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表題作憂鬱な朝 1

久世暁人
久世家当主、子爵
桂木智之
久世家家令

その他の収録作品

  • conversation(描き下ろし 番外編)

あらすじ

父の死後、十歳にして子爵家当主の
座を継いだ久世暁人(くぜあきひと)。
教育係を務めるのは、怜悧な美貌の家令・
桂木智之(かつらぎともゆき)だ。
けれど、社交界でも一目置かれる
有能な桂木は、暁人になぜか冷たい。
もしや僕は、憎まれているのか──!? 
桂木に惹かれる暁人は、拒絶の理由が知りたくて…!?
若き子爵と家令の恋を紡ぐ、クラシカルロマン。

作品情報

作品名
憂鬱な朝 1
著者
日高ショーコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
憂鬱な朝
発売日
ISBN
9784199604027
4.3

(582)

(391)

萌々

(73)

(74)

中立

(23)

趣味じゃない

(21)

レビュー数
64
得点
2492
評価数
582
平均
4.3 / 5
神率
67.2%

レビュー投稿数64

日高ショーコ新境地

なんだろう、すごく奥が深いですね…
主役の恋愛は二の次、本題は貴族の爵位争いなんでしょうか。
難しくてよくわからない言葉が多いんですが…すごいな
今までのおしゃれでスタイリッシュなかんじはどこにいったんだ!と言いたいくらい今までの日高ショーコ作品とは全然違う。
すごいですね、こんな作品も描けるんですね、日高先生。。改めて惚れ直しましたよ!

主役は子爵・暁人。幼い頃に両親を亡くし、拠り所は教育係の桂木だけ。
それなのに桂木は暁人に冷たい。
初めて会った時から桂木に惹かれていた暁人。それは執着にも近いものがある。
一方桂木は久世家のためには男とも女とも寝るような男。
陞爵のためにはみんなにいい顔をするが、暁人にだけは冷たくあたる。
そして事あるごとに暁人と父親と比較をするのだ。「先代と全く似ていない」と。

暁人の桂木への恋心はある意味「すりこみ減少」に近いように感じる。
小さい頃から両親がおらず、桂木しかいないんだから、それはもう仕方ない。
そしてその桂木につらくあたられようと健気に彼を思い続けたんだね…
周りの者はみんな「暁人様」「旦那様」と上下関係が拭えないし、結局暁人は寂しい思いをしながら今まで生きてきたんだろうなぁ。
最後、「取引」と称して桂木と関係を持ってしまうが、桂木をそばに置いておくためには何だってする、と誓う彼の姿が痛々しい。
桂木も何を考えてるのかほんと全然わからない。日高ショーコ作品でもここまでわけのわからない男は今までいませんでしたよね。扱いづらい男は多いけど。
謎が多すぎて…そんなところも魅力なんでしょうか。
そして1番気になるのは桂木と先代の関係!
あれだけ彼が先代にこだわる理由ってなんなんでしょうか…?

の作品がどんなラストが迎えているのか、全く想像もつきません。
スケールでっかいなぁ~ほんと日高先生、多才です。
日高先生のブログでお見かけした桂木(色紙の絵)、なんかゲイゲイしいかんじがしてあんまり好みじゃないなあって思ってたんですけど、
全くそんなことないですね!!陞爵のためには誰とでも寝る男ですけど、それでいても潔癖なイメージです。穢してはいけない神聖なイメージ…
まぁ穢されまくってますけどね、すでに!(笑)

1

ミドリ

乱菊さん
こんばんわ~コメントありがとうございますー
ほんとですね!体は許しても心だけは…!っていいですねvv笑
ちょっとコレすんごい王道だけどかなり萌えますね!!
しかもそんなこと桂木が本気で考えてたらヤバイ。可愛すぎる!!
暁人が桂木の殻を早く割ってほしいです。その時桂木がどんな反応をするのか。
私の中ではいろんな妄想がぐるぐると回ってますよー!!
妄想だけじゃなくて、日高先生のこの続きがぜひぜひ読みたいですねー
キャラセレは買ったことないんですけど、これは…買ってしまいそうで怖い。。

日高先生は今後「花は咲くか」のコミックスも控えてますよねー?!
いつになるのかなー楽しみです。

乱菊

こんばんはー♪
>誰とでも寝る男ですけど、それでいても潔癖なイメージ

・・・ですよねー。
なんでだろ、やはりいくら身体を許しても、誰にも心は許さないからですかね。
謎の多い男です、桂木( ´・ω・`)
でもいつかあの硬い殻に亀裂が入って、こう何かがどばっ!とあふれ出てきそうな雰囲気もしてますが。
1巻が出たばかりなのに続きが読みたいです・・・。
ハッ、こういう時こそ積みっぱなしの雑誌を読めばいいんですよねー(笑)

家令の桂木の色気にやられました。

 舞台は戦前の日本、大きな屋敷の子爵家。
 自分が仕える家の為ならなんでもする、冷徹な美貌の家令と、10歳の若さで子爵を継いだ主人公の二人の関係に、萌えに萌えました。

 主従関係最高!
 しかも、年下攻!

 主人に甘い従者ではなく、憎んでいるかのように厳しく接する家令・桂木の冷たい態度がたまりません。
 嫌われていると知りながらも、慕い執着せずにはいられない彰人のいじらしさと、孤独感にも萌える。
 
 桂木の信頼を得たい、桂木が認める男になりたいと願いつつも叶わず、命令で関係を結ぶしかない切なさに萌えた。

「それでも僕には桂木しかいない」

 日高ショーコさん、やっぱり好きだ。
 続きが楽しみです!

1

これは期待!!!!

【萌え】と言うより【神】にしたかったのですが先が解らない故に仕方なくこの評価です。

もう、これは続きがすっごく楽しみ!!日高さんがこう言う作品を書くとは思わなかった。シリアス好きの私のど真ん中を突いてきました。

暁人に厳しく接する桂木。でも、その合間に垣間見える優しさを感じ、桂木に答えようとする暁人。暁人が成長するにつれその感情はやがて変化してゆく。しかし二人の間の溝は少しずつ深くなって…耐えられなくなった暁人はとうとうある行動に出てしまって!?

あらゆる人間関係が交錯する中で二人の運命はいったい何処へ向かうのか。今後が大いに楽しみな一冊でした☆

桂木のあの厳しさが印象的でしたねー。でも訳もなく厳しくする人ではないと思うから。その理由もこれからはっきりしそうですね。

あとは相変わらず線が美しくて見入ってしまいました。桂木の服装や髪型がツボですw日高さんは『嵐のあと』でファンになったんですが、この作品でまた引き込まれる事確実だなvV

読んでない方は是非お勧めします☆

2

視線を強調した表現が印象的

もうたくさんレビューがあがっているので正直どうしようかとも思ったが、いいものはいいのである。
これまでの日高作品のおしゃれでスタイリッシュなイメージをいい意味で覆す力作と思う。

父の死により10歳で子爵家当主とならざるを得なかった暁人と、一回りほど年上で有能ながら暁人にとっては謎だらけの家令の桂木。
まだ学生の身分故に桂木の謎に迫りきれない暁人のもどかしさは、やがて恋にも似た想いに変化していく。

日高氏の硬質な絵柄は物語世界に非常にマッチしており、特に視線を強調した表現は印象的である。
また1巻の時点ですでに約7年の時間経過があり、暁人においてはかわいいだけの10歳の少年がそのまま成長したような中等部時代から短髪にして凛々しさの増した高等部時代(現在)、桂木においてはオールバックをぴっちりと決め隙のない印象の20代前半と前髪を下ろしてわざと隙を演出しているかのようにすら見える20代後半(現在)といった、主人公二人の外見の変化(これは回想シーンを上手く成立させるための工夫も兼ねていると思うのだが)も楽しめる。

小説ではいざ知らず、漫画でこういった時代物をじっくりと描いたものはなかなかお目にかかれないという点でも貴重であり、どれくらいのボリュームの物語を想定しているのかは不明であるが、どうか尻つぼみになることなく描ききってほしいと思う。
先が読めないために「萌」評価とせざるを得ないのは惜しいがやむをえまい。

2

ぎが

もとさん、コメントありがとうございます。
暁人の立場で物語をなぞる限り、桂木との間には厳然たる壁が立ちはだかっているとしか思えないのですが、時折挟まれる視線の表情に、私もいろいろと深読みしてしまいたくなりました。

ところで、もとさんのレビューの表紙への考察はまた深いですね。
思わず日高さんの過去作品も見返してみては、なるほどなぁと唸ってしまいました。

もと

この方は本当に視線を描き分けるのが上手すぎますよね!(*´ω`*)
私も最初の視線とか、その他随所に出てくる桂木の目の表情を深読みしてしまいました…。
適当に描いてない、どのコマにも意味がある感じがすごいと思います!

静かな激情

あらすじその他はもう書かれ尽くしてるので、私がこの作品が好きな理由を書いてみようと思います。
まずは表紙。この方は一枚絵でキャラクターの性格と位置関係を描くのがとてもうまい作家さんだと思います。
今までの表紙も安易に並んでいるようでいて、毎回きっちり関係性を示してくれていましたが、今回は秀逸と言ってもいいくらいです。
暗い色使い、重厚な調度品、暁人は必死に桂木の手を握っているのに、当の桂木はそっぽを向いた上に握り返してもいない。
この巻の二人そのものではないですか?

お話全体はなんちゃって大正ロマン(昭和初期かもしれませんが)ではなくて、きっちりとその時代の考証がなされていてスパイスに使ったわけではなく、あの時代ならではの雰囲気や事情とか退廃感もあって、必然なんだなと思わされます。
未だに桂木の真の過去や本意は分からず終いなんですけど、静かに見える表面の中では、不思議な激情のようなものが潜んでいる気がして、微妙に怖いです。
そしてそこがあの色気や雰囲気に繋がってるようで、奇妙に魅力的なんです。
その人物像というかキャラそのものがかなりツボでしたね。
対する暁人は、なんだかんだと言いながら素直でかわいい所を残しつつ、それだけではないしたたかさも持ち合わせています。少なくとも桂木の弄する策を見破れる程度にはわかっています。
その性格の基として鎌倉で病弱な母と10才まで世事から離れて暮らしていたからという設定もしっかり生きてます。
誰にでも愛されたがる寂しがり屋な甘えん坊ではなく、桂木にだけ認められたいという執念にも近い思いを抱き続けてるのが痛くもかわいい。

ものすごく不本意ながら、結果的に桂木の体だけを一生囲い込むことで、気持ちの部分はすべて押し込める形になった暁人。
この救いのない絶望的な暗さが、実に時代に合ってて非常に好み!
私自身が日本文学のこの時期の作品が好きだということもあって、気に入ってしまいました。
確かにラブは足りないですけど、暁人の少し狂い始めた愛情とか、体は開いても決して心に踏み入れさせない桂木の雰囲気とか、情事の後の何やらを感じさせる描写とか、私にとっては萌えツボがありすぎてドキドキしました!
まだ序盤って感じでいろいろ分からないところが多いので、1冊だけでは評価が出ない作品ですよね。
こういう甘くない感じがレビュー数の割には得点が行かないってのに繋がってるようですが、それでもこれだけレビューがついてる事でこの作品への期待の高さをうかがわせてくれます。
私もものすごく続巻が楽しみです!

6

もと

早速のコメ、ありがとうございます(*´∀`*)
表紙はいつも気になるポイントですね。
買いやすいかどうかという懸念ももちろんありますけどw自分もちらっとはお絵かきする方なんで、細かい部分が気になるんだと思うんですよ。
嵐のあと・美しいことなんかの表紙もすごい上手い!って思ったんですよね。だから余計に注目してたってのもあります。
そう思ってみると、既刊の中表紙のイラストなんかもよく見ると細かく深いですよ!

>前髪おろしてる桂木はセクスィ~だなあ
あー、前が見上げてるキャラは下ろした時がいいんですよね!! だから私も好きなんですよ、オールバックのキャラって!w
私も激しく続きが気になります! 次巻はエロは結構ありそうに思うんですけどね。関係の何かが変化する事を期待しつつ、もっとおどろおどろしい展開があってもいいよ!とも思ってしまいます(*´ω`*)

乱菊

>暁人は必死に桂木の手を握っているのに、当の桂木はそっぽを向いた上に握り返してもいない。

これ本当そうですよね!
ここまで考えてませんでした!
目の付けどころが鋭いっス、もとさん( `・ω・´)ノ
新刊の中ではこれが一番レビュついてる感じですよね。
私も多いな~と思い、そしてその割にはランキングが上がらないんだなあ・・・とか思ってました。
まあ導入編ですからね、これ。
続巻でカーンと突き抜けるか、失速するか・・・。
うーん、楽しみだ。
キャラセレの新刊でこれの続きを読みましたけども、やーなかなか面白くなりそうな雰囲気ですよ★
前髪おろしてる桂木はセクスィ~だなあ。ニコニコ

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