• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作マイホームマイダーリン!

ライバル会社の有能営業 崎本研一
叔父の不動産会社の新米営業 上田和弘

同時収録作品ふがいない恋のカタチ/ふがいない恋のカタチその後

大学の同級生 渡瀬
酒に弱い大学生 上田

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

不動産会社の新米営業の和弘は、
ある日、仕事場がバッティングした別会社の男に、契約をかっさらわれてしまう。
なんだあいつ──!! 
背が高くて、高そーなスーツ着て、スカしたカンジの軟派っぽいヤツ、
……でも、仕事できそう。
そんな男・崎本がいる会社と和弘の会社の合同企画が、後日、持ち上がるのだが!? 表題作ほか、切なくすれ違う恋心を描いた「ふがいない恋のカタチ」も収録。

(出版社より)

作品情報

作品名
マイホームマイダーリン!
著者
今野さとみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
ISBN
9784813030119
3.1

(32)

(0)

萌々

(11)

(17)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
98
評価数
32
平均
3.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数11

甘酸っぱい恋2篇

飴色〜の方だったんですね。ずいぶん前に読んで忘れていました。
2つお話が入っています。

表題作は、不動産関係お仕事もの。かっっこいい他社営業さんと、健気純情な営業カズくんのカップル。
最初は契約を取られたライバルとして登場する攻めさんですが、次第に親しくなります。恋愛は少女漫画テイストで、悪い人は出てこず甘酸っぱい感じで良いです。
お仕事の様子も出てきて、主人公であるカズくんの成長物語になっているのも良かった。
Hは無くてもOKというくらいでした。

もう1つは、研究室仲間に狙われているかわいい受けさんの話。ある日酔って誰かに襲われますが、それを仲のいい渡瀬と勘違いしてもだもだする話。
渡瀬がだんだんカッコよく見えてきました。

山中ヒコさんにちょっと絵が似てるかな?
でも背景とかしっかり描かれてていい感じです。

0

不動産会社について、いやに詳しい本

書店で、背表紙の感じが気になり、手にとって表紙を見たら心引かれました。
普段は、購入前にレビューなどを見てからの私ですが、この本は当たりだ!と感じ、そのまま購入。

よかった!
BLっぽくない話の始まりで、ほのぼのしているのも良かったです。
もっと続きが読みたい!と思いました。
だから、もう一作品の話が始まった時、がっかりしました。読んでみると、こちらの作品も可愛くて好き。どんでん返しみたいなのがありますが、私は途中で気づいてしまいました。残念。

そして、あとがきで本編のサイドストーリだと知り、より一層好きになりました!こちらは、全く気づきませんでした。

エロは少なめです。と言うか、本番してません。それでも、雰囲気がいい!
ぜひ読んでみてください。

0

お話で読ませてくれました

初読み作家さんです。
表題作とそれにリンクしている作品とで丸ごと1冊。
どちらも完結はしているのですが、それぞれのカップルのお話をもっともっと読みたかった!!
不動産と建築会社が舞台なのですが、読み始めてすぐ作者さんがこの業界にいらっしゃったことが感じ取れるほどお仕事の流れがしっかりしていました。
「働く男」達のお話が読みたい時には非常にお薦めです。
キャラ作りやストーリーもよく考えられてると思います。個性が感じられました。
どちらのカップルも好きだったのですが、恋愛という点では同時収録作品の方が好きでした。
えっ?と思わせる展開があって、意表をつかれました。思わず、「そうくるか~」と呟いてしまった(笑)。
今までお名前さえ知らなかった作家さんでしたが、これからは作品チェックしたいと思います。

1

帯が

小嶋ララ子先生 推薦って書いてある~
帯の小嶋ララ子先生のイラストがキラキラしてて可愛いです。


表紙のデザインと今野さとみ先生のイラストも可愛い。

好きなカップルは渡瀬と上田!
恋人になるきっかけな内容で学生時代の話だったけど、大人になってからどんなカップルになってるのか気になる!
大人になってからの二人は登場するけど、一緒にいるシーンは描き下ろし4コマの膝枕だけ。

その膝枕だけでも萌えました。

可愛くて面白かったので他の作品も読んでみたい。

1

ふんわりテイスト

きれいでかわいい装丁のデザインに惹かれてつい購入してしまいました。
表題作は、デキる他社のライバルのエリート系イケメンと意地っ張りツンデレ風味な新米くんのお話で、全体的には、正直ありきたりで山もない・・・ふつうです。どちらかと言えば、表題作よりも「ふがいない恋のカタチ」の方が私は好きです。硬派で男前な攻めと、可愛い受けの話です。
この本の特長は、受けキャラのエロい表情が上手いことだと思います。そういうシーン目当てに見るのもたまには良いかもしれませんね。(笑)

1

表題の作品にははまらなかった

不動産勤務の営業マンと同業他社の営業マンとのお話がメインですが、このお話にはちっとも心動くことがありませんでした。

いつか2人で住む家をっていうのは定番でありながら
悪くないのですが、2人がひかれる様子が現実味を感じなかった。

同時収録の他の作品は好きでした。


ふがいない恋のカタチ
研究室の友達複数で宅飲みをし
そのまま雑魚寝をしていた夜に

同性から身体を触られる。
自分の上に覆いかぶさるその男が誰なのかがわからぬまま朝をむかえた。

目が覚めた時、それが夢なのか現実なのか判断がつかなかったが
身体で感じた感覚が蘇り
それが、夢ではない現実であることを感じる。

横に寝ていた友達渡瀬から、昨夜のことは黙っているから早く帰るようにと言われる

渡瀬は普段からスキンシップが多いタイプだったため、昨夜の相手が渡瀬なのかもしれないと
思ったり・・・

悶々としつつも友達としての対応はかわらず日々はすぎた
渡瀬を意識し過ごすあまり
渡瀬を想像し自慰までしてしまう。

意識しすぎてさけてしまったり
今までの渡瀬との関わりを思い出してみたりグルグルしだします。

ついには渡瀬からの電話中に自慰をしてしまう。

渡瀬は背が高くて短髪で男がくさいタイプ。
お相手の上田は華奢で線の細いタイプ。

イラストが良かったのか
とても2人がお似合いに感じました。

好きだったシーンは上田が女装しつつのラブホで部屋を選ぶところ。とってもかわいい。。

2

仕事シーンがしっかり描かれてるとこが良いです!

不動産業界の人たちの話。
同じ業界内の2組のカップルの短篇集です。

■マイホームマイダーリン!
表題作。
大手ライバル会社の敏腕営業×不動産会社の新米営業。
攻めは仕事出来てカッコいいハイスペックな男で、ついでに人柄もいいのでライバル視してる受けとしてはやりにくい相手です。
一方受けは、一生懸命で誠実なところが放っておけず、つい応援したくなるような男ですが、自立心が強いので、攻めとしては気軽に手助けすると逆に自尊心を傷つけてしまうような繊細さがやや厄介という感じ。
ストーリーの視点は受けですが、行動は主に攻め起点で、はじめに惚れた攻めが仕事を介してアプローチを仕掛け、ライバル心を燃やす受けとの関係をうまーく恋愛にシフトさせていく…という過程を丁寧に描いています。
仕事面のこともきっちり描かれてるし、絵も綺麗なので読みやすく、それなりにキュンっとなる場面も出てくるので楽しかったです。

■ふがいない恋のカタチ/ふがいない恋のカタチその後
『マイホームマイダーリン!』の受けキャラの叔父世代の大学生時代の話。
同作の攻キャラの会社の社長が攻めで、受けキャラの叔父が受け。
つまり、ライバル同士の会社の上層部はゲイカップルだったということ。
端的にいえばかれらの馴れ初めが読める。

学生時代、温厚で美人だった叔父さんはそれはそれは男にモテ、しかし本人はまったくの無自覚で危なっかしいので、自分も彼に惚れていた攻めは、自分の恋心を隠しながら彼を守ることに徹していたのだが、いろいろあってお互いを意識することになり、両想いに…という感じ。

大人になっても彼らの関係は続いているようで、あとがきで、海外出張漬けの攻めが、久しぶりに帰国して恋人に甘える様がみれます。
大人になってからの2人の関係はこのあとがきしかないので、もっとしっかりした形でみたいな~と思いました。(`・ω・´)

《個人的 好感度》
★★★★・ :ストーリー
★★★・・ :エロス
★★★・・ :キャラ
★★★・・ :設定/シチュ
★★★★・ :構成

4

仕事に真剣に向き合う、素敵本♪

あとがきに、
昔働いていた会社を思い出しながら描いていた話です。
とあって、ああ~なるほど~!と思いまいした。

この本の中でキャラ達がお仕事している姿が、
なんだかとってもリアルだなぁ~と思っていたのです。
それは単にCPになるふたりだけじゃなくて、同僚とか、会社の雰囲気とかもで、
なくてもOKだけど臨場感が出ていい!というちょこちょことした場面が散りばめられてて、
それがとても良いんですよ~~
だからこそ、
簡単には上手くいかない仕事でも前向きに頑張ろうとする、
でも、やっぱり色々悩む!
そんな主役の男の子が光るのです☆

にしても、表題作の攻め、格好イイなーーー!
クールに見えて、意外と先走るタイプで、
いきなりキスして外のベンチで押し倒して(倒しただけ、ベンチで青姦じゃないよw)、
でも、相手の気持ちを無視するほど無理やりではなく、
全く自分を抑えられないというほどでもなく、
ちょっとは冷静さを残しながらも、だんだん余裕がなくなってきて・・・っていいじゃない♪
初めてのエッチは、車の中で、
挿入はナシで、指だけで受けを何度もイかすって、ツボ!
(リアルだったら可哀想なコトなのかもしれないけど、そこは漫画なのでねw)

もうひとつの話とのリンク具合もいいな~
でも、こっちの受けは、おっさんになってからは好きだったのだけど、
若い時はあんまり・・・
押しに弱い(ちゃんと嫌だと言わない)くせに、
自分も欲情しているのに、
攻めが悪い!みたいに思っているのがなぁ~~
勘違いがあるし、自分も悪いとも思いながら・・・なんだけど、
イマイチしっくりきませんで、残念。

それもあって、萌評価にさせていただきます☆

3

おじさんはかわいい

表題作は、不動産屋さん上田くんのお話。
お仕事先で出くわした他社の営業マン崎本、長身、イケメン、仕事もそつなく、出来すぎでいけ好かない奴。
もう会いたくないって思っていたのに、お互いの会社の社長同士が知り合いで、一緒に仕事をすることに。
一緒に仕事をしてみると、彼の良さがわかってきて、そしてなんだか気になるように、、。
この、上田が前向きに頑張る感じは結構イイなって思う。
1話目の上田と崎本の距離感も好き。
それが2話目で、実は崎本・・・。キモ、、、。

後半、大学生のお話の方が好み。
で、この大学生が、後に表題作の叔父さんになるのね。
後書きまんがまでの間に、あの渡瀬が、この渡瀬になるのね。
全然描かれていない、ここまでの間の時間を過ごしてきた二人っていうのが、すごくいいわ。

3

全体的にふんわりかと思いきや…

何気にシャープな攻めの目つきとかツボでした!
手も柔らかそうじゃなく適度に硬そうでドキドキ♪
手の甲も素敵ですが、
手のひら側の手首のあたりとか!(細か!)


『マイホームマイダーリン!』
こんなにやる気のある営業さんをリアルで見た事がないというくらい
和弘が一生懸命でした☆
自分に至らない面があるのが悔しくて
頑張り屋さんだなぁ…。可愛らしい。
サキさんに嫌われたくなくて追いつきたくていじらしい。

他会社なのにフォローしてくれるサキさん。
これはかっこいい!惚れるよ!
仕事の仕方ってその人の性格がもろに出ますからねぇ…。
宅建持ってたり自分でも設計図ひいちゃったり器用なのに
家の模型みたいなのは苦手って、
完璧じゃないのが萌えました!

顔見たら余裕なくなって車内でBを…。
(Bって今言わないよね…)
ああいう良い大人ががっつくのが楽しいのですよ!!

お話が終わって、おまけの(?)1P、サキさんが模型作ってる背中…w
手元が震えているらしく、
「わっ」って後ろからやってみたい和弘の気持ちがすごくわかる!


『ふがいない恋のカタチ』『ふがいない恋のカタチ その後の話』
実はこちらの方が好きなんです☆
『マイホーム~』の和弘の叔父・上田が大学生の頃のお話です。
渡瀬は『マイホーム~』のサキさんの会社の社長さん。
この渡瀬が良い攻めでした!
他の男子から欲望の目を向けられている上田を
心配して守りたい、でも自分もそういう事を妄想しているって…。

雑魚寝している時にいきなり腹にモノをこすられるって
めちゃめちゃ気持ち悪そう!;;
眼鏡ないし暗いし誰だかわからず
朝横にいたから渡瀬だと勘違いして
その時の熱を思い出して一人でしちゃうとか、
渡瀬と普通に携帯で会話している時に
声に感じてリアルタイムでしちゃうって、
こういうの、嫌いじゃない、なんて生ぬるい事は言いません。
大っっ好きです!!!!
上田色っぽいし!

飲み会でまた毒牙にかかりそうなところを
渡瀬が助けてくれたのに突き放してしまい、
自分が避けなくても渡瀬が避ける状況にズキズキしました。
自分が襲ったと思われていたと知り、渡瀬、ショックー!w
でも上田を淫らな妄想で汚していたからね…。

あとがきの合同飲み会の様子がまた楽しい!!
渡瀬~、いい感じのおっさんで嬉しいよ!
上田にひざまくら求めるなんて可愛いけどそういうキャラなの!?w
後藤さん…渡瀬の次に好みのタイプ。
スピンオフで後藤さんを主役にしていただきたい!

多少、菊屋きく子さんのような印象を持ちましたが
前作もチェックしたくなりました♪

はっ!小嶋ララ子さんの帯がまた購買意欲をそそりますw
かわえええええ!!

2

切磋琢磨したくなるお仕事BL

作者さん、2冊目の単行本ですが絵柄が変わったような?
それが安定してなくて、同一人物なのに最初の登場シーンから思うと顔や髪がちょっと変化していたり、主人公にいたっては子供みたいにかわいくなってしまって。
しかし、「働く男」が主人公で職場が舞台であるだけに、仕事をとおしての展開は、お仕事BLとしてとてもふさわしい設定だったと思います。

物件案内の現場でバッティングして、同業会社の営業・崎本に目の前で持って行かれてしまった新米営業の和弘。
社長同士が知り合いであることから、そのいけ好かない印象をもった営業のいる会社と共同で物件扱いをすることになった和弘ですが、
その中で、彼の仕事ぶり姿勢に見直して、彼自身に惹かれていくというおはなし。

相手会社はハウスメーカーで主人公は一不動産会社というハンデがあるものの、彼なりに頑張ろう!っていつも前向き。
崎本のことも最初はきにくわなかったけど、彼が設計もすればこだわりがあって、住宅に対する愛情を感じて、一緒に頑張ろう!って思うあたり、このポジティブさが彼への憧れに変わっていく様、仕事だけじゃなくて、ひとりの人間として。
それが純粋でかわいらしかったです。
一方、崎本は最初和弘をみて、フッって口元で笑うような表現があって腹黒なのか?と思ったのですが、これが本当にただのイイ人だった!?
和弘が凹んだ件に関しても、ちゃんと仕事の目で彼の人柄を評価してと純粋の気持ちだったり、そして意外にも余裕がない溺愛タイプの先走りタイプ(?)というのが、ひょっとしてこの人は愉快な人なんだろうか?とギャップ疑惑がwww
お仕事BLとしては、ガッツリすぎないほどに程よい絡め方でスマートだったと思います。

【ふがいない恋のカタチ】
これは、和弘が両親をなくしてから色々と良くしてくれる叔父で上司の上田の学生時代の物語。
相手は崎本がいるWATASEハウスの渡瀬社長!?
そっかー彼等は大学で同級生だったんだ。
ゼミの飲み会の夜、雑魚寝の部屋で誰かに襲われた上田。
てっきり朝隣りで寝ていた渡瀬が自分を襲ったのだと想いこみ、自分の事を気遣ってくれる彼が気になっていくのに、彼はつれなくて・・・
上田の誤解と想いこみで悲しい片思い・・・になるはずが両思いだったというちょっぴりドンデンを含んだおはなし。
上田の無自覚天然フェロモンは、この頃から健在だったというwww

なんで二人で同じ会社にならなかったのかな?上田は親の会社を継いだのかな?
あとがきのマンガで現在の彼等の関係が見られます♪
和弘の同僚や先輩の後藤さんとか犬とか脇キャラも味があって楽しいです。

3

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP