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段々と桂木の生い立ちがわかって参りました。それにしてもまだまだ桂木の気持ちが手に入らなくて、暁人さまがお可哀想!
一巻でようやくからだの関係になったものの未だに心までは手に入らないどころか、少しもなびいてくれない桂木ですが暁人さまが少しずつ小さい頃からの気持ちなどを話していくうちに気持ちに変化が出てきたようにも見えました。暁人さまの婚約話、留学など桂木の思惑と止められない暁人さまのお気持ちがどうなっちゃうのか!?頑なな桂木の心が打ち解ける日は来るのか。こちらも読むのを止められません。
ぬぉあぁ~!
じれったいわねぇぇえ!
っぜいぜいはぁはぁ…
憂鬱な朝はまだ晴れない第二巻。
『血を軽んずるべきではない』という先代の言葉をそのまま体現した桂木。
彼の本当の目的はなんなのか。
桂木が生涯仕えると誓う代わりに、伯爵以上の陞爵を―
と、その交換条件をのんで桂木を自分のものにした暁人。
二人の間にある温度差に胸が苦しいのですが、
よ~く目を凝らして一巻と二巻の桂木の動作の違いを見ていると、
桂木が徐々にほだされて行っているのが分かるんですよね~。
ぶっちゃけ私には1巻の桂木は意味不明で、
わけが分からないことだらけだったのですが、
比較して読むと、その「違い」から桂木の気持が読めるんですよね。
これは気がつくか気がつかないかで本編の面白さが全然変わってくるだろうなと思いました。
もっと分かりやすくしてクレ~!と思ったんですが、
分からないから気になるというのもあったりして…。
まぁ…この感じは日高ショーコさんの初期作品でも感じた雰囲気に何となく似ていますね。
しかし、あの鉄仮面桂木が感情的になっているところとか見ると、
案外可愛いじゃん(*´ω`*)とか思ったり。
そして何かと桂木にじゃれつく暁人もウザ可愛いじゃないか。
しかもただのじゃれつく子犬じゃなくなって行きつつある感じがまたたまりません!
これはスーパー暁人様降臨への序章が始まっている予感がしました。
ところで久しぶりにこの本出したわけなんですが、
手元にあるのは限定版なんですが小冊子が行方不明…
オーマイガッ
お話はいよいよ泥沼化していくのでしょうか・・・。
暁人が産まれる前からの先代と桂木の関係というか桂木自身の出生に何か秘密がありそうです。
すでに亡き久世の先代。
そこにこだわる周囲。
暁人だけが身分も立場も考えずにまっすぐに桂木へと思慕を募らせていきます。
しかし、桂木を振り向かせるには立場を理解し、桂木の思うように振る舞わなければならない。
このあたりの矛盾がとてもせつないです。
本編がどんどんシリアになっていくので初回限定版の小冊子がちょっぴりほのぼのとしていてホッとしました。
生涯仕えると誓う代わりに、伯爵以上の陞爵を―。
というわけで1巻で桂木がこのような条件を出し、暁人のものになりました。
強引に抱いても、怜悧な美貌を決して崩さなかった桂木。
けれど、本作品2巻では徐々に変わってゆく桂木の表情や動作に注目です。
暁人を久世家のコマとしか考えておらず、冷たい目線しか送らなかった桂木が、
久世家ではなく「暁人様を愚弄するな」と発言したり、
暁人に抱かれた朝、眠っている暁人の手を叩き落としていた桂木が、横で眠っている暁人の手を握るようになったり。
少しづつ、真っ直ぐな愛をぶつけてくる暁人に心が揺さぶられる桂木に萌えました。
暁人も桂木の条件通りに、心を押し殺し、野心的な活動を広げて行きますが、
そうしたすべての行動が「桂木のため」なのだから、
ある意味、桂木の好みの男に育っているという解釈もできそうです。
お互いの個性や考え方がお互いを揺さぶり、お互いに影響している様が、
この巻では面白いと思いました。
強硬な考えを崩さないまるでサムライな桂木と、野心とは疎遠な性格の暁人が、
お互いに影響し合い、少しづつ変わり、
桂木はやがて久世家そのものより「暁人」へ執着を始め、
暁人はやがて桂木のために野心的な活動をこなすようになり・・・。
馬車に乗って二人が本邸へ帰る場面で、
暁人に握らた手を振り払わなかった桂木は、おそらくすでに暁人にほだされていると思いました。
それでも桂木は変われない。
彼はおそらく自分が描いていたような「復讐」のような事はもう考えてはいないのに、それでもすぐには変われない。
頑固というか、融通が利かないというか。
その美貌で体の関係すら厭わず、野心的に活動していた桂木は、
暁人と関係することだけは「ほだされてしまう」から嫌だったのではないでしょうか。
本巻では桂木の気持ちが見えて来ましたが、さて次巻ではどのような展開を見せるのでしょうか。
大変気になるところであります。
ところで表紙の暁人が桂木の手にキスをしている絵、
手フェチの私は激萌えでした^^*
元々日高先生の描かれる男性の手が大好きなので、余計にきゅんきゅんキてしまいました。
暁人の桂木への想いの深さは1巻で語られてもいるのですが、桂木の気持ちはちっともわからない。でも、この2巻では桂木が主といっていいんじゃないかってくらい彼の動揺や想いを見ることができます。
物語としてすっごく面白くなってきたし、ストーリー展開が素晴らしいのです。そしてなんといっても麗しい桂木が満載です!
最初は満ち足りた暁人の寝顔にイラついてたのに(なんか気持ちわかる、笑)、最後には暁人の寝顔をいとおしく見つめちゃうなんて!
桂木ってば、すでに陥落しております。当初、気持ちが傾くのが早っ!もう少し粘ってくれたほうがいいなぁと思いましたが、よくよく考えたら10年間暁人に付きまとわれているのだから、桂木にとっても大分前から暁人は特別なんですよね。
「憂鬱な朝」は最近の日高さんにしてはエッチ度(頻度)高いです。これは必然的なもの。暁人が学院さぼって桂木におぼれてるのが、今までの思いの丈を埋めてるようでヤラレタ。
深読みしすぎかもだけど、胸責めされて感じちゃう桂木にいままでの相手の存在を感じて、止まらなくなったりしたのかしらーvv 暁人はまだ10代なのだから、桂木もたまらないですね。。振り回させる美男子を見るのは実に楽しいです。
しかし暁人が非常に格好よくなってます!桂木への気持ちは止まらないと腹をくくったのもあるでしょうし、桂木に近づきたい、守りたいという気持ちが彼を男として一皮むけさせたのでしょうね。
見処満載で先の波乱への布石もあるし、最初から最後まできれいに纏まってるところから、いまのところ4巻出てるなかで2巻が一番好きかもしれません。
一点言うなら、何故かエッチシーンが他作品より色気薄なところかな。。その分?キスシーンはどれも絶品です。