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表題作nez[ネ]

鷹目兆,34歳,潔癖で神経質で空気が読めない元公安
燕千里,34歳,嗅覚が鋭く勘もよいがだらしない

あらすじ

鷹目 兆。公安調査庁勤めの経験もあるエリート様。
嫌いな言葉は「空気を読め」。趣味は預貯金。
性格は神経質で潔癖で空気が読めない。
煙草は大嫌い。
燕 千里。女の子のうなじとおっぱいとお尻が大好き。
勘がよくて、だらしなくてうるさいお調子者。
愛煙家。ある特異体質持ち。
まるきり正反対の鷹目と千里が出会ったのは、
相性診断サービス会社CAS。
相性は最悪で最高なふたりが相棒を組むことになったが!?

(出版社より)

作品情報

作品名
nez[ネ]
著者
榎田尤利 
イラスト
湖水きよ 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
nez [ネ]
発売日
ISBN
9784813012580
4.2

(251)

(138)

萌々

(70)

(26)

中立

(5)

趣味じゃない

(12)

レビュー数
33
得点
1053
評価数
251
平均
4.2 / 5
神率
55%

レビュー投稿数33

No Title

ずーっと積読してた作品やっとシリーズ1作目読みました。
いやー面白かったー!
中々BLらしい展開にならずに、あれー?って思ったけど色っぽい口絵を信じて読み進めました。

堅物、潔癖、神経質な元公安の鷹目 × 女好き(性に奔放という意味ではない)でだらしがなくて、異常な嗅覚を持つ男千里

ケンカップルのテンポの良い会話が読んでて気持ちが良い
一作目ではまだ体の関係だけで、今後どう発展していくのか楽しみです

千里ちゃんが犬はいいよなって語ったシーンだったり、女性に母性を求めて?たり、なんか精神的な不安定さを感じたけど、今後になにか関わってくるのかな〜

0

シリーズ1巻 めちゃくちゃ面白い!!

先生の作品は交渉人シリーズ、「犬ほど素敵な商売はない」が既読で好きな作品。 
こちらは以前あらすじを読んで「絶対面白い!いつか読もう!」と思っていた作品。やっと読みました。
交渉人シリーズと似ていて、コミカルな作風。読みやすいし、初めからすごく面白くて、どんどん読み進みました!

潔癖で神経質で空気の読めない鷹目と、女好きでだらしがなくてお調子者の千里(ちり)。全く正反対な二人の凸凹コンビの掛け合いが、まるで漫才みたいで、すっごく面白くて楽しいです。

視点は、攻め視点と受け視点が交互にきて、人物の気持ちがわかりやすいです。

「nez (ネ)」は、フランス語で嗅覚の優れた調香師のこと。千里の特異体質にちなんだタイトルですね。
交渉人シリーズでも思いましたが、主人公だけでなく脇役も魅力的な人物が多くて楽しいです。

正反対でぶつかり合っていた二人ですが、相棒として仕事をするうちに、少しずつお互いを認めるように変化していきます。

千里が預かっていた老犬が死にそうになる場面。鷹目が子供みたいに涙する千里に絆されて、ある手伝いをします。鷹目の千里を見る目に変化が感じられてグッときました。

CAS のお仕事の話も面白かった!
悪態を付き合いながらも、バディとして協力しあって仕事を成功させていくのは、すごく面白くて時にはスカッとしました。

終盤、とうとう二人の関係に決定的な出来事が!
千里が鷹目の匂いにも当てられて、徐々に本当のことを話すシーンは、すごくドキドキして胸キュンでした。
そして二人の初めて。描写がすごく官能的で、ずっとドキドキとゾクゾクが止まりませんでした♡

反発し合っていた二人が、本能的に惹かれあって体が結ばれてしまうというシチュは、大変エロスを感じます。
このラストの濡れ場は、私がこれまで読んだBL小説の中で一番!というくらい官能的で、大好きなシーンとなりました♡

終わり方もカッコいい!
エレベーターの中に千里を引っ張り込む鷹目。中で二人がどうなるのか…妄想が広がります♡

さすが榎田先生、お仕事パートもBLパートも、めちゃくちゃ面白かったです!!
ようやくバディとして息の合ってきた、そして一夜を共にしてしまった二人。
今後の展開も楽しみです!

0

榎田作品の中でもトップの面白さ

ずーっと積読でしたが、旅行中に読もうかと思って、この本と次巻を持って出かけました。
すぐに読み終えて、全巻持ってこれば良かったと後悔中です。

とにかく面白い。榎田尤利先生の作品だから面白いと思ってたけど、榎田作品の中でもトップ争いの面白さです。
BLとしても面白いけど、小説としても(?)めちゃくちゃ面白い。
チリちゃんの嗅覚の凄さって、なんなのでしょう?こういう事を考えられる榎田先生が最高です。
確かに嗅覚で妊娠わかるかもしれないけど、相性わかるなんて、凄すぎですよ。
そして鷹目の頭の良さも好きすぎる。そして事実しか言わない所とかもいいし、えっちの時は甘くなるところも良き。少しだけ甘いんですけど、鷹目が甘いと言うだけで凄いことですよ。
そして、阿莉ちゃんが可愛い。お母さんみたいであり、素敵なボスでもあり。
阿莉ちゃん兄弟が出資して立ち上げた会社なのかな。
依頼するのにいくら位かかるんでしょう?
依頼もどのくらいの頻度でくるのかなー。
どうやって依頼するの?
コネがないと難しいのでしょうか?
何となくシティハンターの掲示板にXYZって書くのを思い出しました。

モブまでが凄く魅力的に描かれていて、本当に面白かった。

鷹目とチリの間に愛情は生まれるのか?育つのか?
凄く楽しみです。

1

ケンカップル最高

お互いにクセが強すぎる34歳同士のバディもの。笑えるシーンがたくさんありました。初めての出会いの印象は最悪で見た目も性格も正反対なのに相性はピッタリのケンカップル最高でした。榎田さんは交渉人とかインラインスケートを使った運び屋とか今回のCASという相性診断の会社にしても実際にはないんだろうけどあったら面白そう!というワクワクする会社を作りだす天才だと思います。エロシーン無しでもいいからTVドラマで見たい。

今作はイラストもかなり今風になってきて作中にスマホも出てきたのであまり懐かしの…という感じはしません。それでも1作目の出版は10年前でした。2巻まで読んだけどめちゃ面白いので3巻と4巻も読みたいと思います。美しく奔放な受けもいいけど、元公安調査庁の堅物で潔癖症で嘘のつけない攻めが可愛くて好き。ああいう人実際に身近にいたらちょっと嫌だと思うけどフィクションだと好きになってしまうキャラクターです。

1

残念な男×2

榎田先生の作品っていつも1ページ目から面白い匂いがプンプンしているんですよね(*^▽^*)「nez」だけに?笑
もう本当今作も1ページ目から、あーまた面白いの間違いないな、と。

nez[ネ]では攻めも受けも残念設定。
攻めの鷹目は受けの千里から、エリート気取りの不潔恐怖症。インケンメガネ。などなど散々な評価。
千里は千里で鷹目から、怠惰で下品で不潔。だらしがない色ボケ。こちらも負けていない散々な言われよう。
もうどっちにも萌えられなーい♪( ´▽`)笑
なのに!そこはさすがの榎田先生。
読み終わる頃には、どちらのキャラも大好きになっちゃう。

読みやすい文章に、軽快な台詞回し。テンポ良く進むストーリーに、魅力的なキャラクター達。

さて、nez[ネ]シリーズは4冊続くのですが、この残念な男×2がどうなっていくのか楽しみで仕方がありません(*´꒳`*)肝心のラブの部分はこれから。to be continued!

1

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