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胸ふるわせる、初恋スウィート・ペイン
ちょっと恋愛に振り回され過ぎじゃね?と感じてしまいました(^_^;)
若者の特権かしら。
私がおばちゃんになったって事ですかねぇ。
受様の諒矢と攻様の颯の二人は幼なじみ。
いつも一緒ないて、言葉にしなくても颯の事はわかると思っていた諒矢は、密かに両想いであると思っていて。
母親が亡くなり、颯はスカウトされた事務所を頼って上京することになり、颯を支えたい、一緒にいたい、とついて行った諒矢。
うーん、まずここでうーん(._.)となり。
私が母親でも止めるわねぇ。
颯の為なら苦労を苦労と思わない諒矢に、颯は冷たい言葉をかけて故郷へ帰す。
のだけど、傷ついた諒矢は途中下車して、今のカフェの家族に拾われて2年が過ぎて再会。
諒矢の母親空が帰ってない、と言われた颯はビックリしただろうなぁ、ざまぁ( ꒪∀꒪)ヘッ
傷ついた諒矢の様子を知った颯はさぞ後悔したでしょうね、ざまぁ( ꒪∀꒪)ヘッ
受様を泣かせるからだ!
若者の恋愛についていけない部分もありましたが、攻様ざまぁはにやりでした。
ずっと一緒だった幼馴染の颯と諒矢。颯が俳優を目指して上京。諒矢はついていきボロボロになるまで尽くした時に颯からウザい、迷惑だと切り捨てられる。命を投げ出そうとするほどの痛みから立ち直った2年後に突然颯が訪ねてくる…というお話。自分だけが颯の事を好きだったと傷ついた諒矢の苦悩と、颯とまた会えるようになった喜びと、これ以上好きになってはいけないという狭間の中で揺れる気持ちが切なかった。颯にも理由があるんだけどもどかしかった!命を救ってくれた大森さん一家がものすごくいい人達。最後はあたたかい気持ちで読了!
2012年刊。
月村さん作品の受け=ネガティブってのをよく聞くが、この話ではこじれた関係になってしまってからの再会ってのもあるせいかそれほど気にならなかった。
格好いい幼馴染み・颯の上京にくっついて行って懸命に尽くす姿が重かったのか、冷たく別れを切り出された諒矢。
二年後に再会して友人としての付き合いが復活しても、一方的に別れた(と思い込んでいる)のに未だに好きなんだって気持ちを悟られたくなくて虚勢を張っている諒矢の姿が健気だった。
結果としては、颯なりの真剣な思いやりが誤解を生んだ形だったというのが判明して元の関係に収まるけれどね。
こじれた関係もそれほど深いものでもなかったからってのもある。
意表を突くといったような展開はないものの、全体にまったりした気分で読めた話だった。
誤解が解けた後の、諒矢が颯の事を恋人として意識する心の揺れ動きってのも落ち着いて読めた。
それにしても、諒矢は周囲の人達にも恵まれているね。
諒矢の母親も無理に上京していった息子を心配しているし、二年前の颯との別離で傷付いていたところを偶然出逢った大森ファミリーが献身的に面倒をみて第二の家族になったりと、誰かしらが心配してくれる優しさが沁みる。
電子書籍で読了。挿絵有り。
若い!
変な言い方なんだけど、一番の感想が「この月村さんは若い!」。
うーん、どうしてそういう風に感じちゃうのかな?登場人物が人気絶頂の俳優だったりするキラキラしさからそう思うのでしょうか?
でも、行き場のない諒矢を拾ってくれるマスターやその家族、颯と同じ事務所の人気女優、諒矢の義父など、登場人物は人情たっぷりの下町風味。おまけに、攻めの颯くんが夢を追いかける人で、受けの諒矢くんが『颯の夢の実現のためだったら頑張れると思っちゃう健気な人』というのは、ちょっと昭和風味。
お若い方も、お姉様も、追いて行かれることなく安心して読めるお話だと思います。
久しぶりに好きだったころの月村さんの旧作を読み返してから、買ったままで積んであった本を引っぱり出して読んでいます。
最初に、こういうのが苦手で読まなくなったんだったわ・・・・というのに当たったので、そのまま読まずに処分しようかと思ったんですが、好きなイラストレーターさんだったので、こちらを読んでみました。
結果、それなりに読めました。
悪くはなかったです。
おバカで流されやすい健気受け、言葉が足りない攻め、人気芸能人、ほっこり系のカフェというよりも昭和風の喫茶店、このあたりが定番のテンプレ設定ですね。