唯一の家族だった猫・ミケくんが突然いなくなったと思ったら、イケメンになって戻ってきた…!?

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表題作猫とはセックスなんかしない

人間になって戻ってきた飼い猫のミケくん(?)
飼い主の会社員 久野

同時収録作品くろねこ研究員 前・後編

主夫をやっている恋人 池内
研究所の研究院 岡嶋

同時収録作品縛りはキツめに!

歯並びの悪い幼馴染の恋人 かおるちゃん
かおるちゃんの為に歯医者になりたい高校生 さとくん

同時収録作品空腹オーバードーズ

マネージャー
ボクサー 青山

同時収録作品学校の先生の先生

新任の体育教師 村山・24歳
傲慢俺様な高校生 瀬田

その他の収録作品

  • もしかして日常

あらすじ

そんな事、ある訳ない!でも独り身が淋しい久野はその状況に身体をゆだねてしまい…

少し不思議…?でも最後まで読むとあら不思議!エロ+カワイイ+ドラマチック3拍子揃った正真正銘ボーイズラブ!!予想をブチ壊しヌケるセリフは、読めば読むほどクセになる…v

作品情報

作品名
猫とはセックスなんかしない
著者
木村ヒデサト 
媒体
漫画(コミック)
出版社
マガジン・マガジン
レーベル
ジュネットコミックス ピアスシリーズ
発売日
ISBN
9784864520683
3.1

(35)

(4)

萌々

(8)

(17)

中立

(1)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
12
得点
104
評価数
35
平均
3.1 / 5
神率
11.4%

レビュー投稿数12

木村さんにしては軽めな一冊

おれ、被害者からこの作家さんは入ったので、あちらはなかなか難しい一冊だったので、理解するつもりもあって、続いて購入した本がこちらでした(マリアボーイもですが。

個人的には、こちらのレビューでも人気の高い、ストーカーの話が一番好きでした。
ただ「ピアスから出版されていて水玉の表紙」からのイメージで、内容は軽めでディープなエロエロみたいに期待してこの本を読むと「違うの!」となってしまう気がします。
なんというか、他の漫画にも言えますが、マニアックなんですよね!よい意味で。
おそらく作者様的に軽めに描いていらっしゃる時でも、人間のいやらしさや、弱さ、また一方での暖かさみたいなものがじわじわしてくるんです。
流行りのファッション下衆みたいな感じではなくて、こころに迫るものがあります。
とはいえ、
木村ヒデサトさんのコミックの中では、かなり軽めだと思うので、他の作品で迷ったりハマったりしたら、読んでみることをおすすめします!

0

やっぱ好き

やはりこの作家さんの作品の見せ方がとても好みです。

新薬の実験台でネコ耳生えた物語は倫理感を疑うアブノーマルな同僚が強烈だった。

飼い猫になりすまして家に突然上がり込んで好きかってするストーカー攻の物語が一番良かった。これも一種のヤンデレ!

幼なじみカプの物語で歯の矯正器具でキスの時に唇を切ってしまう所は痛々しいけど新鮮。

ピアスなのにあまりエロさを感じなかったのがアレ??となったけど、それよりどの短編も愛溢れるカプで微笑ましかったです。

0

素晴らしい。

 表題作の話が最高でした。私はレビューを見て慎重に地雷(男女の性的絡みが私の地雷ですがこの本にはないです)がないかを調べてから買って読むので、オチを知っていましたがそれでも最後の盛り上がりは良かったです。
 ストーカー受って最高ですよね、大好きです。

 次に好きなのが、女王様受の話です。全校男子生徒を手篭めにしている様な受がかっっっわいくてエロかった。語彙力が豊富じゃないから全力でおすすめできないのがつらい程……。多くの人に読んで欲しい。

 木村さんの描く身体もエロくて興奮の1冊です。

1

不条理とナンセンスを楽しむ作品

とある方にお勧めいただいた本。
自分ではまず選ばないタイプの本なので、とても新鮮でした。
それにしても、少しクセの強い本ではありますね。確実に読む人を選びそうです。
表紙絵と言い、背景のピンクの水玉模様と言いとてもキュートなのですが、カワイイ話かというと、さにあらず。絵はたしかにカワイイものの、女のコ的かわいらしさを求めて読むと確実にガッカリしてしまうと思います。
ここがまず第一関門でしょうか。
さらに、レーベルがピアスシリーズなので当然エロを期待するわけですが、エロ全開かというとそれもちょっと違う・・・これが第二関門ですかね。
そんなわけで、ちょっと期待したものと違ったという人が多そうな本。
ただ、だからといって捨てたもんじゃない。
下ネタ系不条理マンガやナンセンスギャグ作品が好きな人には、味のあるマンガとして受け入れられるんじゃないかと思います。

表題作含め6作品が収録されていますが、個人的には一番ボリュームのある「くろねこ研究員」が好きでした。
会社員の岡嶋は、やたら家庭的なニートの池内と同棲中。或る日会社の謎の研究員・多田に猫耳が生える薬を一服盛られて猫耳男に!岡嶋は元に戻してもらおうと多田の元へ向かうのですが、なんと多田もおそろいの猫耳になっていてwwwという話。
ええ、もう草(w)を生やさずには語れない話ですw
BLの世界ではごく当たり前のように猫耳男やら人外やらが登場しますが、この作品はそういう事象をファンタジーではなくあくまでも不条理モノとして描こうとしているところが面白い。
不条理でナンセンスな笑いと絡めて軽くエロを楽しむというスタイル、わりと楽しんで読めました。一歩引いたところでBLを眺めてるような雰囲気のBL、とでも言いましょうか。(「猫とはセックスなんかしない」というタイトルも、考えてみれば「・・・ですね」と頷きたくなるような、実に冷静なお言葉。)
メインディッシュにはなりえないかもしれませんが、こういう味わいのBLもたまには良いですね。
ただ、ピアスシリーズのカラーとはちょっと違うのかな。。。
その後木村さんの新しいコミックスは出ていないようですが、この作風どんな方向性で進化していくのか、興味津々です。

2

不思議な世界観

「いなくなった猫が人間になって帰ってきた」
というなんともファンタジーな展開から始まるお話
でもそれが実はストーカーだった、という。
漫画で読んでいるときにはハッピーエンドに感じたのですが
後から何かモヤモヤとした気持ちが湧いてきて
あれ?これ実は結構怖いお話なのかもしれない、と思えてきました。
全体的にいやらしい感じもあり、絵柄も私の好みなので
個人的には大満足だったのですが、人を選びそうです。
ピアスレーベルを買ったのは初めてなのですがやっぱり他と比べて
エロは多いのかな、と感じました。

3

この作品が収納されている本棚

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