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山中ヒコ先生初読み。
一回読んで、ちょっと辛かったりで冷静ではなかったので、すぐ二回目読みました。
落ち着いて読み返すと、伏線ぽいネタが散りばめられていることに気付けて、面白かったです。
交通事故で母親を失った攻・克哉の幼少期がただただ可哀そうで辛い。
事故後養護施設に預けられ、そこで受・透と出会い、透に居場所を与えてもらってすごく良い子に成長した克哉。その過程が第三者のモノローグで語られていて、それが小説を読んでいるようですごく惹き込まれました。
克哉の母親を死なせた本当の犯人は?という、ちょっとミステリーっぽい引きもあり2巻へ続く。
最初、絵が苦手だなぁと正直思っていましたが、お話が面白いと気になりませんね。
ただ描写がわかりづらいコマがいくつかありました。展開に影響はないですが。
切ないわ辛いわの応酬で、ちびっと泣いた(涙腺かたいので滅多に泣かないんですけど)
克哉が子どもの頃から透のことが好きで。
それが健気でかわゆくてねぇ。
高校生になった今も透のことが大好きで、でも言えなくて切ないったらない。
克哉の幼少期が辛すぎて
こんなん泣かずにいられないですよね(キレ気味w)
フィクションとは言え、子どもが辛い目に合うのほんと辛い
そんな克哉が立派に育っていい男になりよかった〜
それも透に引き取ってもらって、一緒に暮らしてきたからなんですよね。
透の浴衣の帯を克哉が結び直してあげるシーンはドキドキ萌えでした。
透の秘密が何なのか…ぞわぞわするところで1巻終わり。
「ある一日」
もよかった。
身長が透を越して喜び克哉がかわいい。
それを鋭く見抜く教師。
ちょっと怖いw
あの教師のオンとオフの差もおもしろい。
あとがきの、克哉のウソ発見器もおもしろい。
先生のこういうサービス精神大好きです。
2巻の展開次第で神評価にも中立評価にも転びそうだなと感じた作品でした。山中先生の華美さを削ぎ落としたシンプルなタッチに、優しい透とポーカーフェイスな克哉の性格、ストーリーの雰囲気がとても合っていて、序盤から引き込まれます。養父である透の下で長く暮らす克哉。透の年齢は明かされませんが、少なくとも高校生の子供を持つ親には見えず、小学生の子供がいるくらいならまあ分かるというレベル。義親子でも生々しいのは苦手という方でも、ビジュアル的にはそこまで抵抗感なく読めるのではないでしょうか。
とにかく思いやりを持って克哉に接する透が痛々しく見えないのは、それが彼本来の性格なんだろうと感じるし、克哉の方も透に甘く、この年頃にして自分よりも透の気持ちを優先できる冷静さがあるから。一度孤児院を出て失敗した克哉にとって、透の絶対的安心感はどんなに心の拠り所になっただろうかと思います。克哉が幼い時の2人のやりとりには泣きそうになってしまうほど。だからこそ、克哉も読者も、透の真実に向かい合わなければならない。きっと彼が運転していたわけではないんじゃないか、助手席に座っていただけとか、その車を待っていただけとか、間接的に関わっただけなのでは?と今は思っています。でも、どんな展開が来ても、今までの2人の関係性が偽りになるわけではない、これだけは心に留めておきたいです。
伊藤克哉(高校生)×透(養父 絵描き)
どうしても作画が一定の期待値を超えてこないので、話は面白くても読み返す気が無くなってしまう山中先生の作品。
今作については倫理観が受け付けられない上に、義父モノがあまり好きではない事もありほぼ再読してません。
上下巻でミステリー要素がのっかってます。ミステリーにするにはストーリーに穴も多いので、楽しみきれなくなってる。その辺の種明かし編である下巻は"しゅみじゃない"評価です。
※こちらは2巻まであります。
ぜひとも、2巻まで読んで下さい!!
2巻、号泣できます。泣けるBL作品!!!
「きみのお母さんは殺されたんだよ」
で、始まるストーリー。
それを知らない【攻め】伊藤克哉、
義理の父親【受け】伊藤透。
克哉は、ずっと義理の父親の透に片思いしているが、想いを伝えてしまったら、この関係も全てなくなってしまう。
言えずに、気持ちを隠して生きてきた。
シリアスな内容、血のつながらない親子という設定値、
話の展開、
どれをとっても、これは究極のBL作品です!!
読んで、後悔なし!!
何度も読み返したくなる一作です!