世間知らずインテリ変人×純朴しっかりもの大学生

小説

  • 王様の恋愛美学 ~准教授杉崎桂一郎~

王様の恋愛美学 ~准教授杉崎桂一郎~

ousama no renai bigaku

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表題作王様の恋愛美学 ~准教授杉崎桂一郎~

杉崎桂一郎,33歳,唯我独尊の大学準教授
田中三郎,19歳,大家族の家事を仕切る長男大学生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

超厳しい性格の「冷血の麗人」杉崎准教授がなんと平凡男子学生・三郎に恋をした!? 初めての恋心にやきもきしまくりの杉崎はさっそく三郎の実家に結婚のご挨拶に…!!
(出版社より)

作品情報

作品名
王様の恋愛美学 ~准教授杉崎桂一郎~
著者
chi-co 
イラスト
陸裕千景子 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
シリーズ
王様の恋愛美学 准教授杉崎桂一郎
発売日
ISBN
9784592876526
3.5

(45)

(8)

萌々

(17)

(13)

中立

(5)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
17
得点
152
評価数
45
平均
3.5 / 5
神率
17.8%

レビュー投稿数17

魅力がわからず

変人攻めがオカン受けに餌付けされるお話。前半は受けに片付けをさせたり、受けの作った弁当を食べるといった同じような場面が延々と続き、一体いつ面白くなるのか…という感じで、読んでいるのがつらい。
中盤にようやく攻めが恋心を自覚し、急速に物語が動くのだが、男同士であることや年の差、教師と学生であることの悩みや葛藤も大してなく、私がBL小説に求めている恋愛の切なさやドキドキが感じられなかったので、中立止まりかな。

変人キャラは好きだけど、自分の好みの方向性とちょっとずれていたため魅力もわからず。受けが家庭的で世話焼きという以外は容姿も平凡なのに、なぜか友人3人も受けに惚れていた(おまけに実の弟も?)、といういきなりのモテモテ設定にも唖然としてしまった。みんなゲイ設定でもないのに? これが女の子だったらわからなくもないけど。
個人的には笑いどころも盛り上がりもなく、受けがいつ攻めを好きになったかもわからなかったので、結ばれる場面でもスン…ッと冷めてしまったのが残念。
ほのぼの系で負の要素が全くない話なので、安心して読める本ではあると思う。

0

本棚殿堂入り!

杉崎先生にどハマりしました!
こういう一途で独占欲が強くて他のものが目に入らない攻めが大好きです。
読んでいるとニヤニヤしてしまうので、早く続きを読みたいのに外では自粛して読みましたw
chi-co先生の作品が大好きで、全部買っていますが、この作品は殿堂入りしました。
数年後、また杉崎先生でニヤニヤするのが楽しみです。

0

ハマり中です。

ただいま、chi-co先生にハマり中でして
先生のサイト内の短編を拝見してこれは!と思い
これまで出されていた作品を検索していた所、本が出ているということだったので
遅咲きながら拝見させていただきました

クールなインテリ系の攻め様ですが
まあ世間ズレしているといいますか、
恋愛にもウトイ感じなんですが受け様にハマってしまって
両思いだと先走ってみたりとかなりあたふたしていますが、
顔には出ませんw

受け様ですが大家族育ちでとても面倒見がいい
みんなに可愛がられているタイプの美人ではないですが
平凡ないい子なんです!

お互いが恋愛に疎いために、周りの友達が少しですがアドバイスをくれて
気付かされていく感じです

嫌な奴も出てこないし安心して読める作品でした
それに攻め様が受け様の事が大好きなのがいいですよね(*´∀`*)

1

センセ、全開(笑)

世間知らずインテリ変人………ズバリすぎて笑う。

最初から最後までとばしっぱなしのセンセ。
いやぁ、笑いました。
攻めの行動にこんなに笑った小説は初めてです。

なんて自分に都合よく解釈する人なんだっ。

世間一般の意見を言ったまでのサブちゃん。
なのにセンセ、自分を好きだったのか君は、って…

ぶはっ、噴いたw w

私的に攻めは私好みではないんですが、笑わせてもらったので萌評価。

センセの偏った変人振りとサブちゃんの絆され具合が半端ない一冊です。

0

ささっと読みやすさが魅力です

嫌なやつが出てこない作品。
あ、好みによっては攻めが嫌かもしれませんが。(わたしがそうでした)
サブキャラ達は皆面白いですし、同じ准教授の溝部は次回作では主人公として登場します。


受けの三郎は家族思いで、友人からも好かれる世話焼き長男気質。

攻めの准教授・杉崎はマイルールがあり、生徒には厳格で恐れられています。


三郎が杉崎の授業に遅刻し研究室へ出頭した際に、あまりに研究室が汚部屋だったことで三郎の世話焼き発動。
三郎が研究室の掃除を始めたことがきっかけで接近したふたり。

杉崎は他人に執着しないせいか、たいていの人間は懐に入れないようですが、一旦許すとかなり依存型。
ただ執着や依存といっても良くある病んでいる(まあ、違う意味では病んでいるようなものですが)ドロドロしたものでなく、彼はあくまで変人ですので、一般常識からかけ離れたやり方で三郎を縛ろうとするんですね。
食べ物の好き嫌いも激しくてまるで子供のようですから、長男気質の三郎はよけいほだされちゃったんだろうなあ。

わたしは変人キャラは好きですが、唯我独尊系の変人は苦手。
なので、個人的な嗜好でこちらの作品には萌えることができませんでした。
ただ、ささっと読める気軽さは魅力なので、次作も読みましたよ。

1

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