ボタンを押すと即立ち読みできます!
「この恋は事件だ」
ガラケー時代のお話です。
なので懐かしいノリというか雰囲気が良かったです。あとがきも前はこんな感じが多かったなぁとしみじみ笑
恋と刑事は私が読み間違えたのか、受攻変わった?それともリバなのかな?
まさか刑事に向かって伝家の宝刀『仕事と私どっちが大事なの!?』をぶつけるとは笑
お互いどこに惚れたのかいまいち分かりませんでしたが、面白かったです。
ツーガイ・ズは893の人が全然怖くないってか、コワモテなだけの普通のおっちゃんでした。ファンタジー893が苦手でしたが、このおっちゃんは別に良かったな。893メインの話じゃなかったからかな?
冒頭の部分でいつも読むのが止まってましたが、やっと最後まで読めました。こんな話だったんだ!
土田がガサツでお調子者で仕事熱心で。
まさかあのハルキが雪村警視で!
冒頭の反応はそういうことだったんですね!
土田に片想いしてた雪村ことハルキ。
土田もハルキの健気さにほだされ…。
乙女なハルキにいじらしくて。土田ももうちょっとデリカシーとかあればなあ。
できる男ならではの勝負時。俺より事件を取るアイツだから愛しいんだって。でも試した罪は一生背負うってハルキよ、そこまで背負わなくてもいいのでは…。
◾︎土田(刑事)×雪村ハルキ(警視,32歳)
何度も言うけど、西田先生の作品はどこまでも男と男です。
あ〜職場でやる警官と警官、最高ですね。最近そんなニュース(男女でしたが)もリアルであったりして、あまり大っぴらにワイワイするのも気が引けますが、創作物はそれはそれとして楽しみたい。
土田も土田なんですが、雪村も存外子どもっぽいのが可愛くて。髪下ろした雪村の幼さよ。電話に出ないだの出ろだの出るだの言った後の土田の笑顔可愛い。でも、俺もお前も男なんですよね〜(何度も言う)
男が読みたくて読んでるから大満足必至。
双方の部屋がしっかり出てくるのですが、その差がものすごく彼らの立場の差を表しているようで沁みます。雪村の広い部屋に広いベッド、土田の散らかった部屋で身を寄せ合って寝る2人…
萌2〜神
表題がもっと読みたかった気持ちもあるけど…神で!
◆恋と刑事(表題作)
西田先生らしい、軽快さと男臭さが絶妙な加減で織り交ぜられた雰囲気の作品でした。刑事もので殺人事件も起きるし、刃傷沙汰もあるけれど、シリアス感はほとんど残らずすっきり軽やかに読み終えられます。ゲイのハルキが普段は照れ屋なので、情事中も初心っぽいんだろうなぁと予想していたら、意外にもベッドでは結構強気な態度だったのが良かったです。男同士だからこそ分かり合える領分がある。同じ職場で働くことの楽しさや醍醐味を存分に活かした2人の掛け合いが素敵でした。
◆ツーガイ・ズ
個人的にはこちらの作品をより気に入ったので、もっと読んでいたかったですね。ノンケの攻めが、ゲイである受けのふとした表情などにうっかり絆されてしまう流れはベタではありますが、受けの木原が普通のおじさんとして描かれている分、泣き顔と普段とのギャップについついやられてしまいます。これはやはり西田先生のタッチが成せる技ですね。
ノンキャリ刑事×本庁キャリア警視ものです。大好きジャンルを西田さんの漫画で読めるとはなんという贅沢!しかも受けはクール美人の健気受けで大好きなタイプ。メガネだし。
元々ノンケ×ゲイでもあるので、受けの健気さが可愛い。好きな所は1週間張り込みで汚れてる攻めを受けがお風呂で洗ってあげる所。犬か!(笑)最初「お前動物臭いぞ」とか言ってたのに攻めがすぐ仕事に行ってしまうとその臭い匂いのシーツで寝て攻めの温もりを感じたり、攻めが疲れてる時はイカせてあげた後自分は寄り添って寝るだけでいいんだ、とか…献身的で乙女な性格の受け。
しかし!ここで終わらないのが西田作品の良いところ。カッコよく男前な受けの姿も最後にバッチリ描かれてます。皆さんおっしゃるように「ありがたく思え。俺が男で警察官だってことを。」という決めゼリフはBL名言集(?)みたいなものがあったとしたら絶対に入れたいセリフです。
2つ目の話は軽めの短編でしたが、攻めの泣き顔が印象的なちょっと変わったパターンで萌えました。おバカ攻めも可愛い。