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食わせ者の純愛論 ~准教授 溝部孝蔵~

kuwasemono no junairon

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表題作食わせ者の純愛論 ~准教授 溝部孝蔵~

斑目侑・寡黙なラガーマン/大学3年生
溝部孝蔵・攻様の大学の飄々とした准教授/30代半ば

あらすじ

いつも飄然、軽佻浮薄──そんな溝部に、マジ告白する男が現れた。思いもよらない相手で混乱している間に、溝部は三十も半ばの身体を激しくしつこく貪られてしまい……!?
(出版社より)

作品情報

作品名
食わせ者の純愛論 ~准教授 溝部孝蔵~
著者
chi-co 
イラスト
陸裕千景子 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
シリーズ
王様の恋愛美学 准教授杉崎桂一郎
発売日
ISBN
9784592876786
3.7

(28)

(3)

萌々

(16)

(8)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
103
評価数
28
平均
3.7 / 5
神率
10.7%

レビュー投稿数11

そっちとくっついてたのか!

「王様の恋愛美学 ~准教授杉崎桂一郎~ 」のスピンオフ作品!?
前作品のカップルも登場しますが、単品でも読めると思います

今回のカップルは前カップルの友達で、相談にのっていた人たちがくっついてますw
受け様の先生が次かな~とは思っていたのですが
誰とくっつくのか、攻めなのか受けなのかと思っていましたが
まさかのこの組み合わせw

受け様は前作品の攻め様の同僚で友達!?w
ひょうひょうとした感じで、親しみやすい先生で
一見軽い感じなんですが、本当は気真面目と言いますか素直な可愛い人ですw
攻め様は前作品の受け様の友達なんですが、
前作品の受け様の事が好きだったのですが、前作品の攻め様に取られてw
スポーツマンで口数少ないガタイがいいワンコ君です

とにかく攻め様のかなりのアタックぶりに受け様がほだされてる感じなんのですが
やっぱりの先生がかかれる溺愛系はやっぱりハマりますね!

1

溝部先生、かぁわいい〜

前作、王様の恋愛美学にて脇役だった准教授、溝部先生。
お相手が班目だったとは!

前作の杉崎先生はあんまこのみじゃなっかったけど、溝部先生、いいわぁ。

過去の恋愛がトラウマになっちゃてのめり込む恋愛を避けてきたところに、一直線なラガーマン登場。
のらりくらり交わしても、班目みたいな不器用だけどいざ覚悟決めたら頑固タイプからは逃げれませんでしたねー。
ガツガツ喰われちゃってまぁ。

しかし普段寡黙で真面目で実直なスポーツマンが、エッチのときは饒舌、Sっ気、いやらしいってもう王道だけど…イイっ。

目次の、第七方程式がツボでした。
獣×2=快楽∞(無限大)
なにこの方程式!

もし次があるのなら、ちょっとしか出てきてないけどすんごく印象に残った校医の上総先生が主役のお話を希望します。

1

大人のくせに可愛い

『王様の恋愛美学』シリーズ(と、いうらしいですね。知りませんでしたが)の二作目。
主役カップルが違いますからスピンオフでしょうか。
わたしは一作目の攻め・杉崎があまり好みでなく入り込めませんでしたが、この作品は攻め受けともに好きなタイプでした。
前作と同じ大学が舞台です。


受けの溝部は准教授。
真剣な恋をせず軽薄でチャラチャラ見せていますが、生徒の相談には真面目に乗る人気のある先生。

攻めの斑目はラガーマンな大学生。
前作の受けである三郎に失恋し、今は溝部に片想い中。


真面目で堅物な斑目が失恋で学び(?)、今度は逃がさないとばかりに溝部を押し倒しちゃう。
そんなスタートのふたり。
といっても大人のズルさで溝部は斑目をやんわり拒否しますが、斑目は諦めず、そんな斑目に溝部は調子が狂い徐々に惹かれていくお話です。

溝部のようなキャラクターは、よく当て馬やサブキャラで出ますね。
こういう感じの男は(チャラ男にみせかけて…というやつ)好きなので、楽しく読めました。
意外にヘタレで余裕がなくなってしまう辺りも、いい大人つかまえてなんですが可愛かったです。
大型犬な斑目の方が最初こそ勢いあまって襲っちゃいますが、意外に我慢強いかな。

このシリーズはまだ出るのでしょうか。
次が気になりますが、大学関係者ゲイだらけってのもなんだか(笑

1

なんかスゴイね(笑)

以前出た作品のスピンオフ。
なんとなくスピンオフ出てたんだーってとこまでは調べたんですが、それから時間が経ってしまって。
前作から時間が空いてしまったので、もっと詰めて読めればもっと面白かったのかなとか思ってみたり。

今回の主人公は杉崎の同僚の溝部。
噂では軽い雰囲気のノリのいい先生のようであるのだが、実は生徒の相談にも乗ったりするちゃんとイイ先生の部分も持っていて。
そんな溝部の魅力に気付いた?のが杉崎の恋人である田中の友人・班目。
寡黙な彼は元々は田中が好きだったのだが…。

「好き」が暴走してますね、班目。
真っ直ぐすぎる人ってこういうところがコワイと思う。
そして、軽いノリをしている溝部にはそういう人物の方が絶対逃げられない感じ。
真正面しか受け止めるしかないから扱い方に困る。
結果、抱かれてしまったということになるわけですが。
ですが。
それ以前にもう完全に普通の先生と生徒というのから関係はズレていると思うし、それが恋愛対象としてではなかったとしても特別視はしてると思うんですよね。
班目の性格を知った上で、自分との関係をどうしていくかと考えたりもしてるわけですし。

最初の方は班目の押せ押せ。
後半は溝部のぐるぐると言った感じで。
過去の恋愛のせいで軽薄な付き合い方をするようになっていた溝部がようやく重い腰を上げるまでの長いこと!(苦笑)
自分の中で折り合いをつけても、そう簡単に甘えられるわけもなくて。
溝辺らしい甘え方とかしてるのが印象的。

前作を読んだ時には溝部が気になってた部分もあったんですけど、今回は一ノ関かなー。
この子の話はないのか?
校医が最後の方で出てきたんですが、アレ、次作への伏線とか。
もう、この際、田中組4人ともやっちゃえばいいと思う。
となると、一ノ関はなんだかラスボスな気がするので阿佐美が先かなぁ。

1

大型年下ワンコ攻×ヘタレ年上受…アダルトな恋のお話

「王様の恋愛美学」のスピンオフ。
このシリーズは何度読んでも面白い‼

今回の主役は、杉崎の唯一の友人であり、杉崎と三郎の恋を楽しみながらも見守り、アドバイスもしてくれた、性格は真逆な八方美人の溝部。
誰がお相手かと思いきや、寡黙なラガーマン斑目でした。

表紙のイラストを見た時点で、「ん‼これは…」とドキドキしながら読み始め…え〜やっぱりそうなの〜と予想していたにしても驚きでした。
しかも、前作では、三郎の取り巻き三人衆の中でも、1番影が薄く、点目な人というイメージだっただけに…イラストも男前度UPしていてカッコ良くなっていて⁉
前作では攻めタイプだと思っていた溝部が、受だったのにも驚きでした‼

斑目×溝部の年の差&年下ワンコ攻め…この2人のお話も面白かった‼
前回よりもアダルトなお話になっている所も楽しめます。

三郎に恋心を抱いていた斑目は失恋し、溝部のアドバイスで新しい恋を見つけます。その相手がなんと溝部でした。
今度こそ誰にも取られたくないからと、本気の直球勝負をしかけてきます。
斑目の本気の想い…本気の告白を驚きながらも、正直嬉しく感じてしまう溝部…グルグルどうしたものかと悩んでいる間にも、暴走した斑目は逃がさまいと押し迫ってくる‼
最初の展開からドタバタ、アダルティな2人が美味しいんです。
「あんたの全部を俺のものになるように…貪り尽くす」
この斑目の台詞に萌えキュンでした。
ゴールデンレトリバーのような忠実なワンコかと思いきや、普段は大人しく主人に使えるけれど、気性の荒さも伺える野犬⁉…ドーベルマン⁉みたいなワンコ攻めでした。
(犬の名前をあまり知らないので、違ってたらすみません)
と、溝部も、この場では真剣さを受け入れ、貪り尽くされてしまいます(笑)

溝部は、遊び人と噂されているような人で、恋愛に対しても本気の恋はしないと考えている‼
仮面を被った厄介な人物。
でも、斑目から愛の告白を受けてから、どんどん調子が狂い始めます。
距離をとろうとするのに、何かと気にかけて、優しく接してきてくれる斑目に魅かれていきます。
その気遣いや想いが心地良くて、一緒いると安らげる相手。

これまでのアイデンティティを崩すのが怖い溝部…なかなか素直には慣れません‼
思い悩むヘタレな姿が、陸裕先生のイラストでもみれて可愛らしくて萌えでした。
子供時代の恋の痛手を未だに引き摺っている、繊細で恋に臆病な可愛らしい大人でした。

斑目のタイプは、読んでいてどんどん好きになっていくキャラでした。最近あまりお見かけしなかった寡黙な年下ワンコ攻め♡
生真面目で、ストイックで、一途に愛情を一心に傾けてくれる年下攻め♡
それが、ベットの中ではちょっと変態チックなサディスト攻めになるなんて…ギャップ萌えです。
結構な言葉攻め語録に、キュンキュン萌させて頂きました。

本気になった時点で、理性なんて吹き飛んでしまう…本当に大事で欲しいなら、すべての情熱と愛情を傾けられずにはいられない…杉崎の言葉が、大事な事を思い出させてくれるんです…。
最後に、いつものメンバーの前で、公開チュウをご披露してくれた2人♡
まだまだこの2人のお話を読みたいなあと名残惜しくなりました。
斑目視点のお話も読みたあったなあと、その点では残念です。

次は誰が、どのカップルが…と今から楽しみにしているんですけど…なかなか続編が出てこないのが淋しいところ‼
今回出てきた、校医の上総先生も気になります。

大型年下ワンコ攻めとヘタレな年上受‼
ちょっぴりせつなく、激しく♡あまい恋のお話‼
読後は、とってもほのぼの心地いい…オススメしたいシリーズです。

0

わん!

前回の、杉崎先生の話が面白かったので、ずっと読みたいと
ウズウズしていたこの作品(*´∀`*)面白かった。
もちろん、前回の杉崎先生みたいなトンチキな感じではないものの
強引にのしかかられて、懐かれて。
そんな気なんてこれっぽっちもなかったのに、いつの間にか目が離せなくなって
いつのまにかそばに居ないことが不安になって。
トンと気づいたら落とされている的なそんな先生が可愛かった。
落ち着くところに落ち着いた
昔はヤンチャしてた先生が~と思うと、それはまたそれで萌えです。

年下ワンコ攻。
最近は少なくなくなりましたね。
無口で普段はおとなしいのに、思い余って野獣wwなプレイも萌
先生が口にした言葉をちょっとずつ拾い
先生のために、と動く攻も可愛かった。
年下故の不器用さっていうのもまた乙なものでした。

0

シリーズ、どこまで続くかな!?

前作も面白かったのですが、今回も面白かった!
前作主人公にちょっと気になる絡みかた、気になるキャラだなと思っていた溝部准教授の恋物語です。
タイトルにもしましたが、この作品というか2冊目もでたのでシリーズと言ってもよいでしょうか?
なかなか気になるぞ!という登場人物がわんさかいてるのでシリーズ重ねて欲しい作品だなぁと。
新たにカップル誕生!でもいいし、前作の杉崎とサブちゃんの話でもいいです!読みたいです!!
お相手は、新キャラではなく、前作でも登場していたサブちゃんのお友達の一人、斑目。
なので、年下攻めのワンコ攻め。
ワンコとか可愛いんでなく、おとなしいけどやるときゃやるよ!な大型犬でしたが。
溝部センセにはお似合いだ。

他の方も書かれてますが、溝部センセったら案外ヘタレでした。
いや、自分的にはヘタレってよりも『臆病風に吹かれて』というイメージかな。
恋愛に慣れた風で、相談にも乗ってやれるぐらい経験もあってスキルもありそう。
おまけに飄々としていて、のらりくらりと物事をかわし喰えない人物なのかと思ったら、自分に向けられる強烈な恋慕にはタジタジで。
押しに弱い。
年齢的な部分で、年下の斑目の好意を受け止めていいものか、受け止め切れるのか、これから先衰える自分がこんな若者に夢中になって良いものか!?
悩むのはもっともだと思った。
イケイケー!で恋に突き進むには、賢すぎるのかなぁとか。そんな風に思いながら読みました。
結局は目先の恋に囚われて、斑目の押してダメなら引いてみな作戦(ちょっと違うけれど、この表現が近いかなぁ)にひっかかる溝部センセ。
ヘタレて逃げるというよりも、どうしたらいいか分らない。
押しまくられても、迷惑だとかどうやってかわそうかとか考えてるのに、結局は懐かれるままにほわ~としてしまうシーンもなんだか可愛かったです。

なによりも、自分的にツボだったのが溝部センセのために頑張る斑目(見当違いな方向へちょっと走り気味)でした。
純粋に好意、純粋な労り、純粋に愛情ですね。
流石年下です。
でも結構、嫉妬深かそうで厄介そう。けれど溝部センセは恋が成就した後はその辺も上手く手綱を握って操作しそうだなとも思いました。

先に読んだ年下犬攻めの『渇仰』とはどエライ違うテイストでしたが、共通する部分はワンコはご主人様(受)が大好きってことでしょうか。

次回作があることを願いつつ!

0

ワンコとヘタレ?

「王様の恋愛美学」のスピンオフで准教授の溝部の話。
相手はあらすじやあとがきを見ても判りませんが、表紙の少しだけ見えている髪の色が手掛かりです。
…が、ここをご覧になっている皆様には既にばれているのでしょうが、ネタバレ有にチェック入れましたが、一応攻めの名前は伏せます。

前作での溝部先生の様子と、表紙の余裕な感じから「ビッチ受けか?」と想像しましたが全く違いました。ヘタレです。
溝部がヘタレの理由には、過去の恋愛が影響しているのですが…
途中、今回の攻はああ見えて実は策士なのか?と勘違いしましたが、全然そんな事はありませんでした。真っ直ぐな奴です。

前作よりもはじめからエロエロ展開なのは受の性格(というか経験)の違いと攻の若さからなんだろうか…

今回もさらっと読めて面白かったです。

まだキャラはいますので(ちょこっと出て来た校医の上総先生が特に気になります)
更なるスピンオフを期待しています。

2

先生・・・実はこんなにヘタレさんだったのね!

前作の「王様の恋愛美学 ~準教授杉崎桂一郎~」の続編スピンオフ篇です。
前作で主役攻め様と同じ准教授で遊び人的な軽いノリの溝部さんが今作の主役
それも受け様役で登場致します。
そして相手は前作の受け様に片思いしていた友人の一人で寡黙なスポーツマンの
斑目侑クンが情熱一途なワンコ攻め様として主役で登場しております。

攻め様は准教授と言うより話の分かるお兄さん的存在で結構学生の人気者
でも、倫理観にちょっぴり乏しくて気軽な遊び感覚でしか付き合わない、本気の
恋愛はしない人、でもそれには受け様なりの小心な理由があるんですよね。
イケてる外見と人に好かれる性格が災いして、思春期に落ち込む恋愛をしたからで
傷つくのが怖い、隠れヘタレさまなんです。
そんな受け様が、片思いの相談に乗っていた攻め様に本気で告白されて
友人に失恋した攻め様は、今度こそ好きになった人を逃がさないと受け様を
かなり強引に押し倒して迫りまくります。
受け様は、いつもの軽いノリで躱そうとしますが必死で無我夢中の状態の攻め様に
押し切られる形で半分無理やり関係を持ってしまうのです。
そこから受け様の本気の思いに怯える、ヘタレた日々が始まるのです。

前作の受け様に片思いしてた時とは様子が一変してかなり強引に迫る攻め様
受け様にいくら躱されようと、逃げられそうになろうと必死で懐きまくる
僕を捨てないで状態の必死さがドーンと伝わってくるのです。
かなり変なアプローチがあったりするのですが攻め様を思えばこそで
こんなに一途に好かれたら受け様も陥落しちゃうかってところで何度も踏み止まる。
受け様の臆病ヘタレも筋金入りでした!!
そしてあれほど強引に迫っていた攻め様がある日から突然姿を見せなくなり
それは意図して受け様を避けている事に気が付く受け様
自分から諦める様にしていたけれど、実際に離れられると・・・

ヘタレな受け様と一途で猪突猛進なワンコ受け様のコミカルでちょっぴり切ない
思いのほか純情なラブストーリーに仕上がっていたお話でした。
かなりお勧めな1冊ですよ~~

1

ワン!

R2とサブローの話が好きで、何度も読んでいたため、
今回のスピンオフの発売がとっても楽しみにしていました。

そして、帯の文句が「ワン!」

なんのこっちゃ?と思いつつも、
ワクワクどきどき読ませていただきました。

飄々とした溝部が主人公ということで、ビッチ的なものか?
など想像したのですが、いやいや、違いました。溝部・・・或る意味乙女(笑)?
すごい、攻のアタック?タックル??にある意味翻弄された様が
何とも面白かった。

そして、茶鬼さんもおっしゃてるのですが、
校医が一瞬だけ出てくるのですが、なんか気になります。
そして、あと2名の友人・・・
次のお話をついつい待ってしまいます。

1

ラガーマンの押しにディフェンス敗れる

「王様の恋愛美学」で独尊准教授の友人にして、三郎の恋愛相談に乗ったりチャチャを入れていた友人准教授の溝部が今回の主人公。
そして相手は何と!!三郎の友人。。寡黙で余り印象が残ってなかったラガーマンの斑目でした!!
いつも愉快なChi-coさん作品なんで、今回はどんな笑いが待っているかと思いきや、割とというか意外にも、初めての真剣な恋愛にヘタレる大人が描かれていて、ちょっぴり切な系・・・ちょっとだけですよwww
そして何より、今回ツボったのは・・・

     受けのお尻の心配をして、”ぢ”の薬を塗ってあげる攻め

というのが、一番ツボったシチュエーションだったのですっ!!!
今までにも他作品で心配するシチュはあったとは思うんだけど、ぢの薬を買ってきて塗ってあげるというのは自分的に初めて見た気がして、思わずエヘエヘエヘエヘ♪
これがまた、攻めが受けを心配するあまり、
「自分が切れぢで出血が酷いんですと言って薬屋で一番いい薬を買ってきました」
という健気さ(爆!)
当然医者に行くよう勧められたらしいですがwwww
この、買ってきた描写があるというのが、一番重要ですよ♪

展開としては
人当たりがよく、学生にも人気でお悩み相談なんかをしている溝部が好きになってしまった斑目が、自分を認識してもらうために強引に強姦まがいに溝部を抱いてしまうことが始まり。
溝部は過去の恋愛経験から本気にならない恋愛と人付き合いしかしてこなくて、適当にあしらってきたんだけど、斑目がラガーマンだけあって、そのタックルが強烈すぎて(w)最初はぎこちないんだけど、段々と意識して気になって、
斑目も最初が強引すぎたので、色々考えてとった行動が、余計溝部の気を引く結果となり、、、
という流れではあります。

斑目のワンコぶりは強引でイノシシタイプでもあるんだけど、よくできたワンコぶりでもありました。
お前は犬か?のといかけに、ワンと答えるユーモアも持っていたのかと、いや、これって不器用?
斑目、生真面目そうなのに、テクニシャンらしいですw
最初は暴走したけど、溝部がそう思うのは気持ちの問題かしら?

一方、溝部が軽いノリでサラサラ~と生きていたのが、斑目の一撃でヘタレで悩んでグルグルして、時々杉崎にちょっかい出してもノロけられるだけで、
いつもは人の相談に乗っているのに、今回ばかりは自分事。
誰にも相談できずに、しかも先生と生徒だし、だんだんと可愛くなっていく様がよかったです♪

このお話、各チャプター毎に恋愛方程式が題名としてついてるんですが、これがまた的を得た式になっていて愉快です。
三郎の友人仲間の一ノ関、、、彼が一番恋沙汰には色々ありそうなんですが、次は彼かな?
医務室の校医もきになるチラっと登場。
ますます気になるこの学内人間たちなのです。

2

この作品が収納されている本棚

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