で生活をしていたのでした。ある意味箱入り息子な歩に社会勉強をさせようと、父親はある日いきなりアパートを借りてきます。気が進まないまま引っ越しを済ませた歩でしたが、偶然、元クラスメイトの西条と隣人として再会し、今度こそ西条に憑いている黒い影をなんとかしたいと、どんどん接触していくのでした・・・

このお話の面白さは、話の筋というよりは、絶対的にキャラクターにあると私は思います!
主人公(受)である歩は、中卒フリーターですが、中学生のまま時が止まったような、世間知らずでどこか抜けている憎めないキャラクターです。小さい子供みたいではあるけれど、なよなよしておらず、いささかネジが緩み気味ですが飄々としたいい子です。「きみがいなけりゃ息も出来ない」の二木とタイプが似ているような気がします。中身が子供に近い感じが。

対する攻の西条が、これまたいい味出してるんですよねー。中学の頃から全く人を寄せ付けないタイプだった西条君は、大人になってもやっぱり人と深く関わろうとしないままです。しかし、整った顔立ちに大人の男の色気が加わった彼は、女性関係の派手な下半身のユルい男へと成長してしまっていたのでした。セックスに愛は無い派。女にも容赦ない言葉を浴びせるし殴ります(!)。当然男にも容赦ないので、歩にもすぐ手をあげたり遠慮なく「ウゼェ」とか「キモイ」とか言います・・・いやー、いっそ気持がいいほどに!
彼の喋り方は乱暴なのですが、それがすごーく格好良く思えるのが不思議。これは私だけ?!M気質の人にはたまらないかもしれませんv(私はMじゃありませんが!)

この凸凹カップルがどんな風に親交を深めて行くか、それが本作の見所だと思います。どんなシリアスな場面になっても歩のユルい空気に和まされてしまうし、そんな歩相手だと毒舌西条も形無しなのです。
そんな2人なのに!夜の営み(笑)は、超~エロいです。2人のちょっとズレた会話も面白くて楽しい。
エンターテイメント性の高い良作だと思います。

4

アホ受け可愛いよw

夜光さん作品には珍しく受け→攻めな話でした。
しかも受けがアホの子というか天然というかww
通りすがりの人がポイ捨てしたゴミを、落とし物だと思って拾って渡しちゃうような子ですw
このアホ受けが想像以上に可愛かったw
いつもにこにこ(というかへらへらw)してて、裏表ない性格でw
童貞なんでキスだけでもすごいびっくりしちゃうしw

そんな受けを攻めは「うざい」とか「きもい」とか言ってますw普段夜光さんの書く攻めにはありえない発言ですねw
でもなぜだか受けが可愛く思えてきて。
確かにこの受けは憎めない!愛でたい!笑
エチは受けが全くの初めてだったのでなにをするのか全くわからない状態でしたが、慣れてくると次第に感じてきて攻めを求めてるのに萌えましたw

内容はホラーでしたがアホ受けのおかげで怖さが半減されましたw
恨みの念が憑いてる攻めを助けたいけど、霊の存在を毛嫌いしているためなかなか助けてあげられない受け。
そんな受けが焦って出た行動にひやっとしました。危ない危ない…

一生懸命なアホ受けと受けに呆れながらも可愛がってる攻め(*´∀`*)
おもしろかったです!最後には一緒に住む約束もしてたし、受けは料理もうまいんでいい嫁になるんじゃないかと(笑)

2

心霊モノ。なのにほのぼの可愛いとはいかに

タイトルからは想像も出来ないほどに可愛いお話でした。

なにが可愛いって、受けの歩が本当に可愛い!美少年設定では無いのですが、すごく天然ピュアでとても良い子。小動物を抱きしめたくなる、そんな可愛さです。
西条君を助けるために必死で頑張る姿に、こちらも素直に応援したくなってしまいました。
「男同士なのに・・・」とかそんなこと全然気にしません。好きと思ったら素直にそう言ってしまう、歩のある意味無敵な天然具合にだんだんと毒気を抜かれていく西条くんもまた魅力的です。
口では「ウザイ」とか言いつつも歩の料理に餌付けされたり。「お前の匂いが好き」とか本能のままに肉体関係まで発展させてしまう西条が、意地悪の中に徐々に愛情を見せて来る過程に・・・きゅんきゅんです。やられました・・・・
さすが夜光先生、えっちは濃厚でメロメロです。ごちそうさま!

歩に霊能力がある設定ですが、ぽや~とした歩のキャラのおかげかあまり怖く無かったです。苦手な方にも是非読んで欲しいと思います。

続編も出てくれないかな・・・二人があまりに可愛かったので。

12

アホアホ受け最高

夜光花さんには珍しいタイプの受けでした。職業は霊媒師にしてコンビニの店員。純粋でアホアホで一途。中学時代に大好きだったクラスメイトと再会し、恋心が再燃します。
攻めは意地悪な人嫌いです。しかも『ナニカ危険な霊』が憑いてる。リアリストな攻めはそれを認めませんが、霊が見えてしまう受けは必死で彼に付きまとい、守ろうとする。
攻めも受けに少しずつほだされていきます。受けのそばならよく眠れる。受けのご飯は美味い。からかうと反応が楽しい。すっかり受けに餌付けされ、受けのピュアなハートに心動かされて。
微笑ましい、いいカップルだなーと思いました。
結構ヤバイ霊が出てくるのにちっともおどろおどろしくないしw
超楽しかった。

2

怪談系は苦手ですが…

西条希一(一匹狼タイプ 霊の存在を頑なに否定)×天野歩(霊媒体質 西条に纏わりつく黒い影を気にしている)

中学で同じクラスになった西条の背後に不吉な黒い影を見て気にする天野ですが、その時は自分の霊媒体質の状態がひどくなったことで学校に通えなくなり、(一度偶然出会うものの)そのまま疎遠になってしまいます。24歳になった天野は父親から一人暮らしを強要されますが、引っ越したばかりのアパートの隣に住んでいた西条と再会します。未だに黒い影を纏っている西条を何とかしようと奮闘しますが……

あぁ~やっぱり夜中に読んだらダメですね。実際はそれほど怖い話ではないのですが(怪談は苦手という事もあり)途中ゾクゾクしてしまいました。…とは言いつつ、全体的にはコミカルな印象の方が強いので、苦手な方でも楽しく読めると思いますよ。

とにかく天然でぽわぽわキャラの天野がとても可愛くて良かったです。意外に強引で空気を読まない無神経な行動が面白く、それに振り回されつつも冷静に突っ込む西条とはぴったりのカップルだったと思います。二人のやりとりに何度ニヤニヤしたことか…すごく楽しめました。最初はそっけなかった西条が徐々に天野には気を許すようになり(餌付けされた感もありますが)、結局はメロメロになってしまうという展開も私は大好きな展開だったので余計に良かったです。

コミカルで甘々な二人のやりとりと、あまり深刻過ぎないながらもスパイスの様な役割になっている怪談ネタとのバランスが絶妙で、最初から最後まで楽しませていただきました。

12

明るい夜光花さんでした

タイトルやあらすじから、「暗い不吉でドロドロした話」を想像しましたが、全然違いましたね。
歩が天然でぽや~んとしていて、なんだか幼児みたいなので、暗い影をすべて払拭してしまいます。

「幼児」と言っても眉をしかめるようなのではなくて、語尾を伸ばすセリフも一生懸命さも、アホなとこも、性格も、とても可愛く好感持てました。やー、めちゃめちゃ可愛かったぞ(笑)
時々あまりに天真爛漫過ぎて、西条がぶちたくなる気持ちもすごく良くわかる。 いちいち反応面白そうだし(笑)

西条はツンデレ攻ですよね。
こういう頑固で素直になれない性格の男も思わず笑ってしまうような歩みたいなタイプは、癒やしになって、とってもいいんじゃないでしょうか。

ストーリーはオカルト含みですが、扱いは軽く浅い方だと思うので、苦手でも尻込みしなくていいでしょう。
私は好きなんで、もっと本格に近づいてもいいんですけどね。
ツンツン攻とアホの子受の可愛い恋愛模様を楽しみました。

7

不浄の回廊

友達がしきりに薦めてくるので購入!
まあもともと作家さんとイラストレーターさんが好きだから買う予定だったんだけど、あらすじ見て若干揺らいだんだよね;
ミステリーな感じってあまり好きじゃないので…。
でも買ってよかった!!すごいおもしろかった!!
受けがあの子みたいだった~秘書育成中。の安岐くん(>ω<)
あたしあの話通じなかったり、ピントがズレてて思わずイラっとする感じがたまらなく好きなんですよww
実際攻めが何度も受けに「ウザい」って言ってて萌えたww
霊とかそういう単語こそ出てきますが、気負わずに楽しめます♪
夜光さんにしてはエロシーンががっつりな感じで、またそこが良かったですv笑
続きを同人誌でぜひ読みたいなあvv

8

天然な受に振り回される攻

振り回されてるのとはちょっと違うかもしれませんが、主人公の天然的な世間知らずには結構ペースを乱されてるんじゃないかな、と思います。
あんまりそういう関係の話は好きじゃなかったので読んでないのですが、この話はなかなか楽しく読みました。
夜光さん作、という事でただの恋愛だけでなく事件も起こるので、その辺も楽しく読めたところかな~。

裏表紙のあらすじに「西条君の命は俺が守る」とあったので、まさかこんなとぼけた子だとは思いませんでしたが、そんな所が西条も気に入ったんではないでしょうか。
いわゆるちょっとしたKYですよね、歩って(笑)
現実にいたらちょっとうっとうしいかもしれないけど、最終的には一番信用できるかも?

個人的には、あの歩のお父さんがアレか!みたいな所もオススメです。

7

この作品が収納されている本棚

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