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高校生の佑士(受け)と小説家の愁一郎(攻め)は恋人同士。佑士はイチャイチャしたいのに、仕事や仕事仲間の小説家、佑士兄が邪魔してなかなかできない。
佑士がイチャイチャしようと画策するけどいつも邪魔が入ってがっかりしている佑士が可愛い話した。
邪魔が入るせいで、エロ度は余り高くありません。
楽しかったのは、寮生たちの夜のダベり会です。佑士が、毎度仲間の語る「男のロマン」に憧れて実行しようとしては躊躇したり止められたり、それを聞いた愁一郎に呆れられるのを楽しく読みました。「男のロマン」もっと読みたかったです。
後、年の差を気にして(というか高校生であることを気にしてかな)常に理性的であろうとする愁一郎の言う20歳なった時の修羅場とはどんなものか気になります。読んでみたいです。
絵がとても綺麗なので好きな作家さんです。
都合で電子でしか買えないのですが、紙書籍で本棚に並べたい。
17歳と28歳の年の差カップルで大変可愛く楽しく読めました。
元々兄の友人という昔からのお付き合いという設定ですが、最初から恋人という位置でスタートするので、どういった経緯で付き合うことになったのか気になるところではあります。
私は歳の差があって、受けが学生の場合「大人の気遣い」が出来る攻めが大好きですが、愁一郎はちょっと大人すぎるんじゃないかと…。成績に口を出す、あまり手を出してこない…。
それが不安で佑士は友人に相談→遊ばれてるんじゃない?と言われいらない知識を盛り込まれる→愁一郎に叱られる、の繰り返し。非常にほのぼのした暖かい作品です。
愁一郎の「20歳になったら束縛」宣言が非常に良かったです。
全体に佑士が未成年だから…という愁一郎の葛藤が見える作品でした。
「一生を俺だけにする覚悟を決めたら来い」という愁一郎と「20年経っても愁一郎が好きだといえる」と言っている佑士の、お互い計りしれない同じ思いの強さが行き違っている感じがちょっともどかしい気がしました。
終盤で愁一郎が佑士に「相手を選ぶ覚悟」について話をするのですが…そう長くもない台詞が、私にはとてもとても重苦しくて…それを想像しただけで心臓が何だかヒヤリとしました。
佑士が本当の意味でその言葉の重さを理解し受け止めきれたのか、いまは「やっと愁が俺だけのものになるんだ、嬉しい。」ともう少し浅い所で理解したに過ぎないのか、は、、、分かりませんが…。
こんなに重苦しい台詞は私にとっては初めてで、何だか「やられた感」が…。漫画でこんな感覚になることは滅多にないので、個人的にこの評価にしました。
高校生の佑士は、小説家の愁一郎と恋人同士です。小さい頃の佑士を愁一郎が面倒を見たのがきっかけだったのですが、なぜか二人が恋人同士に見えないから不思議です。
寮生活でたまに外泊して佑士から会いに行く以外は、会わないのです。その上、愁一郎の小説家家業も忙しいせいか、素っ気ない気がずっとしていました。
もう二人のこと見ていると恋人ではなく、兄弟のように思えてくるから不思議です。
佑士は「お年頃」ということいろいろなことを考えているのですが、行動に移そうとする度に愁一郎に止められるのが面白かったです。
年の差CPということで、愁一郎のほうが、考えていることも行動もずっと大人です。
愁一郎のお嫁さんになりたいという佑士が、愁一郎に「そういう関係はヒモと言う。」とばっさり切り捨てられたのは笑ってしまいました。
将来を真剣に考えるなら、決して簡単に踏み出さない愁一郎にぐっと来てしまいました。
年の差CPのラブコメ、時に真剣な場面もありつつ、楽しく読める作品です。
初見の作家さんでした。
表紙絵に劣らず、本文も1コマ1コマ丁寧に描かれています。
特に愁一郎の所作に惚れ惚れしてしまいましたv
とにかく、表紙買いしても損はしない作家さんだと思います。
ストーリーは、年の差カプ(しかも年上攻め)における醍醐味
(攻めのモラルと欲の間の葛藤や、普段攻めの気持ちが読めなくて悩む受けなどv)
がいい具合に盛り込まれていて、個人的には大満足でした!
ただ、序盤は佑士の若さ故の自分本位(?)な行動に、「いやいやそういうわけにはいかないんだよ^^;」と若干もやっとしてしまいましたが、高校生ってそんなもんだよな…って思える程度です(笑
それに後半は岐多島の余計な言葉のおかげで、佑士も成長し、愁一郎も考えを伝えるようになって、2人が向き合えるようになったので良かったです。
この2人のその後のラブラブな続編を(今作でも十分ラブラブですがw)是非読みたいです!
出来れば、佑士が20歳過ぎて抑えが効かなくなった愁一郎が起こす修羅場が見たいです…v
クールな年上攻めと、攻め大好きな受けという年の差カプ好きさんには是非おすすめします!