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狼さん、そろそろ準備はいいですか

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表題作狼さん、そろそろ準備はいいですか

津田太一,ケーキ屋で働く高校生
中間将介,超甘党のヤンキー高校生

同時収録作品その背中を押したのは何?

設楽,整体師
工藤,ケーキ屋店長

同時収録作品食みたい爪先

大久保真太郎,大学生
手塚翔,リーマン・真太郎の子供時代の家庭教師

その他の収録作品

  • 狼さん、お菓子のお礼はいいですよ
  • 狼さん、どうしてお口で言えないの
  • その秘密を聞いたのは親父
  • たまには甘えてみよう
  • 食みたい舌先
  • あとがき

あらすじ

強面な外見に似合わず、超甘党のヤンキー・中間。ある日、後輩の津田に突然呼び出され、「仲良くしてください」とお願いされて・・・。
(出版社より)

作品情報

作品名
狼さん、そろそろ準備はいいですか
著者
山田2丁目 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
ISBN
9784829685051
3.5

(122)

(17)

萌々

(51)

(46)

中立

(4)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
27
得点
431
評価数
122
平均
3.5 / 5
神率
13.9%

レビュー投稿数27

中間さん可愛いよ

単行本タイトルも良いけれど「狼さん、どうしてお口で言えないの」こっちも好きです。山田2丁目先生、この作品の続編描いてくれたりしないかなぁ。

◾️津田×中間(ケンカの強い甘党)
中間さんの可愛さでもってる作品です。
とにかく中間さんが可愛い。ちるちるの人物紹介にヤンキーって書いてあるけど、ちょっと見た目やんちゃでケンカっ早いだけ。よくいる鈍感受けでもなく、早々と身体から落とされちゃう受けでもなく、かといって身持ち固すぎず、しっかりと悩んでなお受け入れてくれる可愛い中間さん。良いキャラです。
津田は中間への恋心に悩んで彼女もいたってとこら辺、中間が急に避けた理由を受け入れるフリになってて、派手じゃないけどうまい構成。

萌〜萌2

0

先生のキス描写が好き

短編3本。
先生お得意?の流されちょろ受けが何人かw

表題作、見た目ヤンキーの中間がシュークリームを買って帰るとこ、キャッキャッしていてお花飛んでうれしそうなのがめっちゃかわいいです。

中間が前髪をおろしたとこがイケメンでかわいいし、そりゃ津田も触れたくなりますわな。
いいぞ津田もっと行けー!と思ったら、ぐいぐい手が早くて…ありがとうございますww

でも中間からしたらビックリだから避けられるのもしょうがなくて。
そこもしっかり詰め寄る津田。ただのイケメンじゃないぞ。

中間もなんだかんだ言いながら、ちょろくて素直にキスに応じるさまが、エロくて萌えでした。
先生が描かれるキスや絡みの描写、密着具合がほんと好き。

特にこの場面は、お互いが相手の顔に触れているとこがどストライクです!(絡みは相手の身体のどこかに触れていてほしい派なので)

「食みたい爪先」は翔が何度も何度も流されて、ギャグになっていて笑いましたww

0

ケーキが食べたくなりますv

最近読んだのですが、
これがデビュー二作目の単行本だったとは!

二丁目さんの魅力たっぷりですね!
お約束のようでいて、
どこかちょっと予想を外れるストーリー!
先が読めなくて面白いですv

予想を外れるのは短編も同じく。
どっちが受け?攻め?
どっちが告白するの?
……と、どきどきv
引っ張り加減が絶妙です!

表題作は、
ヤンキーなのに素直で可愛い受けと、
男前なのにどこかちょっと押しが弱い攻め。
微妙なすれ違いにやきもきしますが、
それぞれの想いが見えて、
気分はすっかり近所のオバちゃん目線ですよ!

どのお話もニンマリと読み終わって、
評価は「萌×2」で!

0

2/3の確率で攻めが…

表紙のシュークリームに惹かれて購入して、本日読み直し。
最初に読んだときはしばらくシュークリームを食べ続けてしまいました。
また食べたくて仕方ない…。
サクサク派の山田二丁目さんの好みとは違って、わたしはシューはふにゃふにゃが好きです。

3組のCPの話が収録されています。
ケーキ屋でバイトする後輩(高2)とコワモテ甘党の先輩(高3)。
「友人の話なのですが…」に翻弄される整体師と顧客のパティシエ。
元教え子と元家庭教師のリーマン。
この3本立て。

後輩と元教え子が苦手でした。
溺愛系の攻めは好きなのですが、どうやら気持ちを伝えずに策略や計算した行動で押せ押せ流せ!なのは好みじゃなかったようです。
餌付けで恩を売る→いいやつだなあと思わせて懐に入り込む→気持ちを伝えずにキスとか、ヤンキー風オカン系お兄ちゃんの情が湧きやすい習性を利用してるのがなあ…。先輩が意識しまくって中盤からずっと顔真っ赤なのも、両方が素直に顔真っ赤以外は認めたくない負けず嫌いなわたしとしては「惚れてるじゃーん。見透かされるじゃーん。負けだー」という気持ちになってつらかった。前髪下ろした先輩に惚れそうになっただけに余計につらかった…。
元教え子はもう「ハメてやろう(いろんな意味で)」という魂胆が嫌で。眼鏡好きにも関わらずビジュアルも好きじゃなかったというのもありますが、騙して落とすのは良くない。正々堂々「あの時から好きだったんだ!」って言ってから服を脱がしておくれよ…、と思ってしまって受け付けず。
溺愛系は先に自分の手の内を見せるから良いのであって、想いが強いだけの策士系とは違うのだなと認識させてくれた作品でした。

その点で2番目の整体師×パティシエは良かったです。
会話のミスリード、ふつうの話題も深読みしてしまうし、できてしまうような内容。面白かったです。

1

どちらが狼なんだか

ヤンキー受けが読みたくて
以前から気になっていたこちらを読んでみました。

見た目怖いのに、甘い物好き=意外ではなく
BL界ではヤンキー=甘党という属性がお約束のようなもんですが、こちらのヤンキー君・中間(受け)も超甘党です。

中間は見た目はこわいけど喧嘩っ早い訳でもなく、ケンカ専門の助っ人として人から頼まれたら助けてあげるといった事をしています。
ヤンキー、不良って訳でもなく、強面を買われて一役買ってるような実はいい人です。
仲間とつるんで徒党を組む訳でもなく、一匹狼です。

兄弟と自分のためにお弁当も作っているし(この時、前髪下ろしていてかっこいいの。)
攻めの家族がやってるケーキ屋さんではちゃんと家族分のシュークリームも買って帰ったり、
攻めからもらったお菓子も妹たちのために持ち帰ろうとするいいお兄ちゃんです。

攻めから連日お菓子をもらっているお礼のつもりで手作り弁当を差し出します。
感動のあまり、思わずキスをしてしまう攻め。

受けはキスがどういう意図かわからず動揺していたある日、偶然、攻めが女の子から告白されているところが聞こえてきてしまいます。
一年の時からずっと好きな子がいるから、と断わる攻め。
その子のことが「すげー好き」
このすげー好き、が良かった。実感こもっていて。

さらに好きな子はこういう子と具体例を説明してますが、受けはそれを聞きながらどう考えても自分の事だよなぁ・・・と真っ赤に。
その後、受けは意識しちゃって顔を合わせられないのに、攻めは結構積極的に攻めてきます。

タイトルの「狼さん」は受けの中間のことを指しているのに、
実際狼の如く ぐいぐい迫ってくるのは、攻めなんです。そこがおもしろい。

ぐいぐいと距離を縮めたい攻めと、逃げ腰で実際、避けて距離を置いてしまう受け。
なんで距離を置こうとするんですか?!と聞く攻めに対し
「お前は1年間悩めたんだろうけど、俺はつい最近じゃん!ちょっとくらい準備させろ!」と真っ赤になりながら抗議。
これがタイトルの「狼さん、そろそろ準備はいいですか」に繋がるんです。

その後も、積極的な攻めに対して、真っ赤になりながらも応えたり、無意識で煽る受けが可愛い。

他にも2CPの話が収録されてますが、表題作のこちらが一番気に入ったのでもっともっとこのカップルが見たかったなぁ。

1

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